PSP®の液晶画面の向こうを覗き込むと、タイムスリップできる! 恐竜が歩く原始の世界、摩訶不思議な中華風の世界、海、山、川、野原。時空を超えて逃げ出した、サルを追いかけ、どこまでも!
広い3D空間を舞台に、すばしっこいサルとの追いかけっこ&かくれんぼを繰り広げる。1999年にプレイステーション用ソフトとして発売された元祖『サルゲッチュ』がPSP®版としてリ・ファイン(清書)された!
今回の『サルゲッチュP!』では、グラフィックをPSP®向けに作り直し、サルのアクションが増やされている。サルがびっくりしたときの動きや、あわてる動きはキュートそのもの。見た目には新しく、最新技術が投入されている。にもかかわらず何だろう、この懐かしい感覚は! 6年前から「サルとのかくれんぼ」を楽しんでいた僕としては懐かしいばかり。よそ見をしているサルにほふく前進でじりじりと近づいていったり、山のてっぺんからあちこちを見回して、サルの影を探しているときに、ふと思い出がよみがえる。
「『サルゲッチュ』ってすごく斬新なゲームで、ほんとうにわくわくしたよなあー」「ああ、ここにサルが隠れているんだよな」「そういえば、ここのサルを捕まえるのには苦労したな」と一気に、プレイステーション版を遊んでいた6年前が一気に思い出された。
当時、東京渋谷に住む知り合いのカメラマンの家に集まって、みんなで『サルゲッチュ』を遊んだっけ。あの人はいまも元気かなあ。しばらくあってないなあ。
PSP®というタイムトンネルを潜り抜けることで、懐かしい思い出をサルが運んできてくれる。ノスタルジックなサルゲーなんである。
さて、実際に遊んでみると手触りが違う。過去の『サルゲッチュ』シリーズでは、サルをつかまえる“ガチャメカ”を右側のアナログスティックで「振り回す、引っ張る、はじく」ようにして操作していた。しかし、今回は“ガチャメカ”をPSP®本体の右側の○△□ボタンに割り振り、ボタンを押すことで操作する。つまり、アナログスティックによる感覚的な操作から、ボタンを押すという単純明快な操作に変わったというわけだ。
過去のシリーズでは「サルを発見→接近して→ワーワーと“ガチャメカ”を振り回す」だったのが、今回は「サルを発見→狙いをつけて→一発でしとめる」というスリルがあふれるものになったのである。
まさしくサルとの戦いは油断のできない、ガチンコ勝負になったわけだ。こりゃ、歯ごたえあり!
そして、絶対無視できないのが『サルゲッチュ』シリーズ名物のミニゲームだ。ゲーム中で「スペクターコイン」を集めると、ミニゲームを遊べるようになるのだが……正直、今回のミニゲームはずばり一本のゲームとして売っていてもおかしくないくらい、よくできている。スノボでサルと競う「スノーキッズレーシング」、サル同士のボクシング大会「スペクターボクシング」、3Dの卓球ゲーム「サル卓球」。んでもって、タイマン障害物競走の「ヒロキアタック」。しかも、どのミニゲームもアドホック通信で対戦できるだなんて、サービスもばっちりだ。ちなみに、僕はミニゲームばかりを遊んでいて、まだ本編をクリアしていない(恥ずかしながら)。いや、それほどにまで楽しいんだから!
ぜひ、ミニゲームだからといって軽くみないで遊んで欲しい。PSP®の可能性って、ここにあるかもよ!
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