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【TGS2018レポート】小島監督が2年ぶりにTGSに! 沸きに沸いた『DEATH STRANDING』声優陣とのトークショウ!

by PS.Blogスタッフ 2018/09/25


世界中のファンが大きな期待を寄せている、小島秀夫監督率いるコジマプロダクションが開発中のPlayStation®4用ソフトウェア『DEATH STRANDING』(デス・ストランディング)。「東京ゲームショウ2018」最終日にあたる9月23日(日)、プレイステーション®ブースにて本作のステージイベントが開催! ステージ前は、大観衆で埋め尽くされれた。



MCを務めるお笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さんの呼び込みで小島監督が登壇! 東京ゲームショウには2年ぶりの登場となる小島監督の姿に、割れんばかりの大歓声と大きな拍手に包まれる。

岩井さんは、多くのファンが気になっている『DEATH STRANDING』の制作状況について質問。小島監督は、2年半前にコジマプロダクションを立ち上げ、企画を進めながら事務所やゲームエンジン、スタッフを探すというゼロからのスタートであり、ストの影響で俳優ノーマン・リーダスの撮影が遅れてはいるものの、開発は順調だとコメント。現在は実際にゲームをプレイしながら、操作感や演出を調整しているそうだ。


声優・大塚明夫さんの「待たせたな!」という声と共に、豪華声優陣が壇上へ!

そしていよいよ、本作のキャラクターに音声を吹き込む声優陣たちがステージに! 今年6月の「E3 2018」で公開されたトレーラーの日本語音声版に出演していた津田健次郎さん、大塚明夫さん、井上喜久子さん、水樹奈々さん、そして三上哲さんという豪華すぎるメンバーを、会場はまたも大きな拍手で迎えた。

トレーラーを見て、日本語音声のキャストに察しがついていた人もいると思うが、正式な発表はこれが初となる。実は三上さんはトレーラーには出演していなかったため、大塚さんからは「なんでここにいるんだ!?」というツッコミも。理由は後ほど明かされますとその場は濁されたが、この場にいるということでやはり察しがつくというものだ。


『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』 E3 2018ティザートレーラー 4K(日本語音声)



ノーマンであり、津田健次郎さんでもあり、サムでもあることが重要

まずは、ノーマンが演じる主人公サムの日本語音声を担当する津田健次郎さんの話題に。今回のメンバーの中で唯一、津田さんは小島監督の作品に初出演となる。本作へのオファーは、なんと小島監督が津田さんのTwitterアカウントをフォローし、直接やりとりをする中でスタート。「"ゲームに興味はありますか?"という、とても軽い感じだったんです(笑)」と、津田さんも驚いたそうだ。



小島監督は、Twitterアカウントをフォローする前から「特徴的なノーマンの声を吹き替えるなら津田さんしかいない!」と決めていたという。その決定打となった要素はふたつあり、ひとつ目は、テレビドラマ「リーサル・ウェポン」の吹き替え版で津田さんの演技に幅広さを感じたこと。ふたつ目は、小島監督が大ファンである俳優スティーブ・マックイーンの吹き替えを担当している宮部昭夫さんの声に、津田さんが似ていることだ。「ノーマン・リーダスとスティーブ・マックイーンもどこか似ているので、この人しかいない! と確信したんです」と、小島監督は当時を振り返った。



ゲーム本編の収録はまだ行なわれていないが、トレーラーの収録時は「丁寧に時間をかけて収録できたので、本当に楽しかったです」と津田さんはコメント。小島監督は「ノーマンであり、津田さんでもあることが重要なんです。そして役柄のサムでもあることも。本当にピッタリでした」と力強く語る。大塚さんも「彼のギリギリを攻めていく芝居は、とても印象に残るんです。ゲームができあがってプレイしたら、みなさんもその芝居に魂を抜かれると思うので、楽しみにしてください」と太鼓判を押した。



井上喜久子さんが演じると、脚本までもが極上のものに!

続いて、女優リンゼイ・ワグナーが演じるヒロインの日本語音声を担当する井上喜久子さんにスポットが当たる。井上さんはリンゼイ・ワグナーが実際の年齢よりも若い姿でゲームに登場していることについて、自分の持ちネタと共通する部分があることを感慨深く語った。トレーラーの中でリンゼイが振り向くシーンがあまりにも美しく、演じる際にとても緊張したそうだ。



「テレビドラマ「バイオニック・ジェミー」でリンゼイさんの吹き替えを担当していたのが、ベテランの田島令子さんなんです。僕にとって井上さんは"平成の田島令子"なので、やはりこの人しかいない!」と小島監督。井上さんが演じるキャラクターのセリフを聞いていると、自分で書いた脚本にも関わらず「これを書いたヤツは天才じゃないの?」と感じることがあると、会場の笑いを誘った。ゲーム中にリンゼイ・ワグナーが若い姿で登場することについては、「ある理由で年を取らないんです」とのことだ。




儚さと芯の強さを併せ持つレア・セドゥ役。演じられるのは水樹奈々さんしかいない!

