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『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の新たな挑戦を、7つのキーポイントから紐解く!【特集第2回】

by PS.Blogスタッフ 2019/03/15

これまでのフロム・ソフトウェア作品から何が変わったのか?
『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の新たな挑戦を、7つのキーポイントから紐解く!

3月22日(金)発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』。「DARK SOULS(ダークソウル)」シリーズや『Bloodborne』などで知られるフロム・ソフトウェアがActivisionとの共同開発で贈る、完全新作のアクション・アドベンチャーだ。

日本はもちろん、世界中のゲームファンに支持されるフロム・ソフトウェアから完全新作が登場するとあって注目度は抜群。新しい驚きに期待しつつ、これまでの作品から何が変わったか気になっているファンも多いはず。

そこで特集第2回では、フロム・ソフトウェアのプロモーターである北尾泰大氏にインタビュー。本作の7つのキーポイントについて述べられた数々の言葉から、この完全新作に秘められた魅力に迫っていこう。


フロム・ソフトウェア プロモーター
北尾泰大氏

キーポイント① 【Activisionとの共同開発】
完全新作のためにこだわったのは丁寧なオンボーディング!

本作はActivisionとタッグを組み、共同開発されている。Activisionは海外向けパブリッシャーという側面だけでなく、開発にも関わっているわけだが、ゲームの中身となるクリエイティブ部分はフロム・ソフトウェアの考えによるものだという。

「共同開発で特に助けられたのは、オンボーディング(チュートリアルなど、ゲームシステムや操作をユーザーにわかりやすく伝え、スムーズに導入するための手法)と、ユーザーテストの部分です。Activisionの皆さんは我々のビジョンを尊重したうえで、それがきちんと表現できているか、ユーザーさんにとってわかりにくい部分がないかを洗い出し、我々はそのフィードバックを受けて調整していきました。クリエイティブに関する最終的な判断は我々が行ないましたが、そのうえでさまざまなアイデアを提案してくれることもありましたし、Activisionのプロダクションチームがこの『SEKIRO』というプロジェクトを楽しんでいるのが伝わってきましたね」(北尾氏)

プレイヤーが自分自身で学んでいくスタイルはフロム・ソフトウェア作品の特徴でもあったが、今回はノウハウを豊富に持つActivisionの力を借りて、特に丁寧な導入を心掛けたことになる。それはひとえに、完全新作のプレイフィールをスムーズに受け入れてもらうためだ。

ただし実際にプレイしてみると、必要以上に細かい説明には感じないし、操作のお試しが強制的に入る場面もない。あくまで自然に。フロム・ソフトウェア作品らしく、世界観を損なうことのない導入になっていると言えるだろう。


キーポイント② 【戦国時代末期の舞台設定】
立体的マップを躍動するアクションと終焉の世界観を味わう!

以前は日本を舞台としたゲームを作っていたフロム・ソフトウェアにとって、近年は西洋の中世ダークファンタジーを舞台とすることが多かったこともあり、「そろそろ日本が舞台のゲームを」と考えたのは自然な流れだったそうだ。しかし、その決定には、宮崎英高ディレクターのある思いが秘められていた。



「「DARK SOULS」シリーズや『Bloodborne』といった我々が作ってきたタイトルの特徴のひとつは、緻密に設計された立体的なマップです。宮崎はかねてから、その立体的なマップをダイナミックに移動・探索するゲームを作りたいと考えていました。中世の世界観で重い甲冑を着た騎士が飛び回るのは似合わないけれど、忍者なら合致する。日本を舞台にしたのは、こうした理由もあったのです。

日本の中でも、江戸時代などではなく戦国末期を選んだのは、そこに滅びの美しさや終焉のニュアンスが含まれるという、宮崎らしい発想です。また、大蛇などの神秘的な存在が登場するダークファンタジーの設定も、戦国末期ならギリギリ許容できるかなと」



本作の舞台は史実に沿って描かれるわけではなく、独自解釈した戦国時代を表現。ダークファンタジーと終焉の趣きはしっかりと流れつつ、主人公の忍びが荘厳な世界を躍動する、まったく新しい体験が待っている。

キーポイント③ 【歯応えのある難度設定とその先にある達成感】
新たなバトルスタイルによって生まれる"再びの初体験"

