第4回

第4回

熾烈な戦いが続くリーグ戦もついに終盤!「CoD:WWIIプロ対抗戦」第4回レポート!

日本最強チームの座を賭けて、プロ6チームが全30試合(総当たりを2周実施)にわたるリーグ戦を戦い抜く「コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦」。リーグ戦は、5ヶ月間、各月6試合ずつが行われ、成績上位2チームが東京ゲームショウ2018で行われるグランドファイナルに進出する。第3回までの結果は、首位DetonatioN Gamingが17ポイントと頭ひとつ抜けており、2位タイのLibalent Vertex、Rush Gamingは13ポイントとなっている。本記事は7月21日(土)に配信を実施した3試合にフォーカスを当ててお届けする。

首位争いが苛烈を極めた第4回

MC 岸 大河氏、実況 k4sen氏、そして解説 鈴木 ノリアキ氏というお馴染みの3名を迎え、配信がスタート。配信冒頭では第3回までの累計スコアにおいて、全てのルールでのK/D比で5位以上をキープしているRush Gaming Ngt選手をフォーカス。プロ対抗戦もグランドファイナルを除けばあと2回、下位チームにとっては首位争いに食い込める最後のチャンスでもある今回は、全ての試合が重要な局面となる。

第1試合『Rush Gamingラッシュ ゲーミング VS SunSisterサンシスター

ゲーム1
モード:HARDPOINT
マップ:LONDON DOCKS

ゲーム2
モード:SEARCH & DESTROY
マップ:LONDON DOCKS

ゲーム3
モード:CAPTURE THE FLAG
マップ:FLAK TOWER

ゲーム4
モード:HARDPOINT
マップ:VALKYRIE
左からNami、WinRed、GreedZz、Ngt
左からChip、bigfoot、Kitty、Gorou
2位タイRush Gamingと相対するのは、現在6位のSunSister。Rush Gaming Ngt選手は「第3回ではアメリカのスタイルを取り入れようとして、噛み合わないプレイングをしてしまいました。今回は原点に立ち戻り、自分たちの力と直感を信じて戦います」と語り、同チームのリーダーGreedZz選手も「(追う立場になったが)そこは関係ない。試合中はスコアのことを忘れ、集中して勝ちに行きたいです」と冷静にコメントした。対するSunSisterはRush GamingのAR陣をどう抑えるかがポイントとし、スモークを有効活用して行きたいと対策を語るとともに、リーダーChip選手は「SunSisterとして、自分達のプレイスタイルを全面に押し出したプレイがしたいです。全ての試合で”俺たちがSunSisterだ!”という爪痕を残したい」と語っている。

