『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』発売! 3つのモードと登場する兵器の数々を紹介【特集第2回/電撃PS】

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『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』発売! 3つのモードと登場する兵器の数々を紹介【特集第2回/電撃PS】

ついに発売を迎えたPlayStation®4用ソフトウェア『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』(以下『ACE7』)。本作は戦闘機パイロットとして、敵機の撃墜や地上施設の破壊など数々のミッションに挑む人気シリーズの最新作です。

特集第2回の今回は、重厚なストーリーを楽しめる”キャンペーン”を中心に、本作の各種ゲームモードを電撃PlayStation編集部が解説! 本作に登場する機体やカスタマイズ要素など、本作ならではの特徴に注目していきます。

ただの戦争物語ではない、思わず引き込まれる展開が魅力の”キャンペーン”モード

「エースコンバット」シリーズの魅力のひとつが、さまざまな国の思惑によって引き起こされる戦争と、それに翻弄される主人公たちの物語。本作においても、映画を見ているかのような没入感を味わえる濃密なストーリーが楽しめます。

本作で描かれるのは、オーシア連邦とエルジア王国との間で勃発した”第二次大陸戦争”。この戦争が起こる経緯は前回の記事で触れているので、詳しくはそちらをご覧ください。プレイヤーはオーシア国防空軍に所属するパイロット”トリガー”として、この戦争に参戦します。”トリガー”は実戦で目覚しい戦果をあげ、部隊のなかで頭角を現していきますが、とある任務中のアクシデントによって事態は予想だにしない方向へ……。

本作のストーリーテリングで特徴的なのは、プレイヤーの分身である主人公がムービーに登場したり、自らセリフを話すことはなく、仲間や友軍、戦場で出会った敵パイロットなど、さまざまな人間の視点で活躍が語られていくこと。初めは何者かわからなかった存在が、物語を進めていくことで徐々に輪郭が形作られ、戦場で一人の英雄が生まれていく様子を感じられる作りになっているのが特徴です。

すでに本日からプレイされている方も多いかと思いますが、ここからは実際にプレイしたインプレッションをお届けします。

キャンペーンモードの流れ①
戦いは飛び立つ前から始まっている!

各ミッションの最初は「エースコンバット」おなじみのブリーフィングからスタート。ここでは大まかな地形や敵勢力の配置予想図などが確認でき、のちに続く機体や特殊兵装を選ぶ判断材料となります。

ブリーフィングを終えたあとは、機体の装備する特殊兵装、強化パーツを選びます。最初から使えるものは限られていますが、ミッションをクリアすることで獲得できるMilitary Result Point(MRP)を消費して、使用できる機体や特殊兵装、強化パーツをアンロックしていくことができます。アンロック画面はツリー形式になっており、基本的にアンロック済みのものとラインでつながっているものを順々に解放していく仕組みです。ツリーの全容は最初から確認できるので、目当ての戦闘機などがある場合は前もってルートを確認しておくと、早い段階で目的の機体を使えるようになるでしょう。

機体には共通で装備されている機銃&ミサイルのほかに、付け替え可能な特殊兵装と、機体性能を向上させられる強化パーツを搭載できます。特殊兵装は1種類しか積めませんが、地面の目標を破壊するための対地ミサイルや、複数の戦闘機を同時にロックできるミサイルなど、何かに特化した性能を持っているものがほとんど。「敵に航空戦力しか出現しないミッションなのに、間違えて空対地ミサイルを積んでしまった」ということがないように、ブリーフィングで敵の構成などをチェックしておくのがよさそうです。

強化パーツは「BODY」、「ARMS」、「MISC」の3つの種類があり、それぞれコストが設定されています。どの種類の強化パーツをどれだけ搭載できるのかは戦闘機の種類ごとに異なるほか、最大で合計8つまでの強化パーツしか搭載できないため、この制限のなかで自分好みのバランスになるように調整をしていくことになります。速度重視の組み合わせや、機体の弱い部分を補う組み合わせなど、自分の手に馴染むセットアップを考えるのも楽しいですね。

キャンペーンモードの流れ②
搭載兵装を使いこなして任務を達成せよ!

機体の準備が終わったら、いよいよミッション開始! ミッションの多くは敵機の撃墜や施設の破壊といったものですが、敵のレーダー範囲を避けて進むステルスミッションや、特殊な条件のなかで戦わなければならないものなど、変わったシチュエーションのミッションも存在します。また、戦闘中にカットシーンが挿入され戦況が一変することも……! 簡単な任務だと思いきや、敵のエースの出現で一気に苦境に陥るなど、同一ミッション内でもメリハリが付けられているように感じました。

戦闘では、射程距離内かつ視界内の敵機を自動でロックオンしてくれるため、ミサイルを撃つこと自体は初心者でも簡単にできます。難しいのは、高速で動く敵機をロックオンが完了するまで視界に収め続けること。ただし、現実の戦闘機ではミサイルは数発しか搭載できませんが、本作では数十発搭載されているため、弾切れはそれほど気にしなくても大丈夫です。なかには途中で補給を受けられるミッションもあるため、ミサイルは潤沢に使えると思っていいでしょう。

なお、本作には2種類の操作タイプが用意されていますが、フライトシューティング初心者は、より直感的に操作できる「STANDARD」がオススメ。もうひとつの「EXPERT」は、より戦闘機らしい動きを実践したい方や、シリーズ経験者向け。旋回する際に機体を傾けなければならないものの、宙返りなどもしやすく、立体的な機動を楽しみたい方にうってつけです。操作に習熟して機体を手足のように操れるようになれば、まさにエースパイロットです。

キャンペーンモードの流れ③
空に浮かぶ雲や天候の変化にも注意!

