「ペルソナ」シリーズの音楽の魅力を、アトラスサウンドチームに聞く!【特集第2回/電撃PS】

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「ペルソナ」シリーズの音楽の魅力を、アトラスサウンドチームに聞く!【特集第2回/電撃PS】

ジュブナイルRPG「ペルソナ」シリーズの魅力のひとつである楽曲に焦点を当てた、シリーズ最新作のサウンドアクションゲーム『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』(以下『P3D』)と『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』(以下『P5D』)。『ペルソナ3』と『ペルソナ5』のキャラクターたちが音楽にノって、ダンスを披露してくれる本作は、ゲーム中の原曲はもちろん、新曲や豪華リミキサー陣が手掛けたリミックス曲もたくさん収録されています。

特集第2回となる今回は、ゲームの中核をなす音楽について、『P3D』と『P5D』のメインコンポーザー、小塚良太氏を中心に、アトラスサウンドチームへ電撃PlayStation編集部がインタビュー。さらに、アトラス社外の豪華リミキサー陣に、楽曲制作についてのコメントも合わせて紹介。『P3D』と『P5D』の音楽はいかなる情熱で作られたのか、必見の内容です。まずは、アトラスサウンドチームのインタビューの様子からご紹介しましょう。

右からアトラスサウンドチームの目黒将司氏、土屋憲一氏、小塚良太氏、小西利樹氏、喜多條敦志氏。

“サウンドアクションの楽曲”ならではの作り方とその魅力

――みなさんが今回担当された楽曲や、お仕事の内容について教えてください。

目黒将司氏(以下、敬称略):僕は『ペルソナ3』のエンディングテーマ「キミの記憶」と、『ペルソナ5』の「Life Will Change」のリミックスを担当しました。

土屋憲一氏(以下、敬称略):PSP®「プレイステーション・ポータブル」版『ペルソナ』のエンディングテーマ「Voice」と、『女神異聞録ペルソナ』の「雪の女王」のリミックス、あとシステム効果音を担当しました。

小西利樹氏(以下、敬称略):僕は『ペルソナ3 フェス』の「Heartful Cry」、『ペルソナ5』の「Blooming Villain」の担当です。それと、ノート(譜面)のお手伝いですね。

喜多條敦志氏(以下、敬称略):『ペルソナ3 ポータブル』の「Time」と「A Way of Life」、『ペルソナ5』の「母のいた日々」、『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』の「Break Out Of…」の4曲のリミックスを担当させていただきました。

小塚良太氏(以下、敬称略):僕は今回、メインのコンポーザーとして全体の統括をしました。リミックスを担当した曲ですと、『ペルソナ3 ポータブル』の「Wiping All Out」と『ペルソナ5』の「Tokyo Daylight」、「時価ネットたなか」、新曲は『P3D』のオープニングテーマの「Our Moment」、『P5D』のオープニングテーマの「GROOVY」、DLCの「行くぜ!不死鳥戦隊フェザーマン」などを制作しました。また、作中の細かいBGMや効果音、ノートも手掛けています。

――みなさん普段は「RPGの音楽」を作られている中で、今回「サウンドアクション」という違うジャンルのリミックスを担当されましたが、作り方に違いなどはありましたか?

小塚:より精密に、楽曲として成立していないといけない、と思いましたね。ゲームミュージックというのは、ゲームを構成する1要素なので、たとえば長さが8小節しかなくても、使用する場面で必要な要件を満たしていればOKなのですが、サウンドアクションの楽曲は「曲としてまとめる」ということが普段とは違う制作工程だったかな、と感じました。

喜多條:自分的には、今回の作曲は普段の作曲と意識は変わらなかったですね。ただ今回はテンポ感を速くしたりとか、コードの響きを少しオシャレというか、都会感のある感じにしたりとかは意識していました。

小西:僕はどちらかというと、最初は「サウンドアクション」というジャンルを意識した作りにしていたのですが、何曲がデモを作ったところで「いや、この感じだと小西さんに頼んだ意味がないよ」と言われてしまったんです(笑)。なのでいつも通り、身構えずに作りました。でも感覚としてはRPGの曲を作っている感覚とはやっぱり違いましたね。ゲームミュージックはループして使用されることが前提になっていますが、今回の楽曲はきちんと終わりを作らないといけないですし。ずっとボタンを押しっぱなしだと疲れてしまうので、緩急というか、ここら辺で抜こうかな、というポイントも意識しました。

――土屋さんはいかがですか?