本作では、わずかな油断が死につながる歯応えある難易度と、それを突破した先にある高い達成感を味わえる。「DARK SOULS」シリーズや『Bloodborne』と同じく、いわゆる"死にゲー"と呼ばれるゲームデザインだ。では、これまでの作品と比べて、どれくらいの難度設定をしているのだろうか。

「敵に正面から立ち向かうと、これまでよりも歯応えがあると思います。ヒリヒリするような剣戟バトルを楽しみたい方には正面から挑んでみていただければと。一方で本作では、隠密行動を活用して静かに暗殺したり、あるいは搦め手である義手忍具で相手の弱点を突く......といったこともできます。敵は手強くなっていますが、その分、その脅威に挑むための手段が多彩に用意されていますし、過去作に比べて極端に簡単、あるいは難しいということはないかと思います。今作では今作らしい形で、困難とそれを乗り越えた時の達成感を楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。

もちろん、新作タイトルなので、この『SEKIRO』での立ち回り方を体得するまでは死にまくるかもしれません。それこそ、「DARK SOULS」シリーズを初体験した時のように。それも新鮮な戸惑いとして楽しんでいただけたら嬉しいですね」


キーポイント④ 【ハードルが上がったデスペナルティ】
スキル経験値とお金の半分を失うペナルティは「冥助」で避けられるが......?

歯応えのある難度設定により、常に死の危険がつきまとう本作。死亡時の仕組みとして「DARK SOULS」シリーズや『Bloodborne』に共通していたのは、獲得していた経験値をその場に落としてしまうが、次のプレイで死ぬ前に戻ってくれば回収できるというものだった。

本作には「回生」システムがあり、一度死んでも「回生」を使って蘇ることができる。「回生」で蘇ったあと、もう一度倒されたときが本当の死となり、所持していたスキル経験値とお金の半分が強制的にロスト。次のプレイで回収することはできない。

「「回生」のシステムがあることで、デスペナルティは一段階厳しくしています。ただし、確率によってスキル経験値とお金を失わないことがあります。これは「冥助」という神仏の助けです。

しかし、「冥助」も万能ではありません。主人公は「竜胤」という不思議な力のおかげ「回生」を使えますが、「竜胤」を持つ者が死を重ねると、この世界に病を撒き散らしてしまいます。「竜咳」と呼ばれる病が主人公が出会ったNPCを蝕み、病にかかった人物が多いほど「冥助」の発生確率が下がってしまうのです」



「竜咳」を患ったNPCは激しい咳に見舞われ、通常のコメントを発せなくなってしまう。ゲームの進行が止まるような影響はないが、自分のせいで病にかかっていると思うと心苦しいもの。スキル経験値とお金の半分を失うデスペナルティは、何度も死んでいるうちに慣れてしまうものの、NPCが苦しむ姿を見るのが一番堪えるかもしれない。

キーポイント⑤ 【主人公固定のシングルプレイヤー作品】
シングルプレイに特化した濃密なアクションを実現!

主人公のアバターを自由にカスタマイズできる「DARK SOULS」シリーズや『Bloodborne』と異なり、本作は1人の忍びを固定の主人公としている。また、オフラインのシングルプレイヤー作品であることも、これまでの作品と大きく変わったところだ。

「大前提として、我々はオンライン要素や、自由なキャラクターカスタマイズも大好きなので、今後そういったタイトルを作らないということではありません。そのうえで今回は主人公を固定し、シングルプレイに特化したタイトルに挑みました。

固定の主人公だからこそ、そしてシングルプレイだからこそ実現した要素があり、ボスの戦闘デザインはその大きなところです。例えば、重装備の騎士や魔法使いなどさまざまなクラスがあるゲームでは、どのクラスで戦っても勝つことができるようにする必要があります。しかし、固定の主人公にすることで、1人の主人公がすべてを駆使して戦う、忍びのロールプレイを深堀りした戦闘デザインになったかと思います」



シングルプレイヤーの特性を活かし、振り切ったアクションを実現している本作。あらゆる場面でアクションの気持ち良さを味わうことができ、自分が上達していっていることも強く実感できる。このアクションの濃密さは、本作の大きな魅力だ。

キーポイント⑥ 【体幹を巡る剣戟アクションと多様な戦略】
1戦ごとの緊張感ゆえに極上の達成感を常に味わえる!

