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全世界200万人のプレイヤーがその狂気に震えた『NieR:Automata』【ネタバレなしレビュー】

by 電撃PS編集部 2017/12/01

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この年末年始のお休みに、ぜひプレイしたいPS4®の名作を、電撃PS編集部がネタバレなしで徹底レビュー!「やるなら今だ!あのゲーム」全14タイトル一挙公開中!

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ヨコオタロウ×プラチナゲームズ×スクウェア・エニックスが生み出したアクションRPGの新境地

全世界200万本のダブルミリオンを達成し、名実ともに2017年最高峰のアクションRPGとなったスクウェア・エニックスの『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』。ダークファンタジーの旗手であるゲームクリエイター・ヨコオタロウ氏がディレクションを、アクションゲームの雄・プラチナゲームズが開発を担当し、その圧倒的な世界観と細部まで作り込まれたゲームデザインに多くのプレイヤーが今なお熱狂している。


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そんな本作の物語の舞台は、遠い未来。謎のエイリアン、そして彼らが使役する機械生命体の襲撃によって地球を追われ、月に拠点を移した人類は、地球奪還のためにアンドロイド部隊「ヨルハ」を結成。そのヨルハに所属する2体のアンドロイド・2B(CV:石川由依)と9S(CV:花江夏樹)は、圧倒的な力を誇る機械生命体を撃破すべく、過酷な戦いへと身を投じる。プレイヤーは2Bらアンドロイドたちの目を通して、人ならざる"他者に命を与えられたもの"同士の殺し合いの結末を追いかけていくことに......。


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さまざまなアクションを駆使して戦うバトルは、プラチナゲームズが開発を手掛けているだけあり、品質は折り紙つき。基本的にボタンを連打するだけで華麗なコンボを繰り出せるため、バツグンの爽快感を楽しめる。各種武器を振るって敵を薙ぎ払うハイスピードアクションの気持ちよさは、他に類を見ない完成度。飛行ユニットを用いての空中戦ではシューティングゲームの要素も盛り込まれており、その手ごたえに打ち震えたユーザーも少なくないだろう。かと思えば、アクションが苦手なプレイヤーのために「オートモード」も実装。これを使えばほぼすべての局面......なんとボス敵ですら自動操作で撃破してくれるため、ストーリーに集中したい人も安心といえる。





アンドロイドと機械生命体が繰り広げる戦い──その行く末にある結末とは

ストーリーのあちこちに"ヨコオ節"が散りばめられている『ニーア オートマタ』。ダークファンタジーにSFテイストが色濃くブレンドされた物語は、見るものをただただ圧倒する。物語の序盤から暴力的な速度で進行するストーリーは、さながらジェットコースター。プレイヤーの途中下車をかたくなに拒み、圧倒的なスピードで衝撃のラストシーンへといざなっていく。2Bや9Sに感情移入し、彼女たちとともに機械生命体を憎み、彼女たちと同じ痛みを味わうことになるプレイヤーが、心にトラウマにも似た傷を刻み込まれることはまず間違いない。



この物語がどこまでも悲しいのは、戦いを繰り広げるのが心を持たぬはずのアンドロイドと機械生命体であるということ。戦いも終盤まで進んでくると、事はもはや「人類対エイリアンの代理戦争」という単純な構造ではなくなっている。

「黒衣に身を包むアンドロイド部隊・ヨルハはなぜ戦うのか?」
「機械生命体の真の目的はなんなのか?」
「誰かに作られた命に心は宿るのか?」
「機械に記憶は残るのか?」
「作られた命は痛みを感じるのか?」

戦いが過酷さを増せば増すほど浮かびあがってくる数々の疑問──その答えを知りたくて、ゲームの辞め時を失った先人たちが、いったい何人いることか。ぜひあなたにも、この衝撃の結末を自分自身の目でご覧いただきたい。


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どこまでも深く世界に浸れる要素が盛りだくさん

作り手側の愛、そして熱が感じられる圧倒的クオリティ

白と黒をベースとしたビジュアルワークは、海外のトリプルエータイトルに勝るとも劣らぬクオリティ。MONACAの岡部啓一氏による情緒あふれるサウンド、CyDesignationの吉田明彦氏による魅力的なキャラクターデザイン、そしてその登場人物たちに命を吹き込む豪華声優陣......そのすべてが高品質で、一切の妥協すら感じられない。

前作『ニーア レプリカント』から7年の時を経て発売されたにも関わらず、旧来のファン、そして多くの新規ファンを集めたのは、世界観、ゲームシステム、サウンド、キャラクターのすべてが、信じられないほどの高品質で構築されていたからこそ。少数精鋭で作り込まれた製品であるがゆえの圧倒的な質量が、ゲーマーの心に素晴らしい角度で突き刺さってくるわけだ。


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失礼を承知でいえば、もし同じスタッフが再結集できたとしても、もうこれほどの密度の作品は二度と作れないのではないか。そう思えてならないほどの密度。ただの「名作ゲーム」などという枠組みにはけして収まりきれない、妄執ともいうべき熱と想いが込められた作品がこの世に生み出されてしまった。


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武器の育成やサブクエストなど、やり込み要素も豊富

ここまで、あえて物語の詳細に触れることを避けてきた。それはひとえに、できるだけフラットな状態でこの物語に触れ、その黒い衝撃に身を任せてみてほしいからだ。そうはいっても、ここでゲームのやり込み要素といった側面には触れておくべきだろう。すなわち「ゲームとしてのボリュームはどうなのか?」という部分。

武器やアイテム、アーカイブ情報といった収集要素は非常に豊富。物語の本筋とは関係ないサイドストーリーも「クエスト」という形で数多く描かれている。シリアスなものからコミカルなものまで、クエストのバリエーションも多種多様なので、見どころは満載だ。ゲーム内のすべての要素をしゃぶり尽くそうと思ったら、約50時間は楽しめると思うので、冬休みにまとめてプレイするのにうってつけと言える。


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サントラ、小説、そして舞台......ますます広がりを見せる『ニーア オートマタ』の世界

サウンド面でも高い評価を受けている『ニーア オートマタ』。現在、そのサウンドをCDに収めた「NieR:Automata Original Soundtrack」が3,200円(+税)で好評発売中だ。さらに、アレンジトラックを収録した「NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks」が12月20日に2,800円(+税)で発売される。また、ゲームの物語を追体験できるノベライズ版「小説 NieR:Automata(ニーアオートマタ)長イ話」と、短編集となる「小説 NieR:Automata(ニーアオートマタ) 短イ話」が、それぞれ933円(+税)で好評発売中。そのほか、今冬にはヨルハ部隊の活躍を描く舞台も公演が予定されている。まだまだ広がる『ニーア オートマタ』の世界。ゲームをプレイしてその物語の深淵に触れたくなった方は、ぜひこれらもチェックしてみてほしい。


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NieR:Automata(ニーア オートマタ)

・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクションRPG
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,800円+税
    ダウンロード版 販売価格 8,424円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)

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PS.Blogの『NieR:Automata』記事はこちら

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『NieR:Automata』公式サイトはこちら



この年末年始のお休みに、ぜひプレイしたいPS4®の名作を、電撃PS編集部がネタバレなしで徹底レビュー!「やるなら今だ!あのゲーム」全14タイトル一挙公開中!

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