土屋:RPGですと、まず絵があってBGMを作る流れなのですが、今回はダイレクトに楽曲を制作したので、作曲した人間の個性が出るようになったと思います。その結果、僕の場合はピコピコ音になりました(笑)。あとはゲーム的に山あり谷ありの部分があるといい、と言われたので、たとえば原曲では「タン、タン、タン」というリズムだったものを「ウンタン、ウンタン」になるように調整を加えたりしました。

――以前『ペルソナ5』の音楽についてお聞きしたときも、絵やシナリオが出てきてから曲を作られているとおっしゃっていましたが、今回はそれとはまったく逆だったんですね。

土屋:そうですね。珍しい体験をしました。

――目黒さんは何か意識したことはありましたか?

目黒:今回は、事前に「どう作ったらいいの?」と小塚に聞いて、「こう作ってください」と言われたことに忠実に作りました。具体的にどう言われたんだっけ?

小塚:僕からは「いつもの目黒さんらしいサウンドでお願いします」とお伝えしたと記憶しています。

原作ゲームとサウンドアクションというジャンルの融合が新たな楽曲を生み出す

――『P4D』のオープニングテーマは70年代のイメージ、と以前とおっしゃっていましたが、『P3D』『P5D』のオープニングテーマのイメージはあるのでしょうか。

小塚:それぞれのオープニングテーマは、各タイトルのイメージを表現することを優先しています。でも結果的に、なんとなく『P3D』は90年代風だったり、『P5D』はレトロな感じで、という形になりましたね。

小西:僕はオープニングテーマを聞いて、それぞれのフレーズなどをうまく使っているな、と思いましたよ。僕だと絶対に使えないようなフレーズを使いこなしていたので、さすがだなぁ、と思いました。

小塚:ありがとうございます(笑)。『P3D』には『ペルソナ3』、『P5D』には『ペルソナ5』の原曲が収録されているので、その原曲が各タイトルのカラーを出してくれていると思ったんです。だから、オープニングもそれにそって作りました。

――『P4D』から技術面で変えた点はありますか?

小塚:変化という意味では、そのときたまたま聞いていた音楽などに影響を受けて、自分の感性も日々変わっていっているんですよね。そういう意味では、今『P4D』の曲を作ったらぜんぜん違うと思いますし、逆に何年か前に『P3D』を作っていても、ぜんぜん違う曲になってたのかなぁ、と思います。

――今回の制作で改めて『ペルソナ3』『ペルソナ5』の原曲を、ほぼ同時期に聞き込んだと思うのですが、原曲に対し、どのような感想を持たれましたか?

小塚:『ペルソナ3』の楽曲も『ペルソナ5』の楽曲も、ボーカリストさんも音楽のスタイルも違っていて、さらにそれぞれのゲームにピッタリなカラーなので、作風の幅広さがすごいなぁ、と。ですが、リミックスをしようとしてメロディなどの要素を分解していくと、楽曲自体は目黒さんのテイストで貫かれているんですよ。そこから外側のスタイルの部分とかを変えていくことで、ぜんぜん違うところに対応していっているのかな、さすがだなぁ、と。あと『PQ』や「P4U」シリーズの曲も、どれもすごくいい曲ばかりで。

――そんな原曲のリミックスをリミキサーさんに依頼される際はいかがでしたか?

