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9. アスヴァの釜

こんにちは。バランドール王国:歴史考察特派員のエルシィです。

私のレポートが、バランドール王国のさる調査機関の目にとまったらしく、『根拠のない推測で民衆を惑わさない様に』との注意があった。…と、昨日上司からお叱りを受けました。
私のレポート、そんなに突拍子もない事を書いてますかね?私なりに根拠は並べているつもりですけれど。
まぁ、あまり気にしないようにします。

今回は“アスヴァの釜”に関してのレポートです。
これまでのレポートでも“ドグマ戦記”に刻まれた謎の数々をご紹介してきましたが、今回ご紹介する“アスヴァの釜”は、今までの謎に輪をかけてわからない事だらけです。
“アスヴァの釜”とは俗称で、正式な地名は伝わっていないのですが、アスヴァーンの古文書によると、かの地はアスヴァーンの民の中でも限られた存在である王族にしか伝えられなかったとされる聖地だそうです。
“ドグマ戦記”当時の地名で、現代でも引き継がれている箇所がほとんど残っていないのと、そもそもの“アスヴァの釜”の正式名称が現代に伝わっていないというのとが合い重なって、今では“アスヴァの釜”とはそもそも空想上の地名であって、実在しなかったのでは?という説もあります。
いつの時代も、幻の大地だったり理想郷だったりの伝説はつきものなので、この“アスヴァの釜”もそういった伝説の類だったのでは?という歴史的見解はもっともではあるのですが、少なくとも、現在の地図上でそれらしい場所は記されていません。

王族の首飾りもう一つ。バランドール王立博物館に展示されている文化遺産の中で、アスヴァーン王国の王族が代々身につけていたとされる首飾りのレプリカがあるのですが、そのレプリカに記されている名称もまた、“アスヴァの釜”とされています。
もっとも、博物館にあるのは文献や石碑から読み取った情報を元に造形士が作り上げた物なので、それが古代アスヴァーン王国に実際に伝わっていた物に近いかどうかは、また微妙な所ですが。
そのレプリカは私も見に行った事がありますが、なぜ首飾りが“釜”と呼ばれているのか。
その辺はさっぱりわかりません。文献の解読段階で間違ってしまった。という例も少なくないので、アスヴァーン王族が身につけていたとされる“アスヴァの釜”も本当の名前は別にあるのかもしれません。
ただ、この2つの“アスヴァの釜”で気になるのが、地名、首飾りの双方に、王族というワードが絡んでいる点です。
以前、皇帝マドラスのレポートの中で、“リバース”という秘術について少し触れましたが、この“リバース”もまた、アスヴァーン王国の『王族』にしか伝えられなかった。という共通点があります。
皇帝マドラスが欲してやまなかった“リバース”と、その由縁がそもそもの謎だらけな“アスヴァの釜”。
これらは何か関連性があるのでしょうか。

少し話しが脱線しちゃいますが、魔力、呪術に秀でていたアスヴァーン王国は、当時イシュレニア帝国の人々からは、得体の知れない邪悪な存在として恐れられていたそうです。
また地獄を表す時に、“地獄の釜の蓋が開く”と表現する場合があります。
つまり、アスヴァの釜とは地獄の釜…地獄の入り口を指していたのではないでしょうか。
更に掘り下げると、地獄とは、『死後、悪しき人間の魂が堕ちる場所』とされていますが、それもまた奇妙な事に、生命を超越する秘術とされる“リバース”と浅からぬ関連性を想起させるのです。
まぁ、最後の方のレポートは、我ながらこじつけ過ぎだろう…とは思います。
ええと、ともかく、アスヴァーン王国には明かされていない謎がとても多いのはわかっていただけましたでしょうか。

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