井上さんと同じくヒロインのひとり、俳優レア・セドゥの吹き替えを担当する水樹さんは、なんと翌日に東京ドームでライブがあるという。リハーサルを抜けてステージに駆けつけてくれた水樹さんに、ライブを楽しみにしているファンからも、大きな拍手が贈られた。



出演の依頼があった際は「また小島監督と一緒に仕事ができる!」と喜んだものの、トレーラーの収録前に知らされていたのはセリフのみで、世界観などの説明は一切なし。トレーラーではかなりのセリフがある重要な役どころだったため、涙目で収録現場に向かったそうだ。

実際に顔を合わせてコミュニケーションを取りながら進めていくのが"コジマスタイル"。レア・セドゥが演じるヒロインはとても難しい役どころで、透明感がありつつ、壊れやすいけど芯を持ったキャラクターだという。水樹さんも「とても奥の深い役割で、キャラクター像の構築に時間がかかりました」と明かした。ちなみに、壊れた傘を持っているキャラクターイメージは、小島監督が雨の日の新橋駅付近を見た際に浮かんだという、驚きの事実も明らかに。




ゲーム内や収録現場のまとめ役・大塚明夫さんが演じるキャラクターも発表!

小島監督とはとても長い付き合いとなる大塚さん。しかし、重要なのは付き合いの長さではなく、深さだとコメント。「年月も大事かもしれないけど、お互いに通じ合ってやれることが一番大切だと思うんです......このまま続けると涙が出そうになるので、この辺りで(笑)」と、小島監督との深い付き合いを感じさせる姿を見せる。そして、トレーラーでは音声のみの登場だった大塚さんが演じるキャラクターの設定画を、ステージ上で初公開!



仮面を付けたミステリアスな人物で、俳優はトミー・アール・ジェンキンス。名前はまだ明かせないが、主人公のサムが属している組織の隊長だそうだ。小島監督によると、かなりのセリフがある重要なキャラクターだという。「組織の隊長という役どころと同時に、収録現場のまとめ役でもあってほしい」という小島監督の要望に、大塚さんも「ようござんす!」と力強く答えた。

『DEATH STRANDING』に望むことは? との質問にも「遊び始めたら寝られない。そんな楽しいゲームになってくれたら何も言うことはありません」と、自らもゲーム本編の収録が楽しみで仕方ないようだった。




三上哲さんも本作に出演! そのシーンをステージ上で世界初公開!!

そしていよいよ、トレーラーには出演していなかった三上さんにスポットが! 三上さんが本作に出演することがあらためて発表され、演じるキャラクターの設定画とその登場シーンの実機映像が、日本語字幕版と日本語音声版で公開された。



主人公サムの前に現われる"黄金仮面の男"。彼が泥の塊のような獣を呼び出しボス戦が始まるという、いかにもゲームらしいシーンだ。この映像はコジマプロダクション公式Twitterや、本ステージイベントのアーカイブ映像で確認できるので、ぜひチェックして欲しい。ちなみに、"黄金仮面の男"にまとわりつく泥のような人影の中に、小島監督がいるそうだ。



コジマプロダクション公式Twitterはこちら


『DEATH STRANDING』ステージイベント アーカイブ映像



この"黄金仮面の男"を演じるのは、俳優トロイ・ベイカー。彼は三上さんが『METAL GEAR SOLID V』で演じていた、オセロットの英語音声を担当していたことがある。三上さんはそれとは逆の形で自分が起用されたのかな? と思ったそうだが、小島監督によるとまったくの偶然とのこと。これには三上さんも運命的な繋がりを感じたようだ。



最初は悪役になりきって演じてもらおうとしていた小島監督も、三上さんの声のカッコよさをあらためて実感し、「男前でいきましょう!」と考えを改めたという。ちなみに、"黄金仮面の男"は映像では「逃げきれればOKだ」と言っているが、戦ってもいいし逃げてもいいそうだ。



マッツ・ミケルセンとギレルモ・デル・トロのキャラクターもお披露目!

