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『DEATH STRANDING』先行レビュー! 発売目前の話題作はすべてがスゴイ!【特集第1回/電撃PS】

by 電撃PS編集部 2019/11/01

◆2019年11月1日(金)更新 記事中の誤字を修正いたしました。



"デス・ストランディング"と呼ばれる現象により崩壊したアメリカを再建するために、主人公サムが世界を繋ぐ任務に赴く『DEATH STRANDING』。数々の名作を生み出してきた小島秀夫監督が手掛ける本作の発売まであとわずか。世界中が注目している『DEATH STRANDING』は、これまでにないゲーム性のため、まだまだ概要を把握できていないユーザーも多いはず。『DEATH STRANDING』特集1回目は、ひと足早くプレイした電撃PlayStationスタッフによるプレイレポートをお届けしていきます。もちろんストーリー面などの重要なネタバレはなしで、『DEATH STRANDING』がどういったゲームなのかをお伝えしていきたいと思います。


配達は非常に大変だからこそ、達成感は大きい!

では、本作がどんなゲームかということをカンタンに説明しましょう。本作はオープンワールドのアクションゲーム。"ブリッジズ"という組織に属しているサムを操作して、アメリカ東海岸をスタートし、西海岸でテロ組織に捕まっている次期アメリカ大統領候補のアメリを救出に向かいます。また西海岸へと向かう途中、バラバラになっている北米大陸の人たちのもとに荷物を運び、"カイラル通信"を繋げることで人々の繋がりを復活させていくことも、アメリを救ううえで重要となってくるのです。



ひらたくいうと、人々のもとへ"荷物を配達する"ゲームなのですが、この"荷物を運ぶ"という行為が、単純なように見えてじつに難しい! 当たり前ですが運ぶ荷物を壊してはいけないので、衝撃を与えたりするのはご法度。そのため、転んだりしないように、荷物をバランスよく積む必要があります。こちらは手動だけではなく、"荷物の最適化"コマンドでキレイに積んでくれるので心配は無用です。ただ、ときどき壊れものや縦積み厳禁な荷物を預かることもあるので、これらは運ぶ手段を一考する必要があります。



準備を整えて、目的地へ向けて出発してみると、崩壊したアメリカ大陸にまともな道はありません。険しい崖や川を歩いて越えていくなど、道なき道を進むことになります。足元も岩だらけで、荷物が多いとすぐに転びそうになったり、崖から落ちそうになったりもします。こういった状況に対して、R2/L2ボタンでバランスをとって踏ん張ったり、×ボタンで行く手をさえぎる岩を登りきるなどで対処していきます。

運搬ルートは自分で自由に設定できるので、非常に大きな荷物を持って山越えをするのは難しいと思ったら、地図を見ながら、少々遠回りでも比較的安全なルートを選んで移動するといった判断も大切になります。



ただし、単に安全だけど遠回りなルートを通ればいいというだけではないのが、このゲームのおもしろいところ。荷物を納品したときに、配送状況によって評価が下されるのです。そしてこの評価は、RPGの経験値のようなもので、一定の評価がたまるとレベルが上がり、踏ん張り力や悪路踏破力といった主人公サムのパラメータが上昇します。その評価のなかには、どれだけ早く配送したかという評価軸もあるので、少しでも早く移動し、安全なルートを地図から読み取り、配達計画を立てることが重要です。

とはいえ実際は、安全だと思って選んだルートが通行するに困難で、ルート変更を余儀なくさせられることも。プレイを始めた当初は"淡々とクエストを消化するかのように配達すればストーリーが進むだろう"と思っていたのですが、急斜面の崖などをうまく乗り越えて、荷物をうまく配送することは簡単ではなく、それができたときの達成感は格別! 配達することの奥深さを体験させられます。


自分なりの配送計画を立てる楽しさ!

