『シャドウ・オブ・ウォー』はこんなに凄い! 砦の攻防戦や進化したネメシスシステムをプレイレポート!

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『シャドウ・オブ・ウォー』はこんなに凄い! 砦の攻防戦や進化したネメシスシステムをプレイレポート!

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10月12日(木)に発売された、PlayStation®4用ソフトウェア『シャドウ・オブ・ウォー』。本作は、世界的に大ヒットを記録し、全世界で50以上もの賞を受賞したオープンワールドアクションRPG『シャドウ・オブ・モルドール』の続編だ。

シリーズの舞台は、ファンタジー映画「ホビット」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで描かれた、「中つ国(なかつくに)」と呼ばれる架空世界。「中つ国」のモルドール地方を舞台に、レンジャーのタリオンと「力の指輪」の製作者であるケレブリンボール、ふたりが冥王サウロンに立ち向かうオリジナルストーリーが描かれる。

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先行発売された海外でも好評を博している本作を、PS.Blogスタッフもさっそくプレイ! 砦をめぐる大規模な攻防戦や、プレイヤーが操作するタリオンとの関係を敵が記憶する「ネメシスシステム」の進化など、大きな見どころを体験した。軽快なアクションやプレイヤーの個性を反映できる育成要素、レアな装備の収集など、実際にプレイしてわかった本作の魅力を紹介しよう。

ストーリーを追うもよし! レアアイテムを求めるもよし! 自分だけの物語を堪能しよう

プレイインプレッションの前に、まずはゲームの進め方を簡単に紹介しておこう。メニュー画面の「クエスト」には、現在受けられるクエストやミッションの一覧が表示される。この中から進めたいストーリーのクエストやミッションを選択すると、画面に目的地の方向や距離が表示されるので、そこへ向かえばOKだ。

オープンワールドのゲームは自由すぎて、何をすればいいのか、どこに行けばいいのかわからなくなってしまう、という人も安心してほしい。

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もちろんクエストやミッションを受けず、自由に周囲を散策することも可能! マップを開けば、レアなアイテムを所持している小隊長クラスのオークの居場所を確認できるため、ストーリーそっちのけで彼らを狩りまくるといった遊び方もアリだ。

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【プレイインプレッション:砦の攻防戦編】
軍勢を従えて砦を制圧! ・・・・・・と、その前に入念な準備が必要?

ゲームを進めていくと、「攻城ミッション」という特殊なミッションが発生する。これこそが、本作ならではの新要素である、大規模な砦の攻防戦を体験できるものだ。発生直後に受注して即座に挑むこともできるが、焦りは禁物。自軍を強化したり、敵軍を弱体化したりといった事前の準備が、「攻城ミッション」攻略の鍵となる。

ここからは、ゲーム中でプレイヤーが最初に挑戦することになる、ヌアネンにあるシャークブルズの砦を舞台にした「攻城ミッション」の模様をお届けしよう。

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敵オークの小隊長を支配下に! 相手の力を削ぎつつ自軍を強化!!

砦を守るオークたちには、支配者である首領を筆頭に軍団長、小隊長といった階級があり、その区分に従って砦を守備している。首領を倒せば「攻城ミッション」は成功。しかし、そこへたどり着くまでに強力な軍団長や護衛の小隊長が立ちはだかるというわけだ。

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今回は砦へ攻め込む前に、敵軍の弱体化にチャレンジ! タリオンはオークを支配できる。敵小隊長も攻撃して弱らせると支配可能で、支持者として連れ歩いたり、そのまま内通者として敵軍に潜伏させ「攻城ミッション」中に裏切らせたりすることができる。

そこで、修得したスキルやレア装備の収集で培ったテクニックを活用し、次々と敵小隊長を支配して自分の味方に。敵軍団長をおびき出すことにも成功したのでこれを倒し、その後釜に味方の小隊長がなるように仕向けてみた。

オークの世界は実力主義。小隊長が軍団長へと昇格するには、他の候補と決闘して勝利する必要がある。その戦いにタリオンは介入できず、見守ることしかできない。

後釜を決める決闘に味方の小隊長を送り込んだ結果、2人の敵軍団長が両方ともタリオンの支配下に置き換わるという快挙を達成! 敵小隊長もそのほとんどが実際はタリオンの味方という状況となり、「攻城ミッション」開始前から敵軍は壊滅状態という有様だ。さらに、味方の小隊長の中からレベルが高い3人を支持者とし、「攻城ミッション」時の襲撃部隊に配属してみた。