続いてステージでは、マッツ・ミケルセンとギレルモ・デル・トロ監督が演じる2人のキャラクターが紹介された。



マッツ・ミケルセンが演じるキャラクターはとても重要な役割を持つため、吹き替えの声優も2年をかけて探したそうだ。声優の詳細は秘密としながらも、キャラクターについては「これはもう、見た目通りです。マッツさんが演じることを考えたら、説明はいらないと思います」と小島監督は語った。



そしてこちらは、友情出演となるギレルモ・デル・トロ監督のキャラクター。ギレルモ・デル・トロ監督は多忙のため、3Dスキャンと一部の動きだけの出演となるものの、セリフは本作で一番多いかもしれないとのこと。日本語音声は石住昭彦さんが担当する。モデルがモデルだけに、とてもコミカルなキャラクターとなるそうだ。

監督と役者が協力して、より面白いものを目指す、一体感あふれる収録現場

小島監督との現場について、大塚さんは、「僕らが想像しているところから"あと一歩踏み込んでください"と常に言われるんです。それが役者としてとても楽しい」とうれしそう。小島監督も、「僕がイメージしていたものをそのまま踏襲しても、面白くもなんともないんです。俳優さんと一緒につくっているからこそ、面白いものができる」と答えた。

井上さんは「ジョークで周囲を和ませることもあれば、ハードなシーンでは緊張感や意気込みが伝わってくるんです。一緒につくっている感じがすごくしますね」と笑顔でコメント。水樹さんも、小島監督は"一緒に録ることから生まれるパッションを大事にしたい"ということで、声優陣のスケジュールを調整し、個別ではなく一緒に収録するのも魅力だという。今回初公開となった映像の収録ではひとりだったという三上さんも、かつての収録を振り返ってこれに同意。「人と人との重力によって生まれる、熱量や空気感を大切にしたい」と、小島監督も語った。



発売日の発表については、もう少し待って欲しいとのこと。ステージの冒頭で述べたように遅れている箇所はあるものの、開発は計画どおりに進んでいるので楽しみにして欲しいそうだ。そして気づくと、ステージイベントも終了の時間に......。壇上のキャストや小島監督から、来場者や配信を見ていた人たちにメッセージが贈られたので紹介しよう。



<登壇者からのメッセージ>

大塚さん:"もう少し待たせるぜ!"


井上さん:待ちに待った小島監督の『DEATH STRANDING』。私もすごく楽しみです。ゲーム本編の収録はまだですが、トレーラーからは多くのことが伝わってきて、それを見るだけで涙が出そうになります。みなさんもいろいろな荷物を背負い、辛いときがあるかもしれません。私も精いっぱい演じさせていただきますので、これからもよろしくお願いします。


水樹さん:三連休でさまざまな予定がある中、このステージにお越しいただいてありがとうございます。この座組でしか生まれないものを私も楽しみ、自分でも感じたことのない感情を爆発させてこの作品をつくれたらいいなと思います。


三上さん:コジプロに行った際にゲームを少し見せてもらったのですが、みなさんと繋がることができるゲームになるようです。そのため、我々も魂を込めて声を吹き込みたいと思いますので、ご期待ください。


津田さん:小島監督が世界に放つ作品の日本語音声で、主人公のサムを演じさせていただけることになり光栄です。英語音声のトレーラーを見たときに、テンションがブチ上がりました! まだ明かされていないことも多く、みなさんと同じ気持ちで作品ができあがるのを待っています。そして、みなさんよりもひと足先に収録という形でこの世界を楽しみ、ご期待に添えるような演技をしたいと思います。


小島監督:このステージのために朝早くから並んでくださった方もいらっしゃるとのことで、本当にありがとうございます。キャストのみなさんも、お忙しい中ありがとうございました。本作は以前からお伝えしているように、"縄"のゲームなんです。"縄"の世の中で互いに殴り合ったり中傷し合ったりする世の中で、"縄"の繋がりを持ちたいという発想で開発しています。本作をつくる過程でもあらゆるものと繋がっていますし、もちろん今日のみなさんとも繋がっていると思います。このままみなさんと繋がったまま開発を続け、いいものをつくりたいと思います。もうしばらくお待ちください。



大勢の来場者や熱気あふれる登壇者たちにより、大盛況のうちに幕を閉じた『DEATH STRANDING』のステージイベント。本ステージの模様はアーカイブ映像で配信されている。ステージに来れなかった人も、ぜひチェックしておこう!


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DEATH STRANDING (デス・ストランディング)

開発元:コジマプロダクション
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
フォーマット:PlayStation 4
発売日:未定
価格:未定
CERO:審査予定

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