向日葵と蝉時雨。熱いコンクリートと白い砂浜。遠くに浮かぶヨット。
自宅から海水パンツだけで裸足でテクテクと海へ。
僕の実家は海まで徒歩3分のウオーターフロント(ただの田舎。笑)。
友達との遊び場も基地も、ラジオ体操も、花火大会も、マラソンコースも、いつもこの海。
子供の頃の記憶は、あの熱い砂浜と遠くに見える造船所のイメージが強いのです。
Tシャツで外出し始める頃、潮干狩りが始まり、梅雨の終わりとともに、海の家が建ちます。
プライベートビーチだった僕の海に、どんどん人がやって来ます。
海の家は夏の象徴。ラムネと香ばしく焼けるにおい。
夏休みになると、もうクルマで渋滞したりするんだけど、その喧噪に妙にワクワクしたりする。
そして、海にはアジがやってくる。
一日100、200匹と朝から晩まで釣り続ける。そしてアジフライを食べ続ける。
ぼくのなつやすみの思い出は、海とともにあります。
そして中学になり、クラスメートのなおこちゃんが気になり始めた1学期の終わり、
堤防道路で自転車に乗る彼女にばったり出会います。
僕の記憶の海はこの夏から彩りを変え、“ぼくのなつやすみ”は封印されるのでした。
でも、思い出す“夏休み”のイメージは、やはり子供の頃の海の思い出なんですよね。






