第5回

第5回

ついに上位2チームが確定! 激戦の末グランドファイナルに進んだ2チームはーー「CoD:WWIIプロ対抗戦」第5回レポート!

日本最強チームの座を賭けて、プロ6チームが全30試合(総当たりを2周実施)にわたるリーグ戦を戦い抜く「コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦」。リーグ戦は、5ヶ月間、各月6試合ずつが行われ、成績上位2チームが東京ゲームショウ2018で行われるグランドファイナルに進出する。第4回までの結果は、23ポイントの首位DetonatioN Gamingを19ポイントで2位タイのLibalent Vertex、Rush Gamingが追いかける形となっており、第5回の結果次第では上位3チームにグランドファイナル進出の可能性が残されている。本記事は8月24日(金)に配信を実施した3試合にフォーカスを当ててお届けする。

雌雄を決する第5回、会場では大きな盛り上がりが!

MC 岸 大河氏、実況 k4sen氏、解説 鈴木ノリアキ氏の3名が登場し、配信がスタート。まずは岸氏から「同率2位となった場合は過去の直接対決の戦績で勝者が決まる」とルールの説明が行われた。また、今回は約600名が会場内で試合を観戦しており、時には会場が揺れるほどの大歓声に包まれていた。これを受け、「応援が直接プレイヤーに届くという環境なので、声援を力に変えられるかも重要」だとk4sen氏がコメントした。

第1試合『Libalent Vertexリバレント ヴァーテックス VS SunSisterサンシスター

ゲーム1
モード:HARDPOINT
マップ:SAINTE MARIE DU MONT

ゲーム2
モード:SEARCH & DESTROY
マップ:USS TEXAS

ゲーム3
モード:CAPTURE THE FLAG
マップ:LONDON DOCKS
左からE3NCOUNT、sitimentyooo、Inaba UR、Nicochaaaaaaaann
左からChip、bigfoot、Kitty、Gorou
現在2位タイのLibalent Vertexと6位SunSisterの一戦。「Libalent Vertexは全員がスタープレイヤーなので強敵ですが、チームとしてこれまでやってきたことを出し切りたいです」と落ち着いて語るのはSunSister Chip選手。対するLibalent Vertex Nicochaaaaaaaann選手も「これまでやって来たことを出せば勝てると思います」と半年間の全てをぶつける心構えを見せた。配信外試合でCYCLOPS athlete gamingに見事初勝利を飾り、流れに乗るSunSisterが一矢報いるか、Libalent Vertexが3点をもぎ取りグランドファイナルに進出を決めるのか。Libalent Vertexが3点を取った瞬間にグランドファイナル進出権を逃す状況のRush Gamingとそのファンも固唾を呑んで試合を見守っていた。

ゲーム1はSAINTE MARIE DU MONTでのHARDPOINT。sitimentyooo選手のファーストブラッドからNicochaaaaaaaann選手のキルが繋がり、第1拠点はLibalent Vertexが有利な形でスタート。序盤から大量得点が危ぶまれたが、Chip選手がダブルキルで押し返し一方的な展開を防いでいく。お互い次点のリスポーン位置を意識した立ち回りに移行する中、先立って第2拠点を押さえに行ったのはLibalent Vertex。中央を抑えるsitimentyooo選手とE3NCOUNT選手の守備的な位置取りでポイントを加算したあと、続く第3拠点もLibalent Vertexが有利なリスポーンを維持したままInaba UR選手が拠点を押さえていく。

しかし、その後はSunSisterがLibalent Vertexの3人を各個撃破し、最後に残ったNicochaaaaaaaann選手もKitty選手が捉えたことで拠点を取り返す。SunSisterは大幅なポイント加算のチャンスとなるも、ここまで12キル3デスとスコアストリークの貯まっていたsitimentyooo選手が戦闘機乗りでダブルキル。その間にE3NCOUNT選手が第4拠点を押さえに入り、激しい撃ち合いの末にLibalent Vertexが再びポイントを加算していく。

