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2019 CWL Championship優勝はeUnited

2019.09.03

今年の「CWL Championship」は、5日間にわたる熱戦の末にeUnitedが初のCWL Championshipタイトルを獲得して幕を閉じました。

2019 CWL Championshipは、「コール オブ デューティ」シーンの最高峰と呼ぶにふさわしいプレイが飛び出すeスポーツ史上でも屈指のトーナメントとなりました。

 

「今回はコール オブ デューティの歴史上、最も厳しいトーナメントでした。勝ち抜くために求められる能力が過去のどの大会よりもずっと高い。つまりこのトーナメントでの優勝はコール オブ デューティ史上最大の達成と呼んでいいでしょう。最高のイベントになりました」 ― 実況キャスター Momo (Miles Whitfield)

Gen.G、Envyら有力候補がまさかの敗退

8月14日午前10時、Gen.Gは「CWL Pro League」の準優勝チームとしてCWL Championshipに臨みました。

しかしそのわずか5時間後、優勝への夢は儚く散ります。

波乱の展開となったグループプレイステージにおいて、Gen.GはアマチュアチームFuego Gamingと同じCWL Pro LeagueのチームEnigma6に連敗を喫し、トーナメント敗退を確定させてしまったのです。

[ツイート訳] CWL Championship史に残る衝撃の結末!Fuego GamingとTeam WaRに敗北した @GenG 、上位2チーム入りの可能性消滅。彼らのCWL Championshipはここで終了です。

 

これによりGen.Gはこれまで「チャンピオンシップブラケット進出を逃したチーム」のうち、最も高いシード順位を持つチームという不名誉な記録を打ち立ててしまいました。

しかし今年の「大波乱」はこれだけに留まりません。続くチャンピオンシップブラケットではSplyceやTeam Envyといった強豪もまた、ハングリー精神溢れるヨーロッパチームたちに大番狂わせを食らったのです。

最初に敗退したのはSplyceでした。ウィナーズブラケットのラウンド1でEvil Geniusesに敗北すると、その後のルーザーズブラケットで「CWL Finals MTN DEW® AMP® GAME FUEL®オープンブラケット」で大躍進を見せたTeam WaRに敗北してしまったのです。

[ツイート訳] なんと @Splyce がここで消える! 試合はゲーム5ラウンド11で決着、 @OfficialTeamWaR に敗れたSplyce、ここでCWL Championship 2019敗退決定です!

 

そして時をほぼ同じくして、昨年度CWL Championship優勝メンバーを擁するTeam Envyもウィナーズブラケットのラウンド1でUnits (ヨーロッパの元CWL Pro Leagueチーム)に敗北。その後のルーザーズブラケットではTeam Singularityと対戦しますが、全員未成年ながら才能あふれる同チームは経験不足を感じさせないプレイでTeam Envyを圧倒、これでTeam Envyも大会から姿を消します。

[ツイート訳] 次の敗退チームはなんと @Envy だ!  @SNG_Esports がシリーズを3-1で制し、世界王者経験者揃いのEnvyがここで姿を消します

 

ハイライト動画に収めきれないほど多くのビッグプレイが飛び出した数日間

今年のCWL Championshipは、日曜のグランドファイナルで紙吹雪が舞い散る前から激しい試合が続く凄まじいトーナメントとなりました。

まず金曜のウィナーズブラケット初戦、Team Envyがいきなり凄まじい接戦を演じ、(最終的にシリーズを落として入るものの)Hardpoint (Gridlock)を250-249というスコアで勝利します。

[ツイート訳] トーナメント初戦に相応しい好試合!手に汗握る接戦は250-249 で@Envy が勝利!

 

更には優勝候補FaZe Clanと100 Thievesの2チームもTeam Envyの後を追うようにルーザーズブラケットへ。しかし100 Thievesがルーザーズ行きを決めた対Luminosity Gaming戦は極めて劇的な試合となりました。

[ツイート訳] なんて試合だ!! @Luminosity がついにHardpointで勝利、これで @100Thieves はルーザーズブラケットへ!

 

そしてルーザーズブラケットで最も注目を集める試合となったFaZe Clan vs 100 Thieves戦。FaZe Clanは今シーズンCWLカップを2度獲得している100 Thieves相手にシリーズを2-0でリードし、ゲーム3のControlでも2-0まで追い込みますが……

100 Thievesの本領発揮はここからでした。

[ツイート訳] @100Thieves がControlを制した! @FaZeClan とのシリーズ決着は次戦以降へ!
チームを救ったラウンド4の2v9プレイはこちら

 

そしてゲーム3で劇的な逆転勝利を決めた100 Thievesはそのままゲーム5まで持ち込み、Search & Destroy (Arsenal)でリバーススイープ(全敗マッチポイントからの逆転勝利)を完遂。金曜深夜の観衆を大きく沸かせます。

[ツイート訳] これが世界レベルの逆転劇! @100Thieves が絶望的状況からの大逆転で @FaZeClan をCWL Championship 2019敗退に追い込みます!

