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文:浅原 晃 氏
第16回−EOJ講座中級編(1) ユニットという考え方

嘆きの修験場 嘆きの見習い僧 火を錬る修験者

攻撃力に特化したユニットです。修験場が与える【祈祷】は見習い僧と修験者の【強撃】成功率を100%にしてくれます。成否判定を必ず成功させられれば、これらのクリーチャーの攻撃力は常に倍と言って良いでしょう。もちろん、これはユニットがフィールドに揃った場合に限られます。これらのカードを目いっぱい入れるというのは、カードの相乗効果を最大限活かすという点では正しいのですが、このコンボをデッキのコンセプトにするには枚数が少なすぎますし、フィールドに修験場が存在しないと非常に不安定になってしまいます。

ここでは例として、修験場2枚と見習い僧3枚をユニットとして考えてみましょう。単体でも無駄になりにくい1点のマナコストのクリーチャーである見習い僧はデッキに3枚入れても問題ありません。また、修験場も2枚ならばデッキを極度に圧迫したり、手札に複数溜まってしまったりすることも少ないでしょう。このようにそれぞれの枚数を絞ることで、様々なデッキで採用できる効率的なユニットと考えることができるのです。

単純に言うと、1点のマナコストの見習い僧を使いたいと思ったのなら少し視野を広げて、修験場と一緒にデッキに組み込んでみてはどうだろうということです。より激しい攻撃力を望む場合は、修験者を使うのも良いでしょう。これらはデッキに組み込んで実際に対戦してみることで、より最適な形が見つかると思います。

基本的にカードは単体よりも組み合わせでより強い力を発揮するものです。多種多様なカードを組み合わせ、自分のデッキに最適なユニットを作る。それはデッキを強化するための武器を作っているのと同じことと言えるでしょう。

今回はここまでですが、次回ももうちょっとこの話題を続けたいと思います。使われていないカードにもスポットを当てていきつつ、私なりのユニットを紹介したいです。

それでは、また次回会いましょう。

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浅原 晃
『マジック:ザ・ギャザリング』の世界選手権でベスト4に輝いたこともある本格カードゲーマー。マジックの大会での獲得賞金総額は700万円強(2008年3月現在)。とくにデッキ構築者としての手腕は世界レベルでの声望を集めている。マジック以外のさまざまなカードゲームにも精通しており、『THE EYE OF JUDGMENT』でも草創期から月刊GAME JAPAN誌(Hobby Japan社)のメインライターとして活躍している。
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