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ついにシーズン王者が決定! 「Call of Duty Challengers日本代表決定戦 Spring」決勝大会レポート

5月10日(日)、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が主催する、PlayStation®4用ソフトウェア『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』(以下『CoD:MW』)の公式大会「Call of Duty Challengers日本代表決定戦 Spring」決勝大会が開催されました。

「Call of Duty Challengers日本代表決定戦 Spring」は、昨年実施されたプレシーズンマッチに続く2度目の国内公式大会。本決勝大会でついにシーズン王者が決定します。

決勝大会は当初3月末に大阪にて開催予定でしたが、既報の通り日本国内における新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み中止となりました。しかし、試合をオフラインからオンラインでの実施に変更、選手、出演者、制作スタッフの全員が在宅で参加できるように実施されました。

2月のオンライン最終予選から約3ヶ月弱の期間を経ての対戦となりましたが、大会自体は最終決戦ならではの手に汗握る展開が続きます。

WINNERS FINALのSCARZ対Libalent Vertexでは最終マップまでおよぶ白熱した接戦が繰り広げられ、両者は再びGRAND FINALで対峙。最後は前大会王者のLibalent VertexがSCARZを撃破し、見事「Call of Duty Challengers日本代表決定戦 Spring」の王座を勝ち取りました。

本記事では、「Call of Duty Challengers日本代表決定戦 Spring」シーズン王者を決める決勝大会の模様をレポートします。また、同大会の配信はアーカイブでも視聴可能です。トッププロが魅せた熱い試合をぜひご覧ください。

決勝常連チーム…新たなる刺客…。国内トップ4が激突

決勝大会には、オンライン最終予選 グループα 1位のSCARZ、2位のRush Gaming、そしてグループβ 1位のLibalent Vertex、2位のe NovatioNの、計4チームが出場。
オンライン最終予選の順位をもとにダブルイリミネーション形式のトーナメントが組まれ、各チームはWINNERS BRACKET (以下WB)からスタート。
試合は「HARDPOINT」、「SEARCH&DESTROY」、そして「DOMINATION」の3つのゲームモードで行われます。
WB1回戦とLOSERS BRACKET (以下LB)1回戦は2ゲーム先取制のBo3(Best of 3)形式、以降のWINNERS FINAL、LOSERS FINAL、GRAND FINALの3試合は3ゲーム先取制のBo5(Best of 5)形式で行われます。一度負けるとLBへと移行し、LBで負ければ敗退となるルールです。

【WB 1回戦 第1試合】SCARZが熟練したチーム力を披露

WB第1試合は、SCARZ対e NovatioN。Game 1 HARDPOINTでは、SCARZがリスポーンのコントロールなど細かなプレイを着実に積み重ね、250-167。
Game 2、PICCADILLYでのSEARCH&DESTROYは、1ラウンド目からe NovatioNのKitty選手が得意のスナイパーライフルで3連続キル。しかし、SCARZも、前線で暴れるNevvtonX選手、オールラウンドに動くAlice選手を中心に高いチーム力を見せつけ、試合は2−0でSCARZが勝利しました。

【WB 1回戦 第2試合】LV対Rush、因縁のマッチアップ

WB2回戦は、これまでも何度も対戦してきたLibalent Vertex対Rush Gamingの対戦。Nicochan選手が加入したRush Gamingとしては初のマッチアップですが、Game 1 HARDPOINTからLibalent Vertexが相手の動きを全て読み切っているかのような圧巻のゲームを展開します。
続くGame 2、Libalent VertexがピックしたGUN RUNNERでのSEARCH&DESTROYは、両者譲らずにラウンドを取得。5−4で迎えた10ラウンド目、Rush Gamingは1v2と人数不利な状況へ追い込まれますがGreedZz選手が冷静に対処し5−5。しかし、最終ラウンドはLibalent Vertexに軍配が上がり、試合は2−0でLibalent Vertexが勝利しました。
Inaba UR選手は、HARDPOINTで22キル10デス、SEARCH&DESTROYではハンドガンで1on1に撃ち勝つなど、初戦から凄まじい爆発力を披露しました。

【LB 1回戦】僅か2点差! 超接戦のHARDPOINT

LB1回戦はe NovatioN対Rush Gaming。互いに負けは許されない一戦。

試合の流れに大きく影響するGame 1 HARDPOINTは、この日もっとも多くピックされたAZHIR CAVEでの対決となりました。

試合を先に動かしたのはRush Gaming。一時は64点もの差を付けましたが、e NovatioNのHEARTs選手が敵の裏へ回り込みリスポーンを逆転させ、点数は一気にイーブンになります。

