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CDL特集

New York Subliners、地元でHome Series初優勝

本稿を始めるにあたり、まずは生粋のニューヨーカーとしてNew York Sublinersが地元ファンを沸かせる優勝を果たしたことを心から祝福させてください。ニューヨークがメジャースポーツで優勝したのは2011年のNFL(National Football Leagueの略)シーズン、イーライ・マニング率いるNew York Giantsがトム・ブレイディとNew England Patriotsを撃破したスーパーボウルが最後です。

もちろん今回の「New York Subliners Home Series」はスーパーボウル優勝ではありませんが、本大会におけるNew York Sublinersの優勝は大きな、本当に大きな出来事でした。単なるHome Series優勝ではなく「地元開催のHome Series優勝」だったのですから。同様に地元優勝を果たしたのは今シーズンで2チーム存在しましたが、オンライン形式移行後は今回が初です。ビッグアップル(ニューヨーク市のニックネーム)、やりましたよ!

なお今回、ニューヨークでの優勝はもうひとつの物語も生み出しています。
Temp (Donovan Laroda)といえば、コール オブ デューティのプロシーンで実力派のベテランと目される選手。しかしシーン屈指の名選手でありながら、彼にはメジャートーナメント優勝経験がありませんでした。何度も大会形式の変更に順応し、あと一歩のところまでたどり着いた回数は数知れず。しかし本大会、ついにTempは「その瞬間」を迎えることとなりました。
Temp所属のNew York Sublinersは、初戦のMinnesota Røkkr戦を3-1で勝利。最後にはZooMaa (Thomas Paparatto)が強烈なキルストリークまで見せるおまけ付きでした。
しかし日曜、ニューヨークの熱い期待はChicago Huntsmen戦を3-2で落としたことで一気に冷え込んでいきます。

ツイート訳: 今回のHome Seriesでも日曜の本戦出場を決めた @Huntsmen
New York @Subliners を3-2 で下します。New York はこれで今夜、敗退を懸けた試合を戦うことに。

しかし彼らは動揺を見せることなく、その夜の対London Royal Ravens戦を3-1で制して準決勝進出を決めます。
こうして迎えた日曜の本戦。New York Sublinersは大金星を狙うToronto Ultra相手に3-0で勝利(内容は数字以上の接戦でしたが)し、決勝へ駒を進めます。

ツイート訳: 3-0の完勝!New York @Subliners@TorontoUltra を倒して
地元開催のHome Series決勝進出、Chicago @Huntsmenと対峙します。

一方のChicago Huntsmenも今シーズン初の対戦となったAtlanta FaZe戦で圧勝し、再戦の舞台を整えるかのように決勝へと進出。
決勝戦のゲーム1は接戦となったものの、最終盤にNew York Sublinersがお手本のような防衛を見せてHARDPOINT (Rammaza)を250-238で制します。

ツイート訳:「Rammazaで @Temp と当たるな」、これが鉄則!
New York @Subliners が迅速なプレイスタイルを活かし、HARDPOINTを250-238で制します!
Chicago @Huntsmen は次のSEARCH & DESTROYで盛り返せるか

同じマップで行われたSEARCH & DESTROYではChicago Huntsmenが5-2の劣勢から逆転の勢いを見せるものの、最終的にはNew York Sublinersがラウンド10を制し、6-4でゲーム2も勝利。

ツイート訳:あと1マップ!
New York @Subliners がChicago  @Huntsmen 相手にSEARCH & DESTROYでも6-4で勝利!
続くDOMINATIONで流れを変えられるか?

その後のDOMINATION (Hackney Yard)でもNew York Sublinersは素晴らしいプレイを披露、自らがリーグのトップチームだと証明し、シーズン初のHome Series王座を手にしています。

ツイート訳:勝敗を決するプレイを決めたNew York @Subliners@Temp & @AccuracyLA@ScufGaming Play of the Game 獲得です。

本大会はニューヨークのファンとSublinersメンバーの双方が歓喜する結果となりましたが、Tempにとっては特に感慨深いものでした。

ツイート訳:Donny @Temp、ようやく「この時」を迎えました。

その他の見どころ一覧

ツイート訳:CDLポストシーズンを迎える準備はOK?CDL Champs 2020パックは各種設計図、プレイヤーサインステッカーなど充実の内容で期間限定販売中です。

  • 願い事は慎重に: 特にAtlanta FaZeファンの皆さん、Chicago Huntsmen戦について願う時は慎重に…。

ツイート訳:Chicago Huntsmenが @ATLFaZe を燃やし尽くす!
New York Home Series準決勝、 Chicago @Huntsmen がAtlanta FaZe相手に3-0で完勝です。

