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CDL特集

Call of Duty League、新時代の幕開け

米国・ミネアポリスで開催された「Call of Duty League Launch Weekend」。それはCall of Dutyの競技シーンに新たな時代が到来したことを示すイベントとなりました。

Paris Legion、London Royal Ravens、Florida Mutineers… あるいはすべてのチームにリスペクトを

Paris Legionは様々な格付けランキングで最下位と評されたチームです。
「Parisはああだこうだと言われるのは当然いい気分じゃないです」
KiSMET (Matthew Tinsley)は、所属するParis Legionについて尋ねられるとこう語りました。
「僕らは強い。そこはちゃんと認めてほしい。チームが最低評価を受けるのは腹立たしいけれど、それも諸刃の剣です。格下扱いでプレイするのは愉快な面もあるけれど、試合外ではやっぱり腹が立つ。だって僕らは強いから。評価はもう少し高くても良かったと思います」
このプレスカンファレンスの15分前、Paris LegionはOpTic Gaming Los Angelesを3-2で撃破しています。最終的には長いシリーズになりましたが、Paris Legionが大差で負けたゲームは最初のSearch & Destroyのみでした。
この週末の「大番狂わせ」はこれに留まりません。KiSMETのコメントは、今回評価を大きく上げた他のプロたちの気持ちを雄弁に語ったものだったといえるのかもしれません。
例えば、大本命視されていたNew York Sublinersに勝利を収めたLondon Royal Ravens。シリーズで1ゲームしか行われなかったSearch & Destroyではwuskin (Bradley Marshall)がスナイパーで凄まじい活躍を見せて圧勝劇に花を添えています。

ツイート訳:なんと  @wuskinz が1v3を制していく! @RoyalRavens がまずはリード!

ツイート訳: スモーク越しに決めた!!! @wuskinz

また、大外れだったのは「北アメリカびいき」のランキングだけに留まりません。金曜にはFlorida MutineersがSeattle Surgeを撃破し、真のランキング順位を世界に見せつけました。

ツイート訳:ランキングでは10位なんですがね 😂😂😂

ここまでくると格付けランキングの必要性に疑問符が付きそうですが、これは当然必要です。過去にはコミュニティで様々な議論もありましたが、格付けランキングはファン、メディア、あるいはプレイヤー同士でのコミュニケーションを活性化し、試合前の(時には試合中の)盛り上がりを生み出すからです。
一方で、今回の「Call of Duty League Launch Weekend」は我々にひとつ重要なことを教えてくれました。ランキング最下位だろうと、ステージに上ったプレイヤーには無関係だということです。これは同イベントで惜敗したチーム(Seattle Surge、New York Subliners、 Dallas Empire、OpTic Gaming Los Angeles)も同じで、彼らにも当然今シーズンのメジャートーナメントや「Call of Duty League Championship」で優勝するだけの実力があります。
これはファンにとって最高に盛り上がる状況だということに他なりません。毎週末、毎イベント、どこが勝つのかを楽しみにしながら観戦できるのですから。

安定感を見せたRØKKR

Minnesota Røkkrファンにとって初の公式イベントとなった今回は大満足の成績に。今後も地元でのHome Seriesを控える彼らはその期待値をぐっと上げる結果となりました。
そして客観的に見て、Minnesota Røkkrはその期待を背負えることを証明する試合を見せてくれたと言ってよいでしょう。
例えば、初日のLos Angeles Guerrillas戦も3-1で勝利しています。観衆にはMinnesota Røkkrファンが多く、「悪役」ことACHES (Patrick Price)には強烈なブーイングが飛びました。

ツイート訳:ミネソタに捧げる勝利! @ROKKR が地元で @LAGuerrillas 戦を3-1で制す!

そして日曜、地元ミネソタのファンで埋め尽くされた会場ではToronto Ultraとの「北部決戦」が実現。強敵Seattle Surgeを言葉では表しきれないほどエンターテインメント満載の試合の末に撃破してきたToronto Ultra相手に、Minnesota Røkkrはまたしても3-1で勝利を収め、ファンを大満足させます。
「ミネソタのファンは最高ですよ。初戦が始まる前からずっとサポートしてくれて、声援も熱量も素敵だった。これから1年こんなファンを代表して戦えるなんてワクワクします」とSiLLY (Justin Fargo)も語っています。

いくつもの物語

ミネソタで生まれた物語はもちろんこれだけに留まりません。以下、箇条書きでまとめます。
● Atlanta FaZeは本イベントで前評判通りの大活躍を見せた数少ないチームとなりました。イベント通算2勝0敗という結果はもちろん、落としたゲームはNew York Subliners戦の1ゲームのみ。また土曜のDallas Empire戦は完勝しています。
● Chicago Huntsmenもまた、無敗でイベントを終えています(見事なパフォーマンスで最大のライバルOpTic Gaming戦に勝利し、さらにDallas Empire戦も勝利)。これで彼らはAtlanta FaZeと並ぶトップチームであることを証明してみせました。
● ライバル関係といえば忘れてはならないのがACHESですが、本イベントでは所属するLos Angeles GuerrillasがFlorida Mutineersを3-2で破った試合でハリウッド俳優ばりのパフォーマンスで悪役を演じ切り、今や「みんなのライバル」という立ち位置を確立してみせました。