敵の体幹にダメージを与え、体勢を崩した一瞬の隙を突いて「忍殺」を決める。ほかのゲームにはない、本作ならではのバトルシステムだ。敵の攻撃が届く間合いに入って弾く、刀と刀がぶつかり合う攻防はスリルたっぷり。ボスはもちろん、どんな敵との戦いも緊張感にあふれ、毎回のように極上の達成感を味わえる。



「この体幹を巡る戦いは、これまで以上にスリリングなものになったかと思います。敵の攻撃を刀で弾くことでも体幹にダメージを与えることができるのですが、カキンカキンと刀で弾いていく剣戟は、緊張感とともに気持ちよさを感じていただけるんじゃないかなと。弾きが苦手という場合は、ヒット&アウェイで対抗する方法もあります。敵の体力を削っていけば、体幹の回復スピードが遅くなるからです。

また、戦いの選択肢は剣戟だけではありません。義手忍具は種類ごとにさまざまな効果があり、「この敵にはこの義手忍具が効く」というものもあります。隠密行動で気づかれないうちに「忍殺」を決めることもできるし、戦闘を避けて進んでしまうことも戦略のひとつになるでしょう。

侍に引けをとらないほどの剣術、多彩な義手忍具、隠密行動、そして自らの死さえ利用し、持ちうるすべての力を駆使して、さまざまな脅威と困難に挑んでいくことになります」

キーポイント⑦ 【キャラクターの強化】
スキル習得や義手忍具の改造でできることが増えていく!

本作の主人公にレベルアップの概念はなく、これまでの作品のようにパラメータの振り分けで強化していくわけでもない。主な強化要素は、敵を倒して獲得したスキルポイント(スキル経験値が一定量に達するとスキルポイントを入手する)を使い、さまざまな効果のスキルを習得することだ。

「スキルはツリー形式になっており、どのスキルから習得するかはプレイヤーの任意です。剣技や体術といったアクション寄りのスキルや、例えば、敵に見つかりにくくなる、といった常在効果のスキルもあります。攻撃のバリエーションを増やしてどんどん戦いたい人、ステルス効果を上げて隠密行動を極めたい人など、好みが現れるところですね。

これまでのタイトルと成長の仕組は大きく変わりましたが、自分が努力した成果でもってキャラクターを任意に強化・成長させていくという要素は、本作らしい形で楽しんでいただけるかなと」



キャラクターの強化はスキルだけでなく、義手忍具の改造でも実感できる。義手忍具はそれぞれ必要な素材を手に入れることで改造できるようになり、新たな性質が付与される。例えば手裏剣なら、貫通したり多段ヒットになったり。単純に威力が上がるのではなく、最初はできなかった利用方法が増えていくので、戦略の幅が広がったことを実感できるのが特徴だ。



今回の北尾氏の言葉から明らかになったのは、「DARK SOULS」シリーズや『Bloodborne』でプレイヤーを魅了した緊張感と達成感をしっかりと受け継ぎつつ、その表現手法とプレイフィールはまったく新しいものになっていること。完全新作として登場する本作でも、極上のゲーム体験を味わえるだろう。

最後に北尾氏からのメッセージを紹介しよう。

「フロム・ソフトウェアらしい骨太さや独特の世界観を持ったうえで、過去作とはまた違った新鮮な魅力を持つタイトルになったと思います。ご興味を持っていただき、プレイしてくださったユーザーさんにも、その新鮮な感覚を楽しんでいただけたらとても嬉しいですね」


PS Storeでダウンロード版の予約受付中!

PlayStation™Storeでは、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』ダウンロード版の予約購入を受付中! 予約購入後にゲーム本編の事前ダウンロードが可能になるので、発売日3月22日(金)の午前0時よりダウンロードを待つことなくプレイできる。

予約購入特典として「デジタルアートワーク」と「ミニサウンドトラック」が、PS Store限定予約購入特典としてPS4用「オリジナルテーマ」が付属。この機会に、ぜひ予約しよう!



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SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

・発売元:フロム・ソフトウェア
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:アクション・アドベンチャー
・発売日:2019年3月22日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 7,600円+税
    ダウンロード版 販売価格 8,208円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)

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