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日本代表ナスリ選手はベスト8に入る好成績! 『FIFA 19』のeスポーツ大会「CONTINENTAL CUP 2018」レポート

by PS.Blogスタッフ 2018/11/09


PlayStation®4用ソフトウェア『FIFA 19』を使った世界大会「CONTINENTAL CUP 2018 Presented by PlayStation®」(以下「CONTINENTAL CUP 2018」)が、「Paris Games Week」のPlayStation®ブースにて現地時間10月26日(金)から28日(日)にかけて開催されました。

公式世界大会「EA SPORTS™ FIFA 19 Global Series」のひとつに位置するこの大会には、世界32以上の国と地域から選抜された各国代表が出場。日本からは、10月13日(土)の代表選考会を無敗で優勝したナスリ選手(大会登録名はWeb Nasri)が参戦しました。

この記事では世界の舞台で躍進した日本代表のナスリ選手を中心に、大会の模様をお伝えします。



予選グループリーグで、ナスリ選手が現世界王者から歴史的金星!

大会初日は予選グループリーグを実施。4人ずつ8グループに分かれ、1回敗北してもチャンスは残り、2回敗北するとトーナメントから除外される「ダブルイリミネーション方式」で争われます。

ナスリ選手はグループHに入り、「FIFA eWorld Cup 2018」を制した現世界王者のMSドッサリ選手(サウジアラビア)と同組になりました。



【予選グループH 第1試合】ナスリ選手 vs. エラーノ選手
ナスリ選手が逆転PK弾で白星発進!

グループHに登場したナスリ選手の対戦相手は、ドイツのエラーノ選手。『FIFA 16』でドイツ王者に輝いた実力者であり、この日の早朝より行なわれたオフライン予選を勝ち抜いて勢いに乗る選手です。

前半はエラーノ選手に先制を許し、ペースも奪われたまま終了。しかし後半60分に同点弾を決めると、続く73分にはナスリ選手にPKのチャンスが! 緩く丁寧なキックを真ん中に決め、この逆転ゴールが決勝点となりました。

ナスリ選手は試合後、「(エラーノ選手は)かなり強かったです。日本にいないタイプでした。全部が速いです。それが選手のレベルなのか、プレイ環境なのかわからないですが、とにかく頭の回転が速いなと感じました」と評価。苦戦を強いられながらも、見事に白星発進を果たしました。



<試合結果>
スコア:2-1 (前半0-1/後半2-0)
勝者:ナスリ選手



【予選グループH 第2試合】ナスリ選手 vs. MSドッサリ選手
世界王者に完勝して、予選グループを1位通過!

予選グループ第2試合の相手は、「FIFA eWorld Cup 2018」王者のMSドッサリ選手。試合前、ナスリ選手は「ドッサリ選手の強さを体験してみたい」と控えめな抱負を語っていましたが、日本の「FIFA」シリーズファンにとっては、現在国内で圧倒的な強さを見せるナスリ選手が現世界王者に挑戦するという、夢の対決になりました。

ともに4-4-2のフォーメーションで臨んだ試合は、前半15分にナスリ選手が威力のあるダイレクトシュートで幸先良く先制。折り返した後半開始直後、今度はMSドッサリ選手に連続してチャンスが訪れるも決め切れず、このころからMSドッサリ選手には珍しく若干の苛立ちが見え始めます。

すると後半20分、ナスリ選手が「タイミングフィニッシュ」のヘディングで追加点。4-2-3-1の陣形に変更した後も、81分にコーナーキックからヘディングを、86分には左サイドから完璧な連携でダメ押しゴール! ナスリ選手は4対0と圧倒し、現世界王者から歴史的な金星を挙げました。



これでナスリ選手はグループHを1位で通過し、決勝トーナメント進出が決定。試合後は「喜びより戸惑いが大きいです。いろいろな要素があって勝てたと思います。コントローラーに選手の操作が上手く利かないタイミングがありました。ドッサリ選手も感じていたのではないかと思います。本来のドッサリ選手の強さではなかったと思います」と述べつつも、世界王者を倒した事実には「それはそれとして、みんなに自慢しまくります(笑)」と笑みを見せていました。

一方、MSドッサリ選手からは「チャンスは多くあったが、決めきれなかったのがすべて。ナスリ選手は昨年トップ4の成績を収めたこともあるし、良いプレイヤーだ。将来、ベストな選手になる可能性があると思う」との感想が。大差での敗北に困惑しているかと思いきや、「『FIFA 19』の新シーズンは始まったばかり」と言わんばかりの、余裕のあるコメントを残していました。


<試合結果>
スコア:4-0 (前半1-0/後半3-0)
勝者:ナスリ選手


決勝トーナメントの大舞台で、ナスリ選手の得意技「エル・トルネード」が炸裂!

大会2日目は、予選グループを突破した選手たちによる決勝トーナメントがスタート。ベスト16から準決勝までは1st Legと2nd Legをホーム&アウェイ形式で戦い、2試合の合計スコアで勝者が決まります。




【決勝トーナメント1回戦】ナスリ選手 vs. ジーザス選手
1st Legのリードを守ったナスリ選手がベスト8へ!