  • 敗戦が糧となるなら: Atlanta FaZeがトップチームであることに疑問はありません。ならばこそ、この厳しい敗戦を最大限の糧とし、今後の対戦に活かすことが求められると言えるでしょう。
  • ウルトラ大金星: Chicago HunstmenとAtlanta FaZeのシーズン初対戦が実現したのは、その前にToronto UltraがAtlanta FaZe相手に3-2で大金星を挙げたからに他なりません。この勝利はCDLコミュニティに大きな衝撃を与えるものでしたが、一方ではようやく、Toronto Ultraのメンバー変更が機能した証拠だと言っても良いでしょう。
  • London Royal Ravensに飛翔の時は?: Minnesota Røkkr戦を3-2で制した1勝が唯一の勝ち星となってしまったLondon Royal Ravens。しかしこの1勝は、地元開催となる次回「London Royal Ravens Home Series」に向けて多少の勢いをつける結果となりそうです。
  • Paris Legionの急降下が止まらない: Los Angeles Guerillas相手に3-0で勝利し、4月10日以来久しぶりにCDLポイントを獲得した同チーム。しかし残念ながら獲得ポイント数も足りず、時期も遅すぎたと言わざるを得ません。
  • ピザといえばニューヨーク: New York Sublinersが優勝した今なら言える、ニューヨークスタイルのピザこそ至高なのです!
  • 照準に捉えた: Rank Up Report(Activision社のブログ、英語です)の最新記事で、CDLスナイパーの個人的トップ3があがっています。よかったらご笑覧ください。

順位表

本大会による順位の変動はわずかでしたが、Minnesota Røkkrに注目しています。というのも、彼らがウィナーズブラケット枠から落ちる…つまりトップ8よりも下になる可能性が出てきたからです。

そうなる可能性は次の通り:

  • New York Sublinersが次回「London Royal Ravens Home Series」で準決勝に進出する。
  • London Royal Ravensが次回決勝に進出する。
  • OpTic Gaming Los Angelesが残り2回の大会で50 CDLポイントを獲得する。
  • Minnesota Røkkrが「Toronto Ultra Home Series」で0-2の成績を残す。
  • Toronto Ultraが地元開催のHome Seriesで優勝する。

もし以上の条件がすべて揃った場合、Minnesota RøkkrはタイブレーカールールによりLondon Royal RavensとToronto Ultraに直接対決成績で負けることになるのです。

クレイジーかもしれませんが…可能性としては存在します。

3つの数字が示すもの

141 – Chicago Huntsmen vs Atlanta FaZe戦が実現するまでにかかった日数。彼らに直接対決の可能性があったのは2月後半の「Atlanta FaZe Home Series」以来でした。

45 – Chicago HuntsmenがAtlanta FaZeに完勝する上で要した分数(休憩時間を含む)。

15 – 対Atlanta FaZe戦ゲーム3 DOMINATION (Hackney Yard)で、シリーズ勝利に王手をかけたChicago HuntsmenのPrestinni (Preston Sanderson)が1ライフで挙げたキル数。

ツイート訳:ここで @Arcitys が1v2を制していく!

Challengers大会、勝敗の行方

不動の王者、Team WaR。今回の優勝によりヨーロッパ地域Challengersシーンのランクは一ヶ月以上変動なしとなりました。

6月初頭、Team WaRは25歳のベテランPeatie (Adam Peate)を放出し、ヨーロッパ地域の有望株にしてPeatieよりも7歳若いAfro (Marcus Reid)を獲得。一方のPeatieは神童と呼ばれたDefrag (Adam Matthew)と共にTrainHardへと移籍します(Defragは1ヶ月半前に同チームを脱退した後の復帰)。

その後TrainHardはヨーロッパ地域5回目にして最後の「Challengers Cup」でTeam WaRに次ぐ2位(5月以来チーム最高順位)の座を確保。

そうして迎えた今大会は、ヨーロッパ地域にとってこれ以上ないドラマチックな対決の舞台でした。果たしてTrainHardは不動の王者Team WaRを玉座から引きずり落とせるのか?と。

しかし現実は非情。Team WaRはまたしても驚異的な勝負強さを見せ、2回連続でグランドファイナルを3-2で制して優勝したのです。TrainHardは二回連続でゲーム5のSEARCH & DESTROYを勝てば優勝という状況まで来ながら、毎回チャンスを逃します。

確かに「Team WaRはヨーロッパ地域最強のチームではない」と評価する人もいます。しかし彼らが5大会連続優勝を果たし、ヨーロッパ地域のChallengersイベントで12回中9回優勝しているという事実は変わりません。

なおアジア・太平洋地域ではRenegadesがまたしても優勝を果たしており、北アメリカ地域では最後まで熱戦が続いています。

シリーズ全編はこちらからご覧いただけます。

次のマップ

レギュラーシーズンもあと2大会を残すのみとなりました。次のイベントは7月17~19日、London Royal Ravens主催の「London Royal Ravens Home Series」です。エリミネーションブラケット(9~12位)回避のかかったLondon Royal Ravensにとっては大きなプレッシャーのかかるイベントとなります。

そのLondon Royal RavensはグループA初戦でSeattle Surgeと対戦します。なお、グループAでは同じくエリミネーションブラケット回避のためメンバーを大幅に入れ替えたOpTic Gaming Los Angelesが勢いに乗るFlorida Mutineersと当たります。一方のグループBでは今回のイベント王者New York SublinersがLos Angeles Guerrillasと、Paris LegionがDallas Empireと対戦する予定となっています。

あなたがMinnesota Røkkrファンならば、何はさておきLondon Royal RavensとNew York Sublinersを大いに応援してください(その理由は上の通りです)。

そしてChicago Huntsmen、Atlanta FaZe、Toronto Ultraのファンの皆さんもCDL Championshipsのシード権争いがまだ残っていますから、どうぞお見逃しなく。

では今回は、コール オブ デューティファン全員へ向けた注意事項で締めくくりましょう。ここからの2週間はCDL Championshipの行方を占うシーズン屈指の盛り上がりが期待されます。声援と心の準備を万全にしておいてくださいね!

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