【E3 2018】PS VR専用『Firewall Zero Hour』の初公開マップを体験! 開発スタッフに注目ポイントを直撃!

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【E3 2018】PS VR専用『Firewall Zero Hour』の初公開マップを体験! 開発スタッフに注目ポイントを直撃!

新たなマップ「ソーシャルネットワーク」を初公開! バラエティ豊かな戦場でデータハックを巡るチーム戦を楽しめる!

PlayStation®VR専用タイトル『Firewall Zero Hour』は、チームベースの戦術的マルチプレイヤーFPS。4対4のチームが攻撃側と守備側に分かれ、ファイアウォールアクセスポイントをめぐる攻防を繰り広げる。PlayStation®VR シューティングコントローラーに対応するリアルな射撃戦はもちろん、マルチプレイならではの仲間どうしで連携する戦略性も楽しめるタイトルだ。

アメリカ・ロサンゼルスにて開催されている世界最大級のゲーム見本市「E3 2018」のSony Interactive Entertainment America(SIEA)「PlayStation®ブース」では、多数のPS VRタイトルが並ぶなか、本作も4対4のチーム戦を体験できる試遊を出展。冷戦時代のロシアを舞台とする「バンカー」に、今回が世界初公開となる「ソーシャルネットワーク」を加えた2つのマップがあり、体験したプレイヤーはリアルな戦場での銃撃戦を楽しんでいた。

※「E3 2018」での発表内容です。日本での発売など詳細は未定です。

新マップの体験プレイで緊迫の攻防! その結末はまさかの展開に!

会場では一般試遊時間の終了後、メディア向けの体験会が実施された。初公開マップの「ソーシャルネットワーク」を舞台に、防衛側としてプレイしたインプレッションを紹介しよう。

まずは出撃前にロビーで装備の選択。サブマシンガンにハンドガンとグレネードというオーソドックスな武装で挑むことにする。ロビーの段階からチームメンバーどうしがボイスチャットでつながっており会話できるが、初顔合わせのチームだけにあいさつもぎこちない。果たして、うまく連携を取ることができるのか?

防衛側のスタート地点は、オフィス2階の一室。たくさんのデスクが並び、身を隠す場所には困らなそうだ。吹き抜けから1階部分の様子を見下ろすこともできる。ただし、防衛側といっても初めて体験するマップであり、どんな構造なのかはわからず地の利はナシ。そうこうしてる間にも攻撃側は近づいているはずだが、斥候に出る余裕もないまま時間だけが過ぎていく。敵がやってくるのを待っている時間というのも、かなりの緊張感だ。

やがてしびれを切らしたのか、仲間の1人が階段に向かい始める。すると、階段を降りかけたその瞬間に銃声が鳴り響き、いきなりロスト! 本作で倒されたプレイヤーは、その試合中にリスポーンすることなく観戦状態に移行する。攻撃側は4人固まって突入してきたので、この時点で防衛側は数的不利に陥り、どんどん押し込まれていく。体勢を立て直す間もなく、次々と倒れていく仲間たち。そして残った自分も銃弾の雨を浴び、会敵して1分も経たないうちに殲滅されてしまった。

だが、敵を排除して悠々とアクセスポイントを探していた攻撃側に、思わぬ落とし穴が待っていた。なんと、アクセスポイントのハッキングに失敗し、試合は守備側の勝利に!?

本作で勝敗を分けるのは、ハッキングを成功させるか、それを防ぐことができるか。敵の殲滅は目的達成に近づくための手段のひとつであり、目的そのものではないわけだ。あっという間に殲滅させられたことで茫然としていたが、まさかの結末に唖然。もちろん、銃撃戦で圧倒された自分たちにとって、この勝利を素直に喜ぶこともできなかったわけだが……。

試合終了後、声をかけてきた開発スタッフが言うには、「このゲームで射撃のテクニックは大切だけど、チームの連携はもっと重要なんだ。チームを2人ずつ分けて見張りを置くとか、声を掛け合って挟み撃ちにするとか、戦略を立てて成功するとすごく楽しいよ!」とのこと。今回の体験はこの1戦だけで終わってしまったが、試合のテンポが早く何度も遊べるゲーム性であるため、繰り返しチームを組むことで練度はアップするはず。ぜひ次の機会こそ、連携の醍醐味を体験してみたい。(PS.Blogスタッフ・松田)

First Contact Entertainment代表への質疑応答で大ボリュームの内容が明らかに!

体験会終了後、開発会社First Contact Entertainmentの代表を務めるHess Barber氏への質疑応答が行なわれ、本作の注目ポイントが語られたので紹介する。

First Contact Entertainment President & CEO
Hess Barber氏

――今回収録した、2つのマップの特徴を教えてください。

初めて公開した「ソーシャルネットワーク」は、ロンドンがベースです。ソーシャルネットワークにある人々のデータを盗もうとする設定で、情報というものが非常に重要な位置を占める現在の世の中を反映しています。

「バンカー」はかつての冷戦時代におけるロシアの状況を描いています。金で雇われた傭兵が地下に隠されたデータを盗みにいき、防衛側と対戦するというものです。

――今後、どのようなマップが登場しますか?

ゲーム発売時には、9つのマップを収録する予定です。アフガニスタン、ロシア、イギリスというロケーションそれぞれに3マップずつ。今回プレイしてもらったのは屋内マップでしたが、屋外で戦うマップもあります。たとえば、アフガニスタンには住宅街を探索するシチュエーションもあり、屋内外どちらでも楽しめます。

――オンラインマルチプレイが基本になるとのことですが、フレンドと一緒にチームを組むこともできますか?

もちろん! 友達どうしがロビーで待ち合わせをして、一緒にチームを組むことができます。見知らぬプレイヤーとマッチングして手軽に遊ぶこともできますし、4人のプレイヤーでチームを組み、相手チームはAIという対戦も可能です。基本はオンラインでのマルチプレイヤーですが、オフラインでも遊べます。

――武器の種類はどれくらい登場しますか。

製品版発売時は15~20種類ほどですが、その後もDLCで増やしていく予定です。また、ゲームのシステムとしては、プレイヤーレベルがアップすることで、さまざまな種類の武器をアンロックできるようになります。射撃の反動を抑えるパーツやライフルのスコープといったカスタマイズが可能で、キャラクタースキンや武器の見た目も変えられる、やり込み要素もあるので、ぜひ楽しんでください。

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※「E3 2018」での発表内容です。日本での発売など詳細は未定です。

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