1週目が終わった時点では111-54とLibalent Vertexが優位だが、続く第1拠点は先行するChip選手の活躍によりSunSisterが先に固める形。第2拠点へ向かう過程でもChip選手の出会い頭の3連続キルが光り、bigfoot選手のキルと合わせて有利状況を作るが、ここもsitimentyooo選手の連続砲撃を用いた立ち回りで打開されてしまう。

先に200の大台に乗ったのはLibalent Vertex。追いかけるSunSisterはGorou選手が第4拠点で驚異的な粘りを見せ、ポイントを216-134まで返していく。続く第1拠点もChip選手とKitty選手が固め、Gorou選手の3連続キルもあってLibalent Vertexの攻撃を防いで行くが、sitimentyooo選手のトリプルキルで再びLibalent Vertexが拠点を取り返す。これが決定打となり、ゲーム1は250-153でLibalent Vertexが勝利した。
sitimentyooo選手
ゲーム2はUSS TEXASでのSEARCH & DESTROY。USS TEXASは長射程の映える、縦に長く中央が室内という特徴的なマップで、今大会では珍しいチョイスとなる。ラウンド1の開幕、Chip選手とのスナイパー対決をInaba UR選手が制し、SunSisterはあっという間にbigfoot選手を残して3vs1状況となってしまう。最後はNicochaaaaaaaann選手が落ち着いて決め、まずはLibalent Vertexが1ポイントを先制した。ラウンド2、ラウンド3も激しいキルの取り合いになるが、安定して撃ち勝っていったのはLibalent Vertex。しかし、ラウンド4はNicochaaaaaaaann選手のファーストブラッドをbigfoot選手がカバーし、その後Chip選手が3連続キルと活躍を見せ3-1とラウンドを返してみせた。

ラウンド5もNicochaaaaaaaann選手のファーストブラッドからスタートし、激しい撃ち合いを制したLibalent Vertexが4-1とポイントを伸ばした。ラウンド6はE3NCOUNT選手がサブマシンガンを手に前線へ上がり、sitimentyooo選手がB地点に爆発物を設置する展開となるが、Chip選手のダブルキルから爆発物解除が決まってSunSisterが4-2とポイント加算。しかし、ラウンド7はこれまで守備的だったLibalent Vertexが速攻を仕掛けたことでSunSister側は次々に撃破され、わずか25秒で5-2とポイントを重ねられてしまう。最後はE3NCOUNT選手がA地点へ設置し、前線に上がらざるを得ない状況になったSunSisterに対してsitimentyooo選手が滑空爆弾を投下。ゲーム2はLibalent Vertexが6-2で勝利した。
Inaba UR選手
ゲーム3はLONDON DOCKSでのCAPTURE THE FLAG。初動はsitimentyooo選手が中央を駆け上がり旗を奪取、そのまま持ち帰るという速攻を見せわずか45秒でLibalent Vertexが先制。その後、sitimentyooo選手の連続キルをきっかけにE3NCOUNT選手が背後から旗を奪取するが、ここはChip選手が後ろから追いかけて旗を止めていく。直後、bigfoot選手のトリプルキルからのダブルキルでSunSisterが有利状況となり、人数をかけて3方向から攻め上がることで1-1とポイントを返した。
華麗なゲームメイクを見せたbigfoot選手は続けざまに滑空爆弾でダブルキル、最終防衛ラインのNicochaaaaaaaann選手も倒して8連続キルとなりSunSisterが1-2と更にポイント獲得。このままSunSisterリードで前半は折り返しとなった。

後半は再びLibalent Vertexが速攻を仕掛け、隙を突かれたSunSisterは防衛が間に合わず、開始50秒で2-2と点差がイーブンに戻ってしまう。前半で活躍を見せたbigfoot選手が勇敢に飛び出して旗に触れるも、ここはリスポーンしたNicochaaaaaaaann選手がタイミングよくカバー。その後、sitimentyooo選手とNicochaaaaaaaann選手がそれぞれ旗に触れるもこれはSunSisterの守りに阻まれ、2−2のまま勝負は延長戦へともつれこんだ。