ツイート訳:ミネソタファンが最も気に入った@PlayStation Instant Reactionは @LAGuerrillas が3-2で勝利した後の@ACHESのリアクションに決定😂

● 圧倒的低評価を受けたチーム同士の一戦(あるいはヨーロッパ対決)は、Paris LegionがLondon Royal Ravensに完勝する結果となり、KiSMETが前日に言い放ったトラッシュトーク(挑発的発言)を実現する結果に。ちなみにKiSMETはこの後もさらにトラッシュトークを重ねています。
● では最後に、ミネソタでの激戦を終えた現在の順位表を見てみましょう。

Call of Duty Challengers

今回のイベントは賞金総額25万ドルが提供されました。本トーナメントには北アメリカ、ヨーロッパ、APACの全3地域から合計165チームが出場しており、プロのアカデミーチームも多数参加。その実力をしっかりと見せました。

ツイート訳:Call of Duty Challengersアマチュアシーン&アカデミーチーム。そこには曇りなき情熱がある。

激戦となったオープントーナメント、その覇者はTeam HybridとSeattle Surgeのアカデミーチームを撃破したTeam Singularity (拠点: イギリス)となりました。
Grand Finalでは2度も3勝先取(Best of 5)シリーズを戦うことになったTeam Singularityでしたが、Chain (Sam Dineley)がSearch & Destroyで大活躍を見せてシリーズを押し切り、そのままメインステージで表彰されています。

ツイート訳:Search & Destroyで @EmigrantChain が17キルを挙げ、 @SNG_Esports@ggHybridGaming 相手に2-0でリード!

もちろん活躍したのはChainだけではありません。Detain (Jed Mulcahy)、Insight (Jamie Craven)、Bidz (Luke Biddle)、Maple (Jack McCartney)の4人もそれぞれのロール(役割)でプロレベルのパフォーマンスを見せました。ヨーロッパ地域のチームとして素晴らしいプレイだったと言えるでしょう。次のCall of Duty Challengersが地元であることを考えれば、彼らが連覇に向けて燃えていることは間違いないでしょう。

舞台裏の一幕

双子兄弟のArcitys (Alec Sanderson)が別チーム所属になってからプロ初勝利を挙げたことを受けて。
「初戦のあと、本当にアイツのことが誇らしかった。(Chicago Huntsmenの)チームメイトとしっかり連携した上で自分の実力を証明してみせたんだから。勝利の瞬間は涙がこぼれたよ」– Florida Mutineers Prestinni (Preston Sanderson)
試合後のプレスカンファレンス会場に入場した直後、フラッシュの嵐を受けて。
「Dylan、フラッシュバン使った?」– London Royal Ravenswuskin (Bradley Marshall)

ひとつのデータが示すもの

「0」、 Hardpointで100ポイント未満しか獲得できなかったチーム数。このデータはあらめて、Call of Duty Leagueのレベルの高さを物語っていると言えるでしょう。

時の流れ、話題のアレ

「Call of Duty League Launch Weekend」の直前、Dallas Empireは「The Beginning」という短編ドキュメンタリー動画を公開しました。その中でCrimsix (Ian Porter)は、Chicago Huntsmenに入団できないことが確定して以来、毎日OpTic Gaming在籍時のChampionship優勝ポスターを眺めてモチベーションを高めていると語っていました。
しかし後にChicago HuntsmenがDallas Empireに勝利すると、ホストデスクに招かれたScump (Seth Abner)は過去の自分も映っているポスターがCrimsix の部屋に貼られていることに対し強烈なトラッシュトークで応戦します。

ツイート訳:俺はお前の想い人かよ💀@scump

私がCrimsixなら、Dallas EmpireがChicago Huntsmenに引導を渡すチャンスとなるであろうロンドントーナメントのGroup Playに向けて入念な準備を始めることでしょう。

次のマップはピカデリー… ではなくロンドン

2月8~9日にカッパー・ボックスアリーナ(イギリス)でシーズン初のプロトーナメントに臨むのはDallas EmpireとChicago Huntsmenだけではありません。
グループAは初白星獲得を切望するSeattle Surge、そして再びロンドンの観衆を沸かせて勢いに乗りたいLos Angeles Guerrillasというメンツに。
そしてグループBにはホストであるLondon Royal Ravens、未だ評価の低いParis Legion、未だ実力を出せていないNew York Subliners、そして未だミネアポリスでMinnesota Røkkrに「格下」扱いされたままのToronto Ultraが入ります。

ロンドン開催となる次のイベントは2月8~9日開催です。Call of Duty Leagueの最新情報(英語)はTwitterInstagramFacebookYouTubeをご覧ください。

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