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俺の屍を越えてゆけ 続編への道 「俺の屍を越えてゆけ」続編の進捗状況について、随時お伝えして参ります!

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制作日誌42: 師走業務報告

2014.12.11

あっという間に今年も12月を迎えました、SCE『俺屍2』制作チームです。
ゲームも発売され、長期にわたり放映していたニコ生の番組も終わり、
制作も宣伝も繁忙期を過ぎました。
やっとひと段落と言いたいところでしたが、まだまだ粛々と仕事を進めている毎日です。
今回は、そんな最近の活動をまとめてご報告しようと思います。





スタッフインタビュー



ちょうど本日発売された電撃PlayStation(12/11発売号)にて、
桝田さん、生田さん、佐嶋さん、樹原孝之介さんのインタビューが掲載されています。
PS20周年を記念した号ということで、400Pオーバーというすごいボリュームです。
その中で6Pをさいて、かなり大きく掲載いただいております。



じつはこれ、もともとは電撃さんが運営している『俺屍2』攻略Wikiのスタッフさんから依頼を受けたもので、最初はそのWebサイト掲載用に収録していました。
ですが、これだけのメンバーが揃うのも滅多にない機会という話になり、急遽誌面でもダイジェスト版を掲載いただく運びとなったのです。



詳しい内容は電撃PlayStation誌面、もしくは攻略Wikiにて後日掲載される完全版をご覧ください。
15年ぶりの新作を制作するにあたり、それぞれの想いや狙いなど、かなり細かな話まで収録しています。

↑非常に貴重(?)な桝田さんのメイク中の写真。僕らもこんなシーンは初めて見ました。
といっても、生田さんのメイクのついでに髪と肌を軽く整えてもらっただけですけど。
服にプリントされた可愛いクマの絵は、よく見ると「溶けた氷」と「HELP」の文字が。
どうやら地球温暖化を描いた、メッセージ色の強い柄のようです。



インタビューはそれぞれ、
「シナリオ&システム編」(桝田さん・生田さん)、
「キャラクターデザイン&音楽編」(桝田さん・佐嶋さん・孝之介さん)、
というメンバーで行いました。
全体で収録時間は4時間ほど、ぶっちゃけ話もいろいろと飛び交いました。
その分、スタッフの生の声をストレートに伝えていると思います。



『俺屍2』を遊んでくださった方にはもちろん読んでいただきたいですし、
このインタビュー記事から『俺屍2』に興味をもってくれる方がいらっしゃると嬉しいです。
誌面版は12/11売りの電撃PS、攻略Wikiでの掲載は12/18を予定しています。





「競争回廊」開始時期のご案内



長らくお待たせしており申し訳ありませんでした。
詳細をご案内できていなかった「競騒回廊」(ゲーム内のオンライン要素)ですが、
この12月中にスタートできるように準備を進めています。



「競騒回廊」は、他の一族と得点を競い合うイベント迷宮です。
(遠征が可能になっている一族なら誰でも参加可能です)



競騒回廊内では、戦勝点や道具等の取得はできず、月の経過もありません。
イベント期間終了後、得点が高かった一族には賞品もでます。



定期的に内容も変わりますし、長く遊んでいただける要素のひとつだと思っています。
自分の一族の腕試しに! また、全国の一族との切磋琢磨を楽しんでください!

↑こちらが「競騒回廊」の画面写真。
連続する鬼神戦など、さまざまなお題に期間限定で挑戦することができます。
負けても失うものはありませんし、その名の通り、競って騒いで盛り上がっていただければと思います。

引き続きアップデート情報はプレイヤーズインフォメーションにて随時ご案内していきますので、
続報はもう少々お待ちください!





海外版の制作進捗



日本はじめ、アジア各国でも発売された『俺屍2』ですが、
制作作業としてはまだ欧米版が残っています。



そしてこの欧米版! これまでの中文やハングル語対応も難儀でしたが、
言語の違いに加え、東西文化の違いも相まって翻訳が非常に難しい作業でした。



ある意味漢字で短く済んでいた箇所も、こと英語やフランス語やドイツ語だと、思った以上に文章やセリフが長くなってしまいます。一画面で表示できるメッセージの文字数には限度もあるため、収めるように調整するのが大変なのです。
結局UI部分の「心」「技」「体」やアイテム欄の「剣」「弓」などはアイコンを活用したり、日本版と見た目もずいぶん変わっています。
また直訳だけではまったく分からないため、思い切った意訳や補足も重要になってきます。

↑戦闘画面とアイテム画面。お金の「両」だけは読み方もそのまま、
スロットで英語が回っているだけでも不思議な感覚です。
アイテム画面は漢字じゃなくアイコンに変更、これはこれでアリだと思います。

↑コーちんの提案、何を提案しているのか分かりません(笑)
「臨機応変」は「Fluid as Water」。さながら「水のように柔軟に」といった感じです。
晴明さんは初登場時に、陰陽士を優しく解説しています。



こうした作業は、日本語もままならない僕らではなく、
ローカライズを行ってくれたのは外部のスタッフさんになるのですが、
世界設定やキャラクターの背景にあるもの、また、『俺屍』と『俺屍2』の時系列など
事細かな質問が桝田さんに飛んでいたのを覚えています。



