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【TGS2018レポート】敵を知り、慎重に行動せよ。『Days Gone』の世界を生き抜く術を開発陣がレクチャー!

by PS.Blogスタッフ 2018/09/25

◆2018年10月19日(金)更新 発売日を2019年4月26日(金)に変更いたしました。



Bend Studioメンバーのデモプレイに危険な世界を生き抜くためのヒントが!

2019年4月26日(金)発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『Days Gone』(デイズ・ゴーン)。パンデミックにより終わりを迎えた世界を生き抜く、オープンワールドサバイバルアクションゲームだ。

千葉・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2018」にて、本作のメディア向けセッションが実施された。ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオのBend Studio(ベンド・スタジオ)から、スタジオ・ディレクターのChris Reese、クリエイティブ・ディレクターのJohn Garvin、ゲーム・ディレクターのJeff Rossの3名が登壇し、デモプレイに合わせた解説が行なわれたので紹介しよう。


スタジオ・ディレクター Chris Reese

Bend Studioの創設者の1人であり、現在はスタジオ・ディレクターとして『Days Gone』制作チームを率いる。24年間、Bend Studioにて「Syphon Filter」シリーズ、『Resistance: Retribution』などのタイトルに携わり、『アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり』ではリードエンジニア兼テクニカル・ディレクターを務めた。Bend Studio以前においてChrisは、オレゴン大学を出てDynamix / Sierra On-Lineのエンジニアとして業界に飛び込み、『A-10 Tank Killer』や『Aces of the Pacific』、『Aces over Europe』といったコンバットフライトシミュレーターに携わった。



クリエイティブ・ディレクター John Garvin

『Days Gone』のクリエイティブ・ディレクター兼ライター。「Syphon Filter」シリーズ、『Resistance: Retribution』や『アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり』でもクリエイティブ・ディレクター兼ライターを務めた。英文学にて修士号を取り、1987年にオレゴン大学を卒業。1990年からゲーム業界にて、DynamixおよびSierra On-lineのライター、アート・ディレクティングのキャリアを築き始めた。1997年にBend Studioに入社し、それ以来20年以上に渡りゲームを制作している。



ゲーム・ディレクター Jeff Ross

ゲーム・ディレクターになる前、Bend Studioにて16年間デザイナーを務めており、「Syphon Filter」シリーズ、『Resistance: Retribution』、そして『アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり』に携わってきた。また、Rockstar VancouverやHigh Moon Studiosでデザイナーとして勤務してきた19年におよぶ経歴を持つ。

ファストトラベルルートの安全を確保せよ!

『Days Gone』のオープンワールドでは、あらゆる危険が待ち受けている。今回のデモプレイではこの世界がどれだけ危険か見せると同時に、周囲をよく観察して慎重に行動すれば十分に生き残れることを紹介するという。

デモプレイが始まると、相棒のブーザーから無線の連絡を受け、「フリーカー」が蔓延るエリアを一掃するよう依頼される。ここでマップ画面を開くと、ディーコンの現在地がバイクのアイコンで示され、その先には「Safe House」と呼ばれるアジトも見える。

本作ではバイクに乗ってファストトラベルできるが、そのためにはマップ画面で移動先までのファストトラベルルートが青く表示される、安全な状態を確保しなければならない。今回のミッションでは、現在地点からアジトまでの中間地点に「フリーカー」の巣窟があり、ファストトラベルのルートが分断されている。「フリーカー」の巣を一掃し、ファストトラベルルートを開通させることが目的だ。

バイクを走らせて到着した場所は製材所だろうか。丸太や板が積まれているほか、いくつかの建物も見える。この世界の生存者たちは、「フリーカー」がなぜ巣を作るのかわかっていないが、人間が暮らしていた建物の中に巣を作ることだけはわかっているのだという。



周囲を観察すると、「フリーカー」の一種であるニュートが屋根の上にいた。普段は積極的に襲ってくることはないが、ディーコンの体力が少なくなると攻撃してくるので、注意が必要だ。と言っていた矢先に、突如として野生のオオカミがディーコンを襲う! 不意を突かれてダメージを受けながらも撃退すると、解説のChrisは「このエリアのデモプレイは何度もやっていますが、ここでオオカミに襲われるのを初めて見ました(笑)。世界のすべてが敵という本作の特徴を表す、良い例になりましたね」とニヤリ。

その後、ディーコンは物資の探索を始めた。この世界では常に物資を探し求めることになり、とくにパトカーや消防車といった緊急車両には有用なものが必ず隠されている。また、レッカー車には必ず燃料があり、緊急車両と同じく重要な物資確保スポットになるそうだ。

レッカー車から入手した燃料を、まずはバイクの給油に使う。ディーコンが使える乗り物は愛車のバイク1台だけであり、燃料は切らさないように、ダメージを受けて故障したら修理するようにと、ケアを怠ってはならない。

続いて、余った燃料を「フリーカー」の巣を焼くために使う。UIのアイテムホイールにはクラフト機能があり、爆薬や新しい武器、医療キットなどを作成できる。ここでは反応式の爆弾を作り、建物の出口にセット。燃料に火を付けて巣を焼き、飛び出してきた「フリーカー」をうまく爆弾で吹っ飛ばした。

大群が追ってくる「エスカレーション」が発生!