小塚:外部のリミキサーさんについては、私が直接ご依頼した訳ではないのですが、原曲は『ペルソナ3』も『ペルソナ5』も、強いカラーがあると思うので、リミックスされた楽曲といえども、それぞれのカラーになんとなく寄るのではないかと思っていました。リミックスをお願いする時点で、『ペルソナ3』っぽいジャンルで、というようなことはお伝えなかったと聞いていますが、自由にリミックスしていただいた結果の幅広さはもちろんですが、それぞれのシリーズカラーも程良く残っているのではないかと思いました。

――リミックスをするにあたっては、もちろん原曲をアレンジしていくことになると思うのですが、「サウンドアクション」用の楽曲を新規に作る、という意味で意識していた部分はありますか? たとえばサウンドアクションだと、楽曲の構成自体がゲームの難易度を左右するのでは、と思うのですが。

小塚:そうですね。やっぱりキメのメロディを作るときなどは、ボタンの長押しとか同時押しとか、どういう風に当てはまるのかな、と考えた部分はありますね。

――さきほど小塚さんはノートも制作されたと伺いました。

小塚:はい。厳密に言うと、どのタイミングでどの種類のノートを出すか、という作業を行ないました。どのボタンにノートを対応させるか、というのは別のスタッフにお願いしています。きっかけは曲に対するコアなリズムの部分だけ、指針になるようなものを出してほしい、という現場からの希望で、最終的にはノーマルのノートはかなり手掛けました。高難度のノートは、自分よりも上手なスタッフのほうがプレイしていて楽しいかどうかの判断が正確になると思ったので、企画のスタッフや、デバッグを担当しているチームにお願いしました。自分だけで完結させたわけではなくて、いろいろなスタッフの意見を取り入れて詰めていったという感じですね。

――やはりノートの制作は楽曲の制作と比べて、意識が違ってくるのでしょうか。

小塚:そうですね。実際にノートを作ることで、いろいろな発見がありました。ノートを作る際は、その楽曲のリズムの特徴を捉えようとするので、普段の音楽の聴き方にもちょっと影響があったりして面白かったですね。

小西:僕もノート制作のお手伝いをしたのですが、何曲かノートを作ってみて、自分の作った楽曲で「これはちょっとプレイしづらい」と感じた箇所は調整しています。ギターを弾いているときのノリで作っていたら、このタイミングでボタンを押すのはつらかった、ということもあって。自分が作っているときのノリと、プレイしているときのノリは違うのかな、と思いましたね。そのあたりのサジ加減は自分で曲を作って、ノートも作ったからこそわかった部分です。

原曲に対する愛を感じる、それぞれのリミックスのコンセプトに注目!

――改めてご自身が担当された曲について、それぞれひと言ずつお願いします。

喜多條:小塚くんに「喜多條さんらしい音楽で」と言われて、最初に作ったのが「Time」です。何かほかのジャンルの音楽を参考にした、というのではないのですが、ただ今まで作ってきたものとは違うものになったな、とは思いますね。「母のいた日々」は双葉がダンサーの曲で、「タップ(ダンス)を入れたい」と開発から言われまして。振り付けとしてタップダンスを入れることになりました。2017年8月に開催した「PERSONA SUPER LIVE P-SOUND BOMB !!!! 2017 ~港の犯行を目撃せよ!~」でも、双葉役のダンサーさんがタップダンスを披露してくださっていましたね。ゲーム本編のリミックス楽曲にもタップ音が入っているので、ちょっと際立った曲になったかな、という印象はあります。

土屋:僕はそのタップの音を取る現場にいたんですけれど、すごい情熱でした。「もっとイケるはず!」って。

喜多條:あとDLCの「Break Out Of…」は自分が作った曲だというのもあったので、頭の部分のメロディを崩してみたりとか、ピッチのシフトを変えてみたりとかしました。皆月が踊るということもあって、少しラップを大きめに出したりとかしましたね。

