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王者Libalent Vertex、熱戦を制す! 「Call of Duty Challengers日本代表決定戦 プレシーズンマッチ」レポート

2020年1月開催の国際大会「Call of Duty Challengers Minnesota Open」日本代表の座をかけて国内トッププロの4チームが激突!

12月7日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が主催する、PlayStation®4用ソフトウェア『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』(以下『CoD:MW』)のプレシーズントーナメント「Call of Duty Challengers日本代表決定戦」(公式ハッシュタグ #CoD日本代表 #さらなる高みへ)が開催されました。
『CoD:MW』を採用した初のオフライン大会となった今回。前シーズンの大会戦績上位4チームによる「プレシーズンマッチ」ではあるものの、先述の通り国際大会への出場権をかけた戦いであるため各チームの眼差しは真剣そのもの。
最終成績ではWINNERS BRACKETを勝ち続けたLibalent VertexがGRAND FINALでRush Gamingを撃破し、賞金200万円と2020年1月に米国ミネソタ州ミネアポリスで開催される「Call of Duty Challengers Minnesota Open」の日本代表出場権を獲得しました。

本記事では、僅差の接戦が何度も生まれた今大会の模様をレポートします。また、同大会のライブ配信はアーカイブでも視聴可能です。『CoD:MW』初のオフライントーナメントでプロが魅せた熱い試合をぜひご覧ください。

新タイトルで国内トップの4チームが魅せる!

本大会には、前シーズンの大会で優れた成績を残したLibalent Vertex、CYCLOPS athlete gaming、Rush Gaming、Unsold Stuff Gamingの4チームが出場。
各チームはWINNERS BRACKET (以下WB)からスタート。一度負けるとLOSERS BRACKET (以下LB)へと移行し、そこで負ければ敗退となるルールです。各試合は「HARDPOINT」、「SEARCH & DESTROY」、そして「DOMINATION」(競技シーンでは5年ぶりの登場)のゲームモードを使い、WB 1回戦とLB 1回戦は2ゲーム先取制のBo3(Best of 3)、以降のWINNERS FINAL、LOSERS FINAL、GRAND FINALは3ゲーム先取制のBo5で行なう変則ダブルイリミネーション形式で行われました。
新タイトル、そして新モードが採用された上に各チームともメンバー変更を経てきた本大会。しかしLibalent Vertex 所属 sitimentyo選手をはじめ複数の選手が「チームとしての連携力が勝敗を決めるタイトル」と評しているとおり、大会の試合内容もそれを反映した高度かつ白熱したものとなりました。

【WB 1回戦 第1試合】Libalent Vertex、圧巻のHARDPOINT

Libalent Vertex対Unsold Stuff Gamingとなった第1試合、Game 1 HARDPOINT。まずはLibalent Vertexが有利を築いた後に練度の高い守りを見せて圧勝。
Game 2 SEARCH & DESTROYも安定した動きで連勝し、勝負を決めます。

【WB 1回戦 第2試合】接戦を制したのはCYCLOPS athlete gaming

WB第2試合はCYCLOPS athlete gaming対Rush Gaming。Game 1 HARDPOINTでは接戦が続きましたが、最後のポイント切り替わりでCYCLOPS athlete gamingが見事なセットアップを見せてマップカウント1-0。
続くGame 2 SEARCH & DESTROYではRush Gamingが勝利してマップカウントを戻し、勝敗の行方は今大会初のGame 3 DOMINATIONへ。ポイントを複数個押さえなければならない本モードで、接戦のなかポイントを3つ確保する時間帯を作ったCYCLOPS athlete gamingが勝利します。

【LB 1回戦】Rush Gaming所属 WinRed選手、“人間から離れていく” !

続くLB1回戦では、敗戦直後にそのまま連戦という厳しい状況のRush GamingがUnsold Stuff Gamingと対戦。Game 1 HARDPOINT(Rammaza)は両チームとも240ポイント台という凄まじい接戦になるものの、最後はUnsold Stuff Gamingが勝利。
しかし続くGame 2 SEARCH & DESTROYでは「人間離れした力強さ」というふたつ名を持つRush Gaming所属 WinRed選手が大暴れを見せて勝利、SEARCH & DESTROYでの好調ぶりを示します。
その後はGame 3 DOMINATIONもRush Gamingが押さえてLOSERS FINALへ進出。Unsold Stuff Gamingはここで惜しくも敗退となりました。

【WINNERS FINAL】全勝進撃のLibalent Vertex

ルールがBo5(3勝先取)に切り替わるWINNERS FINAL、Libalent Vertex対CYCLOPS athlete gaming戦。ここでもLibalent Vertexが貫禄の3ゲーム連取。無敗でGRAND FINALへ進出。特にHARDPOINT Azhir Caveでのプレイは実況解説が「凄まじい完成度」、「点差以上の差があった」と評するほどの強さを示しました。

【LOSERS FINAL】Rush Gaming、決意の再戦

LOSERS FINALはWB1回戦 第1試合のリマッチ、連戦のCYCLOPS athlete gaming対Rush Gamingに。しかしRush GamingはHARDPOINTを圧勝すると、SEARCH & DESTROYでもGreedZz選手が豪快な裏取りを決めるなどしてそのまま3ゲーム連取で完勝、GRAND FINALへ進出します。
なおCYCLOPS athlete gamingは新チームメンバーの加入が大会直前だったこと、一方で「チームを強くするメンバーを集められたこと」などを語っていたので、同チームのファンにとっては今後がより楽しみになりそうです。

