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CDL特集

これはデジャヴ?Paris Home SeriesでFlorida Mutineersが再びAtlanta FaZeを撃破

コール オブ デューティコミュニティの皆さん、ボンジュール!…今回はフランス語でお届けするわけではありませんのでご安心を。
まずは最新の順位表から。
続いてはこの結果に至った経緯を…

逃れられないもの: 死と税、Atlanta FaZeのフルセットマッチ連勝記録を台無しにするFlorida Mutineers

Atlanta FaZeファンの皆さんに良いニュースと悪いニュースがあります。
まず、良いニュースから。Atlanta FaZeは直近の8シリーズで6回もゲーム5にもつれこむ接戦を経験していますが、その6シリーズ全てに勝利しています。続いて悪いニュース。残りの2シリーズはどちらも対Florida Mutineers戦のトーナメント決勝で、しかも大敗でした。

今回の優勝でFlorida Mutineersは今シーズン初めてイベント2連覇・合計3勝を果たしたチームとなりましたが、本イベントは最初から好調。初戦でParis Legionに3-0 で完勝すると、Dallas Empire戦も3-1で勝利して日曜の準決勝進出を早々に決めています。

しかし準決勝のNew York Subliners戦では一転、New York Sublinersが白熱した展開となった最初の2ゲームをHARDPOINT 250-208、SEARCH & DESTROY 6-4で勝利します。

ツイート訳: New York @Subliners がSEARCH & DESTROYでも @Mutineers の猛攻を6-4でかわし切って勝利です!
Florida Mutineersは0-2と後がない状態でDOMINATIONへ!

しかしFlorida Mutineersがここでようやく覚醒。DOMINATION (Hackney Yard) でも接戦となりましたが、これをひっくり返して勢いを取り戻します。

ツイート訳: もう後がないFlorida @Mutineers 、DOMINATIONを153-146で制してシリーズの望みをつなぐ!
New York @Subliners は2-1で2回目のHARDPOINTへ!

その後は掴んだ勢いを活かしてゲーム5まで持ち込むと、最後のSEARCH & DESTROY (Arklov Peak)も勝ち切って2回連続の決勝進出を決めます。

ツイート訳:リバーススイープ(逆3タテ)完遂!
Florida @Mutineers が絶体絶命の状態から息を吹き返し、New York @Subliners を3-2で下しました!
Paris Home Seriesでも決勝進出、なんと2大会連続です

一方のAtlanta FaZeは通常運転。Toronto Ultra、New York Subliners、Dallas Empire相手に毎回3-2までもつれ込みつつ3連勝して決勝へ駒を進めます。
こうして迎えたAtlanta FaZe対Florida Mutineersの決勝戦。当初接戦になるかと思われた本シリーズはゲーム2 SEARCH & DESTROY (Piccadilly)のラウンド11で急展開を見せます。

ツイート訳: :  @Priestahh 、キル取れず!
Florida @Mutineers がSEARCH & DESTROYのラウンド11を取り、
@ATLFaZe 相手に2-0とリードを広げた!
あと1マップでParis Home Series優勝です!

Atlanta FaZeは決定的瞬間に勝ち切れなかったことが響いたのか、続くDOMINATION (Hackney Yard)では完全に失速。232-70で敗北してしまいました。

これで今シーズンのトーナメントも残りは3回。私達の頭に浮かぶ疑問もそろそろ具体性を帯びてきました。勢いに乗るFlorida MutineersはChampionship優勝候補筆頭となるのか?Atlanta FaZeはFlorida Mutineersに勝てないのか、それともこれを転機とするのか?と。
もちろんこれらの疑問に答えることなどできません。我々はただChampionship開催までの幾週間、各チームの奮戦を見守ることしかできないのですから。

その他の見どころ一覧

  • Paris LegionとOpTic Gaming Los Angelesに危険信号: いずれも今大会ベスト8で敗退していますが、この成績こそ両チームが早急な変更を必要としていることを示していると言って良いでしょう。
  • ウルトラ大好転: Atlanta FaZe相手に大金星かと思わせる善戦を見せて10ポイントを獲得したToronto Ultra。中でもCleanX (Tobias Juul Jønsson)の活躍は特筆に値するものでした。
  • 真の帝国(Empire)に挫かれたLondon Royal Ravens: 長期的に見ればLondon Royal Ravensにおそらく問題はないでしょう。しかし、どうやら現時点で彼らがDallas Empireを打倒することは難しいようです。
  • Dallas Empire、またしても貧乏くじ: 今回もAtlanta FaZeとFlorida Mutineersの両チームに敗北したDallas Empire。両チームに敗北するのは直近2週間で2度目です。
  • あと一歩が遠いNew York Subliners: 接戦を落とし続け、どうしても壁が超えられないNew York Subliners。本イベントでもAtlanta FaZeとFlorida Mutineers相手に3-2で敗北を喫しています。ゲーム5のSEARCH & DESTROYを一度でも勝てばベスト4チームだったのですが…。

