1996年、迫り来るクリーチャーの恐怖と戦いながら、閉ざされた洋館からの脱出を目指すサバイバルホラー『BIOHAZARD(バイオハザード)』が発売された。2002年には、その第一作目を原作者自らが再構成した『biohazard』が登場。そして2015年。「シリーズ史上、もっとも恐ろしい」と謳われたその『biohazard』が、『biohazard HD REMASTER(バイオハザード HDリマスター)』となり、満を持してPS4™で登場する。
原作の“圧倒的な恐怖”はそのままに、グラフィックとサウンドの向上によって、さらに精細かつ臨場感を増した本作。インターフェースも、現代のプレイ環境に合わせて最適化がなされている。リアルタイムで原作に親しんだプレイヤーはもちろん、初めて触れるプレイヤーも、シリーズ史上“最恐”の体験を味わえるはずだ。
▲主人公はクリス(左)とジル(右)から選択でき、場面によっては選んだキャラクター固有のストーリーが展開する。後に対バイオテロ専門家となる彼らだが、本作の序盤ではまだ生物兵器の存在すら知らない。
最新の高解像度化技術と動きのある設置物の3Dモデル化により、キャラクターや背景の画質が大幅に向上している。1つ1つの部品を分解し、磨き、そしてまた丹念に組み上げるといった作業により、単純に美しさを追求しただけの画面作りではなく、実在感のある重厚なグラフィックを実現している。
他にも、原作当時では採用が難しかった光の表現に関するポストエフェクト処理を盛り込み、原作の空気感をブラッシュアップしている。
本作はワイド画面(16:9)表示に対応しており、プレイアブル時はもちろんのこと、CGムービーやカットインもワイド画面で楽しめる。なお画面比率は、プレイ中に原作と同じ比率(4:3)へいつでも変更できる。
音声は映像同様にリマスタリングのうえ、サンプリングレートをアップして収録。厚みの増した音声で、より深い臨場感と没入感を味わうことができる。もちろん、5.1chサラウンドでの出力にも対応している。
本作では原作の操作以外に、アナログスティックを倒した方向へキャラクターが直接移動するアレンジ操作も追加されている。操作方法は、プレイ中にリアルタイムで変更することができる。
本作は、過去の『バイオハザード』シリーズの特典として制作された、“ウェスカーズリポート I&II”を特別収録している。“ウェスカーズリポート I”は、15分以上におよぶ特別映像を完全再編集&リマスタリングしたもので、ゲーム本編では描かれなかった『バイオハザード』シリーズの舞台裏を知ることができる。“ウェスカーズリポート II”は、洋館事件にまつわる深い闇がウェスカーの日誌形式で語られる、テキスト形式のコンテンツだ。
発売元 | (株)カプコン |
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ジャンル | サバイバルホラー |
CERO(対象年齢) |
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プレイヤー | 1人 |
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