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実機プレイで明かされた本格ダークファンタジーの世界! PS4™『DARK SOULS Ⅲ』プレスカンファレンスレポート!

by PS.Blogスタッフ 2015/07/02

6月29日(月)に東京都千代田区のKADOKAWAにて、アクションRPG『DARK SOULS Ⅲ』のプレスカンファレンスが開催された。制作関係者の挨拶や実機プレイを交えたプレゼンテーションなどが行なわれた、会場の模様をお伝えしよう。


『DARK SOULS Ⅲ』のデビュートレーラーはこちら





■KADOKAWAにとってゲームは根幹となる戦略のひとつ

カンファレンスは、フロム・ソフトウェアの親会社であるKADOKAWAの代表取締役社長、松原眞樹氏の登壇によって幕を開けた。松原氏は、自社にとってゲームは根幹となる戦略のひとつとして考えており、『DARK SOULS Ⅲ』ではバンダイナムコエンターテインメントやハードメーカーと協力してソフトをアピールしていきたい、と語った。






■フロム・ソフトウェア設立30周年! シリーズの変遷を振り返る

続いて登壇したフロム・ソフトウェア取締役の中島英一氏は、同社が設立から30周年を迎えたことに触れ、関係各社とユーザーに対して感謝の意を伝えた。フロム・ソフトウェアは1994年にPlayStation®の『キングスフィールド』でゲーム業界に参入し、それから20年もの月日が経過。会場では、これまでにフロム・ソフトウェアが手掛けたタイトルをまとめて紹介するPVが公開された。


PV終了後に、中島氏による「DARK SOULS」シリーズの変遷についての解説が行なわれた。2011年にPS3®で発売されたシリーズ第1作『DARK SOULS』は、新規IPであったにも関わらず国内外のコアユーザーから高い評価を得て、世界で280万本の出荷を記録。そして2013年には続編となる『DARK SOULS Ⅱ』が発売され、こちらは全世界で260万本を達成。追加ダウンロードコンテンツなどを収録した『DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION』や『DARK SOULS Ⅱ SCHOLAR OF THE FIRST SIN』を加え、国内でのシリーズ累計出荷数は94万本、全世界では800万本を突破したとのことだ。


そして中島氏は、『DARK SOULS Ⅲ』が2016年初頭の発売に向けて開発中であることと、シリーズ第1作『DARK SOULS』を手掛けた宮崎英高ディレクターが指揮を取っていることを、あらためて紹介した。中島氏は、「宮崎の手掛ける作品らしく尖ったゲームになるので、ぜひ期待してほしい」とコメントし、2016年のできるだけ早い段階でみなさんにお届けしたいとも語った。





■『DARK SOULS Ⅲ』の特徴となる3つのポイント

続いて、本作を手掛けるフロム・ソフトウェアのディレクター、宮崎英高氏が登壇。まずは「世界のスケール感、没入感」、「終末の世界と英雄の物語」、そして「コンセプトの継承と深化」という、本作の特徴となる3点について解説がなされた。





【世界のスケール感、没入感】

シリーズ作品としては初となるPS4™世代機ベースで開発された『DARK SOULS Ⅲ』は、シリーズ独特の立体マップのスケール感が大幅に増している。さらに、それらの探索における没入感を高めるため、動的な光源処理や風に舞う灰の表現など、さまざまなインタラクション要素を加えているとか。





【終末の世界と英雄の物語】

宮崎氏は、これまで以上に"終末"を意識して世界を構築しているとコメント。ただ周囲が暗いだけではなく、色あせた太陽や舞い散る灰など、"枯れた美しさ"をイメージした独特の世界を目指しているそうだ。「なかなか信じてもらえないのですが、僕自身は常に美しいものを描こうとしており、今回もその例に漏れないんです」と苦笑していた。

また、枯れた世界で描かれる物語は英雄譚になるという。シリーズを象徴する英雄「薪(まき)の王」と、それを殺す者の物語。デビュートレーラーに登場した炎の巨人は、薪の王のひとりが蘇るシーンをイメージしているそうだ。





【コンセプトの継承と深化】

宮崎氏の解説によると、これまでの「DARK SOULS」シリーズにおけるコンセプトはしっかり継承するので安心してほしい、とのこと。達成感が得られる高い難易度や、ゆるく繋がるオンラインシステムなどはそのままに、新たな要素と変化を積み上げていくそうだ。今回は剣戟アクションを一例に挙げ、さまざまな武器や消費アイテムが持つ特性を深く掘り下げていくと解説。これによりアクションゲームとして戦術の多様性を広げ、RPGとしてキャラクタービルドの幅を広げるねらいがあるという。






■実機を用いたプレゼンで、さまざまな要素が判明!