LONDON DOCKSでのHARDPOINTは、開幕8秒でのNami選手のファーストブラッドにGreedZz選手が続き、そのままRush Gamingが第1拠点を固めていく展開に。第2拠点もNami選手が高い位置で相手を押さえ、Rush Gamingはポイントを97まで一方的に進めていく。SunSisterは第2拠点を諦め、先立って第3拠点を4名全員で押さえることでポイントを奪取するも、続く第4拠点はWinRed選手のダブルキルを起点にRush Gamingが拠点内を一掃、そのまま127ポイントまで重ねていく。WinRed選手を倒し第4拠点を奪取したのはbigfoot選手だったが、ほぼポイントを加算できないまま拠点が移動。すでに第5拠点はRush Gamingが先に固めていた。1周目が終わった段階では81ポイント差でRush Gamingがリード。2周目も第3拠点でSunSisterが仕切り直しを狙うという1周目と似た形の展開になったが、ここは中央から切り開いたGreedZz選手が拠点を奪っていく。その後Kitty選手の4連続キルでRush Gamingの守りに突破口を開くも、序盤の点差は覆せず、ゲーム1は250-130でRush Gamingが勝利した。
左からNgt、Nami
LONDON DOCKSでのSEARCH & DESTROYは、Rush Gamingの攻めからスタート。GreedZz選手が爆発物を手にB拠点に向かうも、Kitty選手のグレネードでNami選手がダウンし、Rush Gamingは出鼻をくじかれた形となる。最後はGorou選手とNgt選手というAR同士の1vs1となったが、Gorou選手が撃ち勝ってSunSisterが先制ポイントを獲得した。ラウンド2は初動でGreedZz選手が銅像の位置まで上がり、それをNgt選手がカバーするような布陣となる。直後、WinRed選手が裏取りでGorou選手を倒し、そのまま人数有利を作ったRush Gamingが1ポイントを返していく。ラウンド3はNami選手&GreedZz選手、WinRed選手&Ngt選手と2組に分かれて広く展開し、WinRed選手がSunSisterをかく乱している間にRush Gamingがキルを重ね、2-1とポイントを重ねた。しかしその後はSunSisterのターン。1ポイントを返し2-2とした次ラウンドでは、拠点を防衛するbigfoot選手のダブルキルによって生まれた時間でGorou選手が爆発物を解除し2-3とリード、続く6ラウンドはKitty選手がファーストブラッド、WinRed選手が後衛のChip選手を倒すもbigfoot選手がうまくカバーし、2-4とリードを広げた。ラウンド7はSunSisterの4人全員が息を合わせて敵陣へ攻め上がる独特なフォーメーションを取り、虚を突かれたRush Gamingは対応が出来ずオールダウン。最終ラウンドとなったラウンド8はKitty選手のファーストブラッドにGorou選手が続き、滑空爆弾の2連発でRush Gamingを圧倒。ゲーム2は2-6でSunSisterが勝利した。
Chip選手
ゲーム3はFLAK TOWERでのCAPTURE THE FLAG。勢いに乗るbigfoot選手がファーストブラッドを取るも、WinRed選手からNami選手、GreedZz選手とキルが続き、序盤はRush Gamingの有利状況となる。その後、サイドから上がるChip選手をNami選手が抑え、GreedZz選手もダブルキルでSunSisterの攻撃を的確に止めていく。中盤、Ngt選手による中央キープおよびWinRed選手の最前線でのかく乱が功を奏し、GreedZz選手によってRush Gamingが1ポイント先取。しかしその後はSunSisterがRush Gamingを3枚ダウンさせ大きなチャンスとなり、1ポイントを奪還。前半は1-1で折り返した。

後半はお互いオフェンシブな立ち上がりで、最前線が混沌とした時間帯が続く。試合が動いたのは3:05。Kitty選手が飛び出して旗を奪取し、Nami選手、Ngt選手の二人で追いかける展開となるも、Chip選手のカバーが入りSunSisterが1-2とリード。そのまま全員で前線を上げるという賭けに出たSunSisterだが、これは成功。飛び出したbigfoot選手が旗を止めようとしたWinRed選手を仕留めて1-3とリードを広げる。Rush GamingはNgt選手が旗を奪取し設置場所まであと少しのところまで辿り着くも、SunSisterの連続砲撃で入れず、手元を離れた旗はWinRed選手に、そしてGreedZz選手に渡り、そのまま辛くもダイブして2-3と詰め寄った。残り30秒、ラストワンプレイにかけたRush Gamingがさらに追加で旗を取り、3-3で延長戦へともつれ込んだ。