延長戦はまたしてもLibalent Vertexが速攻を仕掛けるが、今度はKitty選手が落ち着いて対処。続いてSunSisterに攻めのターンが訪れるも、このチャンスをものに出来ず、逆に90秒経過時点で痛恨のオールダウンの状態となってしまう。そのまま旗を持ち帰ったLibalent Vertexが3-2とリードし、SunSisterは後半で1分53秒以内に旗を持ち帰らないといけない状況となった。延長線後半、Libalent Vertexは鉄壁の守りでSunSisterを各個撃破し、Nicochaaaaaaaann選手が旗を持つ展開に。ここまでチームを牽引してきたNicochaaaaaaaann選手がマップを駆け抜けて試合を決めた。ゲーム3は4-2でLibalent Vertexが勝利した。
Nicochaaaaaaaann選手
グランドファイナル進出を決めたLibalent VertexリーダーNicochaaaaaaaann選手は「勝てばグランドファイナルに行ける!という状況をチーム全体で強く意識していたので、全員がいつもよりオーバーテンション気味でした。いつも通り楽しみながらプレイ出来たのが勝因だと思います」と満面の笑顔で語ってくれた。

第2試合『CYCLOPS athlete gamingサイクロプス アスリート ゲーミング VS SCARZスカーズ

ゲーム1
モード:HARDPOINT
マップ:LONDON DOCKS

ゲーム2
モード:SEARCH & DESTROY
マップ:LONDON DOCKS

ゲーム3
モード:CAPTURE THE FLAG
マップ:LONDON DOCKS

ゲーム4
モード:HARDPOINT
マップ:ARDENNES FOREST

ゲーム5
モード:SEARCH & DESTROY
マップ:SAINTE MARIE DU MONT
左からHqBRa、TimGUCHI、x123da、Alicization
左からHunt、Panther、Ponty、Leisia
4位SCARZと5位CYCLOPS athlete gamingの一戦は、互いに意地のぶつかり合いとなった。試合前、CYCLOPS athlete gaming HqBRa選手は「グランドファイナル進出の望みは消えましたが、最後まで少しでも白星を増やして行きたいです。SCARZと戦うのは第1回以来で、あれからメンバー入れ替えもしているので、展開は全く予想が出来ないです。だからこそ、正直楽しみなところもあります」と語っている。また、SCARZ Hunt選手も「第5回ということで僕達もかなり仕上がっています。最後の最後、絶対に負けたくないと思っています」と心境を語ってくれた。

ゲーム1はLONDON DOCKSでのHARDPOINT。Panther選手の3連続キルを皮切りに第1拠点に足を踏み入れたSCARZがまずは先制。対するCYCLOPS athlete gamingは第2拠点を強く意識した立ち回りで、拠点内のHqBRa選手を起点に全員が1キルずつ重ねることで第2拠点を盤石に固めることに成功。その後、x123da選手が4連続キルで時間を作り、その流れで第3拠点も先にCYCLOPS athlete gamingが固め、周辺は激しい交戦状態となり、点差イーブンで第4拠点へと流れ込む。

点差イーブンで迎えた第4拠点はHqBRa選手が先行してポイントを加算。SCARZの攻めをTimGUCHI選手が華麗に捌いていくことで点差を89-47まで引き離した。第5拠点は先にHunt選手が押さえ、Ponty選手がCYCLOPS athlete gamingの進行を上手く止めるよう立ち回る。TimGUCHI選手がダブルキルで反撃に出るも、常にSCARZの枚数が多い状況が続き、89-96と再びSCARZが逆転した。

