『Destiny』拡張コンテンツ第2弾「ハウス・オブ・ウルブズ」配信中! Bungie本社で行なわれた先行プレイイベントの模様を独占レポート!

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『Destiny』拡張コンテンツ第2弾「ハウス・オブ・ウルブズ」配信中! Bungie本社で行なわれた先行プレイイベントの模様を独占レポート!

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独占初公開! 『Destiny』拡張コンテンツ第2弾「ハウス・オブ・ウルブズ」登場!!

手強い2種類の協力プレイが追加! 『Destiny』拡張コンテンツ第2弾「ハウス・オブ・ウルブズ」先行プレイレポートPART2!

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壮大なSFファンタジーが楽しめるオンライン専用アクションシューティング『Destiny』。その拡張コンテンツ第2弾「ハウス・オブ・ウルブズ」の配信に先駆け、4月某日、『Destiny』の開発元である米国シアトルのBungie本社で、メディア関係者向けの先行プレイイベントが開催された。

■機内からの風景が『Destiny』気分を盛り上げる

イベントの場所がシアトルということで、イベント前々日に成田を出発。約10時間の空の旅を楽しむこととなった。『Destiny』では、戦場から戦場への移動にはスペースシップを用いるのだが、機内から見る風景は、その場面をどことなく連想させる。海の向こうで待っている戦いに向け、静かに気分が盛り上がっていく。アラスカ上空では雪に覆われた山々が眼下に見えた。山の稜線を境に、雲の有無が分かれている様子が面白い。

■いざ、Bungie本社へ!

シアトル到着の翌朝、アクティビジョンの広報担当者の案内でBungie本社に向かう。建物は普通の商業ビルのように見えるが、玄関のあるフロアに上るとおなじみの企業ロゴが見えてきた。

入口の壁面には、これまでのBungie作品の名前が書かれている。「HALO」シリーズはもちろん、同社のSFFPSの原点「MARATHON」シリーズや、ジャパニメーション風サイバーパンクアクション『ONI』の名もあり、ベテランのゲームファンにとっては感慨深いものがある。また、窓ガラスには『Destiny』のロゴの一部も。

そして内部は……これがとんでもない宝の山! 長い歴史を歩んできたBungie社ならでは。そのうちのごく一部をお見せしよう。

受付には「HALO」シリーズに登場するODST(軌道上から惑星に降下する精鋭部隊)仕様のアーマーが飾られている! 寿司屋でお任せを頼んだらいきなり大トロが出てきたような衝撃だ。受付の人もUNSC(作中の国連宇宙)のスタッフのように見えてしまう。

受付を通過したすぐ先には、『Destiny』のアートワークが飾られていた。Bungie社の『Destiny』にかける意気込みが伝わってくる。

レゴで作られたマスターチーフの胸像や、お蔵入りとなったもののピーター・ジャクソンが手掛けていた映画版『HALO』の小道具なども飾られていた。

『エイジ オブ エンパイア』系のRTS「Myth」シリーズのフィギュアやグッズも。戦闘中の物理演算的な動きやリアルな描写が話題になった作品。

みんなのヒーロー、マスターチーフの像。『HALO 2』当時に販促用に作られた古いバージョンも少し隠れた場所に置かれていた。銃撃戦のカバーポジション風にも見える。

なぜかレトロゲームの筐体もインテリアのように置かれていた。『JOUST』『Ms. PAC-MAN』など。

その後、Bungieの公式動画でおなじみのコミュニティマネージャーDeeJ氏により、社内の施設が案内された。いかにも氏らしい軽妙なトークに、その場に集まった各国のメディア関係者からは笑いが絶えなかった。

SPANDEX PALACE

モーションキャプチャー用のスタジオ。SPANDEXとは伸縮する合成繊維のことで、転じてタイツという意味。モーションアクターはタイツ姿になるところから、タイツ姿の人が多い場所→宮殿という連想で名づけられている。

THE GAUNTLET

この部屋ではBUNGIE社内の人間によるテストプレイが行われているとのことで、内部は非公開。マルチプレイゲームの元祖にして金字塔的な存在、ミッドウェイ社のアーケードゲーム『ガントレット』が由来か。

LABORATORIUM

こちらは社外から訪れた人々がゲームをテストプレイするための部屋(実験室)。科学的にも裏付けされた面白さを作りたい、という思いがこめられているらしく、テストプレイには心理学者なども参加するとのこと。内部にはフラスコで溶かされたユーザーの絵があったが、ある種のジョークだろう。

■開発スタッフから伝わってくる「熱」

社内の案内が終わると、参加者はTHEATERと名づけられた小ホールに集められた。「ハウス・オブ・ウルブズ」のプロデューサーであるScott Taylor氏や、アクティビジョンの広報担当者からのごくごく短い挨拶のあと、すぐにゲームプレイの時間となった。このあたりは、一刻も早くゲームをプレイしたい来場者への計らいだろう。

