『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー™』『EP3』の後にあたる時代背景を解説【特集第1回/電撃PS】

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『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー™』『EP3』の後にあたる時代背景を解説【特集第1回/電撃PS】

世界的な人気を誇るスペースオペラ作品『スター・ウォーズ』。日本においてもファンは数知れず、作品そのものを知らずとも、名前を聞いたことはある人は多いでしょう。『スター・ウォーズ』を扱ったゲームは無数に存在しており、11月15日(金)に発売される『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー™』もそのひとつ。『エーペックスレジェンズ』や「タイタンフォール」シリーズを手がけたRespawn Entertainmentが開発を担当しており、アクションゲームファンからも注目されている作品です。

本作は、1人プレイ専用のアクションアドベンチャーで、若きパダワン(ジェダイ見習い)となり、ジェダイをせん滅しようとする帝国軍の追手と戦っていきます。ジェダイの象徴であるライトセーバーや、不可視の力フォースなど、映画で目にしたジェダイならではのアクションを楽しめるのが魅力です。

『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』ローンチ・トレーラーはこちら

映画では描かれていない物語が展開されることも、ファンにとっては魅力的な部分。一方で『スター・ウォーズ』は長い歴史を持つ作品だけに、シリーズを知らないと楽しめないかも、という不安もあるかもしれません。

確かに『スター・ウォーズ』はバックボーンとなる世界観もかなり濃密なので、ストーリーの基盤となる舞台設定を把握しておくと、より物語を楽しめるようになるでしょう。そこで今回は、本作によって描かれる物語背景や、登場するキャラクターたちの生い立ちについて、電撃PlayStation編集部が解説していきます。

ジェダイが姿を消した銀河で、元ジェダイは何を思うのか

『スター・ウォーズ』は、『エピソード1/ファントム・メナス』から、今年公開される『スカイウォーカーの夜明け』まで、主軸となる映画作品だけでも9作が存在。『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』で描かれるのは、そのうちの『エピソード3/シスの復讐』の直後の世界です。

『エピソード3/シスの復讐』で起きたもっとも大きな事件が、秩序の担い手であるジェダイ・オーダーの壊滅でした。このとき銀河では、銀河共和国と、その統治に反対する独立星系連合との間で”クローン戦争”と呼ばれる大戦が起こっていましたが、ジェダイたちの奮闘により終結の兆しが見え始めます。

戦争のさなか、政治的に巧みに立ち回り大きな権力を手にしたパルパティーン最高議長は、この機に乗じて銀河共和国を解体。自身を皇帝とし、権力を集中させる銀河帝国として生まれ変わらせます。そして大きな力を持つジェダイを抹殺するべく、”オーダー66″という指令を発しました。

“オーダー66″とは、ジェダイと共に戦っていたクローン兵たちの神経チップにあらかじめ組み込まれていた命令……ジェダイの抹殺を実行させるもの。これにより、味方だと思っていたクローン兵たちの不意打ちによって、ほとんどのジェダイが命を落としてしまいます。

じつはクローン戦争そのものがパルパティーンによって仕組まれた壮大な計画でした。彼の正体は、古くからジェダイと対立するシスと呼ばれる存在。彼はクローン戦争によって、自らの帝国と皇帝の座、ダース・ベイダーと呼ばれる強力な弟子、そして宿敵であるジェダイの抹殺という、大きな成果を手に入れたのです。

『エピソード3/シスの復讐』の話は銀河帝国が成立したところで終わってしまいますが、『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』ではその後の世界が描かれます。”オーダー66″から逃れたジェダイたちは、自らの力を隠し、身を潜めることしかできませんでした。本作の主人公、カル・ケスティスもその1人。惑星ブラッカで隠れるようにして生活していたカルでしたが、仕事仲間を事故から救うために、やむなくジェダイの力、フォースを使ってしまいます。結果的に帝国のジェダイ・ハンター、尋問官の注意を引いてしまい、逃亡を余儀なくされるものの、その中で出会った人物たちの影響を受け、カルはジェダイ・オーダーの再建を目指すようになる……というのが本作のあらすじになっています。

続く『エピソード4/新たなる希望』ではジェダイ・オーダーは復興していなかったことを考えると、この作戦は失敗してしまうのかもしれません。しかし、生き残ったジェダイがどのように生き、何をしていたのかが判明するという点でも、『スター・ウォーズ』ファンにとっては見逃せない作品となるでしょう。

銀河帝国の追及のもとで再起をはかる登場人物たち

『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』に登場するキャラのほとんどは、本作のために作られたオリジナルキャラクターですが、他作品に登場したキャラクターも一部存在します。熱心な『スター・ウォーズ』ファンであればニヤリとできる部分も多く、そういったシリーズ作品との関連性も注目したいところ。ここでは、現状で公開されている主人公と仲間たち、そして彼らに敵対する者について簡単に紹介します。

カル・ケスティス

惑星ブラッカで隠遁生活を送る若きパダワン。しかし帝国に存在がばれてしまったため、元ジェダイの騎士や気難し屋のパイロット、恐れ知らずの小さなドロイドの助けを借り、ジェダイ・オーダー再建のために、失われた古代文明の謎に迫っていく。

BD-1

カルの相棒をつとめる忠実なドロイド。つねにカルの側に控えて、狭い場所の探索や周囲から役に立つ情報のスキャン、戦闘中にカルを回復するなど活躍する。

ソウ・ゲレラ

冷徹にして戦術眼に優れたゲリラ闘士。帝国成立以前から反逆者として戦い、勝利のためならばどんな手を取ることも辞さない。映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を始め、さまざまな作品に登場している。

シア・ジュンダ

ジェダイ・オーダーの再建を目指す元ジェダイの騎士。古代の謎の解明にカルの手を必要としたため、カルのジェダイの訓練を完了させることを申し出る。

セカンド・シスター

尋問官と呼ばれる、ダークサイドのフォースを使うジェダイ・ハンターの1人。ダース・ベイダーによって訓練された彼女たちは、銀河に生き残るジェダイを一人残らず始末する役目を帯びている。

ナインス・シスター

もう一人の尋問官。ナインス・シスターはそびえ立つ巨躯を持ち、容赦なく獲物を追い詰める。『スター・ウォーズ』のコミックにも登場している。

『スター・ウォーズ』は軸となる映画だけでなく、コミックや小説、アニメ、ゲームといったさまざまな媒体によって、その広大な世界が描かれています。『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』も、そんな『スター・ウォーズ』の歴史に新たなページを追加する作品。年末には映画最新作かつ、これまで描かれてきた”スカイウォーカーサーガ”の最終章が公開されます。この機会に、奥深い『スター・ウォーズ』の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。

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Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー

・発売元:エレクトロニック・アーツ
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:2019年11月15日(金)予定
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,727円+税
    パッケージ版 デラックスエディション 希望小売価格 8,636円+税
    ダウンロード版 通常版 販売価格 8,657円(税込)
    ダウンロード版 デラックスエディション 販売価格 9,676円(税込)
・CERO:C(15才以上対象)

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『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』公式サイトはこちら

STAR WARS © & TM 2019 Lucasfilm Ltd. All rights reserved. Game code and certain audio and/or visual material © 2019 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, are trademarks of Electronic Arts Inc.

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