2周目の第1拠点では再びSCARZが先に拠点に足を踏み入れるも、x123da選手とTimGUCHI選手による打開によって111-104とまたしても逆転。第2拠点もこのままCYCLOPS athlete gamingの優位で進むかと思いきや、サイドから鋭く差し込んだPonty選手によって守りが崩される。駆け上がるLeisia選手とともに上手く前線を築いたSCARZが112-151と点差を返していくシーソーゲーム状態。第3拠点はHqBRa選手が先に押さえに入るが、ここはHunt選手の粘り強い拠点内での立ち回りによってSCARZが115-211とポイントを重ねる。CYCLOPS athlete gamingは強引に拠点に乗ることで細やかに点数を重ねていくも、チームワークの光るSCARZの守備を切り崩すことは出来ず、ゲーム1は164-250でSCARZが勝利した。
Panther選手
ゲーム2、LONDON DOCKSでのSEARCH & DESTROYはCYCLOPS athlete gamingの攻撃からスタート。x123da選手が開始18秒の時点でA地点に設置し、そのままTimGUCHI選手が流れるように4キル、エース獲得でCYCLOPS athlete gamingが1-0と先制。しかし、ラウンド2はそのお返しと言わんばかりにPonty選手がトリプルキルで1-1と返した。

ラウンド3はx123da選手がファーストブラッドからラウンド1と同様にA地点への爆発物を設置、その間にSCARZをオールダウンさせ2-1とし、続くラウンド4でもx123da選手が3連続キルを見せ3-1とリードを広げた。しかし、ラウンド5はHunt選手の裏取りに動揺してかAlicization選手が海に落ちるというミスがあり、最後はLeisia選手の活躍によってSCARZが3-2と点差を詰めていく。ラウンド6、ラウンド7ではSCARZがCYCLOPS athlete gamingの攻撃を完全に読み切り、3-4と逆転した。

ラウンド8、流れに乗るHunt選手が速攻でA地点に爆発物を設置するが、ここはx123da選手の裏取りからのダブルキル、続けざまの解除と綺麗に決まってCYCLOPS athlete gamingが4-4とイーブンに戻す。その後のラウンド9もTimGUCHI選手のA地点設置から防衛が成功し5-4とCYCLOPS athlete gamingが先にリーチを掛けた形となったが、ここからは一転してSCARZのターン。ラウンド10はHunt選手の滑空爆弾によるダブルキルが決め手となり、ファイナルラウンドもHunt選手が戦闘機乗りでダブルキルと大活躍。最後はPonty選手が落ち着いて決め、一進一退のゲーム2は5-6でSCARZが勝利した。

ゲーム3、LONDON DOCKSのCAPTURE THE FLAGはx123da選手のファーストブラッドを皮切りにCYCLOPS athlete gamingが攻め上がり、各個撃破でSCARZを4枚ダウンさせるという最高の初動を見せた。そのままTimGUCHI選手が旗を持ち帰り1-0と先制し、続くSCARZの攻めも全員で危なげなくかわしていく。その後もHunt選手が懸命な守りを見せるも、Alicization選手、HqBRa選手によって2度旗を持ち帰られて3-0と厳しい展開に。SCARZは旗に触れることができず前半は終了。

