【特集】PlayStation®4 Proがスゴイ理由

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【特集】PlayStation®4 Proがスゴイ理由

◆2018年10月12日(金) 加筆修正した最新版の記事を公開しました。詳しくはこちら

よりハイクオリティなPS4®体験のために、新たな付加価値を追求したPlayStation®4 Pro。PS4®に対しての完全な互換性を備えつつ4KやHDRにも対応したハイエンドモデル、本機の”スゴさ”をあらためて解説する。

※電子版フリーペーパー『Monthly PlayStation® 〜PlayStation®.ブログ スペシャルエディション〜』12月号の記事を再構成したものです。

PS4®Pro × 4Kテレビ この組み合わせで…対応するPS4®ゲームを4K HDRクオリティの画質で楽しめる!

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より高画質、かつ快適な映像体験が可能に

CPUやGPU(グラフィックスチップ)の性能を強化したことで、4Kという高解像度での出力、より広範囲な色幅の再現を可能にするHDR技術に対応したPS4®Pro(HDRはいずれのPS4®でも対応)。4KやHDRといった仕様を満たすテレビと接続すれば、対応するPS4®タイトルをこれまで以上に高いクオリティで楽しめるのが特徴だ。また一部の対応タイトルでは、より安定したフレームレートでの出力もサポート。映像の美しさに加えプレイの快適性もアップさせている。

PS4®Proで映像表現が強化されるゲームソフトは、パッケージなどに「PS4®Pro ENHANCED」マークが示される。

PS4®Proには、4K HDR出力に対応したHDMIケーブル(2m)が付属している。

そもそも「4K」「HDR」って何?

4K=フルHDの約4倍の画素数
ブルーレイディスクなどが採用しているフルHD映像は、水平(横)1,920×垂直(縦)1,080画素で構成されている。いっぽう、その4倍の密度である3,840×2,160画素(約829万画素)にアップしたのが4Kの映像だ。デジタルカメラの画素数が高くなると写真が精細になるのと同じように、4Kになることで大画面テレビで見ても細部までアラの目立たない画質を実現できる。なお4Kの「K」とは「キロ」、つまり「1,000」を示しており、水平画素数の3,840(=約4,000)に由来したもの。

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HDR=ハイダイナミックレンジ
従来の映像に比べて、”明るさ”をより広い幅で表現できるようにする技術がHDR(「High Dynamic Range」の略)。HDRによる映像伝送に対応したコンテンツ、機器では色の表現力が格段に向上。暗い部分がただ黒いだけ、明るい(まぶしい)部分がただ白いだけになりがちだった映像も豊かな階調で再現できる。

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PS4®Proとのあわせ買いにもおすすめ! 4K&HDR対応最新テレビ

PS4®Proの性能を十分に引き出すなら、4K&HDRに対応したテレビが欲しいところ。最新の4Kテレビは、HDRをより生かすため明暗のコントラスト表現にこだわっておりこれらの大画面・高画質モデルとあわせてプレイすればまさに”鬼に金棒”だ。

4Kハイエンドモデル

ソニー ブラビア Z9Dシリーズ

発売中/オープン価格
(100V型は受注生産/希望小売価格7,000,000円+税)
画面サイズ:100V型・75V型・65V型

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高精細・広色域・高コントラストという3つの画質技術を追求し、”ソニーのテレビ史上最高画質”を謳った4K&HDR対応液晶テレビ。すべてのLEDを完全独立駆動させるバックライト技術「バックライト マスタードライブ」が大きな特徴で、鮮烈な光の輝きから引き締まった深い黒まで緻密かつリアルな映像で再現できる。

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複数のLEDをブロック単位で駆動させる従来方式に比べ、すべてのLEDを単独でコントロールする。

4K高画質モデル

ソニー ブラビア X9000Eシリーズ

発売中/オープン価格
画面サイズ: 65V型・55V型・49V型

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65V型から49V型という画面サイズを揃え、高画質と買い求めやすさを両立した4K&HDR対応液晶テレビ。LEDバックライトを液晶パネル下に配置し、明暗のきめ細かな描写を可能にする「直下型LED部分駆動」と独自の高輝度技術の連携により、コントラストの高いHDR映像の魅力を引き出す。

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最新4K「ブラビア」はAndroid TVを搭載。音声検索機能付きリモコンで見たいコンテンツやアプリをサッと探せる。

『グランツーリスモSPORT』プロデューサーが語る、精緻を極めた色と光の表現。

ブラビア「Z9Dシリーズ」は、ゲーム開発現場のチェック機材としても活躍中。「グランツーリスモ」シリーズプロデューサー 山内一典へのインタビューがソニーWebサイトで公開されているので、こちらもチェック!

