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心に響く物語を"体験"したいなら、ぜひ――『ライフ イズ ストレンジBTS』【特集第1回/電撃PS】

by 電撃PS編集部 2018/05/31

2016年に発売されたジュブナイルアドベンチャー『ライフ イズ ストレンジ』(以下、『LIS』)は、10代の少女を主人公とした人間ドラマと、時間を巻き戻して選択肢の回答を選びなおすことで"複数の未来のうちのひとつを、自分の意思で選んで進む"ゲーム性が話題を呼んだ作品です。アメリカ・オレゴン州の架空の田舎町という独特の舞台や、そこで暮らす人々の生活や悩みをリアルに描いたこと、後半に進むにつれて衝撃的になっていくストーリー、プレイヤーに迫る究極の選択、心の琴線に触れるBGMやカメラ演出などいくつもの面が評価され、世界中に熱狂的なファンを生み出し、さまざまな賞も受賞しました。本作『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』は、その3年前を描いた前日譚。6月7日(木)の発売が迫る今、電撃PlayStationでは全3回の特集でその魅力を余すところなくお届けします。第1回では、本作の舞台やキャラクター、システムなど、『LIS』ならではの特徴的な要素を解説!


前作から3年前のアルカディア・ベイを舞台に、クロエ視点の物語が描かれる


前作の『LIS』は、とあるきっかけで時間を巻き戻せる能力を得た女の子・マックスが主人公でした。彼女は物語の冒頭で数年ぶりに故郷の田舎町アルカディア・ベイに戻ってきた際、疎遠になったままだった親友と再会します。

その、再会した親友というのが今作『ビフォア ザ ストーム』の主人公クロエ・プライス。

クロエは前作時点では髪を青く染め、酒も煙草もドラッグもやるという、かなり"奔放"な少女でした。3年前ということでそこまでスレてはいないものの、現時点でもかなり乱暴な言動です。とはいえ彼女には彼女なりに日々やるせない思いや鬱屈――そういう態度になってしまう理由があることも事実。それは父親を事故で亡くしたことであり、親友・マックスが遠方へと引っ越して音信不通となっていることであり、母親にできた新しい恋人を"父"などとは到底認められないことであり、私立高校"ブラックウェル高校"を退学になりそうなことでもあり......。いずれにせよ彼女は、順調とは言えない自分の現在・未来すべてに嫌気がさしている状態なのです。

しかし、そんなクロエは、ロックバンドのゲリラライブ会場でゴロツキともめ事を起こした際、同級生の少女・レイチェルとの運命的な出会いを果たします。

演劇科の花形で容姿端麗、誰からも一目置かれるスクールカーストの別格的存在であるレイチェルと、いわゆる不良だとレッテルを張られているクロエ。2人の出会いは思わぬ事件を呼び......。

というのが『ビフォア ザ ストーム』の物語の導入です。



ちなみに、前日譚のスピンオフとは言うものの、『LIS』をプレイしていなくても十分に楽しめますので、「『LIS』をやってないから......」という方もご安心ください。ただ、どちらを先に遊ぶか順番は問わないとしても、両方プレイしたときの感動は本当に筆舌で表現できないほど素晴らしいもの。いちプレイヤーとしての心からの発言となりますが、可能であれば、ぜひ『LIS』も『ビフォア ザ ストーム』もどちらもプレイして、「ライフ イズ ストレンジ」の魅力を堪能していただきたいと思います。


アルカディア・ベイに生きる、個性豊かな人物たち

よくできたキャラクターを指すとき「まるで生きているような」という表現をすることはよくありますが、「ライフ イズ ストレンジ」の登場人物もまさにそれ。造形自体はゲームとリアルの中間に位置するような独特の印象なれど、登場人物が個人個人の問題で悩み、ときにぶつかり、ときに斜め上の回答を導き出したりしながら日々を送っている様は、アルカディア・ベイで巻き起こる物語に、リアリティと親近感を抱かせてくれるはず。とくにブラックウェル高校の面々はクロエと会話する機会が多く、クロエがどう対応するかで、以後の状況が変わっていくキャラクターもいます。彼らとどう接するかは、ご自身の気持ちにしたがって一考のうえで決めてほしいです。

以降では、主人公のクロエを含めて本作に登場する主なキャラクターを紹介していきます。



クロエ・プライス
CV:Lynn


すべてに対して嫌気がさしている本作の主人公。基本的に頭の回転は速く、天性の議論のセンスで他人を言い負かすこともしばしば。『ビフォア ザ ストーム』時点ではまだ髪色が地毛である様子。


普段は強気に見えるクロエですが、何かを調べたり、誰かと会話したりした際のモノローグで、彼女の心情をうかがい知ることができるかも。



レイチェル
CV:大津愛理


クロエの同級生。容姿端麗で頭もよく、活動的で誰からでも好かれる女の子。やや情緒不安定で、興味本位で危険な場所に出入りすることも多い。


前作でも重要な人物であったレイチェルが、クロエとどのように出会い、どんな時間を過ごし、お互いが親友と呼べる間柄になっていったのか。本作からプレイする人はもちろん、前作のファンにも最大の注目ポイントになっているのではないかと思います。