小塚:「Break Out Of…」はダーク喜多條でお願いします、とか言った記憶があります(笑)。

――では、小西さんはいかがでしょうか。

小西:「Heartful Cry」は原曲が人気のある曲ですし、『ペルソナ3 フェス』の思い出が強く印象に残っている方が多い曲だと思ったので、とにかくそのイメージを崩さないように、そしてプレイ体験を思い出してもらえるような曲にしよう、と思っていました。それで途中にほかの楽曲のフレーズも入れてみたり。小塚くんに「この曲は誰が踊る曲なの?」と聞いたら「アイギスです」とのことだったので、アイギスっぽい感じのフレーズを入れたりもしました。「Blooming Villain」は、まだ世に出て日が浅い曲なので、原曲を拡張したというか、カッチリと作りました。あとこれは余談ですが、ギターメインの曲はギターアレンジをしやすい一方で、アレンジ後の印象がなかなか変わらないんです。かと言ってあまりにも楽曲を崩してしまうと何の曲かわからなくなってしまうので、そこは避けようと思っていると、また原曲にだんだん寄って行ってしまって。そのサジ加減は苦労しました。

――リミックスだからこその悩みですね。小塚さんはいかがですか。

小塚:リミックスに関しては原曲を大事にするという前提で、自由にリミックスした感じです。「Tokyo Daylight」は、原曲はポップなのですが個人的には『ペルソナ5』っぽいトガりも感じていて。今回はもっとお気楽な感じにしてみよう、と思って作りました。曲名に「Tokyo」って入っているのは「ペルソナ」シリーズでは珍しいな、と思って、そこからちょっとプラスチックな東京っぽさも出せないかな、という意識もありましたね。あと伝わりにくいかもしれませんが、表参道の駅前にある灯篭くらいの感じで(笑)和風感も入れました。「Wiping All Out」はけっこう攻撃的な歌詞なので、ダークな感じにするのもアリなのかな、と思ったんです。自分は「真・女神転生」シリーズと「ペルソナ」シリーズ、両シリーズで楽曲の制作経験があるので、「真・女神転生」シリーズの方で使った音色だったりを活かせないかな、と思って作りましたね。

――シリーズファンとしては「時価ネットたなか」が気になるのですが……。

小塚:今回、どの曲をリミキサーさんにお願いして、どの曲をサウンドチーム内でリミックスするか、というのは、何回も打ち合わせをして決めていったんです。その中で「時価ネットたなか」を外部の方にお願いするのは、ちょっとどうなのかな?という気もして(笑)、かなり最初の段階で自分から手を挙げました。制作の際は、『P4D』のときに「時価ネットたなか」を高難度でやりたい、という話が社内で出ていたのをなんとなく覚えていたので、かなりハイテンポでボタンの押し甲斐がある感じに作りました。それと今回の制作にあたり、声優・島田 敏さんの新規ボイスを収録しています。ハイテンションなすばらしい音声をたくさんいただきましたので、ぜひゲームで聞いていただきたいですね。

――DLCの「行くぜ!不死鳥戦隊フェザーマン」も小塚さんの担当なんですよね。

小塚:この楽曲は、単なる戦隊モノのパロディで終わりにしたくなかったんです。『P3D』と『P5D』の両方で楽しめる楽曲なので、ならば、ということで川村ゆみさんとLynさんにお願いして歌っていただきました。お二方ともアツい歌唱をしていただけたので、おかげさまで形になりました。

――土屋さんはいかがでしょうか。

土屋:僕は自分のことをゲームの音屋だと思っているので、ファミコンとFM音源とスーパーファミコンの音源で1曲作ろう、と思いました。そういうところを求められているのかな、とも思ったんです。ピコピコ音や、FM音源のキラキラ音源、スーパーファミコンの「パフー」というスクラッチなどを駆使するのが、アトラスサウンドチーム内での僕の役割かな、と。それでできたのがあの曲ですね。あとボーカル曲を作ったことがほとんどなかったので、歌が入る楽曲は新鮮でした。川村ゆみさんというスーパー歌ウマお姉さんが歌ってくれたコーラスだけで十分聞けちゃうんです。