いつの間にか周囲は薄暗くなり、夜が近づいてきた。夜の「フリーカー」はより狂暴に、よりパワーが上がって倒しにくくなる。しかも悪いことに、「フリーカー」の大群が出現! さきほどの爆発で大きな音を立てたことで、ほかの「フリーカー」の大群を呼び寄せてしまったようだ。この現象を「エスカレーション」と呼び、本作最大の見せ場であると同時にもっとも危険な瞬間だ。



戦うには数が多すぎるため退避を選択し、バイクを走らせてアジトまでひたすら逃げる。かなりの距離を走っているように見えたが、それでも「フリーカー」が追跡をやめる気配は感じられない。ようやくたどり着いたアジトはフェンスで守られており、「フリーカー」は中に入れないようで一安心。フェンスの外は「フリーカー」でびっしりと囲まれているが、アジトにさえいれば安全とのことだ。

アジトにある「ガンロッカー」には商人たちから購入した武器が保管されており、武器の交換や弾薬の補充が可能。また、アジトなどにある寝床で睡眠を取ると、朝まで時間を早めることができる。危険な夜の時間帯をやり過ごすために効果的な方法となり、これらを利用できるアジトはまさに探索の拠点だ。

「フリーカー」の巣を一掃してミッションクリア! しかし、この世界の脅威はまだ終わらない!

朝になると、アジトを囲んでいた「フリーカー」たちの姿はなくなっていた。任務を続行するべく、昨日の現場に向かうが、その道中で野盗の襲撃に遭ってしまった。複数の野盗が襲いかかり、スナイパーにも狙われるというピンチはなんとか退けたが、外が明るくなったからといって危険度が下がるわけではないことを実感させられるシーンだった。

なお、野盗は日中に遭遇しやすく、とくに野盗のキャンプが近くにあり、これを排除していないと襲われる可能性が上がるという。



製材所に戻ったディーコンは「フリーカー」の巣の掃討を再開。ベアトラップ(トラバサミ)や火炎瓶を使って「フリーカー」を倒し、次々と巣を排除していく。マップ画面を開いて確認すると、巣を示す赤いアイコンは残り1つになっていた。ここにいる「フリーカー」を全滅させればミッションクリアだ。

もっとも、ディーコンの手持ちの武器が少なくなっており、これまで多用してきた火炎瓶を作る物資もない。しかし、こんな状況でも頼りになるのがクロスボウだ。クロスボウの利点は、周囲にある若い木の枝からボルト(矢)をすぐに作れること。作成できる矢の種類はさまざまにあり、今回は火矢を作成した。建物の外から火矢を放って「フリーカー」をあぶり出し、襲いかかってきたところを近接武器で倒す! 最後の1体を片付けると、ついにエリア内にある巣の一掃に成功した。



リザルト画面では任務達成の報酬として、キャンプで物資やバイクのアップグレードパーツを購入するための通貨「クレジット」と、キャンプなどにいる生存者から信頼されるようになる「信頼度」、そしてディーコンが新しいスキルを覚えられるようになる「経験値」をそれぞれ入手した。

マップを見ると、冒頭で赤く表示されていた危険地帯が消え去り、ファストトラベルルートが開通。ただし、ファストトラベルはバイクのある場所からしか実行できず、距離に応じた燃料も必要だという。

さて、目的を達成したことでデモプレイも終了となるかと思われたが、バイクに戻るとパーツを盗もうとしている野盗に遭遇した。背後から忍び寄って倒し、事なきを得たが、これはランダムエンカウントであり、どんなタイミングでも起こる可能性があるという。

そうこうしているうちに、遠くからバイクの音が聞こえてきた。「フリーカー」を排除したことでエリアが完全に安心できる状態になるわけではなく、「フリーカー」がいなくなったことで今度は野盗が侵入してきたのだという。しかも、野盗たちは、巨大かつ強力な「ブレイカー」と交戦している。野盗を掴んでは放り投げ、銃弾を受けてもなかなか倒れない狂暴な「フリーカー」だ。この世界ではディーコンだけが狙われるのではなく、野盗と「フリーカー」が戦い始める場面も頻繁に発生し、これを「フリークショー」と呼んでいた。

ディーコンはこの戦いに介入せず、お互いが潰し合っている隙にアジトへと戻っていったが、あらゆる危険と常に隣り合わせであることを再認識。そしてデモプレイ終了後、Chrisが語った「これがディーコンの日常です」という言葉が、とても印象的だった。

「フリーカー」にも独自の生態がある!? 気になるポイントを開発スタッフに直撃!