メインのストーリーを進めるための"サム指名依頼"のほかに、北米大陸の人たちからの"指名なし依頼"という、フリークエストのようなものが多数用意されています。これらのさまざまな依頼を達成するために配送計画を立てるのが、なかなかに手ごたえがあります。

例えば配送センターの東にある家と、その先の遠くにある北東の家への配送依頼が2件、そして逆方向の南東に行く配送依頼が1件発生したとします。すべてを一度に受けてしまうと、運ぶ荷物の量が多すぎてしまいます。そこで進路を1方向に決めて、まずは東→北東へ配達したあとに配送センターへ一度戻り、再度準備を整えて南東の配送依頼をこなす......文章で書くと当たり前過ぎて伝わりきらないと思いますが、どの配送依頼をどういう順番で受けるのかが非常に大切! しだいにこだわりも生まれてきて、どんどん配達にハマっていきます。その都度、どういう配送計画を立て、いかに効率よく配達するかというのは、実際の宅配便でも日々考えられていることだと思いますが、そこに使命感やゲーム性が入ってくることで、ここまでモチベーションが上がってくるとは! これからは荷物を運んできる宅配便の人たちへの接し方も変わってくるってものです。


ゲームオーバーがないから、何度でもやり直せる優しい世界!

サムは"帰還者"と呼ばれる特殊能力を持っているため、基本的には死にません。そのため、どれだけ高いところから落ちようと、荷物を奪おうと襲ってくる"ミュール"と呼ばれる配達依存症の人たちにやられても、ゲームオーバーにはなりません。体力が0になっても復活しますし、ミュールに倒されても荷物を奪われこそするものの、エリア外に放り出されるだけで済みます。そのため、トライ&エラーがカンタンに行なえるのも助かります。また、失敗したからといって直前のセーブデータをロードする、といったことをしなくてもいいので、ゲームが途切れないのが個人的にはうれしかったところ。ただし、ストーリー進行にからむ"サム指名依頼"の荷物を壊してしまった場合などは、ゲームオーバーになるので注意です。


自分が受けた恩は見知らぬ誰かに返す! 助け合えるオンラインでの繋がり

『DEATH STRANDING』の大きな魅力のひとつとなるのが、オンラインでのほかのプレイヤーとの"繋がり"でしょう。本作はオンライン上でほかのプレイヤーと繋がっていますが、直接交流を持ったりすることはありません。しかし、ほかのプレイヤーが設置したハシゴやロープ、建造物を利用することは可能です。この直接的ではない"繋がり"がじつに感動的です。トラックで山の中を移動中に動力のバッテリーが尽きかけそうになった瞬間、目の前にほかのプレイヤーが設置した発電機が見えたりすると、本当に"繋がり"を感じ、感動すら覚えます。



他人の建造物などを利用しているうちに、自分も見知らぬ誰かの役にたちたいと思うようになりました。そして、自分が配達していて通行が難しかった地点などには、積極的にハシゴを設置したり、移動途中にバッテリーが切れかけそうになった場所に発電機を置いたりするようになったり......。

そしてこれらの設置物は、ほかのプレイヤーが使用すると自動的に"いいね"がもらえるうえ、利用したプレイヤーがタッチパッドを押すことで能動的に"いいね"を送ることもできます。"いいね"をもらうことそのものには、ゲーム的な利点はありません。パラメータが伸びるわけでも、アイテムと交換できるということもありません。それでも"いいね"をもらえると「誰かに喜んでもらえたんだなぁ」と、なんだかうれしい気持ちになります。



ちなみに、ほかのプレイヤーが設置したものは最初からすべてが使えるわけではなく、そのエリアの"カイラル通信"をつなげたあとに出現するようになります。そのため、初めて到達したエリアの道路が最初からすべて整備されている、といったことはありません。探索する楽しみや苦労して配達したあとの達成感などは失われないように配慮されているので、ほとんどのプレイヤーは同じように、本作の難しさや手ごたえを味わうことができるわけです。