ゲームに描かれていないところも咀嚼(そしゃく)することで、
翻訳のレベルをより高く引き上げようということなのですが、
そうした熱心なスタッフさんの力によって、オリジナルの意図を十二分に汲んだ、
素晴らしいローカライズが実現したと思います。



欧米版のアナウンスはSCEAやSCEEの管轄となるため、アバウトなことしか書けませんが、
恐らく年が明けたら、もう少し宣伝も活発になるのではないかと思います。



「イベントに試遊台の出展を検討しているので、ローカライズしたROMを提供してくれないか?」
といった依頼がくることもあり、
日本語版だけだった初代『俺屍』では味わえなかった苦労と喜びを同時に味わえているところです。

↑先日行われたSCEAのイベント、PlayStation®Experienceでも試遊台を出展することができました。
狙い撃ちで試遊してくれる方も多く、まだまだ少ないながらも『俺屍2』に注目してくださる方が北米にもいらっしゃるというのが嬉しい限りです。しかし皆さん体格が立派で、すでに朱点童子くらいは軽く倒せそうな風貌です。





設定画集と美濃焼



大変申し訳ありません、エンターブレインさんから年内に発売予定だった
「俺の屍を越えてゆけ公式設定画集」(仮称)ですが、発売日を延ばしたい旨、
編集部さんからご連絡をいただきました。



お待ちいただいている方々には本当に心苦しいのですが、
より良い本にしたいという担当編集さんのお気持ちも汲み、
またその分、桝田さん、佐嶋さんの更なるご協力もいただきつつ、
当初の想定よりパワーアップした内容でお送りしたく思います。



恐縮ですが、もう少しお時間をください。
また、発売日のアナウンスはエンターブレインさんの公式サイトを中心にご案内してまいりますので、
こちらも引き続きチェックいただけると幸いです。



初代『俺屍』から、リメイク版、そして『俺屍2』まで、
キャラクターデザインの佐嶋さん秘蔵画を中心に、大量の各種設定画、
さらに佐嶋さん桝田さんの対談も収録予定です。
ボリュームは、初代『俺屍』攻略本のページ数以上を予定、どうかもう少しお時間を頂戴したく、
よろしくお願い申し上げます。







なお、設定画集だけではなく、引き続き新規グッズも製作を続けています。
ちょっと変り種の美濃焼による和食器シリーズも発売が決定し、予約が開始されました。
湯呑、どんぶり、丸皿(4種)、この日誌ではおなじみの「へろ絵」のコーちんをあしらったデザインです。
全部ご購入いただくと、箸置きも付いてくるそうです。よろしければご検討ください。



↑撮影用に食器を並べる永嶋先輩。アソシエイトプロデューサーのやる仕事ではないと思いますが、
グッズ担当も一人しかいないので…、ちょくちょく社内雑務に借り出されているのも事実です。
「シュウマイとか盛ると美味しそうだね!」とボソボソ喋りながらアシスタント業務をこなしておりました。(せっかく先輩が並べた写真、すべてボツになったそうです)





PlayStation® Awards珍事



12月3日は、弊社開催によるPlayStation® Awardsに行ってまいりました。
椎名P、永嶋先輩、アルファ・システムの佐々木社長に、樹原家はご家族皆さんでの参加でした。
ご存知のように『俺屍2』は無冠。盛大な授賞式や各種発表などを眺めつつ、「いつかは皆でステージに上がってみたいですね」などと他社の制作チームの方々と話しておりました。
受賞した方々、本当におめでとうございます! 皆さんの笑顔と、自信に満ち溢れたお顔が印象的でした。



そんなきらびやかな前半と異なり、後半はクローズドな20周年パーティとなり、
まるで業界同窓会のような雰囲気に。ニコ生の中継もないので、終始のんびりムードで時間が過ぎていきました。



ラストは毎年恒例(?)の抽選会。クリエイターや関係者の皆様が対象のプレゼント抽選会が行われました。来場者は、ざっくり見て800人前後は居らっしゃるイメージだったので、当然当たるわけないと思っていたのですが、結果は…



↑孝之介さんが「ポータブルオーディオプレイヤー ウォークマン®」を見事ゲット!

↑アルファ・システム佐々木社長が
「PlayStation®4 20周年アニバーサリー エディション」をまさかのゲット!
(販売分ではないのでご容赦くださいませ)



強運の人はどんな時でも強運なようで。
図らずも『俺屍2』チームのメンバー二人が壇上に呼ばれてしまいました。



ちなみに佐々木社長は、1995年の『MYST』を作ったのがPlayStation®での最初のお仕事だったそうで、
文字通りPlayStation®に関わる20年選手でした(他ハードのゲームも含めると業界歴は30年以上)。
まさに、当たるべき人が当たったという感じでしょうか。
業界で長く歩んでいく術を、これからも学ばせていただきたいところです。







ということで、今年最後の日誌として、ここ数週間のご報告を足早にまとめてみました。
年末年始も引き続き競騒回廊と欧米版の作業に集中し、
チーム自体が落ち着くのは来年の2月くらいになるかと思います。
ちょうどこの日誌が始まってもう2年近く経つと思うと、月日の早さに意識がもうろうとしてきます。



少し気が早いですが、ユーザーの皆様、また業界内の皆様、本年も大変お世話になりました。
年末年始をご家族や大切な人と過ごせますよう、チーム一同心からお祈り申しあげます。

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