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シーズン最後のオープン大会王者は「The Bhoys」に

2019.08.21

シーズン最後となる「CWL FINALS MTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケット」は、大波乱とまさかの敗退劇が続くトーナメントとなりました。

CWL FINALSで開催されたMTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケット。「CWL Championship」への出場権利と総額15万ドルの賞金プールを目指し120チーム以上が集結しました。

ダブルイリミネーション(2敗時点で敗退)形式で行われたトーナメントは、振り返ってみれば今年のアマチュアシーン勢力図を一気に塗り替えてしまう大波乱となり、1試合も見逃せない展開となりました。上位16チームにCWL Championship出場権が与えられる大一番。大躍進を遂げたダークホースが登場してきた一方で、優勝候補たちがまさかの敗退を喫したのです。

果たしてマイアミで何が起きたのか? さっそく見ていきましょう。

まさかの敗退を喫したMindfreakとCWL Championship出場を逃したGiants

まずはお知らせから。CWL Championshipに出場するアジア・太平洋地域のプロ選手はTeam ReciprocityのDenz (Denholm Taylor)のみとなりました。

彼が元所属していたMindfreak――直近のMTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケット連覇を達成してきた超強豪――がCWL FINALSで出場権を得られず敗退したからです。

悪夢の始まりはeXcalibur (Reaper (Vincent LiCausi)など北アメリカの有望株揃いのチーム)戦のゲーム2でした。Mindfreakは2ゲーム先取制(BO3)シリーズでゲーム1を制しますが、eXcaliburが続くゲーム2のSearch & Destroyで大金星を上げ、そのままゲーム3も連勝したのです。

 

ツイート訳:@GameFuelオープンブラケットでまさかの大番狂わせ!大会連覇中の @Mindfreak 、ラウンド2で @eXcaliburHQ に敗北し、ルーザーズブラケット落ちです!

 

「ルーザーズブラケット」という慣れない場所へ迷い込んだMindfreak。その後は3連勝を見せるもののラウンド5でOwlFireに敗北、ベスト32という成績で大会敗退しています。

この他にもルーザーズブラケットでは、スペインの強豪にして本大会第4シードのVodafone Giantsも同じくベスト32で敗退。Giantsに引導を渡したHYXR eSportsは前ラウンドでGiantsのライバルMovistar Ridersを撃破して勝ち上がってきており、奇しくもスペインの強豪に2連勝する結果となりました。

なおOwlFireとHYXRの両チームは次のラウンドで敗北し、CWL Championship出場権を逃しています。また、ウィナーズブラケットのラウンド2でMindfreak相手に大金星を挙げたeXcaliburはその勢いを駆って勝ち上がり、出場権を確保しました。

CWL Championship出場者たちの顔ぶれ

この波乱に満ちたトーナメントで見事にCWL Championship出場権を獲得した選手たちの顔ぶれは、北アメリカとヨーロッパの実力派で埋め尽くされることになりました。今年の「CWL Pro League」を追ってきた人ならば見覚えのある顔もちらほら見つかるはずです。

たとえばReciprocityのTommey (Thomas Trewren)、元Enigma6のChino (Martin Chino)、元UYUのルイン使いProto (Nicholas Maldonado)。彼らは全員Sicario GamingのメンバーとしてCWL Championshipでの快進撃を目指します。

一方では「フレンチコネクション」の異名を取るNatshay (Nathan Dupuis)、rizK (Lucas Derambure)、ZeeK (Ryan Lapierre)の3名も、TrainHard Esportとして世界王者決定戦に参戦を決めています。

そしてCWL Pro League最終週にGen.Gの控え選手として大活躍を見せたSpacely (Michael Schmale)。彼はMazer Gamingに落ち着き、チームを3位に導く成果を見せています。

またCWL Championship出場を決めたチームには、これ以外にも数多の優れたプレイヤーが揃っています。Team Divinelyにはドイツ出身の実力派選手たち、Sage eSportsにはFaZe Clan控え選手のGRVTY (Thomas Malin)、Fuego Gamingにはヨーロッパの伝説的名選手Dylan (Dylan Henderson)……一例を挙げるだけでこの通りです。

ヨーロッパの快進撃: 史上初、イギリス出身選手だけの決勝戦

CWL FINALS MTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケットのグランドファイナルは、出場選手全員がイギリス出身となる史上初の事態となりました。

ウィナーズブラケットを無敗で勝ち進んできた第2シードのThe Bhoys。まずウィナーズファイナルでDqvee (David Davies)など元CWL Pro Leagueスター選手を擁する同じイギリスチームTeam WaRを3-1で下してグランドファイナル進出を決定します。

しかしここで終われないTeam WaR。ルーザーズファイナルではMazer Gamingとの接戦を制し、グランドファイナルへ返り咲きます。

そして迎えたグランドファイナル。ルーザーズブラケットから上がってきたTeam WaRは3ゲーム先取制(BO5)シリーズを2回勝たなくては優勝できません。そんなプレッシャーの中、Team WaRは第1シリーズのHardpointで卓越した強さを発揮。続くSearch & DestroyとControlこそ連敗するものの、ゲーム5のSearch & Destroy (Payload)を6-4で制し、決着を最終シリーズへと持ち込みます。

2回目のBO5シリーズは忍耐力の勝負となりました。両チームはゲーム5まで一進一退の攻防を見せ、決着はゲーム5のSearch & Destroy (Arsenal)へ。グランドファイナルは合計10ゲームにおよぶ長丁場となりました。

ここでラウンドカウント5-3の劣勢に追い詰められたTeam WaRは起死回生の逆転を狙いますが、最後に残ったTeam WaRのJoshh (Joshua-Lee Sheppard)をThe BhoysのChain (Sam Dineley)が仕留め、The Bhoysが2019シーズン最後のMTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケットトーナメントを優勝で締めくくりました。

今回激戦を見せてくれたチームたちは、果たしてCWL Championshipでどんなプレイを見せてくれるでしょうか。CWL Championshipは8月14~18日(現地時間)、米国ロサンゼルスのUCLA Pauley Pavilionで開催されます。

 

 

※本記事で使用されている写真は https://www.callofduty.com/esports/story/2019-07/cwl_finals_open_recap より一部引用しています。

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