Challengers大会、勝敗の行方

今回は激戦地域となった北アメリカ地域にスポットを当ててみたいと思います。

同地域には現在、突出したチームが複数存在しています。まず前回イベントの覇者Team Vengeance、UYU、Triumph、Sixth Gear、Carnage Gaming。さらには組織無所属チームにも元世界王者Parasite (Christopher Duarte)、Spoof(Tristan Green)、#GetBusy のハッシュタグでお馴染みのProFeeZy (Christopher Astudillo)たち率いる強豪が揃う群雄割拠の時代です。

しかし、本イベントではまずAtlanta FaZeについて取り上げざるを得ないでしょう。はい、あのプロチームのAtlanta FaZeです。

現在アカデミーチーム(人材育成用チーム)を所有するCDLチームはAtlanta FaZeのみですが、彼らは2月のAtlanta Open以来何度となくChallengersシーンで優勝を果たしてきました。

プロ経験者のGRVTY (Thomas Malin)とJurNii (Juan Antonio González Muñoz)の実力は言うに及ばず、FaZe Academyには将来有望な“このまま順調に成長していけばGRVTY・JurNiiと共にCDLスタメンを狙えるレベルの”若手が3人も揃っているのです。19歳のJimbo (Bryan Sabman)、18歳のSibilants (Daunte Gray)とVenom (Carlos Hernandez)は今後要注目です。

「人材育成」の面でAtlanta FaZeと比較できるCDLチームはFlorida Mutineersのみでしょう。同チームが主催する「Kraken Bounty」トーナメントは競技シーンの下支えと才能発掘を同時に行う素晴らしい取り組みとなっています。

もちろん他のチームもただ傍観しているわけではありません。トーナメントのオンライン移行以前にはLondon Royal Ravensもアカデミーチームを所有していましたし、Seattle Surgeも過去には人材を流動的に活用していました。

しかしシーズンの今後とその先を見据える必要がある以上、他チームも「スカウト/育成システム」の強化を避けて通るわけにはいかないでしょう。

この点において一部のチームは比較的有利だと言えるかもしれません。たとえばChicago HuntsmenはGeneral (Jordan General)が先導する形でリーグ屈指の育成システムを作り上げることが可能なはずです。Paris Legionもスタメンの半分がアジア・太平洋(APAC)地域出身である点を活かすことが可能でしょうし、New York SublinersはAttach (Dillon Price)が築いてきた日本のトップチームや南カリフォルニア地域のアマチュアコミュニティとの繋がりを活かすことも考えられます。この3チームは有益な活動をスタートしやすい状況にあると言えるのではないでしょうか。

他の11チームもこれに倣ってアカデミーチーム設立や新たな才能発掘活動に舵を切ることを願うところです。

最後に、APAC Openで10勝目(…10勝って!?)を達成したRenegadesヨーロッパ地域の強豪として存在感を誇示してみせたTeam WaRのリンクをこちらに置いておきます。彼らのプレイもぜひチェックしてみてください。

ふたつの数字が示すもの

19 – Atlanta FaZe所属Cellium (McArthur Jovel)の年齢。彼は日曜のToronto Ultra 戦SEARCH & DESTROYの1ゲーム最多キル記録を更新しました。

31 – Dallas EmpireのGM/コーチRambo(Ray Lussier)の年齢。彼は直近のWarzone Weekendで59名のプロらに混じってバトルロワイヤルを戦ってみせました。その活躍は先述のCelliumに劣らぬほどで、興奮必至・必見の試合となっています。

大会屈指のビッグプレイ

スタメン起用後初のトーナメントだった今回、CleanXは己の実力を証明する必要がありました。そしてNew York Subliners戦のHARDPOINT (Rammaza)、彼は素晴らしい活躍でその実力を世に知らしめることに成功。

