大地は何に奪われたのか?『Horizon Zero Dawn』世界を支配する機械たちの生態に迫る【特集第1回/電撃PS】

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大地は何に奪われたのか?『Horizon Zero Dawn』世界を支配する機械たちの生態に迫る【特集第1回/電撃PS】

「KILLZONE」シリーズを手がけたGuerrilla Games(ゲリラゲームズ)が新たに送り出す、PlayStation®4用アクションRPG『Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)』。

発売日が近づくにつれて、徐々にヴェールに包まれた実態が明らかになってきた。それに加え、1月末に公開された「Cinematic」トレーラーにより、アーロイが旅に出る理由や、巻き起こる展開なども垣間見ることができ、ますます期待を抱いているファンも多いことだろう。

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『Horizon Zero Dawn』「Cinematic」トレーラー

もし『Horizon Zero Dawn』について知るのが初めてで、ゲーム内容についてもっとよく知りたいという場合は、前回のメディアツアーレポートも併せて読んでいただきたい。そんな全世界が待ち望んだ本作の魅力を、電撃PlayStation編集部がガッチリ解析していく。

今回焦点を当てるのは、本作最大の特徴ともいえる”機械の獣”たち。現実に存在する動物の姿を模してデザインされた機械が自然の中を歩くさまは、どこか幻想的にも見え、『Horizon Zero Dawn』の世界の美しさを引き立てているといってもいい。

『Horizon Zero Dawn』の世界では、人間は彼らによって生活圏を奪われてしまっているのだが、人間は機械のことをしっかりと”機械”と認識しつつも、通常の動物のように狩猟の対象として見て、ある種の共存関係を築いているのも本作のおもしろいところだろう。

機械たちも、それぞれモデルとなった動物に近い生態をしているのが特徴的で、群れで行動する機械もいれば、単独で行動する機械もいたりと、非常にバリエーション豊か。攻撃方法も、元となった動物のイメージや形状を生かしていることも多く、その動きのリアルさには驚きを通り越して感心してしまうほどだ。

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なお、本作の主な敵はこういった機械の獣だが、野に砦を構える山賊や、ノラ族を襲った謎の襲撃者など、人間の敵も登場する。大地の支配権を失い、機械の脅威に直面してもなお争い続ける人類が、この世界で何を見出すのかにも注目してみよう。

一番小さくても人間大! 『Horizon Zero Dawn』世界に住まう機械の獣たちの姿をチェック!

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ウォッチャー

は虫類を思わせる姿をした、もっとも小型の機械獣。機械たちの斥候の役割を果たしており、フィールド全域で確認できる。1体ではさほど強くないものの、つねに集団で行動しているため、数しだいではあなどれない敵となる。

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ブロードヘッド

牛のような形状の中型の機械獣。性格は比較的おとなしく、アーロイの姿を確認すると逃げてしまうことも多い。攻撃の際は特徴的な角を生かした突進や、強烈な蹴りを繰り出してくる。アーロイがオーバーライド(ハッキング)すると、機乗することも可能。

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シェルウォーカー

ヤドカリのような機械獣で、背中のコンテナにはアイテムが積み込まれている。腕からシールドを発生させるため、正面からの攻撃には非常に堅牢なのが特徴だ。スキをついて背面にあるコンテナとの接続部を破壊すれば、コンテナを落下させることができる。

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炎のベロウバック

アリクイのような長い口から発射されるのは、可燃性の物質。遠距離からも火炎を放ってくるため、距離があるからと油断はできない。背中のタンク部分には燃料が入っており、万が一引火すれば周囲を巻き込んで大爆発を起こすだろう。

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ストーカー

ヒョウのようなしなやかなボディが特徴的な中型機械獣。最大の特徴はステルス機能で、風景と完全に同化しての奇襲攻撃が強力だ。

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グリントホーク

ハゲタカのような鳥型の中型機械獣。生息範囲内を群れで飛び回っている。破壊された機械に集まる習性があるようだ。

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スナップモウ

水中に住むワニ型の機械獣。川を横切る際などは、まず付近にスナップモウがいないかの確認が必要なほど、水中での戦闘力は圧倒的だ。獲物を見つけると執念深く地上まで追ってくる。しかし、地上でももの凄い跳躍力を生かして飛び込んでくるため、油断は禁物。

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サンダージョー

恐竜のような姿をした、最大の戦闘用機械獣。その巨体もさることながら、真に恐るべきは体中に搭載されたさまざまな重火器だろう。圧倒的な火力を潜り抜けられても、その先に待つのは巨大な顎や長い尻尾、巨大な脚などによる猛攻だ。名実ともに、『Horizon Zero Dawn』最強の機械獣といえる。

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トールネック

おとなしく、人には危害を加えない機械獣で、一定の範囲をゆっくりと動き回っている。キリンのように長い首をつたって頭頂部に登ることができ、無事に頭上にたどりついてオーバーライドできれば、周囲のマップ情報を入手することができる。

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コラプター

どの動物とも似つかない、ほかの機械獣とは別種の機械。明らかに攻撃的で、グレネードランチャーやスパイクランチャーといった強力な火器のほか、長い尾を使って岩を投げ飛ばすなど、高い戦闘能力を持っている。また、機械獣を狂暴化させ、人を襲わせる手段を持つ。

今回紹介した以外にも、本作にはまだまだ数多くの機械が登場する。これらの巨大な敵に、アーロイは弓と槍で挑まねばならない。正面から戦う以外にも、弱点を調べたり、罠を使ったりといった戦術も必要になるのが本作の醍醐味だ。

次回は、これら機械獣と実際にどのように渡り合っていくのか、狩りの基本的な流れについて触れていこうと思う。

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Horizon Zero Dawn (ホライゾン ゼロ ドーン)

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:オープンワールド・アクションRPG
・発売日:2017年3月2日(木)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 6,900円+税
    パッケージ版 初回限定版 希望小売価格 6,900円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 7,452円(税込)
    ダウンロード版 デジタル初回限定版 販売価格 7,452円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)

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『Horizon Zero Dawn』公式サイトはこちら

©Sony Interactive Entertainment Europe. Published by Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Guerrilla.

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