運ばなくてもいい? やりたいことを楽しめるのも魅力のひとつ

メインのストーリーを追いかけていくのももちろん楽しいのですが、オープンワールドのゲームなので、北米大陸を自由気ままに移動して、寄り道をしまくることができるのも、本作の見どころのひとつです。

自分は配達そっちのけで、建築資材だけを持ってリバース・トライクと呼ばれるバイクを使って、いろいろなものを建築してまわったりしていました。

もちろん、広い北米大陸をひたすらに歩くだけでも楽しいです。"あの山の上から見えるのはどんな景色なんだろう"と思って険しい山を登るもよし、普段の配達では近寄らない場所には何があるのかなと、エリアの末端まで歩き回るのもよし。地図上のエリアはほぼすべて徒歩で移動できるので、配達する荷物を持たずに、ハシゴやロープといった移動用の装備だけをかついで、観光の旅に出るのも気持ちいいですよ。


最後に改めて、物語部分についても触れておきたいと思います。"デス・ストランディング"の発生で世界は荒廃してしまい、世紀末感ただよう状況になっているのが『DEATH STRANDING』の世界情勢です。主人公となるのはノーマン・リーダス演じる"伝説の配達人"サム。荒廃してしまい、生き残った人々は地下に隠れてしまっているので、"モノを運ぶ"ということが非常に大変で、大切な仕事となっているわけです。また、この世界での雨は"時雨(ときう)"と呼ばれ、これに触れてしまうと物は腐敗、人間は急激に老化が進行してしまうという怖い存在。ますます外へ出る機会はなくなり、"モノを配達する"ということが重要な価値を持つことになります。また時雨だけでなく、"BT"と呼ばれる謎の脅威も存在しています。"BT"が何であるのかなどは、プレイしてすぐにわかるのかと思いますので、実際に体験してみてもらえればと! これだけの事前知識を把握しておいてもらえると、よりスムーズにゲームの世界観に入っていけるかと思います。

リアリティを感じさせる世界観設定のほか、『DEATH STRANDING』は登場人物も見どころのひとつ。主人公を演じるノーマン・リーダスのほか、マッツ・ミケルセンなどの俳優陣は、世界的に知られる豪華すぎる顔ぶれ。彼らがどのような立ち位置で、どのような演技を見せてくれるのかは、実際のゲームをプレイしてみてもらいたいところですが、どのキャラクターもひとクセもふたクセもありそうな雰囲気をかもしだしています。

ゲームの進行にあわせて謎めいたイベントがちょいちょい見られると思いますが、それらがどういう意味を示しているのかを考察していくのも、『DEATH STRANDING』の楽しみ方のひとつ。あのキャラは本当に味方なの? 敵なの? みたいなことを、ぜひ考えながらプレイしてみてください。

まだまだ序盤ではありますが、エピソード3まで進めると、いろいろなゲーム的な要素も解放され、自らのやるべきことも明確に把握できるようになってくることでしょう。とはいえ、行く先々でさまざまな事実が徐々に明らかになってきたり、物語が急展開したりと、なかなかやめどきが難しかったりするので、サムの旅と同じように、少しずつでもいいので、あせらずに進めていくことをオススメします。

まだ発売前ということもあり、あまり詳しい部分を書くことは控えますが、少しでも『DEATH STRANDING』というゲームが持つ"奥深さ"を伝えられていれば、みなさんの心のなかでかまいませんので"いいね"をしてもえるとうれしいです。

もう少し詳しい『DEATH STRANDING』の見どころや魅力は、また別の記事で伝えていきたいと思います。


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DEATH STRANDING (デス・ストランディング)

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:アクション
・発売日:2019年11月8日(金)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 6,900円+税
    パッケージ版 スペシャルエディション 希望小売価格 7,900円+税
    パッケージ版 コレクターズエディション 希望小売価格 20,900円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 7,590円(税込)
    ダウンロード版 デジタルデラックスエディション 販売価格 9,790円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)

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PS.Blogの『DEATH STRANDING』記事はこちら

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