【GRAND FINAL】Libalent Vertex vs Rush Gaming

GRAND FINALは全勝のLibalent VertexとLOSERS連勝のRush Gamingによる対戦に。LOSERS側のRush Gamingは一度勝って「ブラケットリセット(WINNERS側を敗北させ、LOSERS側へ落とす)」した上でもう一度勝たねばならない厳しい状況です。
Game 1 HARDPOINTはLibalent Vertexが今大会で強さを見せてきたAzhir Caveマップ。ここも付け入るスキのないプレイで完勝します。
しかし続くGame 2 SEARCH & DESTROYはRush Gamingが今大会絶好調のモード。再びWinRed選手が活躍し、マップカウントは1-1へ。
Game 3 DOMINATIONはLibalent Vertexが大差をつけて前半を折り返しますが、後半Rush Gamingは絶体絶命の状況から3拠点を制圧して劇的な追い上げを開始。しかし勝利が見えた残り1分で今度はLVが逆に3拠点制圧する熱い展開に。結果217-194という僅差でLVが勝利、マップカウント2-1で世界大会への出場権獲得に王手をかけます。
Game 4は、今大会Libalent Vertexが勝ち続け、Rush Gamingが苦手としてきたHARDPOINT。しかしここで終われないRush Gamingは防衛ポイントの切り替わりと加点速度の壮絶な読み合いを制し、250対240という凄まじい接戦を制して希望をつなぎます。
迎えたGame 5はRush Gamingが今大会全勝のSEARCH & DESTROY。しかし今度はLibalent Vertexが相手の戦術に対して柔軟に対応して勝利、日本代表の座に輝きました。最終ラウンドのラスト1分は関係者総立ち、会場は大声援に包まれました。
今大会のMVPはLibalent Vertexの「戦況打開請負人」ことxAxSy選手が受賞しています。

Libalent Vertex sitimentyo選手ショートインタビュー

HARDPOINT Azhir Caveの完成度が凄まじいとの声がありましたが?
sitimentyo選手「全マップまんべんなく練習してきたのですが、結果的にAzhir Caveが一番自信を持ってプレイできるマップとなったので、メンバー全員で話し合って「ここで戦おう」、となりました」
優勝を決めたGame 5では、他と違う戦術が見えたように感じたのですが、用意されてきたのですか? あるいはその場で対策を立てられた?
sitimentyo選手「もともと用意してきた部分もありました。そこに本番で微調整を加えた感じです。ただ防衛の形は相手によって大きく変えようと最初から決めていました」
新シーズンに向けた初のオフライン大会を終えての手応えは?
sitimentyo選手「今作はこれまでとやり方が大きく変わったので合わせていくのが難しく、今回はオフライン大会ということもあり結構緊張しました。ただ初戦のUnsold Stuff Gaming戦が本当にうまく運べたので、これは行けるかな、という気持ちになれました」
最後に、来月ミネソタ開催の国際大会に向けて一言お願いします
sitimentyo選手「今作は個人の実力差よりもチームの連携力が勝敗を左右するタイトルだと思うので、日本のチームでも連携力を磨いていけば世界のトッププロ相手に勝てると思います。これから練習を頑張っていくので、よかったら応援をお願いします!」

Rush Gaming ショートインタビュー

GreedZz選手復帰後初のオフライン大会でしたが?
GreedZz選手「一年ぶりの復帰でしたが、まずは楽しかったです。ただリスポーンありのモードでは特に反省点が多く、自分の力を出せなかったのが悔しくて……。インゲームリーダーとしてもっとやれることがあると思うので、戦況を完璧に把握してチームを引っ張れるような選手になりたいです」
Hunt選手「昨年、突然リーダーのGreedZzが抜けて、僕が代わりにリーダーを務めていたのですがぽっかり穴が空いたような気持ちだったので、帰ってきてくれて本当に嬉しいです。自分自身いっしょにプレイしたいと思っていたので、やはりチームにいてくれると心強いです」
この後、今大会の所感を全選手に聞きましたが、敗戦直後という厳しい状態にもかかわらず「2位は全然満足できる結果ではない」、「実力が全然出せなかった、プレイに納得できていない」、「世界に挑戦できなかったことが、この結果が悔しい」、「次は絶対に勝ちたい」という熱い言葉が。今大会にかける気持ちの大きさと、勝利への情熱が感じられました。
優勝・準優勝チームへのインタビューは「勝者のみが世界に挑める厳しい世界」であることをあらためて浮き彫りにするものとなりましたが、シーズンは未だ始まっていない状態。自信、反省、そして具体的な成長の余地が次々と口にのぼるインタビューとなりました。だからこそ、全出場チームの今後の進化と躍進に期待が膨らみます。
今シーズンの日本代表決定戦も、白熱した戦いが起きることは間違いないでしょう。
そしてLibalent Vertexの皆さん、優勝おめでとうございます。ミネソタでの活躍を楽しみにしています!

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