ベスト16となる決勝トーナメント1回戦でナスリ選手が対戦するのは、アジア地域代表のジーザス選手(香港)。1st Legはナスリ選手が攻守バランス型の4-4-2、ジーザス選手は標準型の4-2-3-1の陣形で試合が始まりました。

前半は両者ともリズムをつかみ切れない展開のなか、31分にナスリ選手の大技が炸裂。ヒールで浮き球にしたボールをオーバーヘッドで叩き込む、いわゆる「エル・トルネード」と呼ばれるスーパーゴールが決まります。これをきっかけにリズムを取り戻したナスリ選手は、後半72分に追加点。2対0で1st Legを勝利しました。

続く2nd Leg。ナスリ選手は中盤に人数を割いた4-2-3-1でスタートすると、前半12分に再び「エル・トルネード」で先制。後半56分にジーザス選手が意地の同点弾を決めるも、そのまま試合は終了し、合計スコアで上回ったナスリ選手が決勝トーナメント1回戦を突破しました。



この2人は現地入りしてから練習試合で手合わせをしており、ナスリ選手も本番での対戦では「少しやり辛かった」とのこと。それでも豪快な「エル・トルネード」を2本も決めたことについては、「練習試合を2回やりましたが、(エル・トルネードを)全く警戒していなかったので、やってやろうと思い準備していました」と語り、狙いどおりの結果に。

敗れはしたものの、ジーザス選手も巧みなディフェンスを披露。ナスリ選手について「彼は常にクリアーな思考をしているように思う。どんな状況でもパニックにならない。常に正しいプレイの選択をしているね」とコメントしていました。


<試合結果>
1st Leg:2-0 (前半1-0/後半1-0)
2nd Leg:1-1 (前半1-0/後半0-1)
合計スコア:3-1
勝者:ナスリ選手



【決勝トーナメント準々決勝】ナスリ選手 vs. ジョクサン選手
ナスリ選手は合計スコア4対5で惜敗するも、大技連発で世界を魅了!

準々決勝に駒を進めたナスリ選手の相手は、アメリカ代表のジョクサン選手。世界大会への出場は初めてながら、ここまで勝ち進んできた強敵です。

1st Legは、キックオフからペースをつかんだジョクサン選手がゴールを量産して3対1で前半を折り返し。後半に入った48分にはナスリ選手が得意技「エル・トルネード」を炸裂させて1点差まで詰め寄りますが、このままスコアは動かず試合終了。3対2でジョクサン選手が1st Legを制しました。

迎えた2nd Legは、前半31分に試合が動きました。ナスリ選手がペナルティエリア左からニアサイドを狙ったシュートは、ゴールポストとキーパーの隙間をこじ開ける先制ゴールに! これで流れをつかんだかに見えましたが、追加点を奪えず後半に入ると、ジョクサン選手が63分に同点、82分に逆転のゴールを決めて試合をひっくり返す展開に。試合終了間近となった92分、ナスリ選手が「エル・トルネード」で意地の同点ゴールを叩き込むも、反撃はここまで。合計スコアでジョクサン選手が上回り、準決勝に駒を進めました。



ナスリ選手は得意のシュート「エル・トルネード」を2発決め、観客を大いに沸かせ、一時はアウェイゴール差により得点を上回りました。しかし、ジョクサン選手の速く激しい中盤の守備にボールを奪われ失点を重ね、また何度かあった決定機も、相手ゴールキーパーのマニュアル操作に防がれて決め切れず。惜しくもベスト8で敗退という結果となりました。


<試合結果>
1st Leg:2-3 (前半1-3/後半1-0)
2nd Leg:2-2 (前半1-0/後半1-2)
合計スコア:4-5
勝者:ジョクサン選手



ナスリ選手の試合後インタビュー

──惜しくも準々決勝で負けてしまいました。


悔しいです。シンプルに。シンプルに力負けしたのが悔しいです。


──ジョクサン選手の印象は?


ジョクサン選手はとても強かったです。一番凄いと感じたのは、キーパーを動かすマニュアル操作がとても上手かったことです。また、ボールの回し方と攻撃の展開も上手かったと思います。

(マニュアルキーパー操作で)常にシュートコースを切られていました。あそこまでキーパーを動かしてくる人は、僕の知る限りいないです。日本でも世界でもいないのではないでしょうか。

ワントラップの体勢から、いかにもコントロールシュートを打とうとするタイミングでは、マニュアルキーパー操作でシュートを止められることは良くあります。しかしジョクサン選手は、近くのダイレクトシュートでも、(マニュアルキーパー操作を)してきたので凄いなと思いました。


──マニュアルキーパーの流れが来るのでしょうか?


