PlayStation.com(Japan)
PLAYSTATION®3PSP®「プレイステーション・ポータブル」PlayStation®2SCEJソフトウェアサポートPS World
SCEJソフトウェアTOPソフトラインナップオンラインサービス情報キャラクターグッズ公式携帯サイト情報
ホームページ
PLAYSTATION®3

風と緑と太陽のゲーム。『ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原』 Summer Holidays 20th Century

対談×綾部和  -スペシャル対談VOL.1 高橋はるみ×綾部和 高橋はるみ北海道知事が自然、観光、魅力を語った

洞爺湖サミットの開催が決まるなど、世界から注目を浴びている北海道。高橋はるみ道知事と綾部氏が雄大な大自然やおすすめの観光、子どもの頃の思い出などを語り合った。

北海道の魅力はどんなところですか?

高橋知事(以下知事) まず、何といっても豊かな自然、自然景観の美しさですね。来年の北海道洞爺湖サミットの開催が決まり、最近はよくテレビでも紹介されていますが、「こんなに綺麗なところがあるんだ」と感心していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

綾部 洞爺湖は本当に綺麗ですよね。私は子供の頃、洞爺湖の近くの室蘭に住んでいたので、サミットが決まったときは自分のことのようにうれしかったです。

知事 だけど、北海道には洞爺湖の他にもああいう美しい自然がたくさんあるんですよね。摩周湖などの湖も有名です。

綾部 今回のゲームを作っていて特に気付いたのが、横の広がりが感じられる風景が多いということです。最近、横長のテレビが増え始めていますが、北海道の風景は横長のフレームにすごく合うんです。日本の観光地のなかで何もしなくても楽しい場所は少ないと思いますが、北海道は別ですね。

知事 世界遺産の知床もありますし、清らかな空気と澄んだ水、広大な風景はとても魅力的で、誰もが感動すると思います。

これからの季節、北海道はどんな楽しみがありますか?

知事 観光やレジャーに最適な季節ですね。特に、花観光がオススメです。一面のラベンダー畑、ジャガイモ畑、ひまわり畑……と、その雄大さが観光客に人気です。また、ビックスケールのお花畑や原生花園の他にも高山植物などの北海道ならではの希少な花々も多く、そういうものが、先ほどもおっしゃっていた横長のフレームと通じるのではないでしょうか。

綾部 北海道の夏は湿気が少ないため、青空もくっきりと綺麗に見えますね。

知事 私はパリに住んだことがあるのですが、ヨーロッパに近い気候だと思います。アジアの観光地のなかでは希な気候で、北海道はアジアの宝ですね。

綾部 夏の北海道にはおいしいものもたくさんありますよね。子供の頃に食べたソフトクリームは、いまでも時々、無性に食べたくなります。

知事 アウトドアをするのも楽しいですよ。例えばニセコ町では清流を下るラフティングが流行っています。洞爺湖では、ゆったりとカヌーが楽しめます。そのほか、自然や地域の人との交流を通してリフレッシュできるファームインも提供していて、乳搾りや芋掘りなどの農作業体験は、都会からの観光客に特に人気です。

子供の頃の夏休みの思い出といえば?

綾部 草すべりをしたり、川でザリガニを捕っていました。今回のゲームの舞台である羊蹄山とその山麓は、北海道の名付け親である松浦武四郎の伝記に何度も出てくるので、子供の頃から大好きな場所でした。

知事 私は富山県で生まれたのですが、よく山や海に行っていました。セミやとんぼを追いかけて遊んでいましたね。富山県も北海道と同じ北国。北国の夏は短いんですよ。

綾部 そうなんです。ただ、短さやはかなさゆえに美しい。長い冬を乗り越えて、待ちに待った春と夏が来たと思ったら、すぐにまた冬支度に入ってしまう。

知事 そういう生活をしているからこそ、北国の人たちは大らかで芯がとてもしっかりしているんでしょうね。

綾部 おっしゃる通りだと思います。今回のゲームで描きたかったのは、北海道弁の「なんもさ(どうってことないよ)」の精神です。北海道の大自然のなかで育ったひとたちは、昔の日本人が大切にしていた、優しさや大らかさを持っているんです。北海道に来ると、人も風景の一部なんだと実感できます。

知事 北海道にまだいらしたことがない方も、画面を通して北海道の素晴らしさに触れ、「実際に行ってみよう」と思っていただけるとうれしいですね。私たちも、これからも「美しく」「楽しく」「美味しい」北海道づくりを進めて行きます。みなさんも、夏の思い出づくりに、ぜひ北海道へ遊びに来てくださいね!

(文章・写真/日刊スポーツ新聞社)

スペシャル対談VOL.2×茂木健一郎氏はこちら
プロフィール

高橋はるみ(たかはし・はるみ)

54年富山県生まれ。76年一橋大経済学部卒業。通商産業省(当時)に入省。85年大西洋国際問題研究所(在パリ)研究員に。01年〜02年経済産業省北海道経済産業局長、02年〜03年経済産業研修所長を経て、03年に退官。03年4月北海道知事就任(現在2期目)

綾部和(あやべ・かず)

65年北海道生まれ。幼い頃から親の転勤にあわせて道内を移り住む。86年ゲーム制作の現場に入り、その後、グラフィック&プログラマーとして、数多くのタイトルに参加。97年(有)ミレニアムキッチンを設立。00年「ぼくのなつやすみ」でゲームデザイナーとして本格的にデビュー。同シリーズの最新作は自らの故郷である北海道が舞台。

対談を終えて

 高橋はるみ知事は笑顔がすてきな方でした。 多忙なスケジュールの中、無理に時間を作っていただいたのに予定を大幅に上回る対談時間となってしまい、本当に申し訳なかったです。

 『ぼくのなつやすみ3』というゲームでは、北海道を舞台に北海道そのものを描くのではなく、その懐(ふところ)の深さや人々のたくましさを通じて、昔の日本人が持っていた優しさや温かさを描いてみたいと考えました。
 楽園というものはどこか遠く見知らぬ異国の地にのみ存在するのではなく、われわれが今現在立っているこのコンクリートの大地の上に、そしてひとりひとりの中に、あるのだと思います。いつの日かそれはコンクリートの上に立派な根を張って、ニョキニョキと育ち始めるのかもしれません。

 実は「ナンモサ」というのは人によってはめったに使わない言葉です。使わない人でも自分を鼓舞するようなときにポロっと出てくる時もあります。僕は大人になりきる前に(18歳で)北海道から東京へ出てきてしまったので「ナンモサ」がうまく使えません。 「ナンモサ」はたくましい、そして優しい大人の言葉なのです。(綾部)

© 2007 Sony Computer Entertainment Inc.