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【PS VR】『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』ができるまで──。開発の舞台裏をJAPANスタジオに聞いてみた!

by PS.Blogスタッフ 2019/05/17

付箋から製品へ。『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』はいかにして作られたのか? JAPANスタジオのASOBI! Teamを直撃!

好評発売中のPlayStation®VR専用タイトル『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』は、360度全方向でアクションを楽しめるVRプラットフォーマーだ。PS VRの性能を熟知し、常に新しくユニークなことに挑戦し続ける、ソニー・インタラクティブエンタテインメント JAPANスタジオのASOBI! Teamが開発を担当。PS VRならではの多彩でゲーム内だけにとどまらないアクションが満載されており、1人でじっくり遊べる内容となっている。



驚きの体験により世界中のプレイヤーから高く評価される本作は、いかにして作られたのか? その秘密を探るべく、ASOBI! Teamを直撃! アイデアが自由に飛び交うユニークなスタイル、見どころにもなったボスバトルの開発工程など、貴重な話を聞くことができたのでお届けしよう。



アイデアを付箋に書き留めることから始まる開発スタイル

皆さん、こんにちは! ASOBI! TeamのNicolas Doucet(ニコラス・デュセ:通称ニコ)です! PS.Blogをご覧の方々へ『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』についてお話しできることを嬉しく思います。

今回、PS.Blog特別企画として、ゲームに盛り込むことになったさまざまなゲームプレイのアイデアが、どのようにしてチームから上がってきたのかをお伝えします。すべては、付箋から始まるのです......。

2012年にASOBI! Teamを立ち上げてから、私たちは定期的にアイデアをブレインストーミングすることを習慣としています。ブレインストーミングは、チームの誰もが自身のアイデアを外に出すことができる、リラックスした時間です。最初に行なうのは、掘り下げていく特定の分野を定めること。私たちはどんなアイデアでも捨てたりしません。なぜなら、今日ばかげているように思えるアイデアでも、明日にはとても役に立ちそうなものになったり、より良いもののきっかけになったりするからです。

考えたアイデアは、オフィスを飾るカラフルな付箋に書き留められます。目で見てわかるようにしているのは、より楽しくてすぐに読めて、私たちのインターナショナルなチームに合っているからです。そのため、誰もがある程度、自分のアイデアをスケッチできる必要があります。

たとえ単純に見えても、重要なのは明確で楽しいコンセプトを伝えるということなのです。


ブレインストーミングの後、アイデアを書いた付箋はオフィスの壁にカテゴライズされる。



大迫力のボスバトルも1枚の付箋アイデアから生まれた

『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』開発中のある時、壮大な戦いを感じさせ、プレイヤーの上に高くそびえ立つ"ボスに関するアイデア"を求めていました。そこでデザイナーのひとりが、パンチによって抜ける歯を持つ、大きく開いた口を描いたのをはっきりと覚えています。ここからいくつかのディスカッションの後、ガジェットのフックショットを追加して次のレベルにつなげました。


ワールド1のボスにつながった最初の付箋アイデア。



付箋はその後、ゲームプレイの詳細を具体化しつつ、シンプルな絵コンテを作るゲームデザイナーに渡されます。私たちは、これらも目に見える形でキープして言葉での説明を避けます。そうすることで、たくさん読まずともすぐにチームの誰もがアイデアを把握できるのです。


ボスバトルのプロトタイプ前にまとめられた、オリジナルのデザイン資料。



私たちが企画に満足したら、ゲームプレイのプロトタイプを作るゲームプレイプログラマーにその絵コンテが引き継がれます。この時点でビジュアルは関係なく、楽しいゲームプレイを最優先事項として求めています。ゲームプレイプロトタイプは私たちが満足いくものになるまで、小さいギミックで数日、複雑なボスなら数週間かかります。


後にワールド1のボスになる、最初のゲームプレイプロトタイプ。まだゴリラではなく、ドラゴンの姿をしていた。



じっくりと磨き上げて、最終版の「ジャイアントゴリラ」が完成!

最後の段階はプロダクションです。全部の分野から最大6人ぐらいのスタッフが集まり、プレイヤーが体験する見た目と操作性のために共に働きます。ボスキャラクターは、街のテーマにより合わせるためにドラゴンからゴリラに取って変わりましたが、最初のバージョンはいつもとても大雑把で、ふさふさの毛やヘッドフォン、劇的な照明などはありません。



それから時間の経過と共に、あらゆる側面を洗練させ、グラフィックを改良し、特殊効果や音声などさまざまなものを追加しました。私たちはプロダクションの残りを通して、満足いくまでゲームプレイのバランス調整を行ないます。これは、ビルの屋上を初代PlayStation®に替えたところです。気づいていましたか?


最終版となったワールド1のボス「ジャイアントゴリラ」。



この進め方はシンプルに見えるかもしれません。そう、まさにシンプルです。皆を思考過程に参加させながら、革新的なアイデアを早くたくさん試してみる、とても便利な方法なのです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。この記事にコメントを投稿して、ぜひ感想を教えてください!


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ASTRO BOT:RESCUE MISSION (アストロ ボット レスキューミッション)

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクション(VRプラットフォーマー)
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,900円+税
    ダウンロード版 販売価格 5,292円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:A(全年齢対象)

※PlayStation VR専用

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PS.Blogの『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』記事はこちら

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『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』公式サイトはこちら

©2018 Sony Interactive Entertainment Inc.

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