延長戦は序盤からGreedZz選手、Nami選手のキルが重なり、Rush Gamingがそのまま40秒という好タイムでフラッグを獲得。後半SunSisterは40秒間でポイントを取らざるを得ない状況となったが、守れば良いという状況のRush Gamingの陣形を崩すことができず、全く旗を進められないまま試合終了。ゲーム3は4-3でRush Gamingが勝利した。
左からNgt、Nami、WinRed、GreedZz
ゲーム4はRush GamingがチョイスしたVALKYRIEでのHARDPOINT。bigfoot選手のファーストブラッドから序盤はSunSisterの流れとなり、第1拠点で44ポイントを獲得。しかし、Rush Gamingは第2拠点の周りを先立って包囲し、有利状況を作ってから落ち着いて逆転。第3拠点は先にSunSisterが抑えたが、GreedZz選手、WinRed選手の活躍によってSunSisterが人数不利を背負う形に。続く第4拠点もRush Gamingが押さえ、WinRed選手がトリプルキルでSunSisterの攻めを完全に無効化。近距離戦闘の激しいVALKYRIEだが、1周終了時点でGreedZz選手のK/Dは16/9、WinRed選手も17/8とRush Gaming SMG勢が絶好調。ポイント有利のまま2周目に突入したが、第1拠点は先に固めていたSunSisterが辛くも拠点を維持しポイントを重ねる。Rush Gamingは1周目と同様に早い段階から第2拠点を固めていき、そのまま各個撃破で200ポイントの大台に乗る。第3拠点ではハードポイント内のNgt選手をGorou選手が止めて再び状況をイーブンに戻すも、最後はGreedZz選手が拠点内の敵を一掃して打開、そのままWinRed選手がポイントに乗り続けて250-171でゲームセット。第1試合は3-1でRush Gamingが勝利した。
キレのあるプレイングを取り戻し、3-1とポイントを重ねたことに対して、Rush Gaming Ngt選手は「前回は全員がお手本通りの行動を取ろうとした結果、行動が遅くなりがちでした。今回は自分自身の直感と判断に従って、ARながら裏取りを積極的に行ったりと意外性のある行動も取り入れました。全員がそれぞれの判断を信じて戦えたのが勝因だと思っています」と語ってくれた。

第2試合『DetonatioN Gamingデトネーション ゲーミング VS SCARZスカーズ

ゲーム1
モード:HARDPOINT
マップ:LONDON DOCKS

ゲーム2
モード:SEARCH & DESTROY
マップ:SAINTE MARIE DU MONT

ゲーム3
モード:CAPTURE THE FLAG
マップ:ARDENNES FOREST

ゲーム4
モード:HARDPOINT
マップ:ARDENNES FOREST
左からxAxSy、GaIiard、GenGar AX、AIiceWonderIand
左からHunt、Panther、Ponty、Leisia
単独首位のDetonatioN Gamingと、現在5位のSCARZの一戦。SCARZにとっては、この試合でいかに点差を詰められるかが首位争いに食い込めるかどうかの重要な一戦となる。DetonatioN GamingリーダーのAIiceWonderIand選手は「ここなら絶対に負けない、という得意マップを増やす方針で練習をしています。点差もあるため、3-0にこだわり過ぎずトータルで負けないよう組み立てています」と戦略的な見方をする一方、GenGar AX選手は「点差を維持するのではなく、第5回に向けて出来るかぎり(他のチームを)突き放したいです」という強い意思を見せていた。対するSCARZは苦手意識のあったHARDPOINTを重点的に練習しており、配信外試合では2位タイのLibalent Vertexを同ルールで下すなど着実に実力を上げて来ている。Ponty選手は「リスポーン管理を完璧にして、有利に立ち回りたい」とコメントし、自信を覗かせた。