後半も立ち上がりにCYCLOPS athlete gamingのキルが重なり、x123da選手が旗を持ち帰ることで4-0とリードを大きく拡げる。その後、うまくサイドをすり抜けたx123da選手が再度旗に触れるも、ここはPonty選手がカバー。一方のSCARZ、前線ではLeisia選手が旗に触れ、Hunt選手と共に持ち帰る動きを取るが、ここはリスポーンしていたx123da選手に阻まれてしまう。人数有利を作れないSCARZは残り時間を考慮し、Hunt選手が中央を抑える中、Ponty選手が旗を奪取、HqBRa選手の連続砲撃で燃え上がる自軍側に決死のダイブをし4-1と辛くも1ポイントを獲得。その直後、Hunt選手とPonty選手のキルが重なってCYCLOPS athlete gamingは4枚ダウン。残り時間が短い中でLeisia選手が旗を持ち帰り、SCARZが4-2と詰め寄った。
しかし、既に守るだけでいいという状況のCYCLOPS athlete gamingは空間を広く使って防御を固め、最後は終始好調だったx123da選手のキルで終了。ゲーム3は4-2でCYCLOPS athlete gamingが勝利した。
TimGUCHI選手
ゲーム4はARDENNES FORESTでのHARDPOINT。TimGUCHI選手のファーストブラッドからAlicization選手のダブルキル、その後もHqBRa選手、x123da選手とCYCLOPS athlete gamingは連続でキルが繋がり、人数不利を押し付けられたSCARZは第1拠点を諦めて早々に第2拠点への動きを見せる。第2拠点はこのままSCARZがキープし、37-46と一時ポイントを逆転するが、続く第3拠点のリスポーン管理のためにHunt選手が守っていたL字にx123da選手がジャンプで強襲、再びCYCLOPS athlete gamingが第3拠点でポイントを重ねていく。バンカー内での激しい撃ち合いもCYCLOPS athlete gamingが制し、2周目に入ってもSCARZは今一歩攻めきれない状況が続く。

2周目の第1拠点、第2拠点はSCARZはほとんどポイントを獲得することができず、逆にここまでスコアストリークを温存してきたTimGUCHI選手による滑空爆弾、戦闘機乗り、連続砲撃でCYCLOPS athlete gamingが早くも200の大台に乗る展開に。その後の第4拠点ではSCARZのPanther選手が拠点に乗りポイントを85まで伸ばすも、CYCLOPS athlete gamingは4人全員が中央から攻め込み、スコアストリークも潤沢に使ってSCARZを一掃。ゲーム4は250-85でCYCLOPS athlete gamingが勝利した。
HqBRa選手
勝負の行方はゲーム5、SAINTE MARIE DU MONTでのSEARCH & DESTROYに託されたが、ラウンド1は防衛側のx123da選手、TimGUCHI選手のダブルキルによってわずか26秒でCYCLOPS athlete gamingが1-0と先制。ラウンド2はAlicization選手の相手の位置取りを確認しようとする動きが冴え、またもSCARZは全員が落とされ2-0となる。しかし、ラウンド3はPanther選手のファーストブラッドからLeisia選手がB地点に設置し、最後はAlicization選手とHunt選手の1vs1となるも勝利したのはHunt選手、SCARZが2-1と一歩詰め寄った。

ラウンド4はLeisia選手が4連続キルでエースを獲得。流れに乗るかに見えたSCARZだが、続くラウンド5はx123da選手の絶妙な位置取りが刺さり、CYCLOPS athlete gamingが3-2と再び一歩前に出る。ラウンド6、CYCLOPS athlete gamingは二手に分かれて進軍するもPonty選手のスナイパーに阻まれ設置が出来ない状況となり、SCARZが3-3と再び同点とした。ラウンド7はTimGUCHI選手のダブルキルからAlicization選手が続き、CYCLOPS athlete gamingが速攻を成功させ4-3とリードするも、ラウンド8はAlicization選手の設置した爆発物をHunt選手が解除しまたも4-4に戻していく。

両者は5-5のままファイナルラウンドにもつれこんだが、ファイナルラウンドではHunt選手のファーストブラッドに続いてLeisia選手がTimGUCHI選手を下し、いきなり4vs2の状況に。Alicization選手がHunt選手、Ponty選手を倒すもLeisia選手がカバーに入り、最後はHqBRa選手がB地点に爆発物を設置する賭けに出るも、ここもLeisia選手が落ち着いて止めていく。最後の最後まで分からなかったゲーム5は5-6でSCARZが勝利。第2試合は、2-3でSCARZが勝利した。
左からPonty、Leisia、Hunt、Panther
フルセットまでもつれ込んだ長期戦を制したSCARZ リーダーHunt選手は「最後の最後まで折れなかったのが勝因だったと思います。チーム内の報告も、とにかくポジティブにしようと心掛けていました」と勝利についてコメント。また、グランドファイナルに向かう2チームに対しては「勝敗より、とにかく全力でぶつかってほしいです」と熱くエールを送った。

