
うるさいくらいの蝉の声。プールの底の水の中から見上げた太陽。よく冷えた真っ赤なスイカと真っ白なカルピス。色とりどりの朝顔に巨大な入道雲。永遠につづくと思われたあの夏の日。一瞬一瞬が発見と驚きに満ちていて、どこまでも走って行けると信じていたあの頃。もう二度と戻ることの叶わない季節だからこそ、宝物のように輝いて胸の奥に在りつづける。それが夏休み。「ぼくのなつやすみ」は、そんなあの頃にもう一度帰ることができるゲームだ。ゲーム機のスイッチを入れたら、ただ、その季節の中を駆けるだけで気持ちいい。懐かしくて切なくて永遠の、空と雲と海と山と森と川と虫と鳥と花と、たくさんの笑顔が、そこにあるから。