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CDL特集

接戦連発の「Seattle Home Series」、制したのは新生Chicago Huntsmen

オンラインで行われた今回の「Seattle Surge Home Series」はPrestinni(Preston Sanderson)がFlorida MutineersからChicago Huntsmenへ大型移籍を果たしてから初のイベントとなりました。結果はどうやらChicago Huntsmenの「大勝利」だったと言って良さそうです。

Prestinni (Preston Sanderson)とArcitys (Alec Sanderson)の兄弟が揃ったChicago Huntsmenは、優勝まで一度もゲーム5を迎えることなく「Seattle Surge Home Series」を完勝してみせました。

それは新スタメンが揃ってから、わずか4日しか練習できなかった中での優勝でした。
なお、本イベント後の最新順位表は次のようになっています。
続いて、熱戦の数々が生み出した物語とその軌跡を紹介していきましょう。

Sanderson兄弟の初ハント、猟果は上々

Chicago Huntsmenは複数の専門家から今回優勝を予想されていましたが、その勝ちっぷりはまさに圧倒的という他ありませんでした。

まずラウンド1でParis Legionに勝利すると、Minnesota Røkkr戦では完勝を収めて準決勝進出を決定。日曜の本戦ではノックアウトステージでLos Angeles Guerillasを撃破して勝ち進んできたNew York Sublinersと対戦します。

New York SublinersはMack (Makenzie Kelley)を獲得して以来調子を上げてきていましたが、その勢いをもってしても「キング」Scump (Seth Abner)は止まらず。結果、Chicago Huntsmenが3-1で勝利を収めます。

ツイート訳: キングが決めた!
@scump が1v2を制しChicago @HuntsmenがNew York @Subliners 相手にシリーズを2-0でリード!
次はDOMINATIONです

そして迎えた決勝、Chicago HuntsmenはNew York SublinersのベンチウォーマーだったZer0 (Trei Moris)を獲得したLondon Royal Ravensと対峙します。

本大会、London Royal Ravensは接戦に次ぐ接戦をモノにし続けてここまで勝ち上がってきた状態でした。ラウンド1のLos Angeles Guerrillas戦でも敗北間際まで追い込まれ準決勝でもOpTic Gaming Los Angeles相手に苦戦。ゲーム5までもつれ込む試合でシリーズ2度の勝利を収めての決勝進出だったのです。

ここでLondon Royal Ravensが優勝を果たし、Zer0に地元でイベント初優勝を味あわせてあげられれば感動的な物語となったところですが…Chicago Huntsmenは「主役は俺達だ」と言わんばかりのプレイを連発。結果的にZer0の夢は次回に持ち越しとなりました。
とはいえ本イベントはLondon Royal Ravensにとって実りあるものだったと言って良いでしょう。特にSEARCH & DESTROY (Arklov Peak)でChicago Huntsmenを6-2で下したゲームは見事な内容でした。

ツイート訳:決勝戦、London @RoyalRavens がChicago @Huntsmen に反撃!
SEARCH & DESTROYを6-2で制し、スコア1-1に戻した!
シリーズ次戦はDOMINATIONです

しかしリスポーンありのマップではどうしても勝つことができず、DOMINATION (Gun Runner)では残り数秒で逆転敗北。翼をもがれたRoyal Ravensはそのまま落ち、Chicago Huntsmenはゲーム4を制して優勝を決めました。

ツイート訳: 1ポイント差での勝利だ!
Chicago @Huntsmen がDOMINATIONを155-154で勝利、
Home Series 2勝目に王手をかける!
London @RoyalRavens 、ここからゲーム5まで持ち込めるか?

