本文の開始

ニュースリリース

次世代コンピュータエンタテインメント・システム
を2006年春発売予定
~Cellをはじめとする最先端技術を搭載し、
「プレイステーション」「プレイステーション 2」との互換性を実現~

株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は、次世代高性能プロセッサCellを搭載し、スーパーコンピュータに匹敵する演算能力を実現した次世代コンピュータエンタテインメント・システム「プレイステーション 3」(PS3)の概要を、5月16日に米国ロサンゼルスで開催したプレスカンファレンスで発表いたしました。併せて同市で18~20日に開催される世界最大のゲームショーE3においても、プロトタイプを展示いたします。

PS3には、IBMコーポレーション(以下、IBM)、ソニーグループ、株式会社東芝が2001年から共同で開発したCellとともに、米国NVIDIAコーポレーションと共同で開発したグラフィックスプロセッサ(RSX)、米国ラムバス社が開発したXDRメモリに代表される、最先端の技術を数多く搭載いたします。また、ソフトウェアの供給媒体にはBD-ROM(ブルーレイディスクROM)を採用。二層で最大54GB(ギガバイト)の大容量を実現するとともに、最先端の著作権保護技術にも対応し、フルHDクオリティのコンテンツ供給を可能にしました。同時に、フラットテレビの普及により加速が進むデジタル家電・コンピュータの融合時代に向け、720p/1080iを凌ぐ1080p(注)を標準でサポートします。

PS3が内包する2テラFLOPS級の演算能力により、今までにない全く新しい映像表現が可能になります。ゲームコンテンツにおいては、キャラクターや物体の動きを精密かつリアルに表現するだけでなく、それらキャラクター・物体の動き、実際の地形の再現に加え、仮想世界をも物理演算で再現することが可能となり、映像表現の自由度が飛躍的に広がります。まさに大画面の映画のクオリティにリアルタイムに入り込み、楽しむことができるようになります。

SCEIは、1994年に「プレイステーション」(PS)を発売、その後2000年に「プレイステーション 2」(PS2)を、2004年にはPSP®「プレイステーション・ポータブル」を発売し、コンピュータエンタテインメントの世界に最新技術を導入すると共に、ソフトウェアの革新をもたらしてまいりました。これらにより、2005年3月末までに全世界でPSおよびPS2向けに13,000以上のタイトルが既に発売され、ソフトウェア市場は年間2億5000万枚規模にまで成長しました。PS3は、これらPSおよびPS2規格ソフトウェアとの互換性を有しており、膨大なソフトウェアを継続してPS3でお楽しみいただけます。

プレイステーション製品は全世界120以上の国・地域で販売され、2005年4月末時点でのハードウェア累計生産出荷台数はPSが1億249万台、PS2が8,898万台に達するなど、家庭用エンタテインメント・システムの標準プラットフォームとして世界中で圧倒的な支持を得ています。PSの発売から12年、PS2の発売から6年を経て、次世代の最高のコンピュータエンタテインメント・システムとして投入するプラットフォームがPS3です。

SCEIはCellを搭載した開発ツールの供給をすでに開始しており、PS3向けソフトウェアおよびツール&ミドルウェアの開発も始まっています。今後SCEIはCellの性能を引き出し、効率的なコンテンツ開発を行う為のツール・ライブラリ群を提供するとともに、Cellの最適化ツールやソフトウェアの効率を検証するパフォーマンスアナライザなどを順次提供いたします。また、全世界の有力ツール&ミドルウェアメーカーとも連携し、新しいコンピュータエンタテインメントソフトウェアの開発を最大限にサポートしてまいります。

SCEIは、これら新たなコンピュータエンタテインメントソフトウェアと共に、2006年春を目標にPS3を全世界に向け順次発売いたします。

(注)720p/1080i/1080p・・・iはインターレース方式、pはプログレッシブ方式の略。1080pはHD(ハイディフィニション)規格の中では最高画質となる。

株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 社長兼グループCEO 久夛良木健のコメント:

「プレイステーション」におけるリアルタイム3D-CGの導入、「プレイステーション 2」における世界最初の128ビットプロセッサ「エモーションエンジン」の開発をはじめとして、SCEはコンピュータエンタテインメントの世界に、継続的に革新をもたらしてまいりました。そしていよいよ、スーパーコンピュータに匹敵する演算能力を有するCellを搭載した、次世代コンピュータエンタテインメント・システム「プレイステーション 3」の時代が始まろうとしています。SCEは世界中のコンテンツクリエーターの皆様と共に、これら新たなコンピュータエンタテインメント時代を力強く加速してまいります。

<コンテンツメーカー様による「プレイステーション 3」へのコメント>

※以下、社名アルファベット順

 

株式会社バンダイ 常務取締役 ゲームソフトグループリーダー 兼 ビデオゲームカンパニープレジデント 鵜之澤伸様のコメント:

「プレイステーション 3」ではガンダムの世界が私たちの想像以上のクオリティで完全再現できて今までにない体験が出来ると思います。また、数億台のCellを繋げる構想はまるでSF映画の世界、久多良木さんのビジョンを共有出来ることを光栄に思います。

株式会社カプコン 常務執行役員 開発統括 稲船敬二様のコメント:

「プレイステーション 3」大歓迎です!まずは、「デビルメイクライ4」をいち早く投入していきたいと思います。ハードの進化は開発者を制約という鎖から解き放ってくれます。いよいよカプコン開発スタッフの真の力を試される日が来たようです。今までに経験のしたことのないような自由な発想のゲームを作ってみせましょう。

米エレクトロニック・アーツ社 Chairman and CEO Larry Probst 様のコメント:

それぞれの世代の「プレイステーション」が登場するたびにゲームの制作方法や楽しみ方にドラマティックな変革がもたらされてきました。「プレイステーション 3」は全世界のエンタテインメント体験に新たなブレークスルーをもたらすでしょう。EAはSCEIとビジョンを共有するとともにその成功を称賛しており、今後も全面的に連携していきます。

株式会社コーエー 代表取締役会長 襟川恵子様のコメント:

久夛良木社長との「決戦」のひぶたが切られました。挑戦状は「プレイステーション 3」。コーエーでは、日夜その潜在能力をフルに引き出すための死闘が続いています。皆様にお喜びいただけるような、先端技術と複合芸術を融合した究極のエンターテインメントをお届けできれば幸いです。

コナミ株式会社 専務執行役員 米州、欧州担当 北上一三様のコメント:

次世代ゲーム機である「プレイステーション 3」の登場により、より美麗なグラフィック表現とCellアーキテクチャの活用によりさらに進化した深みのあるゲーム性の両立が実現すると考えています。また、オンライン機能の強化による進化にも期待しています。当社としては、新たなプラットフォームの特性を活かしつつ、全世界のユーザーの方々に、新たな感動をご提供できるコンテンツを創出してまいる所存ですので、ご期待ください。

株式会社ナムコ CTカンパニープレジデント 横山茂様のコメント:

ナムコは、視聴覚表現の向上により人々の目や耳を満足させるに止まらず、情緒に直接訴えかけ、魂を震わし、時に人生観や価値観に影響を与えるくらいの感動的なコンテンツを開発・供給していきます。「プレイステーション 3」はそれが実現できるエンターテインメントマシンであると確信しています。

米テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア社 President of Rockstar Games Sam Houser 様のコメント:

SCEIが新しいゲーム機を発売するたびに、ゲームビジネスは新しいレベルへと成長していきます。「プレイステーション 3」の到来とともにインタラクティブエンタテインメントは全世界で最も有力な芸術的メディアになっていくでしょう。

株式会社セガ 代表取締役社長兼COO 小口久雄様のコメント:

セガは創造力と技術の融合を限界まで追求し、ゲームそしてエンタテインメントの概念を変えてしまうような次世代コンテンツの開発を既に開始しています。私たちのビジョンをまたひとつ具現化する次世代ハードを手に入れることを世界中のプレイヤーと共に歓迎し、最高のコンテンツを供給することをお約束します。

株式会社スクウェア・エニックス 代表取締役社長 和田洋一様のコメント:

スクウェア・エニックスは、今回の発表に際し、Cellを使用して開発した最新技術デモンストレーションをご紹介できたことを大変嬉しく思います。今後もこれに続き、「ファイナルファンタジー」シリーズを「プレイステーション 3」に対応して企画、PS3を強力にサポートしてまいります。