第3試合『DetonatioN Gamingデトネーション ゲーミング VS Rush Gamingラッシュ ゲーミング

ゲーム1
モード:HARDPOINT
マップ:LONDON DOCKS

ゲーム2
モード:SEARCH & DESTROY
マップ:VALKYRIE

ゲーム3
モード:CAPTURE THE FLAG
マップ:FLAK TOWER

ゲーム4
モード:HARDPOINT
マップ:VALKYRIE
左からxAxSy、GaIiard、GenGar AX、AIiceWonderIand
左からLuke、WinRed、GP、GreedZz
第3試合は、現在1位のDetonatioN Gaming VS 2位タイのRush Gamingが対決。Libalent Vertexが先にグランドファイナル進出を決めた状況ではあるものの、この2チームの激突は前回から”今大会最注目の一戦”と称されていた。メンバーチェンジを行った新生Rush Gaming GreedZz選手は「メンバーが入れ替わってから1ヶ月経っていないですが、今まで以上に濃い内容の練習を積んできました。細かく精密な連携が出来ていると思います」とチームの状況を語っている。相対するDetonatioN Gaming AIiceWonderIand選手は「挑戦者マインドを忘れず、試合に臨みたいです。相手が誰であろうと負けないように調整しています」と語り、確かな自信を覗かせていた。

ゲーム1、LONDON DOCKSでのHARDPOINTはGenGar AX選手のファーストブラッドからスタート。WinRed選手、Luke選手、GP選手が連続で倒され、そのままAIiceWonderIand選手がポイントを重ねていくが、新メンバーLuke選手の拠点内の活躍によって第1拠点は16-19とポイントはほぼイーブンとなる。しかし、続く第2拠点への移動中、AIiceWonderIand選手のトリプルキルによって形勢が一気に逆転。AIiceWonderIand選手はそのままキルを重ね、5連続キルと常人離れした活躍を見せた。しかし、その後GreedZz選手のダブルキルによって第2拠点はRush Gaming側のポイントとなり、41-41と同ポイントで試合が展開していく。第3拠点を先に固めたDetonatioN Gamingだが、港側からの奇襲を仕掛けたGP選手の3連続キルで再び拮抗状態に。しかし、第3拠点から第4拠点へ続く立ち回りでxAxSy選手が魅せた6連続キルによって、DetonatioN Gamingは第5拠点までに123-64と大きなリードを奪っていく。

2周目の第1拠点はLuke選手とGP選手のキルが重なりRush Gamingがわずかにポイントを重ねる展開だったが、直後xAxSy選手の戦闘機乗り強襲。そのまま4枚ダウンしたRush Gamingは再び不利状況を背負う形となる。第2拠点はxAxSy選手、WinRed選手を中心に激しい撃ち合いとなるが、ここを制したのもDetonatioN Gaming。しかし、Rush Gamingは人数を掛けて第3拠点を押さえに回ることで、一時は100ポイント差あった状況を176-99と詰めていく。