引き続き、宮崎氏による『DARK SOULS Ⅲ』のプレゼンテーションが、実機プレイを交えて行なわれた。今回のプレゼンで使用されたマップは、「世界のスケール感、没入感」で述べた立体マップのスケールが感じられる、高低差の激しい巨大な城。眼下に広がる建物もただの背景ではなく、実際に探索が可能だという。ゲーム画面からは、色あせた太陽や風に舞う灰はもちろん、早贄のような死体とそれに祈る亡者など、美しくも絶望に満ちた世界観をはっきりと実感できた。その中でも特に目を奪われたのは、灰と火の表現。空中を舞い散る灰やドラゴンのブレス、そして松明とその炎で照らされるマップからは、PS4™世代機ならではのビジュアル表現が感じられた。


暗闇に潜む亡者や序盤から登場する強力なドラゴンなど、宮崎氏ならではの"プレイヤーを倒しにかかる"要素も健在。「毎回聞かれますが、難易度を無理に下げることはありません。シリーズのファンであれば喜んでいただけるはずです」とのコメントも飛び出した。ただし、単純に難易度を高くしているのではなく、例えばドラゴンとは無理に戦わず、うまく利用すれば亡者を一掃する手段になることがゲームプレイで明かされた。一見すると絶望的なシチュエーションでも、プレイヤーの試行錯誤によってゲームを有利に進められる、フェアなバランスを目指しているとのことだ。


そして剣戟アクションの深化の例として、まずは直剣に追加された"構え"の説明が行なわれた。この"構え"からは2種類の攻撃を繰り出すことができ、今回は敵の盾による防御を崩す効果を持つ攻撃を披露。これにより、モンスターとの戦いはもちろん、対人戦でも戦術の幅が大きく広がるという。また、特大剣にも新たなアクションが追加されており、敵へ踏み込みながらの攻撃が可能に。二刀流が可能な曲剣には身体全体を回転させる予備動作が追加され、そこから敵を薙ぎ払う華麗な攻撃を繰り出せる。ショートボウは速射性が増し、ローリングやステップからも軽快に矢を放つことができるようになっていた。そしてロングボウではそれができない代わりに、強力な矢を使用できるという。

武器ごとにさまざまなアクションや特徴を付与することで、これまでは主にパラメータの違いしかなかった武器種でも、状況によって使い分けられるようになっている。戦略の幅を広げると同時に、自分好みの動きを再現する、ロールプレイの楽しさも味わえる要素を目指しているそうだ。


新たなアクションの追加は、プレイヤーキャラクターに限った話ではない。例えば、敵として登場する騎士にも"構え"が追加され、より強力な相手としてプレイヤーの前に立ちはだかる。1対1でも厳しい相手なのに、複数の騎士に挑まれるシチュエーションも当然用意されていた。しかし、敵にもそれぞれ特徴があり、今回のシチュエーションでは直剣を持った騎士が積極的に距離を詰めてくるタイプなのに対し、槍を持った騎士はドッシリと構える慎重派とのこと。うまく分断すれば、1対1の状況をつくり出せるようだ。

また、騎士との戦いを見て実感したのは、全体的にアクションがスピーディになっているということ。宮崎氏が手掛けたPS4™『Bloodborne』のバトルを連想させるが、より激しくも奥深い剣戟アクションを実現しているはず。ストレスを感じさせない軽快な操作で、強力な敵との全力バトルを楽しんでほしい、というのが『DARK SOULS Ⅲ』の大きなコンセプトとなっているそうだ。


実機プレイの中盤では、屋根の上にいた亡者の身体から突如として黒い塊のようなものが出現し、その姿を変貌させた。これまでのシリーズでは見かけなかったタイプの敵であり、プレゼン中でもプレイヤーキャラがやられてしまったほどの強さ! 正体不明のこの敵は、舞台となる城が滅びた原因と関連しているようだ。


そしてついにたどり着いたマップの奥地では、やはりこれまでのシリーズでは見なかったタイプのボス"冷たい谷の踊り子"が登場。細身の身体にヴェールを纏い、歪んだ剣には炎を宿していた。舞踏を思わせる非常にゆったりとした、それでいて独特な動きを見せ、攻撃がとても読みづらい強敵だ。

このボスにダメージを与え続けていると、『Bloodborne』のボス戦と同じく行動パターンが変化。本作にも、戦闘中にボスの攻撃パターンが変化する仕組みを導入しているという。また、"冷たい谷の踊り子"が炎を宿した剣を振るうたびに、マップ自体にもその火が燃え移り、激闘感が増していった。「やはりボス戦はシリーズの華ですし、そのイメージを高めて、達成感も同様に高いものにする工夫をしています」とのこと。「ボスを倒した達成感は、ぜひ自分でゲームをプレイして味わってください」と語り、ボス戦の途中でプレゼンテーションは幕を閉じた。





■国内はもちろん世界へ三度羽ばたく『DARK SOULS Ⅲ』

最後に、本作の海外販売を担当するバンダイナムコエンターテインメント常務取締役の浅沼誠氏が登壇。「E3 2015でも拝見しましたが、大画面で見ても見劣りしない素晴らしい内容でした。全世界のユーザーに『DARK SOULS Ⅲ』を愛していただけるよう頑張ります」との熱いコメントで、カンファレンスを締めくくった。





さまざまな情報が発表され、次第に明らかになっていく『DARK SOULS Ⅲ』の世界。2016年初頭の発売と、今後の続報に期待しよう!


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