最終的にチームを勝利させることはできませんでしたが、彼が今後もこのようなプレイを安定して披露することができれば、Toronto Ultraは念願の最下位脱出を果たせるでしょう。

今回の最優秀シリーズ

Toronto Ultraといえば…本イベントの「数字が示すもの」コーナーでCelliumとRamboの年齢を取り上げていなければ、私は彼らの凄まじい成績を特集していたでしょう。

何と言っても、「Call of Duty League」史上最速にして最も圧倒的なHARDPOINTゲームだったのですから。
シリーズ全編はこちらからご覧いただけます。

次のマップ

今シーズンも残すところあと3トーナメント。次回7月10日~12日、New York Sublinersが主催する「New York Subliners Home Series」から「Call of Duty League Championship」に向けた追い込みの幕が上がります。

グループAには共に進化を遂げたToronto UltraとParis Legionが直接対決する他、Los Angeles GuerrillasがAtlanta FaZe相手に運試しに挑戦。

グループBでは地元勢New York Sublinersが休養明けのMinnesota Røkkrと、Royal Ravensが安定を欠くChicago Huntsmenと対戦予定です。

最後に

シーズン終了と公式登録メンバーの確定期日も迫ってきたので、今回は各チームの「市場調査結果」を記した上で、新たな才能で増強を目指すチーム向けに「国際市場の有望株」を紹介してみたいと思います。

買い

  • Seattle Surge – 移籍先でスタメン落ちする可能性があることを理解した上で、誰かを放出する苦しい選択が求められています。残酷ではありますが、勝ちにいくなら今しかチャンスはありません。
  • Paris Legion – Week 5以来CDLポイントを獲得できていない以上、メンバー変更の必要性は相当高いと言えるでしょう。

売り

  • Toronto Ultra – 2対1のトレードで売り手と買い手がWin-Winになる組み合わせがいくつか存在します。
  • Chicago Huntsmen – Gunless (Peirce Hillman)が控え選手の中でリーグ最高の実力を誇るのは当然として、競合チームでも即スタメン入りする実力を持っています。彼のことを思うのであればChicago Huntsmenは他チームへ放出すべきでしょう。
  • Florida Mutineers – Maux (Chance Moncivaez)はおそらく控え選手としてリーグ2番目の実力を持ちます。競合チームにとっては有望株と交換してでも獲得したい優れた選手でしょう。
  • OpTic Gaming Los Angeles – 在籍する選手の実力に反して成績の安定感を欠く同チーム。 買い手側にとっては「良い取引」になりうる選手揃いなわけですが、OpTic側としてはチームの安定性を高めるトレードを見極める必要があります。

キープ

  • Los Angeles GuerillasとNew York Subliners – 両チームは既にトレードを済ませています。今は連携力を高めていく時期です。このままで問題ないでしょう。
  • Minnesota RøkkrとLondon Royal Ravens – いずれも中堅チームですが、既存のスタメン・控え選手で「Call of Duty League Championship」を戦い抜く術は見つかるはず。同じくこのままで問題ないでしょう。
  • Atlanta FaZeとDallas Empire – 両チームとも優れたメンバーで固められている上、チーム組織的にも今シーズンとその先を見据えたプランを持っています。このままでまったく問題ないでしょう。

国際市場の有望株

こちらでは、国際市場でひときわ輝く18歳プレイヤーたちを5名紹介してみたいと思います。プロレベルの育成環境で順調に成長していけば、いずれも来シーズンの最優秀ルーキー候補となりうる有望株です。

  • HyDra (Paco Rusiewiez) TrainHard Esport 所属 – CDC Openデビュー戦で3位、その後も常軌を逸したオンライン戦績を残しています。
  • Gismo (Joey Evans) Team Singularity所属 – London Openでベスト6の成績あり。現在はオンラインベスト3チームに所属しています。
  • Afro (Marcus Reid) Team WaR所属 – London Openベスト8の成績あり。過去にはヨーロッパのChallengersイベントで3度優勝も経験しています。
  • Crimzah (Kerrin Tuner)、Pred (Amer Zulbeari) Renegades所属 – アジア・太平洋(APAC)地域のオンライントーナメントで10勝を記録しています。

この5人は、「Call of Duty League」の下位チームならば今すぐ契約すべきプレイヤーです。オフシーズンになれば上位チームに横からさらわれてしまいますからね。

シーズン終了前の熾烈な人材市場、売るにせよ買うにせよ…辛口批評ファンを満足させる契約になることを切に願います。

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