試合が動いたのは第4拠点。GreedZz選手の巧みな位置取りでRush Gamingがリスポーン有利となり、ここで191-160まで一気にポイントを加算。続く第5拠点でも守りのGreedZz選手、攻めのWinRed選手と連携が噛み合い、ついに逆転し200の大台を突破した。DetonatioN Gamingは前半と変わらず、戦闘中の拠点を見切って次へ次へと早めに展開するスタイルを取るが、3周目第2拠点もGreedZz選手の滑空爆弾によってRush Gamingがポイント加算を先行する。GreedZz選手はその後も連続砲撃を中央に展開し、DetonatioN Gamingを全く拠点に寄せ付けない。そのまま250ポイントに到達し、ゲーム1は219-250でRush Gamingが逆転勝利した。
GreedZz選手
ゲーム2、VALKYRIEでのSEARCH & DESTROYはRush Gamingの攻撃でスタート。お互い非常に慎重な立ち上がりで、開幕60秒時点では双方が全員生き残る展開。しかし、その後はWinRed選手のファーストブラッド後、Luke選手がAIiceWonderIand選手をスナイパーで撃ち抜いたことによってGreedZz選手がB地点へ到達、そのまま流れるように爆発物を設置してRush Gamingが1ポイントを先制した。ラウンド2では初動でAIiceWonderIand選手がGP選手を落とすもWinRed選手がダブルキル、最後はGaIiard選手とGreedZz選手の一騎打ちとなったがここはGaIiard選手が勝利を収め、1-1とイーブンに戻した。ラウンド3はLuke選手のファーストブラッドからGP選手と続き、最後に残ったxAxSy選手もWinRed選手が仕留めRush Gamingが1-2とリード。ラウンド4もお互い非常に慎重な初動となるが、今回は残り49秒時点でxAxSy選手がA地点設置を行うという勝負に出る。これをきっかけにRush Gamingは各個撃破され、ゲームは振り出しに戻った。

ラウンド5、Rush Gamingは全員でB地点に攻め上がるというこれまでと違った攻めを見せ、DetonatioN Gamingはこれに対応できず2-3と再びRush Gamingが一歩リード。ラウンド6はxAxSy選手の活躍によってDetonatioN Gamingが、ラウンド7はWinRed選手の連続キルによってRush Gamingが、ラウンド8はスナイパーを持ったAIiceWonderIand選手の粘り強い立ち回りでDetonatioN Gamingがポイントを加算し、4-4とお互い譲らない展開に。ラウンド9はRush Gamingの新メンバー2名が活躍。3vs2と人数不利状況ながらGP選手がB地点に爆発物設置を行い、直後Luke選手がダブルキル、そのまま十分に時間を使って守りきり4-5となる。しかしラウンド10はxAxSy選手が速攻でA地点に爆発物を仕掛け、設置地点付近で守りを固める作戦を取る。時間的余裕のない中でRush Gamingは次々と倒され、5-5の同点でファイナルラウンドを迎えることとなった。

ファイナルラウンドは初動でGP選手がダブルキル。2vs4とRush Gamingが数的有利を得て、GreedZz選手がA地点に爆発物を設置した。しかし、そこをGaIiard選手に捉えられ、GenGar AX選手がGP選手をキルしたことで2vs1と一気に形勢が逆転。最後に残ったWinRed選手は裏を取るもGaIiard選手が撃ち勝ち、ゲーム2はDetonatioN Gamingが勝利した。
xAxSy選手
ゲーム3はFLAK TOWERでのCAPTURE THE FLAG。近距離の撃ち合いになることの多いFLAK TOWERだが、序盤はお互い隙を見せない堅実な立ち上がりとなる。中央の押し合いが長く続く中、最初に旗に触れたのはGenGar AX選手。Luke選手と一騎打ちとなるが、GenGar AX選手が撃ち勝ち、DetonatioN Gamingが1ポイントを先制。

その後は前線のWinRed選手、AIiceWonderIand選手がそれぞれ旗を持つ展開に。中央を支配するDetonatioN Gamingが有利で進行するも、GP選手が水際で防衛に成功。さらにLuke選手が巧みな位置取りで旗持ちのAIiceWonderIand選手を倒し、そのままWinRed選手が旗を押し込んだことでRush Gamingが1-1と戻した。その勢いのままLuke選手が旗を奪取し、前半はRush Gamingが1-2とリード。