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ミッション開始前に自軍と敵軍のレベルを確認できるのだが、このときの自軍のレベルは138で、敵軍のレベルは88。少しやりすぎたかも? かなり開いてしまった戦力差を目の当たりにし、敵の首領が少しかわいそうになってしまった(笑)。

いざ開戦! 一斉に砦へ進軍するオークの軍勢の姿は圧巻!!

十分すぎるほどの準備を整え、いよいよ「攻城ミッション」へ。開戦前にはタリオンに従うオークの軍勢が気勢を上げるデモシーンが挿入され、プレイヤーのテンションも上がっていく。そして「突撃!」というタリオンの合図とともに、砦の攻防戦がスタート!

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砦を守る敵も必死の抵抗を見せ、砦は戦火の煙と怒号が渦巻く、混乱に満ちた状態に。大勢の敵味方が入り乱れる戦いはゲームの序盤にも経験したが、その時以上に押し寄せる敵の数と爆発などの迫力に圧倒されてしまった。味方の小隊長が1人やられてしまったものの、なんとか門を突破して砦の内部へ侵攻!

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砦の内部にはいくつかのポイントがあり、それらを制圧することで首領の待つ本陣へ進むことができる。ポイントには敵の軍団長が現われるのだが、今回は事前の準備によってタリオンの支配下にあるため、戦うことなくスマートに制圧成功! 大軍同士の激突はもちろん、この”してやったり感”はクセになりそう。

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敵の小隊長もほとんどがタリオンの支配下にあったからか、出現する敵は雑兵ばかり。難なくすべてのポイントを制圧し、首領の待つ本陣へと続く門にたどり着くことができた。最初の「攻城ミッション」だったからかもしれないが、まさに圧勝といっても差し支えのない戦況である。支配下の軍団長や小隊長がタリオンを裏切ることもあるようで、一抹の不安はあったものの、杞憂に終わった。準備の内容次第では苦戦もあり得たので、苦労が報われたことと、狙い通りの結果となったことに思わずニヤリ。次の「攻城ミッション」にも、早く挑んでみたい!

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そしていよいよ本陣に突入し、首領と対決・・・・・・といったところで、予期せぬ展開が。最初の「攻城ミッション」の結末は、ぜひあなたの目と腕で確かめてほしい。

【プレイインプレッション:「ネメシスシステム」編】
宿敵の誕生と別れのドラマ。意外な結末に去来する複雑な想い

「攻城ミッション」における敵軍の弱体や自軍の強化といった準備の最中には、シリーズ独自の「ネメシスシステム」によって生まれたドラマがあった。「ネメシスシステム」とは何かを簡単に説明すると、プレイヤーとの関係を敵それぞれが記憶するというもの。タリオンに傷付けられて逃げた敵は恐怖を覚え、逆にタリオンを打ち倒せば侮ったり、軍団内で昇進したりするようになる。

ここでは、PS.Blogスタッフの操るタリオンと、あるオークとの間に生まれた因縁の結末を紹介しよう。

グールを愛するオークの小隊長との出会い

「モーズー”グール好き”」という名前のオークと最初に出会ったのは、「攻城ミッション」発生前に訪れた森の中。その名の通りグールを愛し、使役するという特殊な力を持った強敵に、初戦は敗北・・・・・・。しかし、このオークはタリオンにとどめを刺さず、挑発し、屈辱を与えてくるという、こしゃくな奴だった。

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「攻城ミッション」の準備中も、この「モーズー”グール好き”」は幾度となくタリオンの前に現われた。「また会ったな!」と息巻いてくるので、こちらもリベンジすべく挑んだが、またもやられてしまう・・・・・・。その後もこいつは、タリオンが支配した小隊長を襲撃して倒すといったこともやってのけ、レベルが上がってますます強敵に。もはや、自分にとって”宿敵”と呼べる存在だ。

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宿敵が迎えた結末は、仲間からの制裁!?

