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16. 無限牢獄

こんにちは。バランドール王国:歴史考察特派員のエルシィです。
戦時下において、敵国の捕虜や一国の支配層に対し反目する主義の者を、強制的に収容するための施設が作られることがあります。
そして、イシュレニア帝国におけるその収容所の役割を果たしたのでは、とされる施設。
それが、その名前からして禍々しい、“無限牢獄”です。

これまでの研究から、建築されたのはイシュレニアが他国への侵攻をより本格化する、マドラス皇帝在位の時代ではないかと言われていますが、どこに建造されていたのか、どの程度の収容規模であったのか等、詳細な記録は残されていません。
巨大な山1つを丸ごとくり抜いた、見るものに異様な威圧感を与える天然の牢獄だった、とか、遥か遠い地からでも見ることができる、天辺が霞んで見えないほど高い塔であった、とか、逆に、底が見えないほど深く掘られた、光の届く余地すらない地下に作られていた、とか、名称から来るイメージが先行してか例によって諸説ありますが、決定打に至る発見は今のところありません。

ドグマホールそうそう、地下深い穴といえば、あの“ドグマホール”を想起する方も多いでしょう。
実際、あの巨大な穴の中の遺跡にこそ無限牢獄もあるのでは、と考える研究者はそれこそ大勢いますが、少なくともこれまでに発掘された“ドグマホール”を見る限り、どちらかというと神殿跡と見られる厳かな内外装の遺物がほとんどです。
「それ」と特定できるような何かが本当にあの裂け目のどこかに存在するのか、今も多くの学者が“ドグマホール”が位置する大陸南部を中心に研究を進めています。
もっとも、大陸南部はかつてイシュレニア帝都が存在したと考えられていますが、一万年前と比較して今では海の底に水没してしまった地域も広く、そうなると歴史的に意義深い遺物も、もはや海溝の一部となってしまっているかもしれませんね。

一方、“無限”という言葉を施設の規模のことではなく、そこで課せられる労役などが、無限の苦しみを感じさせることからそう呼ばれるようになり、むしろ施設そのものの規模は小さく、一級の重要人物のみが投獄された収容所だった、と考える研究家もいます。
規模が大きくなればなるほど、そこを監視する兵の数も増やす必要があるわけですから、名前の由来の件はともかく、施設そのものはそれほど大きくなかったのでは、というのが根拠のようです。
……もっとも、世界統一の野望を掲げ、魔力に傾倒した皇帝が治めた、かのイシュレニア帝国であれば、その辺りの常識は通用しないかもしれません。

シンナイトところで、以前レポートした“シンナイト”を覚えているでしょうか。
イシュレニアが誇る、身の丈7メートルともされる戦闘兵ですが、ギガース兵にせよシンナイトにせよ、イシュレニアがこれら独自の戦闘兵を生み出すことができたのは、施設に収容された捕虜の多くを犠牲として人体実験を重ねたからでは、などと唱える学者もいます。
無論、“シンナイト”の正確な実態もまだ判明しておらず、そのような実験の記録が見つかった、という話もなく、あくまで仮説のひとつですのでご注意を。

多くの人たちが過去の歴史を正しく理解し、そこから様々なことを学んでいくことが、過去の先人たちへの畏敬を示すことでもあり、私たちの未来を間違った方向へ進めない方法だと私は信じています。
そして、その一助となるため、私たち特派員がいるのです。
正しい歴史を伝えるために、まだまだこれから頑張りますので応援よろしくお願いします。

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