後半もRush Gamingは引き気味に戦い、一瞬の隙を狙うという作戦を徹底。DetonatioN Gamingのデスが重なった瞬間GP選手が前線に上がり、攻めの姿勢に転じる展開を見せる。この窮地を救ったのはGaIiard選手。5連続キルを見せ、再び状況をフラットに戻した。ゲームが動いたのは残り時間2分20秒の段階。Rush Gamingは一時的に4枚ダウンし、先ほどチームの窮地を救ったGaIiard選手がトリプルキルと攻撃面でも活躍、GenGar AX選手と共に旗を運び2-2とした。しかし直後、GP選手が旗に触れ、そのままAIiceWonderIand選手を撃破し自軍へと旗を持ち帰ることで再び2-3とRush Gamingがリードする。残り20秒時点、AIiceWonderIand選手のトリプルキルによってDetonatioN Gamingは最後の攻撃のターンを手にするが、ここはGP選手がダブルキルで防衛成功。ゲーム3はRush Gamingが2-3で勝利した。
左からLuke、GP
ゲーム4はVALKYRIEでのHARDPOINT。第1拠点、第2拠点はGenGar AX選手、AIiceWonderIand選手の活躍によってDetonatioN Gamingが有利でゲームが進行する。拠点内で粘るGenGar AX選手をWinRed選手が下すことで一時的にRush Gamingがポイントを重ねるも、続く第3拠点も既にDetonatioN Gamingが高めの守備位置で押さえており、Rush Gamingは97-47と50点のビハインドとなる。しかし、第4拠点ではGreedZz選手とGP選手のダブルキルによって97-100と逆転。その後も、一進一退の攻防が続く。
2周目の第1拠点はDetonatioN Gamingが先に固めており、ポイントリードを奪う。続く第2拠点もGaIiard選手、xAxSy選手のキルが重なり、一気に200の大台に乗る展開。第3拠点ではGreedZz選手が拠点内に身を置き、Luke選手とのツーマンセルでポイントを進めるが、xAxSy選手の連続キルに打開され、思うように点差を縮めることが出来ない。この局面でGP選手が第4拠点に先立って向かい、Rush Gamingは総力を掛けてこの拠点を守り切る。

第5拠点、xAxSy選手は拠点の移動に合わせて滑空爆弾を放つがヒットせず、Rush Gamingは広く展開して守備を固めるフォーメーションに。最後までギリギリの攻防が続いたが、勝負を決めたのはチーム結成当初からともに戦ってきたGreedZz選手とWinRed選手のコンビ。ラスト3点をふたりで獲得、ゲーム4は236-250でRush Gamingが勝利した。第3試合は、1-3でグランドファイナル進出を確定させているDetonatioN GamingをRush Gamingが破るという、劇的な展開で幕を閉じた。
試合後、Rush Gaming リーダーのGreedZz選手は「今回は楽しむこと、冷静でいること、チームで助け合うこと、この3つを念頭に置いて試合に臨みました。残念ながらグランドファイナルへの進出は出来ませんでしたが、プロとして”このゲームは楽しいんだ”と思わせるような試合が最後に出来たと思います」と語ってくれた。
第5回の配信外を含めた6試合の結果は上記のとおり。東京ゲームショウ2018で行われるグランドファイナルに進出するのは、1位DetonatioN Gaming、2位Libalent Vertexの2チームとなった。ランキングボードは、以下のとおりとなっている。
また、第5回のMVPにはSCARZリーダーHunt選手が選ばれた。5ゲームを戦い抜いたHunt選手はK/D比1.39と活躍、特にSEARCH & DESTROYにおいては設置&解除ともに高成績を残している。
「コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦」グランドファイナルは9月22日(土曜日)、幕張メッセで行われる東京ゲームショウ2018にて実施される。苛烈を極めたプロ対抗戦。全力で戦い抜いた上位2チームによる熱い戦いを期待したい。
コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦【第5回】
【グランドファイナル】CoD:WWIIプロ対抗戦 in 東京ゲームショウ2018のリマインダー設定はこちらから
『コール オブ デューティ ワールドウォーII』を始めよう!

本物の戦場さながらの戦闘と仲間たちとの絆。仲間とともに過酷な戦闘をくぐり抜け戦おう。