本作の新要素としてもっとも印象的だったのが、雲や気象による機体への影響でした。雲の内部はロックオンを受けにくく、かつ発射されたミサイルの追尾を振り切りやすくなるため、戦場のオブジェクトとしての重要度は高め。ただし、雲の中では視界がかなり制限され、墜落や地形へ激突する危険性が増してしまいます。

地面のない高高度のフィールドなら雲の優位性を最大限に生かせるようにも感じますが、一定時間雲の内部にいると、冷気によって機体に着氷が生じます。着氷すると機体性能が低下するため、ドッグファイトでかなり不利に……! 雲から出てしばらくすれば氷は溶けるため、着氷したらすぐに雲から出たほうがよさそうでした。また、雲の回りでは気流にも気をつけなければなりません。気流によって機体が意図しない方向へ流されることがあるため、とっさの回避が難しくなります。

気象による影響が特に大きいのが雷。雷に打たれるとHUD(ヘッドアップディスプレイ)が一時的に見えなくなってしまいます。レーダーはもちろん、こちらを追尾しているミサイルが迫る方向や、機体が向いている方向などすべての情報が喪失! 視覚のみでしか情報を得られなくなるため、非常に危険です。低高度で旋回中に雷に打たれ際、自分の向いている方向がわからなくなり、危うく墜落しそうになりました。

キャンペーンモードの流れ④
クリア後はリプレイで自分の戦いを振り返ろう

ミッションクリア後には、そのミッションのリプレイを見ることができます。自分が行なったミッション中の機動をさまざまなカメラワークで堪能することができるので、鮮やかなドッグファイトができたときなどは、まさに映画のワンシーンを見ているような気分になることも! 再生スピードを調整できるため、スロー再生してお気に入りのスクリーンショットを撮影するといった楽しみかたもできます。

世界中のプレイヤーと操縦技術を競い合う”マルチプレイ”

“マルチプレイ”モードでは、お気に入りの機体を操って、世界中のプレイヤーと対戦できます。用意されているルールは”バトルロイヤル”と”チームデスマッチ”の2つ。どちらのルールでも、敵プレイヤーにダメージを与えたり撃墜したりすることでスコアを獲得でき、各チーム、または各プレイヤーの獲得スコアの結果で勝敗が決まります。

自分の腕前が試される”バトルロイヤル”

“バトルロイヤル”は最大8人で行なわれ、自分以外はすべて敵となる乱戦ルール。誰かが勝利スコアに到達するか、制限時間になるとゲームが終了し、もっとも高いスコアを獲得していたプレイヤーが勝利となります。

味方との連携も大切になる”チームデスマッチ”

“チームデスマッチ”は最大4対4で繰り広げられるチーム戦。敵機を撃墜するという目的は”バトルロイヤル”と同様ですが、こちらではチームメイトとして自分以外に3人のプレイヤーが仲間として参戦します。彼らと連係を取りつつスコアを稼いでいくことが勝利のカギとなるでしょう。

どちらのルールでも、もっともスコアを稼いでいる機体には、”★~★★★”マークが表示されます。★がついたプレイヤーを撃墜すると、通常よりも多くのスコアを得ることができるため、勝利のためには★がついたプレイヤーを積極的に狙うのも戦略のひとつ。うまく立ち回れば一発逆転も夢ではないかもしれません。逆に★がついたプレイヤーはなんとしても撃墜されないように立ち回らなければいけません。

落雷や着氷、気流といった操作に影響を与える要素はマルチプレイにも存在。雷に打たれたスキを狙うなど、攻撃をしかけるタイミングをうかがえば、格上の敵とも渡り合えるかもしれません。

なお、使用できる機体は”キャンペーン”と共通で、「AIRCRAFT TREE」でアンロック済みのものが使えます。さらに、”マルチプレイ”専用のパーツなども存在。”キャンペーン”ではクリアするまでエンブレムのカスタマイズはできませんが、”マルチプレイ”では最初から変更できるので、お気に入りのスキンやエンブレムで飾り付けた愛機で出撃してみましょう!

“VRモード”ではVRヘッドセット越しにパイロットの総合体験が可能!

