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子どもの創意工夫を引き出すロボットトイ「toio™(トイオ)」3月20日デビュー! メディア体験会レポート

by PS.Blogスタッフ 2019/01/24

つくって、あそんで、ひらめいて。SIEのロボットトイ「toio™(トイオ)」誕生!

3月20日(水)、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、子どもの創意工夫を引き出すロボットトイ「toio™(トイオ)」(以下、toio™)を日本国内向けに発売します。さらに、3本のtoio™専用タイトル、本商品と専用タイトル『トイオ・コレクション』をセットにしたお得な数量限定商品『toio™バリューパック』も同日発売となります。

toio™は、「toio™コンソール」(コンソール)とリング型コントローラー「toio™リング」(リング)、そしてキューブ型ロボット「toio™コア キューブ」(キューブ)で構成された新しいプラットフォームです。専用タイトルと組み合わせることで、アクションゲームやパズルゲーム、プログラミングや動きのある工作など、おもちゃを直接手で触りながら、枠にとらわれない自由なあそびを楽しむことができます。

おもちゃやブロック、工作物でさまざまな形に姿を変えられるキューブには、絶対位置センサーや高性能モーターなどを搭載。プレイマット上の位置と向きをリアルタイムに検出することで、インタラクティブなあそびを実現します。コンソールとの通信によって、複数台のキューブを連動させたり、動きに特殊な効果を与えたり、さまざまなルールやシナリオ、アルゴリズムに沿った正確な動作が可能です。



付属のリングは、片手での手軽なボタン・方向キー入力に加え、傾けたり振ったりと直感的に操作することができます。これらの技術により子どもたちの想像の世界が現実となり、好きなおもちゃや自分でつくった工作物を動かす、家族や友だちと競い合う、さらに新しいあそびを自由に生み出すなど、子どもたちの創意工夫でtoio™の楽しみ方が大きく広がります。

さらに、本商品を通じ、プログラミングで新しいあそびを創り出す活動も推進します。ビジュアルプログラミング環境やJavaScript等で開発したプログラムなど、ユーザー自らが作成したコンテンツもキューブと組み合わせて楽しむことができる場を提供します(*)。また、親子参加型のイベント、新世代クリエイター向けのプログラムやコンテストを実施し、コミュニティの形成によりtoio™の可能性を広げていく予定です。




*公開予定のtoio™コア キューブの無線制御仕様を使って、キューブとPC・スマートデバイス等をBluetooth接続し、プログラミングしながらtoio™で楽しめます。開発環境(当初ベータ版)は無償で提供しますが、開発には別途PCが必要です。対応PC、ベータ版提供時期などの詳細については、後日toio™公式サイトにてご案内します。なお、位置情報の取得など一部機能の利用には「トイオ・コレクション」(TQJS-00001)の専用プレイマットやカードが必要です。「トイオ・コレクション」のマット上では、キューブの位置と角度を読み取りセンサーで検出し、座標を使った動作が可能です。



「toio™」商品概要
名称 toio™(トイオ)
型番 TPH-1000T 010
ホワイト
発売日 2019年3月20日(水)
希望小売価格 16,980円+税
内容物 toio™コンソール ×1
toio™リング ×2
toio™コア キューブ ×2
toio™コア キューブ専用トッププレート (白 ×4、透明 ×4) (*)
ACアダプター ×1
入力:100-240V~0.3A 50/60Hz
出力:5V 2A
電源コード ×1
印刷物一式

*使い方はタイトルによって異なります。



「toio™バリューパック」商品仕様
名称 toio™(トイオ) バリューパック
型番 TPHJ-10000
発売日 2019年3月20日(水)
希望小売価格 19,980円+税
同梱物 toio™(TPH-1000T 010)
toio™専用タイトル「トイオ・コレクション」(TQJS-00001)

リアルなあそびで未来をつくる。toio™は子どももクリエイターも自由にあそびを作れるプラットフォーム

1月23日(水)、メディアを対象としたtoio™体験会を実施しました。その模様をレポートします。

toio™は、ソニーコンピュータサイエンス研究所のアンドレ・アレクシー、当時カメラのソフトウェアエンジニアだった中山哲法、ロボットエンジニアだった田中章愛が、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program(シード・アクセラレーション・ プログラム)」を通じて2016年に事業化をスタートしたトイ・プラットフォームです。現在はSIEに場所を移し、PlayStation®を開発・販売してきたメンバーとともにプロジェクトを進めています。