デモプレイが終了したあとは質疑応答の時間が設けられ、謎に満ちた「フリーカー」の生態やゲームシステムなど、気になる点を聞くことができた。



――「エスカレーション」で発生した「フリーカー」たちは、長い距離を走ってアジトまで追ってきました。オープンワールドである本作において、ディーコンを捕捉した彼らはどこまで追ってくるのでしょうか。


基本的には、ディーコンとの距離が離れるほど諦めやすくなります。また、他の敵をぶつけて戦い合わせ、ディーコンから注意が逸れることで逃げ延びやすくなります。


――アジトを囲んでいた「フリーカー」たちは、朝を迎えるといなくなっていました。ディーコンが寝ずに観察していたとして、彼らは忽然と消えるわけではなく、巣に帰っていく様子が見られるのでしょうか。


そのとおりです。「フリーカー」にも人間と同じような24時間のライフサイクルがあり、眠りにつく場所、飲食をする場所などはすべて決まっています。私たちはこれを、「フリーカー」と「エコシステム」を足した造語「フリーコシステム」と呼んでいます(笑)。


――アジトは安全とのことですが、イベントなどで「フリーカー」に破壊されることはありますか?


そうですね。ストーリーの中で「フリーカー」がアジトに入り込むことはあり得ます。


――「フリーカー」にはどのような種類があるかを教えてください。


動物などは含まず、人間が感染したタイプだけで7~8種類います。大きな声で仲間を呼び寄せる「スクリーマー」は、トレーラーでも見ることができます。また、「フリーカー」の大群を「スウォーマー」と呼び、1つのタイプとして数えています。個体の「フリーカー」とはまったく異なる習性を持っているためです。



――「フリーカー」のビジュアルへのこだわりを教えてください。


開発がスタートして1年ほどは、「フリーカーはゾンビではない」ということにこわだっていましたが、ルックス的に難しい部分が多かったです。そこで途中からは、できるだけ現実味のあるルックスに注力するようになりました。ウイルスが体内を冒すと、どんな外見になるのが現実的なのか。これにフォーカスを置いたのです。担当するアーティストは、ものすごくグロテスクな写真集を参考に作っていました。


――デモプレイで出現したオオカミは感染していないようでしたが、感染しているオオカミとはどのような違いがありますか?


今日のオオカミは感染していませんでしたが、とても腹を空かしているようで何度も姿を現わしましたね(笑)。感染したオオカミは「ランナー」と呼ばれ、非常に危険です。バイクと同じスピードで走り、体当たりをしてバイクを壊そうとしてきます。もし、今日出会ったオオカミが「ランナー」だったなら、無事ではいられなかったでしょう。


――ほかに感染して凶暴化した動物はいますか?


感染したカラスの「クライアー」、クマの「レイジャー」などが登場し、トレーラーでも見ることができます。



――野盗がバイクを盗もうとしているシーンがありました。バイクそのものを盗まれることはありますか?


野盗が狙っているのはバイクのパーツです。しかし、パーツをたくさん奪われると、バイクは走行できなくなってしまいます。野盗を追いかけて仕留められれば物資として取り返すことができ、修理が可能です。


――周囲の時間をスローモーションにする「フォーカス」は、どのくらいの時間持続するのでしょうか。


最初の頃のディーコンが使えるのは、ほんの数秒ほどですが、アップグレードすることで持続時間が長くなります。ディーコンのアップグレードには、体力、スタミナ、フォーカスという項目があり、このどれを強化していくかはプレイヤーの判断によります。

フォーカスの持続時間については、アイテムを使用することでも一時的に延長可能です。クラフトで作成できる医療キットの中に、体力、スタミナ、フォーカスに対してブースト効果を得られるアイテムがあります。


――スキルにどんな種類があるか教えてください。


大きく分けて、近接攻撃スキル、遠距離攻撃スキル、サバイバルスキルの3タイプがあります。これらの中には、走りながらリロードできるようになるスキル、バイクの修理に必要なスクラップを発見しやすくなるスキルなど、非常に多くの種類があります。


――試遊バージョンの「ストーリーモード」では、最後に人間と戦いました。模様のように傷をつけている彼らはどんな存在なのでしょうか。


「Rest in Peace」というカルト集団を組織していることから、頭文字を取って「リッパー」と呼ばれています。「リッパー」たちは、この世界が終わりを迎えたことを、いずれ必ず訪れる災厄だったと信じていました。そして「フリーカー」を崇め、自分たちもそうなりたいと願っているのです。本作には3つの大きなストーリーラインがあり、彼らとの関わりはその1つです。


――試遊バージョンの「フリーカーモード」は、とても歯応えのあるものでした。大群と戦うときにどんなプレイが効果的か、ヒントを教えてください。


もっとも大切なのは、立ち止まらず常に動き回ることです。事前の入念な準備も重要で、自分が逃げるルートを想定してトラップを設置しておきます。オイル缶などの赤いオブジェクトは爆発するので、それを狙うのも効果的ですね。また、ディーコンは通れるけれど、大群は詰まってしまう場所(スクイーズポイント)もあり、距離を取ったり固まったところに攻撃したりするのに利用できます。武器や罠、そして地形まで、すべてを使って戦ってみてください。



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Days Gone (デイズ・ゴーン)

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:オープンワールドサバイバルアクション
・発売日:2019年4月26日(金)予定
・価格:未定
・プレイ人数:未定
・CERO:審査予定

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PS.Blogの『Days Gone』記事はこちら

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『Days Gone』公式サイトはこちら



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