さらに…… PS4®Pro × 4Kテレビでゲーム以外にもうれしいこと

対応アプリで4K動画が楽しめる
PS4®Proは4K解像度までの動画再生に対応。Netflix、YouTubeといったアプリを利用して4KストリーミングビデオサービスをPS4®Pro上で視聴できる。このほか、MP4形式の4K動画を「メディアプレーヤー」アプリから再生することも可能だ。

ホーム画面の解像度も精細で見やすく
PS4®Proを4Kテレビにつなぐことで解像度が向上するのはゲームや動画だけではない。本体を起動した際に表示されるホーム画面も4K解像度となるため、ゲームのアイコンや文字も滑らかに表示。この効果は、使用するテレビの画面サイズに比例して大きくなる。

【プレイレポート】PS4®Pro × 4Kテレビで最新PS4®ゲームを体験してみたら…「4K HDRの臨場感がスゴかった」

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PS4®Pro発売から約1年が経過し、数多くの作品が4K&HDR対応となった。それらの対応タイトルの中でも特に大きな恩恵を感じられる2本をPS.Blogスタッフが実際にプレイ。その驚きと興奮をレポートする。

グランツーリスモSPORT

PlayStation®の映像表現を牽引し続けてきたドライビングシミュレーター、その最新版がPS4®Proに対応。4K/60fps、HDR、ワイドカラープロセスなど、自慢の美麗グラフィックのポテンシャルを十全に引き出してくれる。なお本作はPS VRにも対応し、VRドライブを楽しむこともできる。

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フルHDの時点で”実写さながら”と言われていた映像美が、4K+HDRによって”実写以上”に。50V型以上のテレビでプレイするのなら、断然、PS4®Proでの4Kプレイをおすすめします。ハンドルコントローラーを用意すればさらに臨場感がアップしますよ! (山下)

さまざまな場所・時間帯のレースコースを選択できる本作は、4KやHDRにも相性抜群。凹凸を感じさせるような路面の精細テクスチャーから、思わず目を細める強烈な西日のまばゆさなどまで、全ての表現が従来の映像を大きく上回っていると感じます。 (柳)

「グランツーリスモ」オフィシャルサイトはこちら

Horizon Zero Dawn Complete Edition

オープンワールド・アクションRPGの新たな地平を見せてくれた『Horizon Zero Dawn』の完全版が今冬登場。拡張コンテンツ「凍てついた大地」など、各種アップデートが全て含まれた新パッケージだ。もちろん、PS4®Proプレイ時は、より高精細な画質でプレイできる。

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『グランツーリスモSPORT』は4K+HDRを非常に分かりやすい形で、派手に見せてくれたのですが、本作はこれを、映像美の”深化” に活用。じっとり汗ばんだ肌の質感など、匂い立つような野性時代の空気感を再現しています。既プレイという人も必見です! (山下)

映像ももちろん素晴らしかったのですが、わずかなミスが許されない本作では、PS4®Proならではの安定したフレームレートが何よりありがたかったです。4K化によって視認性も高まり、ゲームをより有利に進められるようになったと思います。 (柳)

『Horizon Zero Dawn』公式サイトはこちら

PS4®Pro × PS VRで対応するPS4®ゲームの映像表現がよりスムーズに!

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VR世界によりいっそう没頭できる
PS4®Proのハイパフォーマンスは、高度な映像処理性能を必要とするPS VRゲームプレイ時にも威力を発揮。具体的には高解像度テクスチャーによる高画質化や、フレームレート向上・安定化による滑らかな動きなどを実現する。なお、10月に発売された新型PS VR(CUH-ZVR2)は、プロセッサーユニットが待望の「HDRパススルー」に対応。4KHDR対応ゲームをプレイする際に、PS VRを本体から取り外す必要がなくなった。

PS4®Pro × PS VRで最新PS4®ゲームを体験してみたら……グラフィック向上でVRプレイが快適!

数値的な解像度では計れないPS4®Pro × PS VRのリアル映像美。高画質化することで、最新VRゲームの体験がどのように変化するのか? プレイしないとわからない、この新体験を本音でレポート!

V!勇者のくせになまいきだR

破壊神になって、世界征服を目指すという「勇なま」シリーズ最新作はまさかのVR専用に。舞台を地上世界に移し、3Dグラフィックス化されたことで、新鮮な感覚でプレイできるようになった。なお、シリーズの特徴の1つであったメタ表現ももちろん健在。VRならではの小ネタも満載だ。

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PS4®Proでプレイする最大のメリットはフレームレートの安定。本作では終盤に大量の魔物が画面を埋め尽くして、わずかに映像ががたつくことがあったのですが、PS4®Proならその心配は無用。VRのキモである没入感を損なうことなくプレイに集中できます。 (山下)

これまで”画面の向こう”の存在だったムスメ(と魔王)が、より身近に感じられるようになったのが嬉しいところ。VR化によってUIがより直観的になり、遊びやすくなったのもポイントです。長時間遊んでも疲れにくいのでVR初心者にもおすすめです。 (柳)

『V!勇者のくせになまいきだR』公式サイトはこちら

4Kテレビ・PS VRユーザー以外も必見! その他にもまだまだあるPS4®Proを選ぶ7つのメリット

4KテレビやPS VRを持っているユーザーへの恩恵が大きいPS4®Proだが、USB端子ほかインターフェイスの充実など、見落としがちな特徴も多い。これらをひと通り知ることで、あらためて本機の魅力が把握できるはずだ。

メリット①
最大1080pでストリーミング可能に!
[リモートプレイ]

PS4®Proのマシンパワーの高さによって、ストリーミング機能も強化される。パソコン、Mac、もしくはXperiaを使用したリモートプレイでは最大1080pの解像度でPS4®Pro本体からゲームをストリーミングすることが可能だ。また、シェアプレイにおいても、最大1080pまでPS4®Pro本体からゲームをストリーミングすることができる(これらはネット回線速度が十分に高速であることが条件となるため、イーサネットケーブルによる本体の有線接続が推奨となる)。

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リモートプレイとは?

