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『テラフォース』が「アーケードアーカイブス」で配信開始!

by PS.Blogスタッフ 2016/11/17

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1987年にニチブツから発売された名作シューティングゲーム『テラフォース』が、本日11月17日(木)、「アーケードアーカイブス」で配信開始! ディレクター藤原茂樹氏のスペシャルインタビューをお届けします!


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『テラフォース』は1987年にニチブツから発売されたシューティングゲームです。ハイパーミサイルの発射によって、縦・横スクロールを自由に選択できるのが特長です。全16ステージあり、『テラクレスタ』のような縦スクロール面と、『マグマックス』のような横スクロール面を切り替えてプレイすることができます。

「アーケードアーカイブス」は、アーケードゲームの名作を忠実に再現しつつ、PlayStation®4ならではの機能にも対応しています。SHARE機能を使ってプレイ画面や動画をシェアしたり、オンラインランキングで他のプレイヤーとスコアを競ったりすることもできます。ビデオゲームの一時代を築いた名作をぜひお楽しみください。



『テラフォース』ディレクター藤原茂樹氏インタビュー!

──お忙しいところお時間をいただきありがとうございます。「アーケードアーカイブス」シリーズは、藤原さんの作品を多くリリースさせていただいています。「アーケードアーカイブス」シリーズの作品で開発に携わられた作品を教えていただけますか?


全てディレクターとプランナーとデザインの兼任ですが、『クレイジー・クライマー』『ムーンクレスタ』『マグマックス』『テラクレスタ』『コスモポリスギャリバン』『キッドのホレホレ大作戦』『テラフォース』の7タイトルを担当しました。


クレイジー・クライマー


ムーンクレスタ


──ニチブツにはデザイナーとして入社されたのですか?


はい、デザイナーとして入社いたしました。が、ほどなく、プランナー兼任となりました。


──デザイナー時代の思い出を教えていただけますか?


まだ、「アーケードアーカイブス」シリーズでは登場しておりませんが、ニチブツの専用筺体のゲームで『チューブパニック』という3Dシューティングゲームがありまして、キャラクターが360度回転するのですが、自機を90度で16パターンのドット絵で作成しましたが容量的に難しく、ハードでキャラクターを回転することになり、ハードの回転機能が業界初となったのが印象的でした。


──ディレクターとして最初に企画書を書かれた作品は何ですか?


1人で立案し、絵も全て作成した企画書は『マグマックス』です。CPUがZ80全盛の時代に高価なX68000を使用していたので、社長に怒られました。


──ニチブツで最後に開発されたタイトルは何ですか?


今回の『テラフォース』です!


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テラフォース


──その最後の作品、『テラフォース』には思い入れなどはありますか?


これを企画した当時、おぼろげながらニチブツを退職する意志を固めつつありましたので、ニチブツにおいての自分の集大成的なゲームを作りたいと思いました。企画もドット絵も作成した最後の作品ですし、当時の自分のスキルを最大限投下しました。巨大戦艦を描いたのは楽しかったです。


──『マグマックス』のような横スクロール、『テラクレスタ』のような縦スクロールは、藤原さんが手がけたニチブツ作品の集大成のイメージがあります。


マグマックス


テラクレスタ


はい、その通りです。『マグマックス』の横スクロールと『テラクレスタ』の縦スクロールを、ユーザーがゲーム展開に応じて任意に選択できるゲーム性を表現したかったのです。当時、任意に選択できるゲーム性のタイトルはなかったように記憶しています。


──『テラフォース』の開発当時の苦労話や裏話があったら聞かせてください。


プレイしていただくとわかるのですが、縦スクロール時も横スクロール時も多重スクロールしており、背景作成に通常より時間がかかりました。解像度もたしか『テラクレスタ』の倍です。リリースしてからの反省点があります。縦スクロールと横スクロールは1:1で進行しているので、どちらかを選択すると、どちらかが無駄になってしまう贅沢な作りなので、もう1度作れたら改善したいです。


──話がそれますが、藤原さんが作られた『キッドのホレホレ大作戦』には何か思い入れなどはありますか?


企画者として面クリアタイプのゲームを作りたいと思っていました。企画者としての腕を問われるジャンルは、今でも面クリアタイプゲームだと思います。本当にアイデアが勝負ですし、ごまかしが効きません。昨今、大掛かりなゲームが多いですが、ゲームを開発している実感が湧くのは、このタイプのゲームです。アイデアは、いっぱいありますので機会がありましたら作らせてください(笑)。


──ニチブツの後の経歴を教えていただけますか?


『キッドのホレホレ大作戦』を株式会社ハドソンがPCエンジンに移植することになり、それが縁で、株式会社ハドソンに転職しました。ハドソンはアーケードゲームを一切開発していませんでしたので私の企画スキルが家庭用で通じるか? のある意味、挑戦でした。

好きだったファミコンの『ボンバーマン』をニチブツの時から対戦ゲームにしたかったのですが、私の発想が見事に的中し、ヒットシリーズになり16年も携わることになりました。その間、『ボンバーマン』の派生で、玩具の「ビーダマン」を企画開発したり、TVアニメ「ボンバーマンジェッターズ」の原作をしたりいろいろ覚えて、ハドソン退職後、いくつかの開発会社を経験し、現在は株式会社ハ・ン・ドに在籍しております。

株式会社バンダイ様の御縁もあり、「アイカツ!」などいろいろなコンテンツの原案協力のお手伝いをさせていただいております。1人の企画者としてオリジナルゲームも制作中ですので、楽しみにしていてください。


キッドのホレホレ大作戦


──藤原さんはニチブツ時代も、ニチブツ後も、数々の名作を生み出されてきました。その中で、ニチブツ時代の作品というのはどのようなものですか?


ニチブツで開発した作品は、私がゲームを開発するとはどういうことかを見出すことができた作品です。今思えば苦労の連続でしたが、企画も絵も自分1人でできたので、胸をはって自分が企画しましたと言える作品ばかりです。現在は、開発の分業が進み、言い過ぎかもしれませんが、量産品が多いです。


──アーケードアーカイブスは80年代、90年代の名作を復刻しています。当時のオリジナルゲームを作られたクリエイターの藤原さんにとって、このように復刻していくプロジェクトはどのような印象ですか?


私自身、すごく感謝しています。私が若かったころ、寝食を忘れて開発に没頭したゲームタイトルが、時を重ねて今でも遊んでいただけることが何より嬉しいです。

「アーケードアーカイブス」シリーズで『テラクレスタ』が登場した折、ファミ通誌上の『桜井政博のゲームについて思うこと』のコラムでの「多くの人が築いたものに、まだまだ学ぶべきところは多いです」のコメントに、ゲームの歴史はこのように引き継がれていくのだな、と感じました。アーケードゲームは触れる機会が少ないので、ぜひこれからも続けてください。


──最後に、『テラフォース』のファンのみなさんにメッセージをお願いします。


私が企画とドット絵を作成した最後の作品になります。シューティングゲームを多く作ってきた私の集大成的な作品ですので、当時の私の企画者としての想いを少しでも感じていただけたら光栄です。



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20161117-terraforce-10.jpgアーケードアーカイブス テラフォース

・発売元:ハムスター
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:シューティング
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 823円(税込)
・CERO:A(全年齢対象)

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©2016 HAMSTER Co.
Arcade Archives Series Produced by HAMSTER Co. and Nippon Ichi Software, Inc.

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