当日、イベントに立ち会っていた「ハウス・オブ・ウルブス」主要スタッフ。左から「ハウス・オブ・ウルブズ」プロデューサーのScott Taylor氏、リードデザイナーのMatt Sammons氏、リードデザイナーのLars Bakken氏、「ハウス・オブ・ウルブズ」の対戦パートのリードデザイナーDerek Caroll氏、シニアデザイナーのTim Williams氏。そしてクリエイティブディレクター兼アートディレクターのChristopher Barrett氏。

そして参加者がLABORATORIUMに移動したあと、まずは協力プレイ要素である「エルダーズ・プリズン」「影に生きる盗賊」について、Tim Williams氏から簡単な説明が行われた。さらに氏は「エルダーズ・プリズン」にあるという「宝の部屋」の話もしていたが、残念ながら担当のファイアチームはそこまで到達することができなかった。残念。

お昼に休憩をはさんだ後、午後は対戦プレイの「オシリスの試練」や4つの新マップをプレイ。このときは、ゲームプレイをしながら、Derek Caroll氏やLars Bakken氏から興味深い話を聞くことができ、その内容は前回までの記事を構成する大きな助けとなった。ちなみに対戦中、隣の席に座ってゲームをプレイしていたLars氏に、新マップ「ウィドーズコート」についてのアドバイスを求めたところ返ってきた返答は…

「俺のあとをついてきな!」

ゲームプレイにはメディア関係者やBungie開発者だけでなく、アクティビジョンの広報チームも加わっていたが、ヌルいミスをすると容赦なくヤジが飛び交うような熱い雰囲気がその場にはあった。そのことが、国内のイベントとは違って新鮮だった。

そうこうするうちにゲームプレイの時間はあっという間に終了。計4時間ほどはあったはずだが、FPSに熱中しているとそんな時間は一瞬で過ぎてしまった。

■Christopher Barrett氏からのメッセージ

──制作が始まったころのお話をお願いします。

Christopher Barrett氏(以下C)「私がBungieに来たとき、すでに初代『HALO』は存在していた。だが『Destiny』はゼロの部分から関われたタイトルなんだ。7年前、チームは私を含めて3人しかおらず、すべてのビジュアルを私が生み出すしかなかった」

──どんな思いをこめてスタートした作品なのか。

C「誰かの活躍を横で見るようなゲーム体験ではなく、ゲームプレイがプレイヤー自身の体験であり、運命(Destiny)であり、そして全員が主人公(Hero)だと感じてほしいという思いがあった。それでこのシンプルな題名になったんだ」

──これまでの拡張コンテンツでは月世界やリーフが描かれたが、今後は『Destiny』のワールドはどんな姿を見せていくのか。

C「これでもまだ、この世界の入口の部分しか描けていない。トラベラーの謎や、まだ訪れていない惑星、何百万というアイディアやドキュメントが存在しているので、それを順次見せていけること自体がエキサイティングだ」

──日本のゲーマーは物語やキャラクターに関して、興味を強く持つ傾向がある。そんな彼らにメッセージを。

C「私も日本のゲーマーと同じように、キャラクターや世界をとても重視する。もちろんシューティングのプレイ感を作りこむことは我々の得意分野だが、それだけではなく、プレイヤーがつねに戻ってきて遊び続けられるような環境を(それはキャラクターや物語も含めて)整えていきたい。ゲームをプレイする人の数も増え、その文化も多彩になってきた。私は日本の文化やファッションにも接しながら育ってきた。世界の人がどんなものを楽しいと感じるのか、今後も学んでいこうと思っている」

『Destiny』に初期から注目していた方であればご存じのとおり、彼は士郎正宗や横山宏、竹谷隆之のデザインに強い影響を受けているという。海外作品ながら、どこかなじみのあるデザインラインが見受けられるのもそういった理由からなのだ。

今回の取材を通して最も印象深かったことは、開発者、メディア関係者問わず「ゲームが好きだ!」「SF世界が好きだ!」という熱い気持ちがほとばしっていた点。そんな熱気に当てられたためか、取材で訪れたにも関わらず、どこか冷静ではいられなかった。

「ハウス・オブ・ウルブズ」によって新ルールや新ステージが加わり、慣れ親しんだ操作感はそのままに、さらなる世界の魅力を味わえるようになった『Destiny』。当分、この宇宙が「熱」を失うことはないだろう。


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●『Destiny』プレイヤーズインフォメーション

「『Destiny』プレイヤーズインフォメーション」では、『Destiny』のアップデートやメンテナンス情報のほか、新たに『Destiny』を始めるみなさんのためのガイドなど、プレイヤー必見の情報をご用意しています。また、『Destiny』の開発元Bungie社が運営するコミュニティサイト「Bungie.net」内には、日本の『Destiny』プレイヤーのみなさんのための公式コミュニティ「Japanese Guardians」も運営中!

©2014 Bungie, Inc. All rights reserved. Destiny, the Destiny Logo, Bungie and the Bungie Logo are among the trademarks of Bungie, Inc. Published and distributed by Sony Computer Entertainment Inc. in association with Activision.

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