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【TGS2017】スーパーマッシブ・ゲームズが放つ新作VRホラー『The Inpatient -闇の病棟-』をレビュー!

by PS.Blogスタッフ 2017/09/23

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謎が謎を呼ぶスリルとサスペンス。"バタフライエフェクト"を踏襲した、スーパーマッシブ・ゲームズの新作VRホラー

PlayStation®VR専用『The Inpatient -闇の病棟-』は、スーパーマッシブ・ゲームズが贈る新作VRホラーアドベンチャー。11月22日(水)より、PlayStation®4ダウンロード専用タイトルとして配信される。




プレイヤーは、"ブラックウッド療養所"で記憶を無くしたまま目覚めた主人公となり、手遅れになる前に自分自身が何者なのか、なぜこの場所にいるのかを突き止める必要がある。真実にたどり着けるのか? 登場キャラクターの誰が生き延びるのか? プレイヤーの選択次第でストーリーは分岐し、全く異なるエンディングが待ち受ける。PS VRによる圧倒的な臨場感で、謎が謎を呼ぶスリルとサスペンスを体感できる作品だ。

「東京ゲームショウ2017」にて本作の試遊台が出展され、PS.Blogスタッフも体験。3人が体験した恐怖をお届けしよう。

【プレイインプレッション】

VRで人物の存在感と不気味な療養所の空気感が際立つ!

『Until Dawn -惨劇の山荘-』を開発したスーパーマッシブ・ゲームズが手掛ける新作ということで、アドベンチャー&ホラー好きには見逃せない本作。今回のプレイデモでは、暗い部屋の中で椅子に縛り付けられて見知らぬ老医師に話しかけられるシーンに始まる、不気味な"ブラックウッド療養所"でのワンシーンが体験できた。

PS VR+ヘッドホンという"閉じた環境"を通して行なわれる会話は、相手の表情やしゃべり方から細かなニュアンスの変化が伝わってきて、実際に彼らが目の前にいるよう。例えば冒頭の老医師は、表情や物腰こそ優しげだが、その会話の端々からうさん臭さを感じさせる人物。相手の語り口が優しくても、自分は身動きが取れないうえに、彼との会話の中で自分の記憶らしきものがフラッシュバックする不思議な体験をさせられるため、どうも全面的に信用する気にはなれない......という人が多いだろう。


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人物との会話では、相手に返す言葉とそのニュアンスが選択肢として空中に浮かぶので、視線を向けて答えたいほうを選び、決定ボタンで返事をする仕組み。返せる返事はポジティブな反応とネガティブな反応のおおむね2種類だったが、選択肢が出た状況で何もしなければ「答えない」という反応を取ることも可能だった。基本的には『Until Dawn -惨劇の山荘-』の"バタフライエフェクトシステム"をほぼ継承した形だが、VRでのプレイだと相手との距離感が近く、実際に会話をしているかのような気持ちを味わえた。

シーンが進むと看護師らしき人物に自分の病室に連れて行かれ、PlayStation®Move モーションコントローラーを操作して移動したり、気になるものを調べたりといったことができるように。中には、置かれていた紙を手に取り、ひっくり返して裏側を見るといった行動を、手首をひねるモーションコントロール操作で行なう場面もあり、これが没入感を高めるのにひと役かっていた。

不気味な場の雰囲気や、人物の個性がより際立って感じられる、VRゲームならではのプレイ感覚は、本作のようなホラータイトルとは相性抜群。今回のデモの中でも、部屋の外からかすかに聞こえてくる不穏なやり取りや、夜の廊下で起きる亡霊のような男との遭遇など、院内で起きるあらゆる出来事を「今、自分が"そこ"にいる」という臨場感の中で体感でき、驚きに思わず声を上げてしまうこともあった。自分は誰なのか、この療養所に何があるのか、とにかく謎だらけで、先が気になってしまう本作。迫る発売日が楽しみな作品だ。(PS.Blogスタッフ・竹内)