体験会の冒頭では、発案者のひとりである田中章愛がtoio™の開発コンセプトをプレゼンテーションしました。田中は、toio™について「ソニーで培ってきた"ロボット"と"あそび"の研究からスタートした、"リアルな遊びで未来をつくる"という思いが詰まったプロダクトです」と解説。「指や手を使って工夫して夢中になるうち、子どもたちが遊びを生み出す体験を提供したいと考えています。子供たちもクリエイターも自由にあそびを作れるプラットフォーム、それがtoio™です」と述べました。


SIE T事業企画室 課長
toio™開発者 田中章愛


toio™開発チームは、2012年からおもちゃとロボットを融合させたプロトタイプの制作をスタートしました。そこでたどりついたのは、「おもちゃの世界の主人公になって遊ぶ」という新しい体験でした。「自分が触ったおもちゃや工作は、子どもにとって絆が深いものです。それが動き出し、自分の分身のように遊べる。そういった体験をコンピュータと技術を使って最大化すると、子どもたちの創意工夫につながるのではないかと思いました」と田中は話します。

このような考えのもと、toio™では独自のセンサーを使ってキューブの向きや位置を正確に読み取り、リアルタイムでキューブをコントロールできるようにしました。開発にあたって200人以上のお子さんにプロトタイプで遊んでもらい、子どもたちが自分の手で楽しく遊べることにこだわって開発を進めてきたそうです。「トイ市場における新しいプラットフォームとして、toio™を着実に育てていきたいです」とプレゼンテーションを締めくくりました。

続いて、専用タイトルをともに企画開発してきたゲストの方々もコメントされました。



toio™専用タイトル『トイオ・コレクション』
Whatever クリエイティブディレクター 谷口恭介氏

「toio™専用タイトルの制作にあたり、ふたつのキューブが動くというシンプルな構造から、どのようなあそびを生み出せるかチームで考えました。シンプルだからこそアイデアが尽きず、友達の家や公園であそびを見つけるような原体験がそこにはありました。

toio™は『つくって、あそんで、ひらめいて。』と謳っていますが、開発プロセス自体が『つくって、あそんで、ひらめいて。』の繰り返し。そして、そのプロセスを繰り返すほどより面白いあそびになっていきました。toio™がこうしたサイクルを回すきっかけになった。それこそが、toio™というプラットフォームの魅力なのだと思います。

『トイオ・コレクション』は発売を迎えても、これで完成というわけではありません。ユーザーの手に届いた時から、あそびがどんどん増えていく。工夫の輪が広がっていく。それがtoio™の楽しさです。その発展に、僕も微力ながら貢献できればと思っています」




toio™専用タイトル『工作生物 ゲズンロイド』
ユーフラテス 映像ディレクター 佐藤匡氏

「ユーフラテスでは、『ピタゴラスイッチ』や『0655』などの番組を作っています。ほかにも絵本を制作したり、エルメスのショーウィンドウを手掛けたり、いろんなメディアに関わってきました。僕らがモノを作る時に意識するのは、メディアに合った表現です。最初にtoio™の話を聞いた時は、『すごいメディアができたな』『本当にこれで面白いソフトが作れるのか』と思いましたが、約2週間で面白いものができてしまいました(笑)。

『工作生物 ゲズンロイド』は、今までいろいろなメディアで培ってきた内容、認知科学の研究など私たちの10年に及ぶ勉強の成果を凝縮したコンテンツです。画面の中ではなく実際にモノが動くという、今までと違う体験を味わってください」




toio™サポーター
東京大学大学院情報学環 准教授/慶応義塾大学環境情報学部 客員准教授 筧康明氏

「私はHCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)の分野で、コンピュータと人とをつなぐインターフェイスデザイン、メディアアート作品を作ってきました。toio™のコンセプトと我々の活動は、画面の中にあるデジタルとその外側にあるフィジカルをつなぐ新しい橋を作ろうとしている点で、共通しています。

これからは、モノが動くということが非常に重要なパラダイムを作っていくと思います。いかにもロボット然としたロボットだけが世の中を作っていくわけではありません。身の回りにある紙、砂、空気など何の変哲もない素材が、デジタルの力で動き、変化していく。そんな世界が広がっていくことを思い描きながら、我々は活動しています。

toio™について話を聞き、画面を経由するのではなく、モノ自体と対話して物理世界の中で新しい遊びを生み出すというコンセプトに共感しました。そこでサポーターとして、一緒にあそび方を考えてきました。toio™には、『toio™があるから身の回りのものがすべて面白く見え始める』という魅力があります。新たなあそび方をどんどん作っていけるプラットフォームです。私自身も新しいあそび方、未来のコンピュータとのつながり方を開拓していければと思います」