振り返ってみれば、Prestinni (Preston Sanderson)の移籍で利を得たのは明らかにChicago Huntsmen側だったと言えるでしょう。もちろんFlorida Mutineers側も放出した結果として有望株Owakening (Joseph Conley)を獲得していますが、Chicago Huntsmenとしては移籍直後から結果を出すことができたわけですから。

ツイート訳: [インタビュー] @PlayStation Instant Reaction出演は優勝を果たしたChicago @Huntsmen@DylanEnvoy です。

[インタビュー訳] Envoy「このメンバーで練習できたのはわずか4日間だったけれど、
リスポーンありのモードでは常に相手の2手先を行くプレイができたと思う。
まだチームとして完全に仕上がってはいないけれど、
このメンバーで挑んだ初の大会で優勝できて嬉しい」と述べています。

一方のLondon Royal Ravensは2位という結果に満足こそしていないものの、Zer0加入以来「Call of Duty League」の順位では追い上げを見せており、上位を目指していく上でチームの「株を上げた」ことは間違いないでしょう。

その他の見どころ一覧

以下では、本イベントで起きたその他の見どころを紹介していきます。
  • New York SublinersとOpTic Gaming Los Angelesに復調の兆し: 前回イベントと同様に準決勝進出を果たし、再び20 CDLポイントを獲得したNew York SublinersとOpTic Gaming Los Angeles。この勢いを維持できれば、両チームはプレイオフ争いでも良い結果が望めそうです。
  • もう「Guerrillaポイント」とは言わせない: ついにSeattle Surge戦に勝利し、続くLondon Royal Ravens戦でもゲーム5にもつれ込む接戦を演じて「心の火は消えていない」ことを示して見せたLos Angeles Guerrillas。あとは残り3回のイベントで全力を尽くし、最下位の汚名を避けるためにポイントを積み重ねていくのみです。
  • Minnesota Røkkr、株価急落: 本イベントで10 CDLポイント、5月通算でも20 CDLポイントしか獲得できていない同チーム。コミュニティーからの意見に反して、コーチとスタッフからはメンバー変更をしないと声明が出ていますが…果たしてどうなるでしょうか。
  • Seattle Surge、地元で惨敗: 「CDLポイント獲得間違いなし」の声も虚しく惨敗を喫した同チーム。これほどの才能と実力者が揃ったチームが苦戦するなどおかしな話ではありますが、実際に苦しんでいるのですから受け入れる他ありません。次回は「Minnesota Røkkr Home Series」。果たして彼らはどんな手を打ってくるでしょうか。
  • Paris Legion、Warzone Weekendでは雪辱を果たすも…: 「Call of Duty League」のトーナメントでこれまでのように負け続ければウィナーズブラケットを勝ち上がることはできません。同チームは現在、本イベントを含めて6連敗中です。

Challengers大会、勝敗の行方

今回から本コーナーの方向性を変更し、3地域からひとつをピックアップして紹介していきたいと思います。残り6回のトーナメントでひとつずつ地域を取り上げることで、最終的に各地域における有望Challengersチーム・プレイヤーが見えてくることでしょう。

そして今週取り上げるのは…前回「1回限りだろう」などと書いてしまったMadCatの無所属チームについて。実は今回も、London Royal Ravensの元控え選手MadCat (Dylan Daly)率いる同チームが欧州地域の「Seattle Challengers Cup」で優勝を果たしています。

チーム名が2週間ごとに変わる同チームですが、メンバーは元Ravens AcademyチームのMadCat、同じくLondon Royal Ravens控えだったNastie (Byron Plumridge)、そしてWeeman (Connor Chilton)、Linney (Byron Linney)、Nolson (Nick Nolson)という「Call of Duty Championship」出場経験を持つベテラン3人となっています。

さて、MadCatが本トーナメントで優勝するには、欧州二強と呼ばれた強豪たちを撃破する必要がありました。

その欧州二強の一角はベテランDqvee (David Davies)率いるTeam WaR。第1~3回「Challengers Cup」と「Chicago Open」で優勝している彼らですが、前回に続いて今回もMadCatたちに敗北を喫し、2位という結果に終わっています。