最終ポイントを240-239で迎え、勝負は残り10点の奪い合い。先手を取ったのはRush Gamingでしたが、e NovatioNが地点内を一掃しスコアは246-246。あと4点のところで再び試合はイーブン状態。最後は両者ともに前進し、地点での正面衝突を乗り切ったe NovatioNが僅か2点差で勝利しました。
Game 2 SEARCH&DESTROYでは、Game 1とは打って変わってRush Gamingがミスなくラウンドを重ね、パーフェクトゲームを見せつけます。
勝負はGame 3 DOMINATIONへ。前半からRush GamingによるA・B地点の2点取りの状態が続き、前半終了時点で55-108と大幅なリードを生み出します。後半もe NovatioNはそのペースを覆すことができず、最終的にマップカウント1-2でRush Gamingに軍配が上がりました。

【WINNERS FINAL】SCARZがLVを追い詰める

WINNERS FINALは今シーズン初対決となるSCARZ対Libalent Vertexの一戦。ここからはBo5(3本先取制)での対戦となります。

まずはGame 1 HARDPOINT。前半はLibalent Vertex優位で試合が進みますが、2周目2ポイント目でSCARZが地点を死守し、スコアは141−146。60点近く開いた点差を一気に5点差まで縮めます。

その後も互いにじわじわとポイントを積み重ね、213-221で最終ポイントへ。SCARZが猛攻を仕掛けますが、あと一歩届かず、試合は225-250でLibalent Vertexが勝利します。

Game 2は、GUN RUNNERでのSEARCH&DESTROY。実況解説が「(Libalent Vertexは)SCARZの攻めに解決策が出なかった」と称するほど、SCARZが鮮やかに作戦を決め、6−1の圧勝。また、SCARZのMiAKi選手は9キル3デスと、前線での強靭さを示しました。

Game 3 DOMINATIONでは、地点の保持チームが目まぐるしく変わります。終盤、AliceWonderland選手が5連続キルで地点を取り返すなどファインプレーも多々生まれましたが、Libalent Vertexが一瞬の隙も見逃さず、146-160でDOMINATIONを勝ち切ります。
続くGame 4 HARDPOINTは、SCARZが耐えに耐えて有利を守り、250-189で勝利。勝負の決着は、最終マップへと持ち越されます。
Game 5 SEARCH&DESTROYでは、Inaba UR選手が一瞬のうちに4連続キル。前線の相手をなぎ倒す様は、まさに「人間ブルドーザー」。
さらにLibalent Vertexには作戦の巧妙さも。A地点攻め、B地点攻めを上手く使い分け、勝負の駒を相手に見せるタイミングすらもコントロールし、SCARZは為す術なく殲滅。結果はマップカウント2-3でLibalent Vertexが一足先にGRAND FINALへ進出しました。

【LOSERS FINAL】SCARZ対Rush、往年のライバル対決

LOSERS FINALは、SCARZ対Rush Gaming。長年のライバルであり、Rush Gamingにとっては2月のオンライン最終予選 グループαのリベンジマッチでもあります。

Game 1 HARDPOINTでは、Rush GamingがARKLOV PEAKを選択。LB1回戦で落としてしまったマップとなり、修正力が勝負の鍵と予想されましたが、試合の流れは終始完全にSCARZ。250-85でSCARZが1本先取し、続くGame 2 SEARCH&DESTROYも6-5でSCARZが勝ち取ります。

後が無いRush Gamingは、Game 3 DOMINATIONで決死の粘りを見せました。ラスト1分で11点差。SCARZが負けじと追いかけますが、Nicochan選手のファインプレーが功を奏し、最後は4点差で逃げ切り勝利。
Game 4、決戦は再びHARDPOINTへ移ります。Rush Gamingは抜け目ないポジショニングで立ち向かいますが、SCARZの一点突破に対処できず。最後までSCARZが押し切り、マップカウント3−1でSCARZがGRAND FINALへ駒を進めました。

【GRAND FINAL】最終決戦、LV対SCARZの再戦!

最終対決はLibalent Vertex対SCARZ、WINNERS FINALと同じマッチアップでの再戦です。

Game 1 HARDPOINTは、SCARZがGUN RUNNERを選択。SCARZはLibalent Vertexの総攻撃を防ぎ、必死に食らいつきます。しかしLibalent Vertexの壁は硬く、最終スコアは250-217。

Game 2 SEARCH&DESTROYは、SCARZ痛恨のチームキル(TK)もあり、6−3。2マップ連続でLibalent Vertexが先制しました。

続くGame 3 DOMINATIONも、序盤からLibalent Vertexが攻め続け、一時は3点取りも成功させます。DOMINATIONの理解度、対応力を存分に示し、追いかけるSCARZを物ともせず184-126でLibalent Vertexが勝利。