何度目かの邂逅で弱らせることに成功したものの、タリオンよりもレベルが高く、支配下に置くことはできなかった。しかし、屈辱を与えて逃がすとレベルを下げることができるため、あえて逃がすことに。初戦で見逃された借りは、これで返した!

次に会った時は支配下に置いてやるからなと思っていた矢先、なんと「モーズー”グール好き”」が処刑されそうになっているという衝撃のクエストが発生! タリオンに見逃され、生き恥をさらしたことが原因だろうか!? いずれにせよ、そいつは自分の獲物だ。誰にも手出しはさせない!

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急いで駆けつけると、処刑を担当する敵小隊長の前で、「早く殺せ!」と叫ぶ「モーズー”グール好き”」の姿を発見。敵小隊長に弓矢を射かけ、猛ダッシュで現場へ向かったが、間に合わず処刑されてしまう・・・・・・。もう少しうまく立ち回っていたらなんとかなったのにと後悔するが、もはやあとの祭り。”宿敵”と定めたオークとの意外な別れは、どこか寂しい気持ちが胸に渦巻く、唯一無二の体験となった。

ほかにも、さまざまなオークとの因縁も!

このほかにも、タリオンを兄弟の仇としてつけ狙う「ナアクラ”古の者”」や、倒したはずがボロボロの姿で生きていた「ブース”王殺し”」など、さまざまなオークとの因縁が発生! 彼らとの関係は、どのような決着を迎えるのだろうか?

ちなみに、「ナアクラ”古の者”」は返り討ちにして支配下に置き、先の「攻城ミッション」の事前準備で排除した敵軍団長の後釜に据えていた。攻防戦の際はタリオンに味方してくれたが、元が元だけにいつか裏切られそうで不安である。

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事前の準備によって戦況が大きく変わる「攻城ミッション」や、オークと固有の関係を築く「ネメシスシステム」により、自分だけのドラマを満喫できる『シャドウ・オブ・ウォー』。興味を持った人は、この機会にぜひプレイしてほしい!

ここも見逃せない! 実際にプレイしてわかった4つの魅力

本作の見どころは、砦をめぐる攻防戦や「ネメシスシステム」であるのはもちろんだが、それ以外にもさまざまなポイントが存在する。実際にプレイして気づいた、4つの魅力を紹介しよう!

【1】地面を、壁を、自在に移動する快感!

タリオンは地上を駆け回ることはもちろん、建物の壁や岩壁などにも素早くよじ登ることができる。足場の途切れているところへ向かって走れば自動的にジャンプしてくれたり、壁に向かって走れば自動的によじ登ってくれたりするので、軽快に動き回ることが可能!

また、どんなに高いところから落下しても幽鬼の力によって死ぬことがなく、かつダメージも受けない。明らかにエリア外といった深い谷底などに足を踏み外して落下することもないため、ストレスなく移動できて気持ちいい!

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【2】敵に囲まれても心配無用! 簡単操作で華麗に立ち回れる

複数の敵を相手にしていると、攻撃の最中にほかの敵が襲いかかってくるというのはよくあること。そこで△ボタンを押すと、その攻撃を受け止めて反撃できる。タリオンが攻撃モーション中でも反撃可能なうえ、襲いかかってきた敵の方向を気にする必要もない。そのため、敵に囲まれたときは攻撃の□ボタンと△ボタンを適当に連打しているだけで、華麗に敵をなぎ倒すことができる。なんだかスゴイことをやっているような感覚は、クセになること請け合い!

もちろん、攻撃と反撃の連打だけでは倒せない敵も登場。ジャンプで敵の背後へ回り込んだり、敵を掴んで投げ飛ばしたりすることも可能で、これらの行動も攻撃の最中に行なうことができる。特殊な敵や小隊長クラスのオークの中には、タリオンの攻撃を防御するものや、反撃不可能な攻撃を繰り出してくるものもいるが、有効なアクションは必ずある。強敵の攻略法を見つけ出すことも戦闘の醍醐味であり、うまくいったときのうれしさは格別だ。

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【3】さまざまなスキルを習得することで、タリオンがますます多芸に!

