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11. 異界の門

こんにちは。バランドール王国:歴史考察特派員のエルシィです。

今回のレポートは、バランドール考古学会の中でも最難問とされている…といいますか、一般にほとんどその言葉を知られてすらいない、“異界の門”について取り上げてみようと思います。

と、その前に、私たちの生活においてもはやなくてはならない“魔法”についてカル?くおさらいしておきましょう。
現在、我々が使うことのできる魔法は、四大精霊界に侵蝕して各属性の精霊を使役する“精霊魔法”、神への清浄なる祈りによってもたらされる恩恵たる“神聖魔法”、大雑把にいうとこの二種類であることは、専門分野でない私でも知っている、常識ですよね。
あとは、先に紹介した“リバース”のように一部の民族にのみ伝わる秘術や、使用すること自体が禁忌とされる禁呪等、長い歴史の中で失われてしまった魔術が数多くあるようです。しかし、これらの魔術に共通するのは、使用にあたっては我々生命体及びこの世界そのものに満ちている、“魔力”を媒介とする、ということです。

さて、“異界の門”の話に戻りますが、文字通り「異界と現世界を繋ぐ出入り口」を意味する言葉です。
アスヴァーン王族のみが使用したと見られている、古代の暗号を使用して書かれた書物に登場するのみで、今のところ他にこれについての資料となる遺物が発見されたという報告はないようです。
ちなみにその書物、王国広報の発表によれば未だ全体の九割以上が未解読の、大変学術的、文化的価値の高い、貴重な資料として学会で注目を浴びています。
そうです、この資料は、「この世のものならず、しかしこの世に存在する力=“魔力”は、全てこの“門”を通じて流れ込んでいる」と、“魔力”の源泉について着目した最古の資料、なのです。
…う?ん、ちらっとでいいから見てみたい。
が、書物の価値はさておきこの“異界の門”、唯一の資料自体の解読がほとんど進んでいないことと、数多くの冒険者によってあらゆる土地に人の足が入った今の時代においても、“異界の門”らしき「何か」がこの大陸上で確認されたという報告が過去全く存在せず、一部の学者からはその存在自体に疑問符がついてたりするのです。

異界といえば思い出されるのが、先立って取り上げましたギガース種。
こちらについては比較的様々な文献にその名がありますので、その存在自体はもはや疑う声はないのですが…。
もし、そのような危険な魔性の物がうごめく世界とこの現世を繋ぐ出入り口があったとしたら、現世は魔力だけでなくそれら魔の者が跳梁跋扈しているのではないか、と否定的な見方をする学者も多いのです。
私なりの仮説を述べると、以前ご紹介した“アスヴァの釜”を覚えておいででしょうか。
…そう、賢明な読者の方はもうお気づきかと思います。“異界の門”同様に謎多き“アスヴァの釜”。
こちらもアスヴァーン王家にのみ伝わるとされていることから考えれば、“アスヴァの釜”こそ“異界の門”そのものだったのです、いうことでさあ、どうでしょう!?
はい、それは仮説でもなんでもなく単なる妄想でこじつけだと。…言われなくても分かっています。
まあ、魔術に長けるフォーリアとの和平が進めば、研究は国家レベルで更に進んでいくのではないかと期待されます。

えー、今回は実は、砂漠の遺跡をレポートするつもりでアルバナに来ていたのですが、激しい砂嵐に遭い調査を断念、失意で立ち寄った酒場で知り合った精霊魔法使いのエンヴィナさんの話を元に、畑違いと知りつつ魔法と絡めたお話をお届けしました。
そうそう、余談ついでにもう一つ、最近この町では黒い鎧を身につけた危険な香りただよう兵の姿をよく目にします。

おそらく、最近噂のウィザードに関わる者たちだと思われますので、アルバナを訪れる予定のある方はご注意を。

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