――ボーカルを乗せられなかった昔のサウンドですと、ボーカル的なメロディを全面に出すことも工夫しなければならなかった、ということでしょうか。

土屋:そうですね。音源が弱かった頃は頑張って工夫して、かっこいいメロディを弾く必要がありました。そこがゲーム音楽のいいところでもあり、ちょっと恥ずかしいところでもあったんですけれど。今はいい音がいくらでも使えるので、逆にメロディで押していくゲーム音楽はあまりないのかなと思います。映画音楽に近いというか。そういう意味で、私が作った曲は今どき聞かないものになっていると思います。

小塚:僕は聞いて、各時代の音をぜんぶ混ぜているのが新しいと思いましたよ。

土屋:ユーザーの皆さんにもそう言っていただけるとありがたいですね。あと「雪の女王」は自分が好きなものを入れて出来上がった曲だったので、あまり原曲から変えていません。そのかわり、今どきのEDMでもこんな音は使わないだろう、という音を入れてみました。

――では目黒さんはいかがですか。

目黒:「Life Will Change」は、レトロでいい感じの落としどころがあるダンスのジャンルはなんだ、と考えて、ピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)を参考にしました。「キミの記憶」は、ハードめでダンスミュージック的で、と考えて、最終的には『ペルソナ5』の「Rivers in the Desert」のような感じにしよう、と思って作ったような気がします。

小塚:言われてみると、たしかに共通点がありますよね。

――最後に、ユーザーの皆さんに向けて、ひと言お願いします。

喜多條:今回も、たくさんの外部のアーティストさんにアレンジしていただいたので、そのコラボレーションはもちろん、主人公たちのカッコいいダンスにもときめいていただけるとありがたいですね。

土屋:弊社の開発スタッフは、外伝的なものでもキャラクターを深く掘り下げようとしていると思うんです。今回の『P3D』と『P5D』も、そんなタイトルに仕上がっていると思うので、本編でキャラクターを好きになってくれた方は「サウンドアクション!?」と尻込みせず、ぜひ手に取っていただきたいです。

小西:自分の曲のことになってしまいますが、自分が今までに制作した楽曲を知っている方は、想像どおりの曲が実装されていると思うので、みなさんのご期待は裏切らないのではないかな、と思います。

目黒:僕は個人的には、小塚と小西がノートを作った、というのが衝撃的でした。それと今回はPS VitaだけではなくPS4®でも遊べるということで、発売後の反響が楽しみです。みなさんもぜひプレイしてみてください。

小塚:外部のリミキサーさんによるカッコいいリミックスはもちろん、アトラスサウンドチームのリミックスに加えて、原曲もたくさん収録されています。キャラクターのダンスやサウンドアクション的なところに注目していただけると、知っている曲に対しても新たな魅力を感じていただけるのではないかと思うので、そういう面でも本作を楽しんでいただけるとうれしく思います。

リミックス曲を手掛けたアーティストたちのコメントが到着! P3D編

浅倉大介氏 ~ 全ての人の魂の戦い
ペルソナ楽曲のremixはボクにとってとてもワクワクするトライです。
今回の原曲は、オペラ調のボーカルとギターのリフが印象的な楽曲ですが、テンポ感やビートを含め「音ゲー」として楽しんでもらえるような浅倉大介風? Progressive EDMになっていると思います。
ボタンを押すのに力が入るようなトラックになってると思うので、ゲームプレイをより楽しんでいただけたら嬉しいです。

ATOLS 氏 ~ Want to Be Close
「Want to Be Close」 のリミックスをさせて頂きました ATOLS です。
原曲を最初聞いた時 リードボーカルとファンキーなグルーヴサウンドがとても印象的で
私は、その時の感動をより鮮明にする作業に取り組みました。とても楽しい時間だったよ!
より輝きを放つボーカルや様々なサウンドにフレンチ・ハウス的要素の融合を試みました。
是非ゲームでお楽しみ頂けたら幸いです!