そうですね。まだ『FIFA 19』の新シーズンが始まったばかりなので、マニュアルキーパーを使いこなせる選手は少ない状況です。マニュアルキーパーが試合展開に"プラスに働く場面"と"マイナスに働いてしまう場面"がまだわからないのですが、その情報がそろってきたら僕もトライしていきたいです。


──「エル・トルネード」を2回決めました。通用した部分もあるのでは?


正直、通用した部分はあまりないです。今はまだ「エル・トルネード」だけですね。


──今後の改善点はどこにあると思いますか?


特にフォーメーションの部分で、『FIFA 19』のプレイスタイルをもっと試行錯誤していかないと難しいと思いました。

例えば、4-2-3-1のフォーメーションに苦手意識があります。今回、ジョクサン選手のフォーメーションは4-2-3-1でした。6月のアムステルダム大会で負けた2人の選手、ニコラス選手(FCバーゼル所属)とマルヴ選手(レヴァークーゼン所属)も4-2-3-1でした。トップ選手で4-2-3-1フォーメーションを使用する人は多いので、それに通用するフォーメーションを探す必要性を感じています。


──珍しく、ボールを刈り取られるシーンが見られました。

ちょっと、(自分の得意とする)4-4-2フォーメーションだと選手間の距離が、4-2-3-1フォーメーション相手だと遠いのです。ですので、4-4-2以外にもこの(世界トップ)レベルで通用するフォーメーションを探さないといけないと思いました。


──ベスト8に対する自己評価はいかがでしょうか。


意外と上に行けたので、ちょっと自信がつきました。特に攻撃におけるパス回しについては良かったと思います。自分のパス回しは、ヨーロッパの選手にはなかなかいないタイプと言われることが多いので、そのようなテクニックをもっと(観客に)見せられたらと思います。


──今後の抱負を聞かせてください。


11月のグローバルシリーズは(今大会に出場したことでスケジュール的に)もう出られませんが、12月から先のシリーズは、毎回できるだけ日本代表として出場できるようにがんばりたいです。また、もし出られたら良い成績を残せるようにがんばります。

ナスリ選手を破ったジョクサン選手が初の栄冠!

大会3日目に行なわれた決勝戦は、ドイツのストレンジャー選手と、準々決勝でナスリ選手を破ったジョクサン選手の顔合わせに。決勝戦の試合形式は1マッチ3ゲーム制となり、2ゲームを先取したプレイヤーが勝者となります。

1st Legは前半にジョクサン選手が先制するも、ストレンジャー選手が後半に試合をひっくり返して2対1で逆転勝利。2nd Legはストレンジャー選手が前半で2点をリードしますが、後がなくなったジョクサン選手が驚異的な粘り腰を見せていきます。3対3で90分を終えて延長戦に入り、ここでも一時はリードを奪われながら、追いつき、追い越して5対4で逆転勝ち。

1勝1敗のタイゲームで迎えた最終3rd Legは、勢いに乗ったジョクサン選手のペースに。前半からリードを保ったまま4対2でまとめ、3試合の結果を2勝1敗としてジョクサン選手が優勝を果たしました!


<試合結果>
1st Leg:1-2 (前半1-0/後半0-2)
2nd Leg:5-4 (前半0-2/後半3-1/延長2-1)
3rd Leg:4-2 (前半3-1/後半1-1)
勝者:ジョクサン選手 (2勝1敗)



「CONTINENTAL CUP 2018」は、アメリカ代表のジョクサン選手の優勝で閉幕。北米の大会では優勝経験があるものの、世界大会へはこれが初参戦となったジョクサン選手は、世界大会常連のストレンジャー選手を降す番狂わせを起こし、栄冠に輝きました。



日本代表のナスリ選手はベスト8の好成績を収め、その準々決勝でギリギリまで詰め寄ったジョクサン選手は優勝へと駆け上りました。ジョクサン選手は大会後のインタビューにおいて、決勝戦以外で一番大変だった試合を問われ、「準々決勝のナスリ選手との試合だったよ。彼の攻撃も守備も、とても良かったからね」と答えています。



「CONTINENTAL CUP 2018」と同様にオフライン開催の世界トーナメントは、前シーズンの2大会から今シーズンは6大会に増加。今後、ほぼ毎月のようにヨーロッパで世界大会が開催される予定です。ナスリ選手、そして日本人選手のより一層の活躍を期待しましょう!






PS.Blogの「CONTINENTAL CUP 2018」記事はこちら



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FIFA 19

・発売元:エレクトロニック・アーツ
・フォーマット:PlayStation 4 (*)
・ジャンル:スポーツゲーム
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 Standard Edition 希望小売価格 7,800円+税
    パッケージ版 Champions Edition希望小売価格 9,800円+税
    ダウンロード版 Standard Edition 販売価格 8,424円(税込)
    ダウンロード版 Champions Edition 販売価格 10,584円(税込)
    ダウンロード版 Ultimate Edition 販売価格 12,744円(税込)
・プレイ人数:1~4人(オンライン時:2~22人)
・CERO:A(全年齢対象)

*PlayStation®3版の『FIFA 19』はPS4版と異なる部分があります。ご了承ください。

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