蓋を開けてみるとGRAND FINALはLibalent Vertexのストレート勝ち。とどまる所を知らないLibalent Vertex。WINNERS FINAL、GRAND FINALと追い上げるSCARZに対して、さらに上を行くレベルの高さと冷静さで圧巻の今期2連覇を成し遂げ、世界大会への出場権を獲得しました。
今大会のMVPは、スコア平均3203、1試合平均20.10キルと止まらぬ勢いで躍進したInaba UR選手が受賞しています。

Libalent Vertex ショートインタビュー

もっとも苦戦した試合と、その感想を教えてください。
xAxSy「WINNERS FINALのSCARZ戦、GUN RUNNER SEARCH&DESTROYは
1-6で1番苦戦したんじゃないかなって思います。相手の作戦にハマってしまって、そのまま押し切られた感じでした」
GRAND FINALは接戦になったWINNERS FINALとは一転して、3−0のストレート勝利でした。その勝因はどのように捉えていますか?
xAxSy「SCARZ戦で負けたマップは選ばないようにしました。作戦は変えていないですね。GUN RUNNER DOMINATIONは特に力を入れて練習していたので、その成果を出せて嬉しいです」
今後の目標を聞かせください。
xAxSy「まずはオーストラリアのチームに不利な状況でもそれを上回る実力をつけ、APACの大会を優勝できるようにしたいです!」

SCARZ ショートインタビュー

決勝大会に向けてどのような点を強化してきたのでしょうか?
AliceWonderland「自分達のピックマップをしっかり取れるように、ピックマップに力を入れて練習してきました」
非常に接戦となったWINNERS FINALでのLV戦、印象的なシーンや感想を教えてください。
MiAKi「苦手だったSEARCH&DESTROYで完璧に試合を運ぶことができたので、自分たちの成長を感じることができました」
GRAND FINALで、全てGUN RUNNERをピックされた理由は?
AliceWonderland「マップの中でも有利不利が少ないマップなのでピックしました」
今後の目標、もしくはリベンジに向けた意気込み等があれば、お聞かせください。
全員「次は何が何でも”王座奪還”します」

Rush Gaming ショートインタビュー

今大会を振り返って、印象的な試合とそのゲームの感想を教えてください。
GreedZz「印象に残っている試合はLVとSCARZ戦のSEARCH&DESTROYです。活動休止中だった私たちが、今大会が発表された時どのように今回勝つかチームで議論した結果、Bo5で1番重要度の高いサーチに力を入れようという決断に至りました。大会が発表され、試合までの1週間、SEARCH&DESTROYのみに重点を置き、海外チームともScrimを計画して強化練習を行いました。実際の試合では練習の成果は出せたと思いますが、最後の最後で相手チームの好プレイに対応できず敗退してしまったので非常に悔しい思いをしました」
もっとも苦戦したゲームモードは?
GreedZz「活動方針変更以来、ほとんどチームで合わせていなかったHARDPOINTです。チームの動きもそうですが、個々人の弱い部分が多く露呈した結果になったと思います」
SEARCH&DESTROYではLV戦、SCARZ戦ともに6−5の接戦でしたが、チーム内ではどのような声を掛け合っていたのでしょうか?
GreedZz選手「LVとSCARZ戦のSEARCH&DESTROYは、相手の作戦の穴を探るように声かけをしていました。試合中は落ち着いてコミュニケーションが取れていたと思います。しかし、相手チームの対応も早く、ラウンドを取って取られてを繰り返し、最終ラウンドで惜しくも落としてしまいました」

e NovatioN ショートインタビュー

決勝大会に向け、どのような点を準備、強化してきたのでしょうか?
Kaiser「以前からHARDPOINTを課題として練習してきました。チームとしての連携力が足りていないことが明確に分かっていたので味方とクロスを組むことと、崩しの時のトレードの強化を重点的に取り組みました」
決勝大会を振り返っての感想を教えてください
Kaiser「決勝大会の結果は4位でした。2試合して、取れたのは1マップだけ。オンライン最終予選で1マップも取れなかったHARDPOINTを、決勝大会で試合には負けてしまったものの取ることができました。この1マップは今後の僕達の成長にとてもつながるものだと思います」
Summerシーズンに向けた意気込みをお聞かせください
Kaiser「自分達に足りない部分はハッキリと分かっているので本番までの短い期間で効率の良い練習をし、挑戦者として夏の大会に臨みたいと思います!」

CoDの熱い夏がはじまるSummerシーズンエントリー受付中!

次回大会、「Call of Duty Challengers日本代表決定戦 Summer」は、すでに登録受付を開始しており、早速5月末からオンライン予選が開始されます。
勝ち続けるLibalent Vertexと、今大会から上位に加わったSCARZ。彼らを脅かす新たなチームは現れるのか、そしてどのチームが再び決勝大会へ上がってくるのか。
『CoD:MW』シーズンの熾烈な戦いはまだまだ続きます。次回大会にもご期待ください。

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