タリオンのレベルを上げて獲得したスキルポイントを用いると、新たなスキルを習得できる。近接攻撃や遠距離攻撃、騎乗など、さまざまな系統のスキルが用意されており、自分のプレイスタイルに合わせて選択可能。習得したスキルによって立ち回りがガラリと変わるので、新たなスキルを覚えるのがとても楽しみだ。

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【4】レアな装備の収集に熱中! さらに強化することも可能

オークの小隊長を倒すと、強力な武器や防具、指輪といった装備を落とすことがある。同じ名前の装備でも性能が異なる場合があるため、よりよい装備を求めて小隊長狩りに熱中! 倒した小隊長が強ければ強いほど高性能な装備を入手できる確率が上がるうえ、小隊長のレベルを上げるスキルもある。当然返り討ちにされてしまったこともあるが、タリオンを倒した敵はレベルが上がり、ますます装備のドロップに期待が持てる!

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先着購入特典は「伝説のチャンピオンのウォーパーティー」と「ドミニオンの剣(エピック)」! ダウンロード版にも早期購入特典として付属!

本作のパッケージ版には先着購入特典として、追加コンテンツ「伝説のチャンピオンのウォーパーティー」と「ドミニオンの剣(エピック)」のダウンロードコードが付属する。確実に手に入れたい人はお店に急ぎ、店頭で確認しよう。

また、PlayStation™Storeで販売中のダウンロード版(通常版)にも同じ追加コンテンツが、早期購入特典として11月30日(木)購入分まで付属!

ダウンロード版はDLCがセットになった『シルバー・エディション』と『ゴールド・エディション』も販売中!

ダウンロード版は通常版のほかに、ダウンロード販売専用の『シルバー・エディション』と『ゴールド・エディション』も用意されている。今後配信予定のダウンロードコンテンツ(DLC)をセットで購入できる、お得な商品となっているので、こちらも要チェック!

なお、通常版の早期購入特典である「伝説のチャンピオンのウォーパーティー」と「ドミニオンの剣(エピック)」は、『シルバー・エディション』および『ゴールド・エディション』には内容物として同梱される。

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<『シャドウ・オブ・ウォー』の商品構成>

商品 付属するコンテンツ 価格
パッケージ版
通常版
【先着購入特典】
・伝説のチャンピオンのウォーパーティー
・ドミニオンの剣(エピック)
※なくなり次第、終了となります。
希望小売価格
7,800円+税
ダウンロード版
通常版
【早期購入特典】
・伝説のチャンピオンのウォーパーティー
・ドミニオンの剣(エピック)
※2017年11月30日(木)購入分まで付属します。
販売価格
7,850円(税込)
ダウンロード版
シルバー・エディション
【内容物】
・銀のウォーチェスト
・スローター族拡張セット
・アウトロー族拡張セット
・伝説のチャンピオンのウォーパーティー
・ドミニオンの剣(エピック)
販売価格
10,600円(税込)
ダウンロード版
ゴールド・エディション
【内容物】
・ガラドリエルの懐刀 ストーリー 拡張セット
・モルドールの荒廃 ストーリー 拡張セット
・金のウォーチェスト
・スローター族拡張セット
・アウトロー族拡張セット
・伝説のチャンピオンのウォーパーティー
・ドミニオンの剣(エピック)
販売価格
12,200円(税込)

※『シルバー・エディション』と『ゴールド・エディション』に同梱される「伝説のチャンピオンのウォーパーティー」「ドミニオンの剣(エピック)」以外の各コンテンツは、発売日以降に販売予定のダウンロードコンテンツです。配信日は別途アナウンスされ、一般配信日と同日より入手可能となります。

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シャドウ・オブ・ウォー

・発売元:ワーナー ブラザース ジャパン
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:オープンワールドアクションRPG
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,800円+税
    ダウンロード版 販売価格 7,850円(税込)
    ダウンロード版 ゴールド・エディション 販売価格 12,200円(税込)
    ダウンロード版 シルバー・エディション 販売価格 10,600円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:Z(18才以上のみ対象)

※ダウンロード版ご購入の際のご注意
このコンテンツをPS Storeでご購入いただくには、クレジットカードによる決済が必要です。
※『ゴールド・エディション』および『シルバー・エディション』はダウンロード版のみの販売となります。

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『シャドウ・オブ・ウォー』公式サイトはこちら

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