もう一方はTeam Singularity。こちらは「Launch Weekend」と「London Open」で優勝している欧州地域のトップチームですが、Chain (Sam Dineley)脱退の穴を埋めるべく加入した18歳のGismo (Joey Evans)が出場するようになってからは3位常連チームとなっています。今トーナメントでも後の優勝チームであるMadCatたちと準々決勝で対戦して敗北、その後はTeam WaRに完敗してまたしても3位という結果に終わりました。

欧州シーンに興味のある方は、ぜひこちらの欧州地域トーナメント表もご覧ください。先述の3チーム(そしてベスト8チーム)の名前は、今後の要注目リストに加えておいて損はないはずです。

他の地域の結果については、Renegadesが制したアジア・太平洋地域トーナメントはこちらで、Atlanta FaZe Academyが優勝を果たした北アメリカ地域トーナメントはこちらでご確認いただけます。

ひとつの数字が示すもの

137 – Atlanta FaZeのPriestahh (Preston Greiner)、aBeZy (Tyler Pharris)、Cellium (McArthur Jovel)、そしてコンテンツクリエイターのVikkstar123の4名がWarzoneのBattle Royale Quads 1ゲームで挙げたキル数。公式最高記録。この時、ロビーの合計人数は135人でした。

オフの週にしては悪くない成績ですね!

ツイート訳:世界記録更新!137キルで首位返り咲き!やった!!!

大会屈指のビッグプレイ

本大会を以って、SlasheR (Austin Liddicoat)は史上屈指のアサルトライフルプレイヤーの称号を得ました。一部で「LiddiGOAT(苗字のLiddicoatとGOAT: Greatest of all time、史上最高を組み合わせた造語)」という評価に疑問の声が上がっていることを受け、SlasheRがその腕前を証明してみせたのです。
London Royal Ravens戦でシリーズ敗北が懸かったゲーム4、一時はキルストリークを14まで伸ばし、HARDPOINT 1ゲームで合計46キルを獲得しています。

ツイート訳: なんてゲームだ!

2度目のHARDPOINTで @OpTicGaming Los Angeles、@SlasheR_AL が46キルの活躍を見せて
London @RoyalRavens をゲーム5 SEARCH & DESTROYまで追い詰めます!

残念ながらOpTic Gaming Los Angelesはこの準決勝シリーズを落としていますが、この成績はHARDPOINT (Rammaza)の最高記録となりました。

今回の最優秀シリーズ

正直、OpTic Gaming Los Angeles対London Royal Ravensのシリーズはすべてのゲームが最高の盛り上がりを見せました。というわけで、これを今回の最優秀シリーズとします!
実は先ほどお話ししたゲーム4 HARDPOINTの直前、London Royal RavensはWuskin (Bradley Marshall)のスナイパーライフルが凄まじい勢いで敵を制圧し、あと一歩でシリーズ完勝というところまで試合を運んでいました。しかしOpTic Gaming Los Angelesはそこから大逆転の機運を見出しゲーム3に勝利。だからこそゲーム4におけるSlasheRの大暴れは強烈だったのです。

次のマップ

次回イベントは「Minnesota Røkkr Home Series」、現地時間6月5~7日の開催となります。果たしてMinnesota Røkkrは地元で活躍する姿を見せられるでしょうか。

彼らにとってリベンジの道のりは長く険しいものになるでしょう。初戦のグループAラウンド1はDallas Empire戦。なお、同じグループAではSeattle SurgeがAtlanta FaZe相手に大金星を狙います。

しかも次回トーナメントは強豪揃いで、もう一方のグループBでは暫定王者Chicago HuntsmenがFlorida Mutineersと対決。これは「大型移籍の真の勝者」をはっきりさせる戦いとも呼べるでしょう。またグループBではイベント唯一とも言える下位勢対決も予定されており、Toronto UltraとLos Angeles Guerrillasが対決。どちらが最下位に相応しいかを決める直接対決が行われます。

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