 

続く土曜も熱戦は続きます。eUnitedはかつてのチームメイトJKap (Jordan Kaplan)擁するEvil Geniusesと対戦。eUnitedはHardpointの接戦を制すると、そこから凄まじい逆転勝利を果たします。

[ツイート訳] 一体これは何なんだ!? @eUnited 、Hardpointで絶体絶命の状況から @EvilGeniuses に逆転勝利!これはゲーム5もあり得るぞ!#Game5Alert

 

結局、ゲーム5のSearch & Destroyで勝利をもぎ取ったのはeUnitedでした。Clayster (James Eubanks)はかつてのチームメイトにルーザーズブラケットでの活躍を祈ります。

[ツイート訳] @Clayster@eUnited 、ゲーム5で勝負を決めた!これで @EvilGeniuses はルーザーズブラケット行き!

 

次のメインステージマッチではOpTic GamingがEnigma6を相手に圧巻のプレイを披露。最初のHardpoint (Seaside)でDashy (Brandon O’Tell)が敵チームを一掃し、観衆を大いに盛り上げます。

[ツイート訳] ここで @DashySZN のスクアッドワイプッ!

 

その数秒後にはTJHaly (Thomas HaLy) が再び敵チームを一掃する凄まじいプレイを見せ、観衆は大興奮に包まれます。

[ツイート訳] 今度は@TJHaLyが決めた!

 

結局OpTic Gamingはこのシリーズに3-1で勝利し、ウィナーズブラケット決勝へ進出。

一方、同日にはeUnitedもUnitsを破りウィナーズブラケット決勝進出を決定。このシリーズはSimp (Chris Lehr)が決めたと言っても過言ではない内容でした。特にSearch & Destroyのラウンド2では、Unitsを完全に圧倒するプレイを披露し……

[ツイート訳] @SimpXO が止まらない!

 

仕上げに3連続スナイプで観衆を沸かせます。

[ツイート訳] こんなのアリなのか!? @SimpXO

 

グランドファイナル、団結した(United)姿を示したeUnited

CWL Las Vegasオープン王者とCWL Pro League王者が激突することになったウィナーズファイナルでしたが、結果はeUnitedが3-1で勝利してOpTic Gamingをルーザーズブラケット送りに。自身はグランドファイナルへ進出します。しかしこのシリーズは決して楽なものではありませんでした。後にコーチのFaccento (Brice Faccento)はこう振り返っています。

「最初のマップでは皆ソワソワして落ち着かず、立ち上がりが遅かった。でもSearch & Destroyで5-3まで押されたところで”もう失うものはない”と気持ちを切り替えることができ、自然に落ち着けたんです。調子を上げたのはそこからでしたね」

[ツイート訳] CWL Championship 2019のグランドファイナル進出は @eUnited! 2回目のHardpointで @OpTicGaming を蹴散らし、王座を懸けた戦いへと進みます。

 

OpTic GamingにとってeUnited戦敗北の傷は深かったようで、続くルーザーズブラケット決勝では快進撃を続けてきた100 Thievesに完敗します。

[ツイート訳] @100Thieves の勝利! @OpTicGaming ここで敗退! ルーザーズブラケットを駆け上がってきた100 Thieves、 @eUnited の待つグランドファイナルへ駒を進めます!

 

これでグランドファイナルのカードは、CWL Pro League王者eUnitedとルーザーズブラケットで6連勝を遂げて対戦相手を敗退に追い込んできた100 Thievesとなりました。

グランドファイナルは技と力の応酬となり、結局シリーズの決着はゲーム5 ArsenalでのSearch & Destroyまでもつれこみます。しかしラウンド10でeUnitedが5-4と優位に立つと、そこからは「Wonder Twins」(奇跡の双子兄弟)の異名を取るPrestinni (Preston Sanderson)とArcitys (Alec Sanderson)がゲームの展開を支配。eUnitedがチーム初のCWL Championship優勝を果たします。

[ツイート訳] 勝敗決す!@eUnited 優勝です!#STANDUNITED

 

「もう何年も一緒にやってきているから、僕ら兄弟とClaysterはSearch & Destroyでどう動くべきか喋らなくても通じている。僕自身、勝負どころに強いと思っているし。僕は可能な限りチームを助けようとするけれど、そういう時のPrestinniは僕の支援を最大限に活かすプレイをしてくれる」Arcitys (Alec Sanderson)は兄弟関係についてこう語っています。

そして優勝式典の終了後、Astro Gaming MVPに輝いたのはSimp。彼にとっては念願叶ってついに獲得となった称号でした。

「ずっとこの舞台で戦うことを目指してきたんです。僕は今年が初めてだから、オンラインや地域トーナメントで強いヤツってだけじゃないことを証明したいと思ってました。自分の実力が本物で、最高峰の舞台で戦えるんだって示したかったんです」とSimpは語っています。

一方Clayster (James Eubanks)はこれで2度のCWL Championship優勝となりました。彼にとってArcitysとPrestinni、「Tiny Terrors」(小さき恐怖)Simp、aBeZy (Tyler Pharris)がこうして王者となるまで成長してきたことをこの上なく誇りに思っているようです。

「ただ心から嬉しい。もちろん自分自身のことを誇らしく思うけれど、何よりも仲間が人として、チームメイトとして、プレイヤーとしてこんな風に成長してきたことが誇らしいです」Claysterは語ります。「皆の成長それ自体、このチームで成長できたこと、厳しい状況を戦い抜いて連続優勝できたこと、今はそのすべてがただ誇らしいんです」

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