小林哲也氏 ~ Mass Destruction
P3D,P5D発売おめでとうございます!
Mass Destructionは以前、PERSONA MUSIC LIVE BANDという作品で
アレンジをさせて頂き、今回2度目ということと、頂いたお題が
『好きにやっちゃってください!』でしたので、かなり振り切らせていただきました。笑
BPMを倍にし、ハードコアテイストのギターにJAZZ風のピアノとエレクトロなシンセを合わせ、かなりカオストラックにしております。
ゲーム難易度的にはハードそうですが、笑
是非お楽しみください!  小林哲也

sasakure.UK 氏 ~ Light the Fire Up in the Night
Light The Fire Up in the Nightは、どちらのバージョンも熱い楽曲なので、
“KAGEJIKAN”のクールさと”MAYONAKA”の透明感をそれぞれ大切にしながら自分らしいアプローチを心がけてみました。
ノリの良いトラックに乗るラップが最高に好きです。

全体的にシンセ寄りのアレンジにしつつ、ソリッド且つポップに…!
ゲームとの相性が良さそうな音を組み合わせていきました。
sasakure.UK

長沼英樹氏 ~ When The Moon’s Reaching Out Stars
ペルソナファンの方々にとってとても大事な曲だと思いましたので、原曲のイメージを覆すビックリするほど過度に大胆なリミックスにはせず、激しさは維持しつつもよりモダンに洗練された感じにしたいと思いました。まず先入観を持たずにボーカルだけのアカペラトラックを聴いた際に、一番いいなと耳に残ったフレーズが「If you hold me tight」の部分でしたので、そのフレーズが生きる様に哀愁漂うサビの展開にしてみました。気に入って頂けたなら幸いです。

三宅優氏 ~ Deep Breath Deep Breath
みなさん元気でDanceしてますか?前回に引き続き参加させて頂きましたミヤケユウです。今回はアニキことLotusさんのラップ曲をRemix。で、毎回苦労するのが、尺に収めることだったりします。あーでもないこーでもないと3バージョンぐらい夜なべしてこさえまして、今回は自分の好きなMoombahtonというジャンルとEDMをミックスしたRemixをチョイス!ぜひ、Playしながら踊ってくださーい。
三宅優

Lotus Juice氏 ~ 深層心理_
深層心理 remixを依頼された時は、Instrumental楽曲のRemix?とびっくりしたのを覚えてます。歌がない曲で自分が依頼されたのなら作詞も期待されているのだろうなと瞬時に理解しました。P4DでBacksideをやった時は平田ちゃんの歌のサンプリングをして、ハードなギターと、刻むようなラップを書きました。
今回は全く違うダンス曲にしようと思い、オリジナルのオープニングをサンプルしてそこからクリエイトしていったのを覚えてます。展開がEDMのようになってますがそれは意識しました。目線としてはDJのような感覚です。
今回の曲は派手さはないですが、例えるなら長持ちするガムのような…
聞けば聞くほど良さが出る…みたいになってる(はず)ので一回だけじゃなく何回も聞いてもらえたら嬉しいですw
P3D、P5Dはやく手元に欲しい!
今はとにかく他の豪勢な面子の製作陣が作った曲をプレイするのが楽しみです。
発売おめでとうございます!

リミックス曲を手掛けたアーティストたちのコメントが到着! P5D編

KAIEN 氏 ~ Beneath the Mask
国内外で人気のペルソナシリーズのリミックスに関わることができ、
非常に嬉しく思います。
原曲に込められたシリアスな世界観がとても魅惑的だったので、
リミックスする上でその芯の部分が損なわれないよう心がけました。
一方で新しい要素を積極的に取り入れることによって、
全く違うアプローチの作品に仕上がったのではないかと思います。
楽しんで貰えたら最高です。

Jazztronik氏 ~ Wake Up, Get Up, Get Out There
自分的にも好きなREMIXに仕上がりました。
原曲との違いを楽しんでもらえたらと思います!

