プログラムを書き換えてバトルを支配する......奇想天外なRPG『Death end re;Quest』特有のシステムを紹介!

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プログラムを書き換えてバトルを支配する......奇想天外なRPG『Death end re;Quest』特有のシステムを紹介!

◆2018年2月27日(火)更新 発売日の変更に伴い、記載内容を「2018年4月12日(木)発売予定」に変更しました。

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ゲームルールに介入する特殊コマンド「バトルジャック」で現実とゲーム世界の両面からゲームを攻略!

2018年4月12日(木)に発売予定のPlayStation®4用ソフト『Death end re;Quest』は、開発中止になったはずのゲーム世界がバグだらけの状態でネット上に再現され、その世界に閉じ込められたゲームディレクターの二ノ宮しいなを「現実世界」と「ゲーム世界」の双方から攻略しながら救うという……前代未聞のRPG。今回はそんな本作を象徴するような、主人公・水梨 新(みずなし あらた)だけが扱える特殊コマンドについて紹介していこう。

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現実世界からゲームに干渉するプログラマーである主人公の新。彼が扱うコマンド「バトルジャック」とは!?

バトルジャックで選べる3つのコマンド

ターン制のコマンドバトルである本作は、敵味方とも通常はフィールド上に映っているキャラクターしか行動させることはできない。しかし、ゲーム世界「ワールズ・オデッセイ」を舞台にした本作では、なんとバトルを「現実世界から通信している」主人公の新を、ヒロインの代わりに行動させることもできるという。これをバトルジャックといい、成功すると以下の3つの行動から1つを選んで実行できる。

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・インストールジャンル

ゲーム世界「ワールズ・オデッセイ」のバトルのルールを変化させ、RPGのコマンドバトルにさまざまな「ジャンル」をインストールする奇想天外なスキル。たとえば搦め手を得意とする敵でも「格闘ゲーム」にジャンル変更すれば正面から殴り合うしかなくなるなど、敵をこちらに優位なルールに引きずり込めば、本来は手強い相手でも怖くない!?

インストールジャンル:スロット

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インストールジャンル:格闘

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インストールジャンル:射撃

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相手に応じてさまざまなジャンルをインストールすることができる。RPGのルールでは強い敵も、これではまともな実力が発揮できない……!

・召喚

捕らえたエントマ(召喚蟲)たちを戦場に解き放つ。ボスとして登場するエントマは、倒した後に水梨新の制御によって、味方として利用することができる。召喚蟲は無限の体力を持っており、パーティの攻撃を引き付ける盾役にもなる上、敵のときに披露した強力な攻撃も実行可能。なお、召喚蟲の存在は、行動させるたびにフィールドバグを再発生させてしまう。場がフィールドバグで満たされると召喚蟲はコントロールを失い消滅しまうので注意が必要だ。

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本作では彼ら召喚蟲を成長させる手段も存在する。その方法とはいったい……?

・コードジャック

新が作り出したチートコードで、現在の戦場をコントロールする。コードジャックにはさまざまな種類があり、「フィールドバグの効果を任意のものに変更する」「敵味方の汚染度を増減する」などなど。目の前に迫る脅威を逆にチャンスに変えてしまうなど、バトル全体を包括し「場を支配する」ことも可能となる。

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ゲーム進行により新たなチートコードを入手できるので、ヒロインたちの能力とあわせて、さまざまな戦い方を研究したいところだ。

バトルフィールドに寄生する「フィールドバグ」について

触れるとキャラクターがダメージを受けたり、ステータス異常が付与されたり、キャラクターの汚染度が上昇するやっかいな「フィールドバグ」。これにはさまざまな種類が存在し、触れた者に対する効果はそれぞれ異なる。中にはプラスの効果を与えるものも存在するようだが……。

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フィールドバグはキャラクターが触れると破壊されて消えていく。キャラクターの接触による破壊のほか、敵を吹き飛ばしてぶつけることでも消去できる。