"情報が足りない"恐怖、そして不安と衝撃が全身を襲う

本作はVRホラーアドベンチャーということで、まずは「バイオハザード」のようなゲームを連想してプレイを始めるも、すぐにそれとは違う性質のものであることが判明する。いわばホラー映画の主人公になって、その視点から世界を体験する......というような作品なのだが、車椅子に座っていたり、記憶も喪失していたりと何しろ自由がきかない。プレイヤーに与えられる情報も圧倒的に少ない。最初にわかっているのは、舞台が"療養所"であることぐらいだ。

暗い処置室(?)でプレイヤーに優しく語りかけてくる医師や看護師たち。彼らは敵なのか、味方なのか。会話の途中には、主人公の"記憶の断片"のようなシーンがフラッシュバックしていく。この記憶について医師らには「何か思い出せたか」と尋ねられ、そのたびに会話の選択肢が出現。選択肢にはちょっとしたニュアンスの違いがいくつも用意されているのだが、その言葉選びひとつひとつによって後々のシナリオが大きく変わっていくという。"バタフライエフェクト"とも呼ばれるこの現象は本作におけるひとつのテーマであるらしく、楽しみ方のスタイルとしては従来のサウンドノベルゲームの醍醐味とも共通する部分があるようだ。

しかしながら、PS Move モーションコントローラーにも対応した本作。プレイヤーはただ会話の選択肢を追うだけではなく、次第に両手を使ったさまざまなアクションがとれるようになっていく。試遊の後半には夜の病棟を車椅子で移動できるシーンがあるのだが、これがすさまじく怖い......! そこまでが"じわじわくる"系の怖さだったのに対し、この後半のシーンは衝撃系の怖さ。"闇の病棟"というサブタイトルから予感する世界観をたっぷりと味わうことができ、まさしくホラー映画好きにはたまらない一作になりそうだ。(PS.Blogスタッフ・柳)


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"慣れ"を許さない、底知れぬ不気味さと緊張感

以前、別のメディア向け体験会でプレイ経験がある自分は2度目の挑戦。前回は海外版で英語の表示と音声だったため、会話や選択肢の内容を断片的にしか理解できなかったが、今回は日本語にローカライズされており、謎解きへの意気込みが違う。また、すでに体験したシーンなら、もう怖がったり驚いたりしないはず。そんな余裕の気持ちでプレイを始めたのだが......。

まずは処置室の場面から。老医師はリアルに描かれ、こちらを覗き込み質問してくるときには息遣いまで感じられるようだ。質問が日本語になったことで意味は通じるが、主人公が記憶を失っているため自信を持って答えることができず、手探りで選択していくのがもどかしい。むしろ、「自分は何も知らない」ことが改めてわかり、その状況で答えなければならない不安が大きくなっていく。

通路や寝室でのシーンも、今見えている光景が現実なのか記憶なのか、あるいは妄想なのかが判然としない。その中での行動や選択には、常に緊張感がつきまとう。さらに、いかにも何かが起こりそうな暗がりの通路では、身構えていたにも関わらず、突如として現れた恐怖に満ちた男の顔と叫び声に、思わず身をすくめる結果に......。前回体験したバージョンに新たなシーンが追加されていたこともあるが、底知れぬ不気味さと緊張感によって、まるで初プレイのように怖がり、驚いてしまった。

『Until Dawn -惨劇の山荘-』で注目を集めた"バタフライエフェクト"を継承し、プレイヤーの選択によって結末が変化する本作。製品版でも繰り返しプレイすることになるはずだが、一度体験したシーンであっても簡単に慣れることはできず、緊張と恐怖を味わい続けられるだろう。(PS.Blogスタッフ・松田)


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The Inpatient -闇の病棟-

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:ホラー/アドベンチャー
・発売日:2017年11月22日(水)予定
・価格:未定
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定

※ダウンロード専用タイトル
※PlayStation®VR専用
※PlayStation®Move対応

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PS.Blogの『The Inpatient -闇の病棟-』記事はこちら

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『The Inpatient -闇の病棟-』公式サイトはこちら


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