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幻想郷の世界を3Dで鮮やかに描く!! 『東方紅輝心』の魅力に迫る

by 電撃PS編集部 2016/02/26

同人ゲームをインディーとしてPSフォーマットに送り出している"Play Doujin!!"プロジェクト。その最新タイトル『東方紅輝心』が2月10日(水)、ついにPlayStation®4で配信されました。本作は"幻想郷"という世界を舞台に、吸血鬼レミリア・スカーレットとその従者十六夜咲夜が各地を冒険していく姿を描くアクションRPG。簡単軽快な操作性で爽快感あふれるアクションが楽しめるのが魅力です。そんな本作のポイントを実際のプレイをまじえつつ、電撃PlayStation編集部の『東方』好きな担当ライターが紹介していきましょう。



■アクション初心者にも安心の難易度

本作のウリの1つが、簡単操作で爽快なアクションが楽しめること。実際にプレイした感想としては、この点には文句なしです。本作の主な操作は、移動とジャンプに加え、"通常攻撃""スキル""スペル"の3種類の攻撃アクション。攻撃はとくに制限なく使えますが、スキルは"スキルゲージ"、スペルは"スペルゲージ"を消費して繰り出します。スキルゲージは敵にダメージを与えるか時間経過で回復、スペルゲージは敵にダメージを与えることでのみ回復、という点を考えると、スキルは"必殺技"でスペルは"超必殺技"といったところですかね。


と、一応スキルとスペルの使用には制限があるのですが、実際スペルゲージもスキルゲージもガンガンたまります。通常攻撃の合間にスキルを使いつつ、ちょっとピンチかもと思ったら迷わずスペルを使う。こんなやりたい放題なプレイでも、いつの間にかスキルゲージやスペルゲージがたまっていますので、道中を進めていくうえでのストレスはまったくないでしょう。


そんな本作ですから、基本的に難易度はそんなに高くはありません。敵に近づきながら通常攻撃を連打するといった操作でも、ある程度なんとかなります。

1マップを進むのに何度も力尽きて、やっとのことでたどり着いたボスに心を折られる......といったドM志向のゲームを楽しみたいという人には物足りないかもしれませんが、本作の簡単で爽快なプレイを楽しめるという魅力は、きっと多くの人が満足できるものだと思います。





■ボス戦はちょっと手ごたえアリの弾幕バトル!

さて、本作には主人公のレミリアや咲夜以外にも、多数の幻想郷の住人が登場します。彼女たち(知らない人に向けて補足すると、『東方』の世界に登場する人物や妖怪はほぼすべてが女性です。少女です)はよき助言者として登場する場合もありますが、なかにはステージのボスキャラクターとして、主人公たちの前に立ちはだかることも!


このボス戦はステージ道中とは異なり、力まかせのゴリ押しは効きません。相手の攻撃パターンを見極めて反撃する、いわゆるアクションゲームばりのボス戦が楽しめる内容となっています。そんなボスキャラクターたちの主な攻撃手段はシューティングさながらの弾幕!

もともと『東方Project』の主なゲーム作品はシューティングということもあり、その弾幕はかなり激しいもの。サクサク進める道中に対して、やり応えあるボス戦......メリハリの効いたアクションも、本作の魅力の1つでしょう。


ではボス戦は、弾幕シューティングに慣れないと攻略は難しいのか? というと、そうでもありません。冒頭でも記載したとおり、本作はアクションRPG! 一度倒した道中の敵はマップを切り替えれば復活したりするので、その気になれば好きなだけ"レベル上げ"が可能です。ボスに勝てなかったらレベルを上げて、改めてボスに挑む!! RPG要素があるからこそ、自分に合った難易度で挑戦できるのがうれしいところです。





■ランダム性ある装備品収集にハマる!

RPG要素がある本作ですが、主人公たちを成長させる手段は大きく分けて2種類あります。1つは敵を倒して経験を積むレベル上げ。レベルが上がればHPが上がり、しかも特定のレベルでは新たなスキルやスペルが習得可能です。高レベルで習得できるスキルなどが必ずしも強いとは限りませんが、アクションパートではいつでも使用するスキルやスペルを変更できるので、レベルの上昇=攻撃手段の増加という意味で、確実に攻略の助けとなってくれます。


そしてもう1つの成長要素が、装備品による強化。本作の装備品は武器、防具、アクセサリの3種類がありますが、その性能はどれもランダム。例えば序盤の防具"エプロン"であればHPが70前後上がることは決まっていますが、実際に確認するまで、それがHPが62上がるエプロンなのか、80以上も上がるエプロンなのかはまったくの不明なんです。文字で書くとシンプルな話ですが、これが思っている以上にハマるんですりますよ。敵を倒して装備が手に入ったら、即メニュー画面を開いて性能を確認して、より性能の優れている装備で主人公を強化していく! なかには攻撃力こそ見劣りするものの、アイテムのドロップ率を大きく上げるものもあったりして。アイテムを手に入れてから、実際に性能を確認するまでの小さなワクワク感の連続が、なかなか気持ちいいんですよ。





■幻想郷の各地を描く3Dビジュアル

アクションRPGを楽しむための仕掛けがしっかり用意されている本作。その魅力を語るのに忘れてはいけないのが、3Dで描かれる美しい世界でしょう。

本作の舞台となるのは"幻想郷"という架空の場所。幻想郷は今我々が暮らしている世界から忘れ去られたり消え去ったりしたものがたどり着く場所で、日本のちょっと昔と、世界のちょっと昔が入り混じる、幻想的ながらどこか郷愁を感じさせる空間となっています。


この幻想郷が、本作では非常にていねいに描いています。その光景は『東方Project』のファンなら「そうそう、魔法の森ってこんなイメージ」「紅魔館の周りの湖はこうなっているんだ」と、幻想郷の名所(?)めぐり気分で楽しめること間違いなし! 『東方Project』を知らない人でも、同人ゲームでここまでキレイな世界が描けるんだと思うことでしょう。アクションの軽快さも相まって、次のステージに進むこと自体が楽しい感じさせる点は、本作を語るうえで欠かすことができないポイントです。


ここまでは、『東方』を知らない人にもわかるように紹介してきましたが、最後に『東方』ファン向けの見どころ、いえ聞きどころを語っておきましょう。本作は道中、ボス戦ともに『東方』の原曲をアレンジしたBGMが豊富に用意されており、どれも原曲の魅力を損なうことなく、本作ならではの味があるBGMとなっています。なかでもイチオシなのがアリス戦のBGM。"ブクレシュティの人形師"や"人形裁判 ~人の形弄びし少女"ではなく"the Grimoire of Alice"がベースになっているんですよ。......ええ、the Grimoire of Aliceが好きなだけです。この原稿を"幺樂団の歴史2~Akyu's Untouched Score vol.2"を聞きながら書いていると言えば、わかる人にはわかってもらえるのではないでしょうか?



『東方Project』二次創作作品である本作ですが、ゆるめのアクション+ハック&スラッシュ的要素が好きな人なら『東方』ファンでなくても楽しめる内容だと思います。気になったらぜひPlayStation®Storeをチェックしてみてください。



▼PS Store『東方紅輝心』はこちらから!


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