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『天獄篇』本日発売! 寺田プロデューサーのスペシャルインタビューをお届けするスパロボ通信【最終号】

by PS.Blogスタッフ 2015/04/02

「スーパーロボット大戦Z」シリーズの完結編となるPlayStation®3/PlayStation®Vita用ソフトウェア『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』(以下『天獄篇』)が、ついに発売を迎えました! 2008年からスタートした「Z」の物語もいよいよフィナーレ! 今回は『天獄篇』の発売を記念し、シリーズの生みの親である寺田貴信プロデューサーのスペシャルインタビューをお届けします!

スパロボ通信【最終号】メニュー

■『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』ストーリー紹介

■寺田プロデューサー・スペシャルインタビュー

■本日のスパロボあるある

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■バックナンバーはこちら

スパロボ通信【第壱号】

スパロボ通信【第弐号】

スパロボ通信【第参号】
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■今度の敵は「星間連合サイデリアル」!

『天獄篇』の敵は、"もう1つの地球"から現れた「星間連合サイデリアル」。『時獄篇』に名前のみ登場した謎の組織が、ついにその全貌を現します! 『時獄篇』でスフィアリアクターとなったヒビキ、そしてZ-BLUEの面々がこの謎の組織とどう戦っていくのか、非常に気になりますね!

~『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』STORY~

もう1つの地球より現れし侵略者たち。その名は「星間連合サイデリアル」。
開戦数か月で彼らは連邦軍を圧倒し、地球の大半を支配化に置いた。
そして誕生する「新地球皇国(ガイアエンパイア)」。
彼らから地球を解放するため、鋼のレジスタンスたちが立ち上がる!

◆ヒビキ・カミシロ

東京の研究学園都市に転校してきた少年。

偶然、遭遇した人型機動兵器「ジェニオン」に搭乗。その事件を機に同機のテストパイロットとなったヒビキは、ZEUTHとZEXISの混成部隊である「Z-BLUE」の一員として戦いに身を投じる。そして、その戦いの中でヒビキは、「いがみ合う双子」のスフィア・リアクターとして覚醒する。
無愛想でクールな雰囲気をまとっているが、人嫌いというわけではない。転校してくる前は、退役軍人である父と共にビーストハンター(他の並行世界から来た害獣の駆除業)をやっており、高い野戦技術とサバイバル能力を持つ。

◆ジェニオン・ガイ

ジェニオンが「GAIモード」の発動によって変形した姿。ジェニオンは、並行世界間で活動する企業「DEMコーポレーション」が開発した次元力利用機動兵器DEM(ディメンション・エナジー・マシンナリィ)シリーズの試作機。異次元空間でのテスト中に次元震に巻き込まれ、DEMコーポレーションのエージェントロボであるAGと共に地球へ落ちてきた。

 


■寺田プロデューサー・スペシャルインタビュー

「スーパーロボット大戦」シリーズの生みの親、寺田貴信プロデューサーに突撃インタビューを敢行! 「Z」シリーズの誕生秘話や製作時のエピソードなどをたっぷり語っていただきました。「スパロボ」ファン必見のスペシャルインタビュー、じっくりお楽しみください!

――いよいよ「Z」シリーズ完結になりますが、『天獄篇』が発売された現在の心境は?

寺田:現時点で終わったという達成感みたいなものは意外にありませんね。

──ありませんか!?

寺田:ないですね(笑)。僕は過去にアニメ制作やライブイベント関連に携わっていたことがあるんですが、アニメの場合は最終回が放映されたり、ライブの場合だと幕締めがあったりと、明確な"締め"がありますよね。でも僕の場合はゲームの開発が終了しても、ソフトが発売されてもそこで終わりというわけではなく、プロモーション関連や攻略記事の校正などいろいろな仕事が続くんです。そして、そのまま別タイトルの開発に突入することが多く、「気づけば終わっていた」というケースが多いですね。まあ、これは僕に限った話じゃなく、プロデューサーという職に就いている人はそうなのかも知れません。多分、僕はこの仕事を辞める時まで"終わり"を実感することはないんじゃないかと思います。

――ひとつの戦いが終わっても、また新たな戦いが......という感じですか?

