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『人喰いの大鷲トリコ』の生みの親、上田文人氏とは!? その魅力に迫る【特集第2回/電撃PS】

by 電撃PS編集部 2016/11/18

世界中のファンが発売を待ち望む、期待の最新タイトル『人喰いの大鷲トリコ』。今回は、そのゲームデザインを手掛けているクリエイター・上田文人さんが描き出す世界について振り返りつつ、発売日が迫る本作の魅力をまとめていきます。


「もういくつ寝ると、お正月より先にトリコが来るぞー!」

はい、サンタクロースよりも先にやってきます。私はいいオトナですが、よいこにしている子ども以上にもう待ちきれません。ちなみに大抵のゲームソフトは木曜日に発売されることが多いのですが、『トリコ』の発売日である12月6日は火曜日となっています。なぜか? これは、全世界同時発売となるからなんですね。それだけ、世界中で期待値の高いビッグタイトルということ! ファンのなかには「その日はもう休みをとってあります!」という方もおられるようです。発売時期が正式発表された、2015年のE3での観衆の熱狂が、今も目に浮かびますね。


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とはいえ、若い方や最近PlayStation®4を買ってゲームに熱中しはじめた人には「いったい『人喰いの大鷲トリコ』は、どうしてこんなに注目されているんだろう?」と疑問に思っている人も少なくないのではないでしょうか。そこで特集第2回となる今回は、本作のゲームデザイン、およびディレクションを手掛けているクリエイターの上田文人さんにスポットを当ててご紹介しましょう。どうして多くのゲームファンが『トリコ』に熱狂し、注目されているのか? その理由は上田さんの過去作品に触れることで見えてきます。


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前回の特集記事はこちら

こんなにもこわくて、こんなにもやさしい──『人喰いの大鷲トリコ』がやってくる!【特集第1回/電撃PS】

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静謐なるセンセーショナル――2001年発売のPS2®『ICO』

「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから――。」


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今から約15年前、上田文人さんがディレクターを務めた最初のタイトル『ICO』がPlayStation®2で発売されました。当時、このキャッチフレーズを見ただけで胸がキュッとなって、「よし、予約しよう」と心に決めたことが思い出されます。

数々のギミックを解きながら脱出を試みる、パズル的な要素を多く含んだアクションアドベンチャーという点では、『トリコ』の原点であるとも言えるこの『ICO』。生まれたときからツノが生えているという理由だけで、イケニエとして霧の城に閉じ込められた少年イコと、謎めいたはかない少女・ヨルダ。運命的に出会った2人が手と手を繋いで、霧の城からともに脱出を目指すという物語は、とてもシンプルなものでした。しかし、その「手を繋ぐ」というとても単純なアクションが、世界観や物語に深みを与え、プレイヤーを世界へと引き込む素晴らしいゲームデザインであるとして、全世界から高く評価されたのです。後半まで進むにつれ、アクション要素は難易度が高くなり、シビアな局面も多かったはずなのですが、おそらくプレイした多くの人が『ICO』について、とても静かでロマンチックな、雰囲気重視のゲームだと記憶しているのではないでしょうか。そのあたりが一種の「上田文人マジック」であるとも言えなくもありません。私もエンディングでは号泣して、涙で前が見えませんでした。





しがみついて倒す、リアルな達成感――2005年発売のPS2®『ワンダと巨像』

「少女を助けたければ、この地に棲むすべての巨像たちと戦い、そして倒さねばならない――。」


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それから4年後、2作目となる『ワンダと巨像』が同じくPS2®で発売されました。静かなイメージだった『ICO』とは打って変わって、荒々しく戦い巨像を狩るというアクション性の高いゲームですが、やはりそこには『ICO』から引き継がれた世界観が存在していました。とてつもなく広大な大地を、愛馬アグロにまたがって駆け抜けていく疾走感。まるでオープンワールドのRPGを遊んでいるかのような冒険の感覚が、プレイヤーをただただ高揚させます。亡き少女の魂を呼び戻すためだけに、禁断の地へ足を踏み入れたワンダは、この地に眠る16体の巨像を倒せば少女を救えるという伝説を信じて、たった1人で謎の巨像に挑んでいくのです。

巨像にしがみついてよじ登り、弱点に剣を突き刺す......勇猛果敢なアクションゲームとして楽しめばいいはずなのに、最後の一撃はなぜか切なく、プレイヤーの胸を打ちます。そうしてワンダとアグロが満身創痍となりながら、16体の巨像を倒した時......こちらもまた衝撃的なラストが待ち構えているのでした。





訪れた長い空白の末に――2016年発売のPS4®『人喰いの大鷲トリコ』

こうして振り返ってみると『ICO』そして『ワンダと巨像』というたった2つの作品だけで、上田文人の名は世界中に知られ、多くのゲーマーたちをひきつけてやまないゲームクリエイターの仲間入りを果たしたのでした。この2作品がどれだけその後のゲームと多くのゲームクリエイターたちに影響を与えたかということは、世界中のゲームクリエイターのインタビューなどを読んでみても明らかです。


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つまり!

世界中のゲームファンがもうすごくすごく上田さんの作るゲームが遊びたくて遊びたくて仕方ない状態が続いていたけどいろいろあって発表から7年も経ってしまってそれがついにこの12月6日(火)に新作の『人喰いの大鷲トリコ』が出るわけですからもう数年ぶんの想いがあふれて待ちきれない!!!! って感じになっているというわけなんですね。そりゃあもう、息をつくヒマもないくらい興奮するってものでしょう......読みづらかったならごめんなさい。


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そんな上田さんがどのようなことを考えながらこの長い期間を『トリコ』に費やし、この作品を世に送り出そうとしてきたかについては、昨年からのインタビュー記事などをぜひ読んでみてください。

電撃オンライン「上田文人氏が語るゲームへの思いは遊ぶ側、作る側も必見」

電撃オンライン「『人喰いの大鷲トリコ』は上田文人氏にとってのゲーム制作の最適解。E3 2016で発売直前の心境を語る」




さて、次回は現在公開されているプレイ動画やトレーラーなどから、謎に満ちた大鷲トリコの生態、秘めたる(?)かわいらしさや獣ならではの恐ろしさについてご紹介しようと思います。どうぞお楽しみに。


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人喰いの大鷲トリコ

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・プラットフォーム:PlayStation®4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:2016年12月6日(火)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 6,900円+税
    パッケージ版 初回限定版 希望小売価格 6,900円+税
    ダウンロード版 販売価格 7,452円(税込)
    ダウンロード版予約購入専用価格 6,372円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)

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