PlayStation®.Blog
PlayStation®.Blog

「勇者の死」から始まるRPG『勇者死す。』が2016年2月25日に登場! ヒロインたちとの関わりがもたらす変化とは?

by PS.Blogスタッフ 2015/10/08

■勇者の犠牲により、平和が訪れた世界で......

本作『勇者死す。』は、2007年にケータイアプリ向けソフトとして開発されたRPG。『俺の屍を越えてゆけ』などで知られる桝田省治氏が企画・ゲームデザイン・シナリオを担当し、話題となった本作を日本一ソフトウェアがPS Vitaでフルリメイク! 発売は2016年の2月25日(木)を予定している。

勇者が魔王と相討ちとなり、平和が訪れた世界で起こる「さまざまな問題」を扱う本作は、これまでありそうでなかったコンセプトのRPG。神様の粋な計らいで5日間だけかりそめの命をもらった勇者が、生命を賭して救った世界を見て回るうち......直面するさまざまな困難。そうした問題に直面した勇者はそこでなにを行ない、どんな最期を遂げるのだろうか?


魔王と刺し違え、世界を救った主人公。物語は「勇者の死」から幕を開ける。



死した勇者に与えられた時間はわずか5日。その間、魔王打倒時には最強状態だった身体も、時間の経過とともに弱っていき......



平和になった世界の「変化」をその目で見、息絶える主人公。結末がどうあれ、5日が経過した6日の朝には決して逃れられない死が本作には待ち受けている。もし「やり残したこと」があれば、また1日目からやり直す自由がプレイヤーには与えられている。



■物語のキーパーソンとなるヒロインたち

『勇者死す。』のヒロインは"魔王を倒したその後の世界"で起こるさまざまな問題を象徴するような立場にいる。プレイヤーである勇者はヒロインたちが直面している問題に向き合い、手を貸すことができるものの、ここで勇者には5日間という時間しか残されていないという事実がのしかかってくる。各ヒロインの問題を解決するための条件が重なっていることもあり、限られた時間の中ではすべてを解決することは不可能で、諦めなければいけないことも少なくないのだ。

その取捨選択の結果で、ヒロインたちの未来や彼女たちが抱えている問題、そして、世界のその後が大きく変わっていってしまうというのが、本作の要ともなっている。今回は、こうしたヒロインたちの素性や立場、直面している問題を紹介していこう。


◆リュー
CV:加隈亜衣

「森の木は、我ら森人には命も同じ。切らせるわけにはいかぬ」

森人(モリビト)と呼ばれる亜人種の女性。魔王との戦いの際、勇者と行動をともにしていた。戦いの後は復興資材として森の木を伐採しようとする人間たちと対立する、ゲリラのリーダーを務めている。クールな女性で、弓矢と風の魔法を得意とする。

リューは国の中央にある、森の奥地の森人の里にいる。彼らの住む森は森人にとって貴重な生活基盤であると同時に、近隣の村人にとっては生死をわける資源でもある。両者の対立は必然であり、リューは木を守るため森に結界を張ろうと考える。



◆サラ
CV:五十嵐裕美

「ああ、神様! 思い切ってお話しして本当によかった......」

「神の前の平等」を教えとするマーナ教会のシスターで、水の魔法を得意とする。魔王との戦いでは、神の名において亜人種に参戦を呼びかけた。現在は、戦時中に焼失した大聖堂の再建を目指している。

魔王の脅威が去っても、不安な気持ちを抱える人々のために大聖堂の再建を目指すサラ。しかし、そのためには教会に祭るご神体と莫大な建設資金が必要とされる。その一方で、大聖堂の再建にあてる資金で復興のための資材や食料を調達することのほうが重要、と考える人々も少なくない。



◆メリーアン
CV:松井恵理子

「こんなところに来るくらいだからどーせ暇でしょ。ウチの仕事、手伝わせてあげよーか?」

最も戦争被害が大きかった東の村、トゥーソンに住む自称天才科学者。非常識な言動から、周囲から魔女と呼ばれているが、実は荒れた土壌を洗浄する研究を行なっている。バトルではムチのような武器と、全属性の魔法を操って戦う。

彼女は復興対応の遅い国をあてにせず、自らの研究成果を用いて汚れた土地を洗浄し、建築資材や燃料問題を一気に解決しようとしている。そのためには、種類の異なる希少なアイテムを3つ、探し出すよう勇者に依頼するのだが、その中の1つはリューも必要としているアイテムでもある......。



◆ナオミ
CV:行成とあ

「こりゃ、ちょうどいいや。あんたの腕を見込んで頼みたいことがあるんだよ」

穴民(アナタミ)と呼ばれる亜人種の女性で、ハンマーと炎の魔法を操る姉御肌系のヒロイン。穴民は鉱石の採掘と金属加工を得意とする種族で、魔王を倒した勇者の装備は彼らが作ったものだった。現在は坑道に逃げ込んだ魔物の残党たちに悩まされている。