社長氏(SOIL&”PIMP”SESSIONS) ~ Will Power
ゲームに疎い僕でも知ってる名作ペルソナ。その音楽をリミックスできるなんていうチャンスをいただき、そしてこの豪華なリミキサー陣に名を連ねることができて、本当に光栄です。Brazil、Afrobeat、Raggae、Funkと、各国の音楽のエッセンスをミックスしてみました。

☆Taku Takahashi 氏(m-flo / block.fm) ~ Last Surprise
ペルソナという音に拘りをもったゲームに参加できたことを、とても光栄に思っています。
アメリカのクリエーター仲間にもすごく音を評価してもらったので、早く海外でもリリースしてほしいです!!

tofubeats ~ 星と僕らと
今回はロック調で起伏も激しい壮大な「星と僕らと」のリミックスということで、かなり頭を悩ませたのですが、
エモーショナルな部分をクラブ・ミュージックの感じに解釈し直してできるように頑張ってみました。
最後に向けての盛り上がりもそうですし、踊れる雰囲気も出してますので、
是非こちらのバージョンも楽しんでいただければ嬉しいです。
tofubeats

Yukihiro Fukutomi 氏 ~ The Whims of Fate
「原曲のメッセージを違うヴァイブで聴かせる」ことが、
このリミックスの目的です。オリジナルのファンの方にも、
この曲の新しい表情を感じていただければと思います。

『P3D』と『P5D』が同梱された限定版がそれぞれPS4®、PS Vitaで登場!

PS4®版の2本がセットになった『ペルソナダンシング オールスター・トリプルパック』は、ここでしか手に入らない高解像度・高フレームレートに対応したPS4®版『P4D』(DL専用)が付属! PS4®にすべてのペルソナダンシング作品が集う、まさにオールスターなパックです。

【PS4®限定版】『ペルソナダンシング オールスター・トリプルパック』

<同梱物>
・PS4®版『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』
・PS4®版『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』
・PS4®版『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』(DL専用)
・副島成記描き下ろし豪華パッケージ
・『P3D』&『P5D』フルサウンドトラック(4枚組・60曲以上)

PS Vita版の2本がセットになった『ペルソナダンシング デラックス・ツインプラス』は「真・女神転生」シリーズを中心とした他作品のキャラクターたちのコスチュームをおトクにゲット可能。アトラスファンにはたまらないセットですね。

【PS Vita限定版】『ペルソナダンシング デラックス・ツインプラス』

<同梱物>
・PS Vita版『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』
・PS Vita版『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』
・『P3D』&『P5D』アトラスセレクションDLC詰め合わせセット(2,400円相当)
 『真・女神転生』主人公
 『真・女神転生Ⅱ』『真・女神転生Ⅱ』主人公、ヒロコ
 『真・女神転生Ⅲ -NOCTURNE』主人公、聖 丈二
 『真・女神転生Ⅳ FINAL』主人公、アサヒ
 『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』デモニカスーツ
 『真・女神転生 デビルサマナー』(葛葉キョウジ)
 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』ネミッサ、ユーイチ
 『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』朝倉タヱ
 『女神異聞録デビルサバイバー』主人公
 『女神異聞録デビルサバイバー』谷川柚子
 『DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー』セラ
・副島成記描き下ろし豪華パッケージ
・『P3D』&『P5D』フルサウンドトラック(4枚組・60曲以上)
※『P3D』&『P5D』アトラスセレクションDLC詰め合わせセットは後日有料配信予定です。

▼PS4®/PS Vita『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』のPS Storeでの予約購入はこちらから

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ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト
ペルソナ5 ダンシング・スターナイト

・発売元:アトラス
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®Vita
・ジャンル:サウンドアクション
・発売日:2018年5月24日(木)予定
・価格:
 PS4®:パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,480円+税
     ダウンロード版 通常版 販売価格 8,078円(税込)
     PS4®版 限定版 パッケージ版 希望小売価格 16,880円+税
     PS4®版 限定版 ダウンロード版 販売価格 18,230円(税込)
 PS Vita:パッケージ版 通常版 希望小売価格 6,980円(+税)
     ダウンロード版 通常版 販売価格 7,538円(税込)
     PS Vita版 限定版 パッケージ版 希望小売価格 15,780円+税
     PS Vita版 限定版 ダウンロード版 販売価格 17,042円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:PS4®版 C(15才以上対象)
     PS Vita版 B(12才以上対象)

※PlayStation®VR対応

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