“VRモード”では、PlayStation®VR専用に制作されたVRミッションが楽しめます。”キャンペーンモード”や”マルチプレイモード”とは別の独立したモードで、総合的なパイロット体験ができる点が最大の魅力です。

このモードでは、ハンガーでの出撃準備から発艦、ミッションを経て着艦といった、実際のパイロットが体感しているすべての流れを、自分の視点で体験可能! ハンガーで実物大の機体をさまざまな角度から鑑賞できたり、ヘルメットに映るホロ表示や、歩き回る整備兵など、自分が本当にその場にいるような臨場感を味わえるのはVR専用コンテンツならではの楽しみです。

“VRモード”ではEXPERT操作となる以外はほかのモードと同じですが、VRでは一部の兵装を「目線でロックオン」することも可能! VRの周囲を見渡せる機能を生かし、自機の正面以外にいる敵機のロックオンもすることができます。

VR専用コンテンツには、敵機と戦うことなく自由に飛びまわれる”フリーフライト”や、空中で繰り広げられる飛行演技を鑑賞できる”エアショー”も搭載。”エアショー”では無線による音声解説を聞きながら、22種類ものマニューバを見ることができます。自分で飛行メニューを組み立てることもでき、オリジナルのエアショーを作り出すことも可能です。

ゲーム中に登場する機体や特殊兵装の一部を紹介!

物語、ゲーム性ともに魅力的な「エースコンバット」シリーズですが、やはり戦闘機を楽しみにしているファンも多いのではないでしょうか? 当然本作にも数々の名機が登場します! 数が多いためすべては紹介できませんが、本作で実際に操縦することのできる機体と、装備することができる特殊兵装の一部を紹介! ミッションの内容に合わせて乗り換えるもよし、自分のお気に入りの機体に乗り続けるもよし、楽しみかたはプレイヤーしだいです。

航空機

F-15C
アメリカ合衆国で開発された大型制空戦闘機。「イーグル(鷲)」という愛称で呼ばれ、空戦を制するための速度性、運動性、生存性すべての性能が高く、優れた安定性を持つことで有名な機体です。

F-104C
1958年から運用されている長い歴史を持つ機体。「スターファイター(宇宙戦闘機)」の愛称で知られる、超音速迎撃機です。小さく薄い台形翼と大推力エンジンによって生み出される高速飛行性能は、現用機にも見劣りしません。

MiG-29A
ソビエト連邦で開発された中型戦闘機で、愛称はロシア語で燕を意味する「ラースタチカ」。旋回性能に優れ、高い格闘戦適性を持ちます。

Su-33
空母上での運用を想定して開発された、Su-27をベースとした大型艦上戦闘機。機体前方にカナード翼と呼ばれる小型の翼を追加したことで、中低速度域での運動性能と安定性能が向上しています。

YF-23
先進戦術戦闘機計画において選定機の座を争った大型ステルス戦闘機で、ステルス性能と速度性能に優れています。生産された試作機2機のうち、1号機が「ブラックウィドウII(クロゴケグモ)」の愛称で呼ばれました。

特殊兵装

4AAM
最大4目標まで同時にロックオンすることが可能な空対空ミサイル。多数の敵戦闘機が出現するミッションで最大のパフォーマンスを発揮します。非常に使いやすいため、迷ったらこれを装備しておいてもいいかもしれません。

GPB
ロックオンした目標に向かって誘導する投下型誘導爆弾。地上の目標専用ミサイルといった印象です。命中率が高く、精密な地上爆撃が必要なミッションで活躍するでしょう。

MGP
翼下などに取り付けるポッド型の追加機関砲。標準搭載の機関砲との併用も可能で、超至近距離でのドッグファイトや地上標的に対して効果を発揮します。とはいえ機関砲なので、命中させるには相応の腕が必要になります。

RKT
機体前方に無誘導のロケット弾を連続発射する対地兵器。自機の機動で着弾位置を調整することができるので、バラまくようにして広い範囲を爆撃することができます。

SAAM
自機が捕捉した目標に向かう、セミアクティブ誘導方式の空対空ミサイル。射程距離と誘導性能は高いものの、命中するまでステアリングサークル内に目標を捉え続ける必要があります。

今回は主に「キャンペーンモード」にフォーカスして紹介しました。カットシーンだけでなく、戦場での無線が主体となった独自の演出は「エースコンバット」ならではの物語体験を味あわせてくれます。シリーズ未体験の人でも楽しめる内容だと思いますので、気になったらぜひプレイしてみてください。

なお、次回は「マルチプレイモード」を紹介予定。プレイするための心得やテクニックなど、実戦で学んだ大空での戦い方を伝授していきたいと思いますので、ご期待ください!

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ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN (エースコンバット7 スカイズ・アンノウン)

・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:フライトシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,600円+税
    パッケージ版 コレクターズエディション 希望小売価格 12,400円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 8,208円(税込)
    ダウンロード版 デラックスエディション 販売価格 10,908円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン時:2~8人)
・CERO:A(全年齢対象)

※PlayStation® VR(別売)対応の「VRモード」ではVR専用の新規ミッションがプレイできます。その他のモードはPlayStation® VRに対応しておりません。

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『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』公式サイトはこちら

「ACE COMBAT」シリーズ公式Twitterはこちら

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