穴民が仕事場としている坑道に凶暴な魔物が住み着き、収入源である鉱石の採掘ができず困っている彼女たち。また、鉱石を国に献上する期限も迫っており、ナオミは納品が滞ることで採掘権を奪われるのではないかと恐れている。ナオミはほかのヒロインが探している希少なアイテムを報酬に、勇者に魔物退治を持ちかけてくるのだが......。



◆ビビ
CV:福圓美里

「ささやかな夢をかなえるために、国中を旅する謎の美少女商人。それがボク! ビビちゃんで~す」

幼い外見ながら、世界を股にかける商人という彼女。将来性のある儲け話に次々と投資をする大胆さを持ち合わせている。廃墟になった町を商業都市として復興させることを夢見ている。武器は投げナイフで、2人の用心棒を雇っている。

戦後の混乱で国がまったく機能していないため、ビビは経済の力で世界を立て直そうと世界中を飛び回っている。

町やダンジョンなど場所を問わずあちこちで商売をしており、旅先で見かけることもあるだろう。彼女とはその場でアイテムの売買を行なうことができ、ほかのヒロインが必要としている希少なアイテムを売っていることもあるとか!?




■PS Vita版だけのお楽しみ! ヒロインごとに存在する2周目のストーリー

PS Vita版『勇者死す。』では、ケータイアプリ版のストーリーに加え、各ヒロインごとに2周目の物語が用意され、本作の物語にさらなる深みを与えている。1周目の物語とは異なるストーリーが展開するため、ガラリとイメージが変わるヒロインもいるようだ。


たとえば、1周目では森に結界を張ろうとしていたリューが、2周目の物語では子供の頃に遊んだゲームをしようと話しかけてくる。ヒロインたちの異なる魅力も見えてくる?




■ゲームシステム・日を追うごとに「弱くなる」勇者!?
 ステータスダウンの影響は?

ここでは本作の最大の特徴である「衰弱する勇者」のシステムを、日を追ってご紹介。本来のRPGではゲームを進めるごとに主人公が強くなるのがセオリーだが、『勇者死す。』の場合はひと味違う。HPやMPなどのステータスはゲーム開始時が魔王を倒した全盛期(カンスト状態)であり、復活した勇者は日を追うごとに死へと向かい衰弱(ステータスダウン)していくのだ。そのため、最初は苦もなく倒せた魔物が、最終日付近では仲間の助けなしには倒せない強敵となってしまう。通常のRPGとは逆にどんどん主人公が弱くなるこのシステム、冒険も一筋縄ではいかない。


◆1日目:勇者の死まで残り5日

1日目の勇者は魔王と対決した当時のステータスを持っており、最強の状態。強力な呪文も使いこなし、どんな敵を相手にしても苦戦することはない。パーティの要として戦っていけるだろう。



◆2日目:勇者の死まで残り4日

2日目の勇者の状態。衰弱したといえ、ステータス的にはまだまだ戦闘に影響が出るほどではない。しかし、この頃から呪文を少しずつ忘れていく。



◆3日目:勇者の死まで残り3日

3日目ともなると、通常攻撃で敵を倒すことが困難になってくる。さらにほとんどの呪文を忘れてしまうため、戦闘では仲間の支援に回ることになるだろう。



◆4日目:勇者の死まで残り2日

4日目の勇者はステータスの低下が激しく、重い装備はもはや装備できない状態となっている。武器は白樫の剣(木刀)、鎧も布主体の軽い装備で妥協せざるを得なくなる。戦闘での活躍は絶望的といえる。



◆5日目:勇者の死まで残り1日

最終日。戦闘は可能な限り避け、敵から逃げつつイベントを進めていく。そこにかつての英雄の姿はなく......やむなくバトルになった際は、仲間の戦力だけが頼りとなるだろう。

そして6日目の朝を迎えると、勇者は息を引き取り自らの葬式を見ることになる(エンディング)。この後、やり残したことがあれば初日に戻り、また1日目から本作をプレイし直すことができる。

わずか5日しかない主人公の命。この期間をフルに活用しても、できることは限られてしまうのだが......この5日間を「繰り返す」ことにより、1度のプレイではわからなかったこの世界の「謎」が徐々に見えてくるはずだ。イベントをこなす順番などで登場人物との関係性も変化するため、そのあたりの反応を勇者の葬儀で確かめつつ、プレイし直すのもおもしろい。


ヒロインたちが抱える諸問題を解決したあとの、2周目のプレイも楽しみなPS Vita版『勇者死す。』。葬儀の際の勇者への弔辞など、エンディング時の評価システムについては続報をお待ちあれ!


『勇者死す。』の公式サイトはこちら


------------------------------------------

PS.Blogの『勇者死す。』ページはこちら

------------------------------------------


©2016 Nippon Ichi Software, Inc.© G-MODE, Shoji Masuda/Pyramid

記事を探す
トップに戻るボタン