ウィリアム
CV:松本忍


2年前に他界したクロエの父親。彼の死はクロエの心に深く影を落としている。カントリーミュージックが好きだった。



ジョイス
CV:桐木山花


クロエの母親。ダイナーで働いている。最近デイビッドと交際しているが、クロエには受け入れられていない。



デイビッド
CV:野坂尚也


ジョイスの新恋人。元軍人で、何かにつけて威圧的に喋ってしまうクセがあるため、クロエからは激しく反発されている。



フランク
CV:竹内良太


麻薬の売人で、RV(レクリエーションモービル。キャンピングカーのこと)に住んでいる。不愛想で見た目も怖いが......。



ネイサン
CV:間宮康弘


町の実権を握る一族・プレスコット家の長男。家長となるべく父親に厳しく教育されているが、それをストレスと感じているようだ。



マイキー(写真左)
CV:前田弘喜
ステフ(写真右)
CV:瀬戸歩


クロエと同じ学校に通うインドア派な生徒。2人ともよく校内でTRPG(テーブルトークRPG)を遊んでおり、状況によってはクロエも参加することができる。



ドリュー
CV: 佐原誠


マイキーの兄。スポーツ万能で乱暴な性格だが、弟思いでもある。



ビクトリア
CV: 樋口あかり


外見にも家柄にも恵まれているが、それをかさに着て周囲に高圧的に当たる少女。



ジェームズ
CV: 青木崇
ローズ
CV: 仲村かおり


レイチェルの両親。ジェームズは州検事として町の問題をとりまとめている。



デイモン
CV: 宮本誉之


悪い噂が絶えない危険な男。



謎の女性
CV: 三木美


ここ最近になって町で頻繁に目撃される謎の女性。



マックス(写真右)
CV: たなか久美


クロエの親友で、両親の都合でシアトルへと引っ越す。ふたりの過去を描くボーナスエピソード「さよなら」に登場。

相手との激しい論戦に燃える「バックトーク」


『LIS』固有のゲームシステムとして、前作は主人公のマックスの能力で時間を巻き戻すことができるのが特徴でした。本作では、その代わりとして「バックトーク」というクロエならではのシステムが搭載されています。これは議論のなかで相手を言い負かすというもの。道をふさいでいる相手を退けたい状況などで発生し、相手の会話から揚げ足を取ったり、ウィットに富んだ反論をして、言い負かすことが出来ればクロエの勝ち。結果によってその後の物語展開が変化していきます。相手を言い負かしたときはかなり爽快ですが、仮に負けてしまってもそのまま物語が進行。ときには負けたほうが物事がおだやかに行く場合もあるかも......?


「バックトーク」以外にも物語中には多彩な選択肢が登場。前作と同様に主人公の選択によって周囲との関係や物語展開が大きく変わっていくのが特徴です。



また、メインとなるストーリー部分以外にも学校の友人とTRPGを遊ぶことができたり、いろいろな場所に落書きができたりといった寄り道要素も多め。シーンの進行に応じて日記(マックスに向けた、出せない手紙という形)が逐次増えていくので、それを読む楽しみも味わえたりと、繰り返し遊ぶことで新たな発見があります。


前作『LIS』DL版購入済みの方は、今日から『ビフォア ザ ストーム』をプレイ可能!

もともとは海外でエピソードごとに配信されていた本作ですが、マックスとクロエが登場するボーナスエピソード「さよなら」をふくめて、日本版はオールインワンパッケージですべて収録されています。



日本版キャストもクロエ役のLynnさんをはじめ、前作と同じ声優陣が演じているため、違和感はまったくナシ。前作をプレイした人もこれからプレイしようと思っている人も楽しめる作品です。前作DL版を購入済みの方はなんと本日5月31日から『ビフォア ザ ストーム』をダウンロード可能ですので、条件を満たしている方はぜひご利用ください!



さて、次回第2回は少しお時間開いて6月29日(金)に掲載予定。プレイを終えたみなさんが読んで楽しめるよう、ネタバレ全開のプレイレポートを掲載予定ですので、まずは本作の物語を楽しんで、その感動を文章とともにあらためて振り返る場とできればと思います。
お楽しみに!



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Life is Strange: Before the Storm (ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム)

・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アドベンチャー
・発売日:2018年6月7日(木)予定
 (前作ダウンロード版購入済みの場合5月31日(木)にダウンロード可能)
・価格:パッケージ版 希望小売価格 3,800円+税
    ダウンロード版 通常版 4,104円(税込)
    ダウンロード版 アーリーアクセス・エディション 4,104円(税込)
    ダウンロード版 コンプリートエピソード(前作&今作セット) 5,400円(税込)
・プレイ人数:1人
・言語仕様:日本語吹き替え対応
・CERO:D(17才以上対象)

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