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なお、フィールドバグは新によるバトル中のアクセスを困難にするため、これを消去することで「インストールジャンル」を十二分に活用できるようになる。

現実世界で活動する新の「役割」とは

主人公の新はゲームと現実、両方の世界で物語に関与していく唯一の人物である。ゲームの世界では閉じ込められたしいなをログアウトさせるために攻略のサポートやバグの対応を行ない、現実ではゲームの世界で発生する謎や、突如発生したサイバーテロ、オカルト事件など、本作におけるさまざまな謎を解き明かすために奔走していく。

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新がゲーム世界で扮するマスコットキャラ・エニグマ君

新が所属するゲーム会社「エニグマ」のマスコットキャラで、ワールズ・オデッセイでは運営者がゲームの外から操作して、困ったプレイヤーや危険行為をするプレイヤーに対処する、おまわりさん的存在というエニグマ君。本作で新は現実世界からノートPCを通じてゲームの世界にアクセスしているが、そこで彼は管理者用キャラであるエニグマ君を介し、キャラクターたちと会話するという手段を取るのであった。

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現実編の攻略は……ゲームのようにはなかなかうまくいかない!?

新は基本的にPCの前に張り付いてシイナたちをサポートしつつ、バグの修正もするといったマルチタスクを行なっているが……「現実編」にはゲームの世界を探索中、いつでも切り替えることができるようになっている。

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ゲーム世界のメニュー画面から移行できる、PCのゲームプレイ画面のような「現実編」メニュー。ウィンドウには探索していたダンジョンが映っている。

現実編のメニューには[TALK][BACK LOG][KEY ITEM][CODE][MAP]の項目があり、近くにいる人物と話したり、これまでの会話内容を確認したり、ゲームの世界で見つけたキーアイテムの確認などができる。

罠のごとく張り巡らされた……多数のバッドエンドへ至る道!

本作には数多くのバッドエンドが用意されており、バッドエンドへと進むきっかけは罠のようにプレイヤーを待ち構えている。その多くは緊迫した状況の中、本来取るべき行動を取らなかったり、敵との戦闘で敗北してしまったケースであり、理不尽に発生するものではないという。また、バッドエンドといっても本作では「物語として楽しめる内容」を旨としているとのことなので、安心して挑んでほしい。

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シナリオを手がける奇才・祁答院慎氏(代表作『コープスパーティー』ほか)が描く「バッドエンドエンターテインメント」をご堪能あれ!

ゲーム「ワールズ・オデッセイ」の世界観について

ワールズ・オデッセイは幻の天空都市を求める冒険家となって、世界を旅するMMORPG。完全仮想空間でのプレイとなるため、ゲームの中の世界では実際に剣などの武器を持ち、戦っていく。そのため感覚的な身体能力の差がプレイヤーの強さにも影響してくるが、基本的に動作はシステムによって補助されているので、大きな差は発生しない。現実と変わらないリアリティさが売りとなっていたため、各NPCには人工知能が搭載され、プレイヤーとの会話も可能だ。

ゲームの最終ボスは天空都市オデュッセイアで神殿を守る「神獣」。この神獣を倒す事で神に認められ、すべてを与えられるという設定である。

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ワールドオブオデッセイでは、世界はひとつの大陸のみが存在し、6つの国によって統治されている。各国は技術力の上昇にともない、戦争を行なうようになり、大陸は荒廃の一途をたどっている。

ハーティス王宮

ワールズ・オデッセイの世界で最大の国家「ハーティス」の王族が住まう宮殿。バグに侵食された後もなお、豪華絢爛さを残している。しいなの仲間となるリリィ・ホープスはハーティスの王女であり、このハーティス王宮で暮らしていたようだが、あまり幸福な状況とは言えなかったようだ。