寺田:「スーパーロボット大戦」シリーズそのものが今回の『天獄篇』で終わるわけではないですし、ゲームの開発以外の仕事もいろいろとありますから。

 

――スーパーロボット大戦Z(以下Z)シリーズは、「スーパーロボット大戦」の中でもかなりの大ボリュームでしたが、振り返ってみてはどんなシリーズでしたか?

寺田:「スーパーロボット大戦α」(以下α)シリーズは、PlayStation®からPlayStation®2へと、ハードのバージョンアップに合わせてソフトも移行していったんですが、今回の「Z」シリーズは、PS2®に始まり、PSP®「プレイステーション・ポータブル」に移り、最後はPlayStation®3/PlayStation®Vitaのマルチプラットフォームと、ハードが次々と移り変わったのが印象的でしたね。これは市場やユーザーのニーズに合わせていった結果なんですけど、過去のシリーズ作品に比べ、当初予想していた展開とは大きく変わったなあという感じです。

 

――第1作の『スーパーロボット大戦Z』が発表されたとき、"多元世界"という設定には驚かされました。

寺田:「α」シリーズを経た上で、それと差違を出すために考えた世界観です。「Z」シリーズでいうところの"多元世界"は世界観が大きく異なる原作同士を共演させやすいんです。例えば、「地球のどこかに全然違う世界の一部分が突然出現する」みたいなことができ、異世界や遠い宇宙、未来世界を舞台としている原作を参加させやすくなるんですが、その反面、クロスオーバーとして強引な印象を与えてしまうこともあります。「Z」シリーズは「α」シリーズよりいくらか幅が広がったのではないかと考えていますが、「一つの世界にいろいろな作品が混在している」という世界観の方が好きだという方もいらっしゃるでしょうね。そういう意味では、"多元世界"が「スーパーロボット大戦」にとってベストな世界観であるとは思っていません。

――初回封入特典として『連獄篇』のプロダクトコードが付きますが、『連獄篇』のアイデアはどのようなきっかけで生まれたのですか?

寺田:『時獄篇』の初回封入特典として、いちばん最初の『スーパーロボット大戦』のHDリメイク版を入れたのですが、『天獄篇』のほうでも何かやろうという話になりまして。『時獄篇』の特典に関しては、20年「スパロボ」シリーズを応援してくれたファンの皆さんに向けて作りましたが、今回は「Z」シリーズ完結作品ですので、シリーズを追いかけてくださったファンの方々に向けたものにしました。「地獄→時獄」「天国→天獄」と実際の言葉の一字を変えてサブタイトルを付けているので、「天国」と「地獄」の間にある「煉獄」から「連獄篇」という名前にしました。

――『連獄篇』は、『時獄篇』と『天獄篇』の橋渡しとなるストーリーとのことですが、まず『連獄篇』をやってから『天獄篇』をプレイした方が良いのでしょうか?

寺田:『連獄篇』をクリアすれば、『天獄篇』でリンクボーナスをもらえますが、そこにこだわりがなければ、『天獄篇』を先にプレイしてもらってもかまいません。あるいは同時進行でも結構です。『連獄篇』のリンクボーナスは、『天獄篇』のインターミッションでいつでも入手できますので。「Z」シリーズのオリジナルキャラクターに興味があり、より詳しくストーリーを追いかけたい方は、『連獄篇』をクリアしてから『天獄篇』をプレイしていただくと話がわかりやすくなります。

――『連獄篇』にはセツコやランドも出てくるようですが、『天獄篇』にも出てくるのでしょうか?

寺田:「Z」シリーズの歴代オリジナル主人公であるセツコ、ランド、メール、クロウは登場します。『天獄篇』には、彼らが乗る戦艦も出てきますよ。艦長は"女性"とだけ言っておきます。その戦艦なんですけど、"Z"の文字がモチーフとしてどこかに組み込まれていますので、登場したらチェックしてみてください。パッと見てわかりづらいと思いますけど......。

 

──オリジナルキャラクターといえば、「Z」シリーズでは『スーパーロボット大戦Z』のセツコはかなり悲壮感がある一方、『第2次スーパーロボット大戦Z』のクロウはウィットに富んだキャラと、毎回主人公のキャラクター付けが大きく異なるのも本シリーズの特徴ですね。

