■魔王の息子ラハールが真の「魔王」になれる日は? 『魔界戦記ディスガイア PORTABLE』は、2003年にPS2で発売された人気シミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』のパワーアップ移植版だ。物語は、魔王クリチェフスコイが逝去してから2年後の魔界が舞台。魔王の息子ラハールは、父親の死を知らずにやっと眠りから覚めたが、魔界はすでに魔王の座をねらう悪魔たちが各地にのさばる惨状を見せていた。このままでは沽券にかかわると立ち上がったラハールは、先王時代からの家来エトナと、悪魔の本性を探るべく行動を共にする天使見習いのフロンと共に、魔王の正統的後継者であることを魔界に知らしめるため冒険に赴くのだった。
■ファンに人気のやり込み要素の一部を紹介 『ディスガイア』シリーズの魅力のひとつは、キメ細かいシステムによる多彩なやり込み要素。例えば、この世界には「暗黒議会制度」があり、そこに議題を提出すると、議員の可否により様々なプレイヤーの願いをかなえることができる。経験値のもらい方やアイテム類の品揃え、新しい仲間の作成など、願いのバリエーションも多彩だ。この議会での決定が、その後のゲームの進行にも影響するというから面白い。仲間の作成も、最初のうちはつくれるキャラクターに限界があるが、条件を満たすことによってバリエーションが増加。プレイを続けることで、自分好みのゲームプレイが実現していく仕組みになっている。
■アイテム界の冒険をやり込むことで武器・防具をパワーアップ 「アイテム界」と呼ばれるダンジョンの存在もユニークだ。アイテム界とはアイテムひとつひとつに存在する、ダンジョンで構成されたエリアマップのこと。入るたびに形を変えるダンジョン(=エクストラダンジョン)であるアイテム界は、1層下るたびに対応する武器などのアイテムがパワーアップ。10層以上、下ることができればアップしたパワーを地上(魔王城)へと持ち帰ることができる。また、アイテム界のどこかには、対応アイテムにまつわる職業を持つ住人がおり、それを見つけて倒すと対応するアイテム能力をパワーアップできる。さらに、倒した住人をほかのアイテム界に移住させると、さらにほかのアイテムに住人の能力を付加できる。ダンジョンでの戦闘を楽しみながら、武器や防具のカスタマイズを自由に楽しめるシステムとなっている。
■“PSP”版ならではの新要素もチェックしよう オリジナル版では、暗黒議会での可決によって6種類のエクストラダンジョンを遊べたが、今作では既存のエクストラダンジョンに加えて、日本一ソフトウェアファンなら思わずニヤリとするキャラクターも登場する新ダンジョンが多数追加されている。また、キャラクターボイスも多数追加され、内容は不明だが“PSP”版オリジナルの追加シナリオも登場するとか! オリジナル版をプレイしたファンも納得の追加要素に注目しよう。