ゲーム1はLONDON DOCKSでのHARDPOINT。ファーストブラッドはGenGar AX選手だが、先に第1拠点を押さえたのはSCARZ。すぐさまAIiceWonderIand選手が拠点内のHunt選手を倒し拠点を取り戻すも、SCARZは既に第2拠点を意識した立ち回りを行っており、第2拠点ではSCARZが有利陣形を作ってポイントをフルに取って行く。DetonatioN Gamingは第3拠点に向かうも、SCARZのキルが重なって拠点内のGaliard選手を残すのみとなる。Galiard選手が辛うじて生き残ったことでSCARZの動きが抑制され、そこにDetonatioN Gamingのカバーが刺さったことで再び拠点を奪取。一方、次の拠点を固めに行ったSCARZを止めるためにAIiceWonderIand選手が動くも、ここはうまくPonty選手がカバー。しかし、すかさずxAxSy選手ががサイドから入りダブルキル、第4拠点も再びDetonatioN Gamingがポイントを重ねていく。ここまでで19キルを重ねたxAxSy選手はキルストリークが全て溜まっており、ポイントが拮抗する中で滑空爆弾を選択。これによってSCARZのリスポーン地点が変わり、DetonatioN Gamingは良い流れを作っていく。1周目のスコアは108-118とほぼイーブンだが、2周目の第1拠点は既に有利状況のDetonatioN Gamingががっつりと固めており、Galiard選手も8連続キルによってスコアストリークを全て溜めきっている状況。滑空爆弾から連続砲撃と、全く第2拠点内に入らせない展開を作り、そのままDetonatioN Gamingがポイントを200の大台を乗せていく。しかし、第3拠点はLeisia選手の飛び出しからのトリプルキルで状況が変わり、そのままHunt選手が最後まで残ってポイントを166まで伸ばす。続く第4拠点は再びDetonatioN Gamingのポイント加算からスタートするも、激しい撃ち合いののちPanther選手が拠点を奪っていく。しかしAliceWonderland選手が驚異的なエイムによって3連続キル、カバーに入ったPonty選手もGaliard選手が仕留めてポイントは再びDetonatioN Gamingへ。その後、xAxSy選手が戦闘機乗りによるダブルキルをするもLeisia選手がその分のダブルキルを取り返し、状況はほぼイーブンに。しかし、この時点でポイントは231-182とDetonatioN Gamingが優勢。SCARZは有利状況を作るもポイントのビハインドをわずかに取り戻せず、最後はGaliard選手のダブルキルによって試合は終了。ゲーム1は250-207でDetonatioN Gamingが勝利した。
xAxSy選手
ゲーム2、SAINTE MARIE DU MONTでのSEARCH & DESTROYはDetonatioN Gamingの攻撃からスタート。B拠点にグレネードを投げてから進む鉄板の立ち回りを見せ、先頭のAliceWonderland選手がダブルキルを皮切りに、そのままDetonatioN Gamingが先制。ラウンド2はHunt選手のグレネードによるファーストブラッドからスタート、ponty選手がSRで最後列を守りつつ、Panther選手とLeisia選手が前線を制して1ポイントを取り返す。ラウンド3はSCARZが有利位置からDetonatioN Gamingの人数を減らし、最後に残ったGenGar AX選手も1vs4状況は対処できずSCARZが1-2とリード。ラウンド4は1vs1状況のGaliard選手が撃ち勝ち、そのまま爆発物解除にも間に合い2-2と同点に追いついた。ラウンド5はDetonatioN Gaming xAxSy選手が残り10秒を切ったところでA拠点に爆発物設置を行うという賭けに出る。2vs3の人数不利状況ながら、AliceWonderland選手は出会い頭にPanther選手を倒し、直後にxAxSy選手がダブルキルを達成し3-2とした。しかし、その後はSCARZが堅実な立ち回りでポイントを重ねる。ラウンド9ではSCARZは全員がA拠点の守りを固め、それを察知したDetonatioN GamingはB拠点に爆発物を設置するも、Panther選手がAliceWonderland選手とGenGar AX選手を下し人数有利状況へ。残されたGaliard選手がSRで一矢報いるもそれが位置を知らせる結果となりダウン、xAxSy選手のカバーも間に合わず、SCARZは約30秒を残し爆発物の解除に成功。研究され尽くした立ち回りで、ゲーム2は3-6でSCARZが勝利した。
Panther選手
ゲーム3はSCARZが得意とするARDENNES FORESTでのCAPTURE THE FLAG。開幕はDetonatioN Gamingが3枚ダウンし、Hunt選手、Leisia選手が前線を上げていく格好。旗付近で防衛を行うAliceWonderland選手をLeisia選手が撃ち取り、SCARZが速攻で1ポイントを先制。DetonatioN GamingのカウンターではGaliard選手とAliceWonderland選手が両サイドから展開するも、Hunt選手のダブルキルで双方止められてしまう。しかし、xAxSy選手が中央をカットしたことで、長く中央を守っていたGenGar AX選手が駆け上がっていく。最高のタイミングでラインを押し上げたDetonatioN Gamingが人数を掛けて1ポイントを取り戻した。前半はこのまま1-1で終了。

