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CDL特集

Dallas Empire、ロサンゼルスで戴冠

新たなイベント、それは新たなチャンピオンの誕生を意味します。
米国ロサンゼルスを本拠地とするGuerrillasとOpTic Gamingの主催で行われた「Los Angeles Home Series」。Dallas EmpireとMinnesota Røkkrが激突した決勝は「Call of Duty League」史上初のゲーム5までもつれ込む接戦となりました。最終的にはDallas Empireが熱戦を制し、優勝を果たしています。
プロトーナメントでの波乱、Challengers大会の新チャンピオン誕生、初開催のCity Circuitトーナメント。誰にとっても楽しめるイベントとなったのではないでしょうか。
それでは熱戦の数々が生み出した物語とその軌跡をご覧ください。…と、その前にまずは大会後の順位表をどうぞ。

Atlanta FaZeを仕留めたMinnesota Røkkr、優勝を果たしたDallas Empire

地元開催のHome Seriesで優勝し、連覇を目指してロサンゼルス入りしたAtlanta FaZe。しかしその野望は途中で散ることとなりました。
土曜の試合ではFlorida MutineersとDallas Empireの両方に完勝し、連覇に向けて幸先の良いスタートを切ったAtlanta FaZe。しかし続く日曜、連覇阻止に燃えるMinnesota Røkkrが彼らの勢いを断ち切ります。
準決勝の舞台でシリーズ成績2-1と追い詰められたMinnesota Røkkr。ところが土壇場のゲーム4 HARDPOINT(Rammaza)を制し、生き長らえます。

ツイート訳:凄まじい接戦! @ATLFaZe@ROKKR 、HARDPOINTこれにて決着!🤯

 

この勝利で勢いに乗ったMinnesota Røkkrはゲーム5 SEARCH & DESTROY (Piccadilly)でもラウンド8でAsim (Obaid Asim)が先陣を切ったところをAssault (Adam Garcia)が決め切り、勝利をもぎ取ります。こうしてAtlanta FaZeのシーズン無敗記録を断ち切ったMinnesota Røkkrが決勝進出を果たしました。

ツイート訳:ここで @ATLFaZe が敗退!
Minnesota @ROKKR が最強豪にCall of Duty Leagueシーズン初黒星をプレゼント、トーナメント敗退に追い込みます!

 

こうして決勝の組み合わせはMinnesota Røkkr対Dallas Empireに。対するDallas EmpireはAtlanta FaZeに3-0で完敗、Florida Mutineersに完勝、準決勝でOpTic Gaming LAに勝利という戦績で決勝へと上がってきました。
決勝はゲーム5までもつれ込む接戦となりましたが、最後にはDallas EmpireがMinnesota Røkkrを押し切って勝利を収めています。
なおDallas Empireは途中でシリーズを2-1でリードし、優勝まであと1ゲームまで進めていましたが、Minnesota Røkkrはゲーム4 HARDPOINT (Hackney Yard) で最後の数秒まで争う接戦の末に制し、シリーズをゲーム5まで持ち込んでいます。

ツイート訳:CDL決勝は史上初のゲーム5へ! あと1マップで勝敗確定です。

 

しかしゲーム5のSEARCH & DESTROY (Gun Runner)ではHuke (Cuyler Garland)が13キルを獲得するなどDallas Empireが圧倒しました。

ツイート訳:優勝は @DallasEmpire ! 

 

3回開催されたHome Seriesで王者が毎回違うというのは、CDL各チームの実力が拮抗していることの裏付けとも言えるでしょう。次回のHome SeriesはDallas Empireの地元開催となるため彼らも連覇を狙ってくるはず。しかしMinnesota Røkkrもまた、いつ優勝してもおかしくない実力を持つチームなのです。

地元チーム対決: ロサンゼルス拠点2チームの物語

議題はもちろんロサンゼルスの2チーム、GuerrillasとOpTic Gamingについてです。
OpTic Gamingにとって今回のイベントはシーズンを左右するターニングポイントとなりました。なんと言ってもロサンゼルス勢の直接対決を逆転勝利で決め、続くMinnesota Røkkr戦も3-0で完勝したのですから。

ツイート訳:🧹@OpTicGaming が準決勝進出決定! @ROKKR に完勝です!

 

その後は準決勝で惜しくも敗退していますが、この躍進はハリウッド的なカムバックストーリーだったとも言えるでしょう。もちろんOpTic Gaming LAにとってもこの成果は、今シーズンを明るく照らす光となりそうです。
一方のLos Angeles GuerrillasはOpTic Gaming LA戦で2-0とリードした状態から敗北したショックから立ち直ることができず、最下位に沈むこととなりました。

その他の見どころ一覧

もちろんロサンゼルス大会の見どころは他にもたくさんありました。以下ではいくつかを列挙してみましょう。
  • Sublinersの運行状況: 2017年にニューヨークの地下鉄が「地獄の夏」と呼ばれるほど混乱した時を思い出させるほど、New York Sublinersには復活の兆しが見えません。Zer0 (Trei Morris)をHappy (Nicholas Suda)と入れ替えた采配も功を奏さず、結局Home Seriesで2回連続のグループステージ敗退という結果に終わりました。
  • 嵐のとき: Florida MutineersとSeattle Surgeも土曜日に敗退が決定したチームですが、両チームは多少なりCDLポイントを獲得しています。Florida Mutineersのほうは控えのFero (Maurice Henriquez)が素晴らしいプレイを見せ(Prestinniは体調不良で欠場。早く良くなりますように)、一方のSeattle SurgeもOctane (Sam Larew)がLos Angeles Guerrillas戦で目覚ましい活躍を見せました。