最後に、SIE西野秀明より「なぜSIEがtoio™を発売するのか」というtoio™を通じて実現したいビジョンについてプレゼンテーションがありました。

「toio™は、あくまでもコンテンツの実行および開発環境としてのプラットフォームであり、すべての体験価値が、コンテンツに依存している商品です。ユーザーのみなさんが、クラフト、プログラミングにより新しいあそびを生み出せるのもtoio™の特徴です。親子参加型イベントや、新世代のクリエイターを発掘するプログラム、コンテストも実施し、ユーザーコミュニティの形成により、新しいtoio™の可能性を広げていきたいと考えています。

SIEとしては、プログラミングが可能である点を重視しています。プログラムし、ユーザーのみなさんが反応し、操作する。それによってインタラクティブな体験を提供できます。ネットワークを通じてプログラムをシェアすることも可能ですので、より多くのユーザーの皆さまに均一な体験を楽しんでいただきたいと考えています。

SIEは、PlayStationというプラットフォームを通じてゲーム体験というインタラクティブエンタテインメントを提供してきました。ハードウェアの設計、構築に加え、ユーザーとクリエイターをつなぐというプラットフォームに関する知見、技術をtoio™のビジネスにも活用し、toio™を通じて新しいインタラクティブエンタテインメント体験をユーザーやクリエイターに提供したいと考えております。

SIEは、いつの時代も常に開拓者として道を切り拓いてきました。toio™においても、今までの枠にとらわれることなく新たな価値創造に挑戦していきます」


SIE プラットフォームプランニング&マネジメント 統括責任者
西野秀明

子どもの好奇心をかきたて、考えを深める。toio™専用タイトルや自作ゲームをプレイ

プレゼンテーション終了後は、toio™専用タイトルの試遊、技術デモが行なわれました。会場にはお子さんも集まり、今までにないあそびに熱中。最初は戸惑っていたお子さんもすぐにあそび方に慣れ、「もっとやりたい!」と何度もテーブルに駆け寄る姿が印象的でした。



『トイオ・コレクション』

工作バトル「クラフトファイター」、音楽に合わせて動きをプログラムする「リズム&ゴー」、相手のしっぽを踏み合う「スカンクチェイサー」、おはじきを使ってあそぶ「フィンガーストライク」、自由にあそびをつくれる「フリームーブ」など、toio™の魅力が詰まった5種類のあそびが楽しめます。



「クラフトファイター」は、レゴ®製品(別売り)や日用品などを使って工作したファイターをキューブにつけて戦うゲーム。相手を倒したり、プレイマットから押し出したりすれば勝ちとなります。リングを使ったファイターの操作、必殺技の発動などゲーム的な面白さもありますが、どうすればファイターの攻撃力が高まるのか、どうすれば安定感が増すのかと、トライ&エラーを繰り返しながら工作する楽しさにあふれていました。

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トイオ・コレクション

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:toio™(トイオ)
・ジャンル:バラエティ
・発売日:2019年3月20日(水)
・価格:希望小売価格 5,980円+税
・プレイ人数:1~2人
・対象年齢:6才以上

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『工作生物 ゲズンロイド』

紙工作に動きのプログラムを注入し、未知の生命体を動かす工作ブック。尺取り虫のような動きをする「シャクトリー」、キューブの動きを大きな目で追い続ける「めだま生物」など、その数19種類! 「ピタゴラ装置」でお馴染みのクリエイター集団「ユーフラテス」が制作しました。



人間の足のような紙工作を2つのキューブにつけ、交互に動かすことで人が歩いているように見える「足の人」をはじめ、どれも動きはシンプル。でも、それぞれにひと工夫あるのがこの工作ブックの特徴です。例えば、「足の人」は30秒動き続けると、足がパタリと倒れて寝てしまいます。それを見た子どもは、「なぜ寝たように見えるんだろう」「キューブがどのように動くと足が倒れるんだろう」と疑問を抱くはず。そこからキューブを観察し、考察を深めてもらうことも『工作生物 ゲズンロイド』の狙いだそうです。パッケージに同梱されたガイドブックには、こうした気づきをうながすコラムも掲載。これが問題提起となるトリガークエスチョンの役割を果たしており、子どもの論理的思考力を深めてくれます。

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工作生物 ゲズンロイド

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:toio™(トイオ)
・ジャンル:工作
・発売日:2019年3月20日(水)
・価格:希望小売価格 5,980円+税
・プレイ人数:1~2人
・対象年齢:6才以上