始まりの家

物語冒頭でしいなが目覚める場所。ハーティスの外れに存在する小さな家で、しいなは目覚める以前の記憶を失っている。外へ出ると一見のどかな風景が広がっているが、空を見上げるとバグによる影響か、大きな穴が開いたように空が割れている。

ストルフィル王立造船所

海洋国家「ストルフィル」にある造船所。海沿いに作られており、ドックがいくつも並んでいる大型の施設。バグに世界が侵食される以前は、活気に溢れ、多くの職人たちがここで働いていたが……現在は不気味な様相を見せている。

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リザリアの森

エルフたちが暮らす森。中は訪れる者を迷わせるような作りになっており、他の種族を拒むエルフはこの森を利用して生活を営んでいる。森の中心には巨大な大樹が存在し、魔力の供給源となっている。また、森の中にはエルフによって受け継がれた旧時代の遺産が残っており、魔力により動作する。旧時代の遺産は世界の各地点に存在しており、この森は冒険家が目指す土地にもなっている。しいなたちの最終目標地点「天空都市」との関連性もうわさされているが……。

モンスターデザインを担当するクリエイターによるデザイン画を公開!

こちらで紹介するモンスターを手がけるクリエイターは、漫画家の麻宮騎亜氏にメカニックデザイナーの石垣純哉氏。ゲーム内でどんな役割を持つモンスターなのか、登場が楽しみ!

麻宮騎亜氏デザイン

石垣純哉氏デザイン

豪華な限定版「Death end BOX」が発売!

本作の限定版である「Death end BOX」は、アートブックやサウンドトラックCD、秘蔵のデータ集にクリアビジュアルポスターセットが同梱された豪華な内容! 予約特典とともにぜひとも入手したい逸品だ。

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<限定版「Death end BOX」同梱物>

ナナメダケイ描き下ろし収納BOX
本作のキャラクターデザインを担当するナナメダケイ氏による描き下ろしイラストを使用した豪華収納BOX。マットな質感の仕様に加え、一部に箔押し加工を施し、謎に満ちた世界観を表現したデザインとなっている。

『Death end re;Quest』ビジュアルアートワーク
コンセプトアートやキービジュアル、キャラクター情報に加え、各種設定資料などを掲載した、B5サイズ全68ページの豪華アートブック。

『Death end re;Quest』オリジナルサウンドトラックCD
月蝕會議、杉浦勇紀氏らによる、本編使用楽曲を収録したオリジナルサウンドトラック。

『Death end re;Quest』秘蔵データ素材集CD-ROM
ナナメダケイ氏によるイラストデータや、本編映像、PV、設定集などを収録。ここでしかみられない秘蔵の情報も盛りだくさん。

クリアビジュアルポスターセット(5枚セット・B5サイズ)
本作のコンセプトアートやキービジュアルを、発色の良いクリアポスターに。

ゲームの前日譚となる物語がノベライズ化! 予約特典との連動にも注目!

「ファミ通」誌上で連載されている『Death end re;Quest』の前日譚は、ゲームの予約特典でもあるスペシャルPCゲーム「END QUEST」にもつながる内容であるという。予約特典「END QUEST」とあわせて読めば、ゲームをさらに楽しめることうけあいだ!

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RPGツクール制作によるスペシャルPCゲーム「END QUEST」(CD-ROM)は「プレイアブル設定資料」とも呼べる内容となっている。ノベライズとのリンクも気になるところ!

現実世界とゲーム世界の双方からバグったゲームを「攻略」するRPG『Death end re;Quest』。どんな物語が待ち受けているのか、多数用意されているというバッドエンドも含めて楽しみたいタイトルだ。

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Death end re;Quest

・発売元:コンパイルハート
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:RPG
・発売日:2018年4月12日(木)予定
・価格:通常パッケージ版 希望小売価格 7,200円+税
    限定版 Death end BOX 希望小売価格 10,200円+税
    ダウンロード版 販売価格 6,912円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定

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『Death end re;Quest』公式サイトはこちら

©2017 COMPILE HEART

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