ツイート訳:@OctaneSam がサクッと決めた! @SeattleSurge

Challengers大会、勝敗の行方

「Call of Duty Challengers Los Angeles オープン」では、強豪Team Singularityが元世界王者Parasite (Christopher Duarte)率いるNo Mercy Esportsに敗れる展開となりました。
前週の「Call of Duty Challengers Paris Legionオープン」で地元のライバルTeam WaRに負けて優勝を逃したTeam Singularity。「Call of Duty Challengers Los Angeles オープン」は雪辱を果たすべくウィナーズブラケット決勝まで勝ち進みましたが、そこでアメリカのNo Mercy Esportsに3-1で敗北。Team Singularityは再びグランドファイナルまで勝ち上がりますが、再び敗北を喫してNo Mercy Esportsに優勝を譲ることとなりました。
今回の優勝はParasite (Christopher Duarte)にとって特に感慨深いものだったようで、久しぶりの公式トーナメント優勝で言葉に詰まる場面があったほどでした。彼の復活劇を支えたのはベテランプレイヤーのZaptius (Alex Bonilla)とGloFrosty (Hamza Shaikh)、そして新進気鋭のPaulEhx (Paul Avila)とVenom (Carlos Hernandez)の4名でした。
No Mercy Esports、優勝おめでとうございます。そしてParasite…おかえりなさい!

City Circuitの優勝者

また今イベントでは、2v2のGunfightトーナメント(上位3チームには賞金あり)「Call of Duty League City Circuit」が初めて開催されました。
LA代表の座を獲得したデュオには米国陸軍のeスポーツチームの姿もありました。昨年12月の「Call of Duty Endowment Bowl」でCouRage (Jack Dunlop)と組んで優勝したDexy (Nicholas MacKay)です。
そのDexyが、今回はRetweet (Ulises Miranda)とデュオを組んで参戦し、City Circuit Finals行きのチケットを見事獲得しています。

ツイート訳:Retweet & Dexy、City Circuit優勝おめでとう!

ひとつの数字が示すもの

1 – HARDPOINTで100ポイントも取れずにゲームを落としたチームの数。今トーナメントでこの不名誉な記録を残したのはLos Angeles Guerrillasただ1チームでした。

次のマップ: 決戦! ダラス

もうシーズン5度目のイベントとなる「Dallas Empire Home Series (現地時間3月28~29日開催)」。しかしまだ、どのチームにも上位争いに加わる余地は残されています。
王座防衛に挑む地元チームDallas EmpireはグループAに入り、まずLos Angeles Guerrillasと対戦、その後Florida Mutineers対Toronto Ultra戦の勝者と当たります。
今回2位だったMinnesota RøkkrはグループBスタートで、初戦の相手はChicago Huntsmen。このグループにはHome Series決勝初出場を狙うSeattle SurgeとParis Legionも揃っています。

最後に

現在、リーグ屈指のベテランプレイヤーであるACHES (Patrick Price)とCensor (Doug Martin)はそれぞれLos Angeles GuerrillasとNew York Sublinersでベンチを温めている状態です。
ACHESは今シーズンになってから多少の出場機会を得ていますが、Censorは公式戦でプレイしていません。両者の所属チームは今シーズン開幕以来、厳しい状況が続いています。
もちろん両チームとも連敗記録を止める時間は十分にありますし、おそらくそう遠くないうちに対策を打ってくるでしょう。しかしそれでも状況を改善できなければ、抜本的な措置が必要になってくる可能性があります。
実際、両チームともすでに今後を見据えた動きを見せています。Los Angeles Guerrillasは有望若手Vivid (Reece Drost)とSprat (Kris Cervantez)と契約しており、New York SublinersもLos Angeles Home Series敗退の翌日にMack (Makenzie Kelley)と契約。若手プレイヤーの育成は未来に繋がるだけでなく、苦境を脱する一手になる可能性も秘めています。

ツイート訳:Mack( @MackMelts )が New York Subliners に加入決定。ようこそ!

 

ACHESとCensorが次世代プレイヤーたちのメンターとしてチームに残る意志があるかどうか分かりませんが、彼らが再びチャンピオンリングを狙うつもりなら、今が移籍のタイミングなのかもしれません。ベテランプレイヤーで戦力増強を狙う上位チームを求めて。
もちろんNew York SublinersとLos Angeles Guerrillasには「リスクを取ってチームを盛り上げていく」という選択肢もあります。ファンはずっとCensorのスタメン起用を望む声を上げていますし、勢いに乗ったときのACHESは凄まじく、また観衆を熱狂させる能力で彼に比肩するプレイヤーは多くありませんから。
もし彼らが「New York Subliners Home Series」時点(シーズン終盤です)で上位争いに参加できないことが確定していたら、CensorやACHESを出さない理由はないように思えます。
ただ今後、もしシーズンの希望が完全に潰えたなら、そうしたところで損はないと思うのです。

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