PS4®を遠隔操作でプレイできる機能がリモートプレイ。対応アプリケーションを利用することで、家の中はもちろん、家の外からでも、ほぼすべてのPS4®のゲームをネット経由でプレイできる。

メリット②
キャプチャ(録画)データが高解像度に! [シェア機能]

PS4®Proでもワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)の「SHARE」ボタンを使用してゲームプレイを録画(キャプチャ)でき、録画されたデータは現行PS4®のものよりもさらに高解像度となる。タイトルによって仕様は異なるが、フルHDの1080pビデオキャプチャや、3840×2160ピクセル(4K)までのスクリーンショットに対応するゲームも。また、YouTubeストリーミングにおいて1080p/毎秒60フレームでゲームプレイを配信できることも大きなメリットだ。

シェア機能とは?

ネットワークを介して世界中のユーザーとつながるPS4®では、ユーザーがそれぞれの体験をシェア(共有)して楽しめる。この機能により、ゲームプレイの動画配信やスクリーンショットの公開が可能。

メリット③
従来のソフトもパフォーマンスUP! [ブーストモード]

ブーストモードとは、PS4®Proの高速なCPUとより高速かつ容量を倍にしたGPUのパワーを生かし、PS4®Pro向けにアップデートされていない過去のソフトウェアタイトルのパフォーマンスをさらに引き出すために開発されたモードのこと。可変フレームレートを採用する一部のタイトルでフレームレートを向上させられるほか、30Hzもしくは60Hzで動作するようプログラミングされたタイトルでは、フレームレートの安定化に貢献する。また、一部タイトルではロード時間が短くなる場合もある。

メリット④
大容量で安心! [1TB HDDを標準搭載]

数多くのゲームタイトルや体験版、追加コンテンツなどを存分に楽しめるよう、1TBのハードディスクドライブ(HDD)を標準搭載。「SHARE」ボタンを使って録画できる映像・画像もより大きなデータサイズを必要とするため、特にPS4®ProにとってHDD容量は大きな意味を持つ。

メリット⑤
SSDに換装すれば動作が高速化できる! [SATA-IIIインターフェイス対応]

PS4®Proはデータの読み込みがより高速な SATA-IIIに対応している。もともとPS4®Proに搭載されている1TBのHDDでは速度の変化はないものの、このHDDを別売りのSSDに換装することでロード時間が短くなり、ファイル転送速度も向上する(短縮される時間や転送速度は扱うコンテンツにより異なる)。

メリット⑥
配線がスッキリ! [3系統のUSB端子を搭載]

Super-Speed USB(USB 3.1 Gen1)仕様のUSBポートは、PS4®Pro本体前面の2つに加え、背面にも1つ搭載。合計3つのUSBポートを搭載したことにより、さまざまな機器との接続が便利になっている。PS VRのプロセッサーユニットや外付けHDDなど、常につないでおくような機器は前面USB端子だと配線がゴチャつきがち。PS4®Proなら、これらを背面USBポートにつなぐことでよりスッキリした配線が実現できる。

メリット⑦
AV機器との接続に便利! [光デジタル出力端子を搭載]

PS4®Proでは、本体背面のAV出力端子としてHDMIのほかに「光デジタル出力端子」を搭載している。この端子は、HDMI接続に対応していないAVアンプ、ホームシアターシステム、ヘッドホンといった機器を接続する場合の活用に便利なものとなっている。

<本体仕様>

商品名 PlayStation®4 Pro
ジェット・ブラック/グレイシャー・ホワイト
メインプロセッサー Single-chip custom processor
CPU : x86-64 AMD”Jaguar”, 8cores
GPU : 4.20TFLOPS, AMD Radeon™ based graphics engine
メモリ GDDR5 8GB
ハードディスク 1TB
外形寸法
(最大突起含まず)
約295mm×55mm×327mm(幅×高さ×奥行き)
質量 約3.2kg
光学ドライブ(読み出し専用) BD 6倍速CAV
DVD 8倍速CAV
入出力 Super-Speed USB (USB 3.1 Gen1) ポート×3
AUXポート×1
通信 Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX,1000BASE-T)
IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth® 4.0(LE)
電源 AC 100V, 50/60Hz
消費電力 最大310W
動作環境温度 5℃~35℃
AV出力 HDMI®出力端子(4K/HDR出力対応)
光デジタル出力端子

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PlayStation®4 Pro公式サイトはこちら

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