後半の初動はお互い無理をしない立ち回りを見せるが、単身抜け出したAliceWonderland選手が旗に近づいたタイミングでGenGar AX選手が援護するように戦闘機乗りを発動。そのままAliceWonderland選手が旗を奪い、xAxSy選手とGaliard選手が中央を抑えるなかを駆け抜けて2-1とリード。その後Hunt選手は滑空爆弾で状況をイーブンに戻すが、前半に引き続きGenGar AX選手が中央で堅い立ち回りを見せ、SCARZは前線を上げられない時間が続く。残り時間が1:40を切ったタイミングでGenGar AX選手とxAxSy選手のキルが重なりSCARZは一時的に3枚ダウン、最後に残ったPanther選手もAliceWonderland選手が下し、DetonatioN Gamingが3-1とリードを広げた。終盤DetonatioN Gamingはスコアストリークで時間を作り、残り9秒の段階で連続砲撃を自陣側に落とすことで旗に触れさせない状況を作る。SCARZは最後まで攻め切れず、ゲーム3はDetonatioN Gamingが3-1で勝利した。
左からAliceWonderland、GenGar AX、Galiard
ゲーム4はARDENNES FORESTでのHARDPOINT。第1拠点を最初に踏んだのはSCARZだったが、要所の撃ち合いに勝っていったGaliard選手が起点となりDetonatioN Gamingが拠点を制圧。しかし、SCARZは第2拠点に先回りし、Leisia選手の粘り強いディフェンスでポイントを重ね、そのまま第3拠点も固めきり24-126と大量リード。勢いのあるLeisia選手のスコアストリークによって点差は100ポイントまで開き、第4拠点もSCARZが固めていく展開に。Ponty選手もアグレッシブな立ち回りで敵の侵入経路を塞ぎ、1周目は完全にSCARZの流れとなった。2周目に入り、DetonatioN Gamingが久しぶりのポイント加算。xAxSy選手が連続キルで状況を打開し、そのままGaliard選手、GenGar AX選手が前へ前へと進んでいく強気の立ち回りを見せる。この作戦が功を奏し点差を約40ポイントまで縮めるも、リスポーンが移動してしまったことで再び状況が入れ替わってしまう。Panther選手の前線での活躍もあり、SCARZが第4拠点で200の大台に乗るかと思われたが、続く第1拠点ではGenGar AX選手、Galiard選手が中央からプッシュしSCARZの進軍を完全に足止め、そのままDetonatioN Gamingが187-180と逆転する。SCARZは逆転を許しながらも、次の第2拠点を完全に固め再び逆転、先に200ポイントに到達する。
GenGar AX選手
第3拠点で逆転を狙うDetonatioN Gamingは、前線の選手がSCARZを完全におさえ、Galiard選手の滑空爆弾も手伝って233-228と再びわずかに逆転。お互い第3拠点は途中で捨て、勝負の行方を第4拠点に託す展開となった。最終盤、DetonatioN Gamingは連続砲撃で有利状況を作るも、Leisia選手の鬼気迫る連続キルでSCARZもポイント加算を許さない。拠点内での全力の撃ち合いとなる中、試合を決めたのはGenGar AX選手の近接攻撃。250-243という僅差、一瞬時間が止まったかのようなドラマチックな幕引きで、第2試合はDetonatioN Gamingが3-1で勝利した。
終始安定した強さを見せていたDetonatioN Gaming xAxSy選手は「HARDPOINT後半の流れは理想的でした。SEARCH & DESTROYは落としてしまいましたが、CAPTURE THE FLAGは全員がバランス良くキルを取り、スコアストリークを回せたのが勝因だったと思います」と分析し、第5回への自信も覗かせた。

