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風と緑と太陽のゲーム。『ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原』 Summer Holidays 20th Century

応援メッセージ

浅井 加枝子氏 東京ニュース通信社 テレビブロス編集部

新学期の新しいクラスのことが気になり過ぎて、なんだか落ち着かない春休み。
イベントや行事が多過ぎて、なんだか忙しいだけの冬休み。
そんな中、夏休みは大イベントがあるわけじゃないけど、毎日が自由で楽しくて大忙しだ。
皆勤賞目当てで、ラジオ体操会場(公園)へ走る朝。
唇が青くなるまでプールや海で泳いだ昼。
蚊帳に入り、虫の声を聞きながら窓を開け放して眠る夜。
毎日自由過ぎるけど、絶対“飽き”の来ない夏休み。
それでもやがて8月30日はやって来る。
「あと1日でなんとかなるのだろうか」という不安を抱えながらハイスピードで仕上げる自由研究と『夏休みの友』(勝手に友達宣言しないで欲しい)。
思えばこの頃の「締め切り目前、1日フル稼働体勢」は、今の仕事でも続けている気がする。
そんな“明”と“暗”が激しく、しかも8月21日の登校日を過ぎたあたりから急に寂しくなる夏休みだけれど、今でもやっぱり戻ってみたい、子供の頃の夏。
『ぼくのなつやすみ』は、そんな楽しかった夏へと、瞬時に戻してくれるゲームだ。
ゲーム内では「ボクくん」の体験する夏休みだけれど、ゲーム中プレイヤーが楽しんでいるのは、紛れもなく自分の子供の頃の夏休みだ。
そして『ぼくなつ』の中で31日が近づくと、ゲームの終了への寂しさと共に、 「自分の夏休みの記憶」に別れを告げる悲しさで、胸がいっぱいになる。

夏休みは、長くて楽しくて、そしてちょっぴり切ない。
© 2007 Sony Computer Entertainment Inc.