仏ユービーアイソフト社 President and CEO Yves Guillemot 様のコメント:

ユービーアイソフトは、最も早くから次世代機にフォーカスしてタイトル開発を始めている国際的な有力開発会社の1社です。我々はソニー・コンピュータエンタテインメントの新しいプラットフォームに向け素晴らしいゲームタイトルを開発したいと考えています。同社の新型機はそのパワフルな機能によって近い将来のゲーム産業をより高い水準へと導いてくれることでしょう。

 「プレイステーション 3」概要

商品名 PLAYSTATION®3
ロゴタイプ
CPU Cellプロセッサ
  • PowerPC-base Core @3.2GHz
  • 1 VMX vector unit per core
  • 512KB L2 cache
  • 7 x SPE @3.2GHz
  • 7 x 128b 128 SIMD GPRs
  • 7 x 256KB SRAM for SPE
  • * 8つのSPEのうち、1つはリダンダンシーのため
  • 浮動小数点演算性能 : 218 GFLOPS
GPU RSX @550MHz
  • 浮動小数点演算性能 : 1.8 TFLOPS
  • Full HD (最大1080p) x 2 チャンネル
  • Multi-way programmable parallel floating point shader pipelines
サウンド Dolby 5.1ch、DTS、LPCMなど (Cell-base processing)
メモリ 256MB XDR Main RAM @3.2GHz
256MB GDDR3 VRAM @700MHz
システムバンド幅 Main RAM 25.6GB/s
VRAM 22.4GB/s
RSX 20GB/s (write) + 15GB/s (read)
SB 2.5GB/s (write) + 2.5GB/s (read)
浮動小数点演算性能 2 TFLOPS
記憶領域 HDD デタッチャブル 2.5” HDD slot x 1
入出力 USB 前面 x 4、背面 x 2 (USB2.0)
Memory Stick 標準/Duo、PRO x 1
SD 標準/mini x 1
CompactFlash (Type I、II) x 1
通信 Ethernet (10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T) x 3
(インプット x 1 + アウトプット x 2)
Wi-Fi IEEE 802.11 b/g
Bluetooth Bluetooth 2.0 (EDR)
コントローラ Bluetooth (最大 7台)
USB2.0 (有線接続)
Wi-Fi (PSP®)
Network (over IP)
AV出力 解像度 480i、480p、720p、1080i、1080p
HDMI HDMI出力端子 x 2
アナログ AV MULTI OUT (AVマルチ出力)端子 x 1
デジタル音声 DIGITAL OUT(OPTICAL)(光デジタル出力)端子 x 1
Disc media
* 読み出し専用
CD PlayStation® CD-ROM
PlayStation®2 CD-ROM
CD-DA CD-DA (ROM)、CD-R、CD-RW
  SACD SACD Hybrid (CD層)、SACD HD
  DualDisc DualDisc (音楽専用面)、DualDisc (DVD面)
DVD PlayStation®2 DVD-ROM
PLAYSTATION®3 DVD-ROM
DVD-Video DVD-ROM、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW
Blu-ray Disc PLAYSTATION®3 BD-ROM
BD-Video BD-ROM、BD-R、BD-RE

* 記憶メディア(HDD、“メモリースティック”、SDメモリーカード、CompactFlash)は別売りです。
* "Dolby"はドルビーラボラトリーズの商標です。
* "DTS"はDigital Theater Systems Inc.の商標です。
* "CompactFlash"はサンディスクコーポレーションの商標です。
* "HDMI"はHDMI Licensing LLCの商標です。
* "Blu-ray Disc"は商標です。
* "Bluetooth"はBluetooth SIG, Inc.の商標です。
* その他記載されている名称は各社の商標または登録商標です。
* "Memory Stick"、"Memory Stick PRO"はソニー株式会社の商標です。
* 「プレイステーション」、「PSP」および「エモーションエンジン」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。
©2005 Sony Computer Entertainment Inc. All rights reserved.
Design and specifications are subject to change without notice.

>>商品画像を見る
>>PDF版を見る

ページの先頭へ戻る