寺田:『スーパーロボット大戦Z』は、「女性主人公で、今までの「スパロボ」シリーズであまりやらなかった重い話にしよう」と意識的に作っていましたね。男性主人公のランドは、それとは反対に熱いノリにしました。両極端にしようという考えです。なので、ライバルキャラであるアサキム・ドーウィンの印象は、どっちの主人公を先にプレイしたかで、かなり変わると思います。

――確かに、セツコルートのアサキムは極悪人のようなイメージでした。

寺田:『第2次スーパーロボット大戦Z』のクロウはニヒルで大人っぽい感じにしました。これは他の作品の比較的年長のキャラクターと会話させやすいようにするためでもあります。また、「戦って敵を倒す」以外の目的を持たせるべく、"借金"というキーワードを盛り込みました。なので、借金を返すためにも戦うという、「スパロボ」シリーズでは珍しい主人公になったのではないかと思います。

──それでは『第3次スーパーロボット大戦Z』の主人公であるヒビキに関しては?

寺田:まず、セツコやクロウ達より若いキャラクターにしようと。『第3次スーパーロボット大戦Z』には学生が主人公になっている作品がいくつかあるので、それに合わせるためにもヒビキを学生にしました。あらためて「Z」シリーズのオリジナル主人公達を見直してみると、1作目が最も冒険しているかも知れませんね。特にセツコに関してはデンゼルやトビーという仲間が途中で死亡するなどハードな展開にしましたし、オリジナルの敵キャラクターも一風変わった感じで設定しました。「α」シリーズとなるべく雰囲気を変えようという意識があったからだと思います。

──オリジナルキャラに関して言えば、『時獄篇』ではいくつか解明されていない謎が残っていますが。

寺田:『天獄篇』では、AGの正体やスフィア、アドヴェントなど、今までのシリーズで謎だった部分も明かされます。お楽しみに!

 

──『天獄篇』が出たばかりで気が早いですが、次回作の予定は?

寺田:まあ、まだ何とも言えませんね。ただ、今後の版権作品を扱った「スパロボ」は、「α」シリーズや「Z」シリーズのように長期シリーズ化するのではなく、単発の商品にしようと考えています。つまり、一作完結型の「スパロボ」です。ただ、それがずっと続くかどうかはわかりませんし、シリーズ物を全てやめてしまうわけでもありません。昨今の市場の状況に応じて「スパロボ」も変化していくことになると思いますが、個人的にはスタンダードなものも作っていければと思っています。

──最後にPS.Blogのユーザーにメッセージをお願いします。

寺田:今回の『天獄篇』は、いろんな意味でひとつの締めになると思います。ぜひプレイしてみてください!


■本日のスパロボあるある【寺田P篇】 

今回の「スパロボあるある」は、寺田プロデューサーにお聞きした、開発ならではのあるあるネタをお贈りします! 題して「スパロボあるある【寺田P篇】」。それではどうぞ!

「シナリオのセーブデータを間違って上書きする」

寺田:僕は仕事の都合上、セーブデータを1話ずつ全て残すんですけど、間違って上書きしちゃうことがあるんですよね。同じシナリオのデータが二つになって、やり直さなきゃならない時に限って、マップ中のセーブデータがそこそこ前のものだったりとか(笑)。また、シナリオを1話クリアした時点でセーブして、改造や部隊編成などを行ってからさらにセーブするんですけど、それを忘れてしまうとか。で、次のシナリオへ進んで、途中でもう一度最初から内容を確認しなければならない時、改造と部隊編成もやり直さなきゃならなくなり、二度手間に。こまめなセーブを忘れがちなので、一時期、机の上に「毎ターンセーブ」という付箋を貼っていたこともありますよ。

「オリジナルキャラクター主人公の誕生日と血液型を11月11日B型にするのを忘れる」

寺田:僕の誕生日と血液型である11月11日B型は、特殊誕生日ということで精神コマンドの設定がちょっと変わっていたりするんですが、自分の誕生日であるにも関わらず、設定するのを忘れることがあります。主人公キャラやロボットの名前は初期設定のままでプレイするので、誕生日設定もそのままにしてしまうんですね。


寺田プロデューサーありがとうございました! 「Z」シリーズの完結編にして集大成となる『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』。ぜひ感動のフィナーレをその目で確かめてください!
最後にとっておきの「スパロボあるある」をお贈りします。

「やっぱりスパロボはおもしろい!」


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