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『GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~』

プログラミングの基本要素(順次、分岐、反復)が楽しみながら身につく冒険絵本です。かわいいロボット「ロジーボ」が絵本の上を楽しく動き、プログラムの働きを体感できます。



このタイトルの魅力は、遊びながらプログラミングを学べること。「いっぽすすむ」「みぎをむく」「まつ」などの「命令カード」を並べ、その上にロジーボを置くと、自動的にカードの上を進んでプログラムを読み込みます。その後、冒険絵本の上にロジーボを置くと、命令通りに動いてくれるのです。



「ロジーボをゴールへ導くにはどう動かせばいいんだろう」「2体のロジーボを一緒にゴールさせるにはどうすればいいんだろう」と考えながら命令を組み立てることで、プログラミングの考え方も自然に身につきます。もし失敗しても、「この命令が間違っていたからゴールにたどりつけなかったのか」「ここで1歩前に進むよう、命令を変えてみよう」と何度でもチャレンジできます。冒険が進むごとに難度も上がりますが、ヒントを教えてくれたり、「ロジーボ」が励ましてくれたりするので、最後まで諦めずにあそぶことができそうでした。しかも、ロジーボの動きのかわいいこと! 1体のロジーボがもう1体を押しながら進んだり、ゴールすると体を動かして喜んだり、まるで命が宿っているかのようです。ロジーボそのものの動きも、子どもの好奇心をかきたててくれます。

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GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:toio™(トイオ)
・ジャンル:プログラミング
・発売日:2019年3月20日(水)
・価格:希望小売価格 5,980円+税
・プレイ人数:1~2人
・対象年齢:6才以上

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『ドライビング』(仮称)

2019年発売予定の第4弾タイトル『ドライビング』(仮称)も参考展示。ハンドルに見立てたリングを使ってクルマ型のキューブを走らせるゲームです。今日の展示では、2台のクルマのうち1台を泥棒、もう1台を警察に見立て、「ケードロ」のような追いかけっこを楽しむことができるデモが出展されていました。物理的にクルマ同士をぶつけ合えるため、2人で遊べばエキサイトすること間違いなし。うまくコーナーを曲がり切れず、思わずキューブに手が伸びる......なんて場面もtoio™ならではです。もちろん2人で遊ぶだけでなく、1人で遊ぶことも可能。2つのキューブの位置や距離をセンサーで判定しながら、1台をコンピュータが操作してくれます。ほかにも、通常のレースや車種のバリエーションも用意されているようでした。



toio™で自由にプログラミング!

toio™では、ユーザーがプログラミングして作成したコンテンツもキューブと組み合わせて楽しむことができます。体験会会場では、ビジュアルプログラミング環境やJavaScriptなどで開発された新しいあそびも展示。IT×ものづくり教室を展開するLITALICOワンダーが開催したtoio™向けワークショップで小学生が開発したゲームのデモも試遊展示しました。

小学3年生の堅くんが作ったのは、キューブ2つを使った「椅子取りゲーム」。流れている音楽が止まったらPCのスペースキーを押すと、2つのキューブが同時にプレイマットの中心部へ移動を開始。途中障害物に阻まれながらも、先に中心にたどりついたキューブが勝ちとなります。

堅くんに話をうかがったところ、「ビジュアルプログラミングの経験はあるけれど、toio™のようなロボットトイを使うのは初めて。実際にロボットを動かせるのが楽しかったです。キューブが進む速さも調整できるので、自由にロボットを動かすことができました。今はキューブの形がシンプルですけど、攻撃型、防御型のようにタイプの違うロボットも作ってみたいです」とのこと。ちなみに、制作期間はわずか数時間! toio™を触っているうちに、楽しみながらプログラミングの方法も身についたようでした。




toio™は今後、実験的なあそび方をオープンな形で模索する「toio LAB」を展開していきます。「あそびレシピ」を研究するワークショップの開催、YouTubeチャンネルの開設なども予定していますので、お楽しみに!




2019年3月に新たに発売するtoio™本体および専用タイトルは、ソニーのクラウドファンディング・ECサイト「First Flight」を通じて2018年1月にお届けした商品との互換性を有していないため、First Flightを通じて先行購入されたお客様に向けて無償交換プログラムを提供いたします。無償交換プログラムの手続き等については、toio™公式サイトの重要なお知らせにてご案内いたします。

toio™公式サイトはこちら

toio™公式Twitterはこちら

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