第3試合『CYCLOPS athlete gamingサイクロプス アスリート ゲーミング VS Libalent Vertexリバレント ヴァーテックス

ゲーム1
モード:HARDPOINT
マップ:ARDENNES FOREST

ゲーム2
モード:SEARCH & DESTROY
マップ:SAINTE MARIE DU MONT

ゲーム3
モード:CAPTURE THE FLAG
マップ:ARDENNES FOREST
左からpowapowatan、x123da、TimGUCHI、Alicization
左からE3NCOUNT、Inaba UR、sitimentyooo、Nicochaaaaaaaann
第3試合は、現在4位のCYCLOPS athlete gamingと、2位タイLibalent Vertexの一戦。CYCLOPS athlete gamingはHqBRa選手に代わってAlicization選手が参戦し、powapowatan選手がSMGからARに武器を持ち替えるという編成変更が行われている。「チームの立ち回りが完成したのはつい最近ですが、TimGUCHI選手とは以前同じチームで組んでいたので、自分の役割は分かっています」と語るAlicization選手。この2人はかつてLibalent Vertex Nicochaaaaaaaann選手とも、同じチームで戦っていた経緯がある。特にTimGUCHI選手、Nicochaaaaaaaann選手はお互いをライバルとして認め合う仲であり、試合前に注目選手としてそれぞれの名前を挙げている。Libalent Vertexは現在2位タイと躍進が続き、第3回大会では4人全員のK/D比が10位以内にランクインするなど、非常に個人技の強力なチームとなっている。Nicochaaaaaaaann選手は、「相手の戦略は関係なく、とにかく自分達の立ち回りを心掛けて、流れに乗りたいと思っています。攻め勝ちます」と自信たっぷりに語ってくれた。

ゲーム1、ARDENNES FORESTでのHARDPOINTでは初動でLibalent Vertexが第1拠点を制圧、sitimentyooo選手の粘り強いプレイでポイントを重ねていく。CYCLOPS athlete gamingは第2拠点に先回りし、拠点防衛ではx123da選手が完璧なトリプルキルを含む6連続キルで寄せつけない展開。しかしInaba UR選手、sitimentyooo選手による連続キルでLibalent Vertexは即時に打開、その後Inaba UR選手の6連続キルでリードを大きく広げる。第4拠点もLibalent Vertexがポイントを取り続け、Inaba UR選手はさらに9連続キルと大量キルを獲得。sitimentyooo選手もトリプルキルを重ね、圧倒的な撃ち合いの強さを見せ付けていく。2周目に突入したあとも、流れは完全にLibalent Vertex。第1拠点ではAlicization選手がダブルキルで詰め寄るも、E3NCOUNT選手のナイスカバーで点差は縮まらない。しかし、第3拠点は前回からエイム力の高さでチームの窮地を救ってきたTimGUCHI選手のキルが重なり、CYCLOPS athlete gamingが173-116とポイント差を縮めていく展開に。続く第4拠点を巡る攻防でもAlicization選手の裏取りとTimGUCHI選手がトリプルキルによって拠点を奪還するも、激しい撃ち合いの末、先に200の大台に乗せたのはLibalent Vertex。その後もCYCLOPS athlete gamingは攻撃の足並みが揃わず、ゲーム1は250-142でLibalent Vertexが勝利した。
Inaba UR選手
SAINTE MARIE DU MONTでのSEARCH & DESTROYは、CYCLOPS athlete gamingの攻撃でスタート。スタンダードにB拠点への攻めを展開するも、グレネードが味方に当たる、ARに持ち替えたpowapowatan選手がTimGUCHI選手を誤射するなど、アンラッキーが続き人数不利に。そのままLibalent Vertexが前へ前へと押し上げる攻撃的な防衛を見せ、1ポイントを先取。ラウンド2はCYCLOPS athlete gaming TimGUCHI選手が先にB拠点内に入り、前後ともに鉄壁の守りで1ポイントを返していく。ラウンド3はNicochaaaaaaaann選手が初動で建物内へ侵入、二階からB拠点の入り口へ掃射し側面からあっという間にCYCLOPS athlete gamingを掃討。最後はInaba UR選手が決めてLibalent Vertexが2-1とリード。ラウンド4はE3NCOUNT選手が早い段階でA拠点に爆発物を設置。Nicochaaaaaaaann選手の裏取りが刺さり、ここでもLibalent Vertexがポイントをさらに重ねていく。ラウンド5はCYCLOPS athlete gamingがB拠点を攻める動きを見せるが、わずか13秒でLibalent Vertexの投げたグレネードによりオールダウン。結局このまま流れは変わらずLibalent VertexがCYCLOPS athlete gamingを圧倒し、ゲーム2は6-1で勝利した。なお、Nicochaaaaaaaann選手はこのSEARCH & DESTROYで驚異の12キル1デス、9連続キルとなっている。
左からInaba UR、Nicochaaaaaaaann
ゲーム3はARDENNES FORESTのCAPTURE THE FLAG。初動ではCYCLOPS athlete gamingが押し上げる展開かと思われたが、Libalent Vertexはこれまでと異なり前線で戦うことを選択せず一時的にラインを下げていく。この動きを警戒したCYCLOPS athlete gamingも一旦引き気味に展開し膠着状態が続くも、sitimentyooo選手のキルを皮切りにLibalent Vertexの攻めがスタート。CYCLOPS athlete gamingはピンチとなるが、ここは落ち着いて防衛に成功。その後Alicization選手が飛び出して旗に触れ、残り数メートルまで詰め寄るも、sitimentyooo選手がpowapowatan選手、TimGUCHI選手、Alicization選手の3名を味方のNicochaaaaaaaann選手ごと撃ち抜いて防衛。そのままInaba UR選手が旗を手にしカウンターを決めることでLibalent Vertexが1点を先制した。その後もNicochaaaaaaaann選手が旗を持ったまま不利状況での撃ち合いに勝っていき2ポイント目を獲得。CYCLOPS athlete gamingはpowapowatan選手が旗を持ち駆け上がるが、Nicochaaaaaaaann選手の戦闘機乗りで阻まれてしまう。Libalent Vertexはそのままカウンター成功、3-0とリードを広げる。3分経過時点で旗が拠点外にあったため、前半は1分間の延長となるが、ここでもポイントを重ねたLibalent Vertexが4-0と大差で折り返す形となった。

後半戦、早い段階で1ポイントを返したいCYCLOPS athlete gamingはpowapowatan選手のファーストブラッドから攻め上がり、TimGUCHI選手が旗に触れるもNicochaaaaaaaann選手の滑空爆弾とE3NCOUNT選手のカバーで状況をイーブンに戻される。中央のx123da選手を起点に攻めて行くCYCLOPS athlete gamingが少しずつ有利なフォーメーションを作っていくがNicochaaaaaaaann選手の戦闘機乗りで3枚ダウン、最後に残ったx123da選手もInaba UR選手に倒されオールダウンしてしまう。待っていたとばかりに最前線に上がるsitimentyooo選手とInaba UR選手。最後はE3NCOUNT選手が決めて5-0、そしてsitimentyoo選手がディフェンスに入ったpowapowatan選手を倒して6-0とリードを広げていく。終盤、x123da選手が奪取した旗をTimGUCHI選手が持ち帰るも、自チームの旗が取られていてポイントにならず、ここで試合終了。第3試合は、Libalent Vertexが3-0とストレート勝利を収めた。
3-0という完璧な試合内容に対し、Libalent Vertex sitimentyooo選手は「(配信外試合で負けてしまった)初戦のHARDPOINTで勝利できたのがターニングポイントになりました。その後は自分たちの持ち味をうまく出せたプレイングが出来たので、まずは流れに乗れた、というのがすごく大きかったです」と笑顔で語ってくれた。
第4回の配信外を含めた6試合の結果は上記のとおり。首位DetonatioN Gaming、2位タイLibalent Vertex、Rush Gamingの3チームがいずれも勝利を重ね、6ポイントを加算している。一方、2位タイと4位SCARZのポイント差は7と開いたため、この時点でグランドファイナルに出場できる可能性があるのは上位3チームのみとなった。4ポイント差の首位と優位に立つDetonatioN Gamingだが、第5回の対戦相手はLibalent VertexとRush Gaming。結果次第では順位が入れ替わる可能性も十分に残されている。
第5回「コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦」は8月24日(金)17時から配信予定となる。また、PS Plus加入者を対象に抽選で150組・300名様の現地観戦が可能となる。激闘が続くリーグ最終戦を、その目で見届けよう。
コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦【第4回】
コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦【第5回】リマインダー設定はこちらから
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本物の戦場さながらの戦闘と仲間たちとの絆。仲間とともに過酷な戦闘をくぐり抜け戦おう。