アクションRPGの金字塔『Demon's Souls(デモンズソウル)』を生み出したタッグ、SCE JAPANスタジオとフロム・ソフトウェアが再び手を組み贈る『Bloodborne(ブラッドボーン)』。PS4の誇る高いマシンパワーによって表現された重厚なダークファンタジーワールドを背景に、“革新”と“新たな死闘感”を描き出す。
プレイヤーを待ち受けるのは、未知なる探索による高揚と、強大な難敵や異形の怪物との死闘の数々。トライ&エラーを繰り返す戦いの果て、自らの純粋な“成長”や難局の打開策に気付いた時、他では味わえない圧倒的な達成感を得られるはずだ。
タイトルの発表以降、国内だけでなく世界中のゲームファンやクリエイターからの注目を集める本作。世界が期待する本作の手応えを、自らの手で確かめよう。
舞台は、病と血、そして死の臭いにに満ちた古都・ヤーナム。煙突やガス灯といったゴシック調のモチーフがどこか懐かしいその街は、異様な静けさに包まれている。
古くからこの街には、奇妙な風土病“獣の病”が蔓延していた。人としての理性を失い、その名の通り獣憑きとなった“病み人”を、プレイヤーは闇深き“狩人(ハンター)”の1人となって狩ることになる。
本作は、戦術性とアクション性の両面からアプローチしているバトルが魅力。後述の“リゲイン”システムによる、攻めと守りの絶妙な駆け引きが醍醐味だ。組み立てた戦術というパズルのピースがカチリとはまり、敵を葬った時、至高の達成感がプレイヤーに訪れる。
また圧倒的な強さを誇る敵に行く手を塞がれたとしても、武器の強化やカスタマイズを駆使すれば打破することができるはずだ。自分好みの一振りを作り上げ、強敵に挑もう。
敵の攻撃によりダメージを受けた場合、一定時間内にカウンター攻撃を決めることができれば、体力が回復するシステム“リゲイン”。本作では、積極的な攻めの姿勢こそが最大の防御となる。
回避するか、それともその一歩を踏み出し斬り込むのか、とっさの判断が戦局を左右する。
攻撃は、銃と仕掛け武器の2つを切り替えて行う。中でも狩人特有の仕掛け武器は豊富な種類が用意されており、その選択によって多彩なプレイスタイルを可能にする。仕掛け武器は変形によって特徴が大きく変化するので、状況に合わせて使い分けよう。下記では、その一部を紹介する。
水銀の銃弾を発射する標準的な銃で、素早い射撃による迎撃を得意とする。この他にも、当てやすく威力の高い散弾銃など複数の銃が存在。仕掛け武器とともに、好みに合わせて選択しよう。
変形前は獣の皮肉を裂くノコギリとして、変形後は遠心力を利用する長柄の鉈(ナタ)としてそれぞれ機能する。特にノコギリは、狩人を象徴する武器の1つでもある。
重く巨大な石の鈍器の鞘に、扱いやすい銀の剣を収めた、極端な二面性を持つ武器。医療教会に属する狩人が用いたという。
硬質の杖は、仕掛けを起動することで刃の鞭になる。獣を鞭打つという様式美と、中距離から敵を切り刻む爽快感を兼ね備えた武器だ。
もちろん、『デモンズソウル』で好評を博したオンラインでのマルチプレイも搭載。1人では難しい局面に遭遇したら、他の狩人たちに協力を求めるのも1つの手だ。
またフィールドでは、小さな亡霊のような姿をした者たちと出会うことがある。この亡霊は、プレイヤーの分身として他のプレイヤーに意志を伝える“使者”としての役割りを担っている。ネットワークを介して託された誰かのメッセージが、あるいは“使者”にあなたが託したメッセージが、攻略のヒントになるかもしれない。
さらなる高みを目指すプレイヤーへの贈り物として、“聖杯ダンジョン”を用意。ヤーナムの地下には遺跡が幾層にもわたって横たわっており、それは見る者によって姿を変えるという。この聖杯ダンジョンは儀式によって生成され、その都度構造が変化する。一度生成したダンジョンは一定数ストックすることができるので、繰り返し挑戦可能だ。
また聖杯ダンジョンの最大の特徴は、他プレイヤーとの“共有”にある。生成したダンジョンにフレンドを呼び込んで一緒に探索できるのはもちろん、世界中にシェアすることによって、不特定多数のプレイヤーが同じ構造のダンジョンに挑戦できる。情報を共有し、ともに攻略の糸口を見つけ出そう。
▲ダンジョンには貴重なアイテムが存在する場合もあるが、ここでしか出会わない強敵や危険な罠など、相応のリスクを伴う。
<内容物>
・ゲームソフト
・スペシャルアートブック
・ミニサウンドトラック
※メインテーマを含む3曲がダウンロードできるプロダクトコードを封入
発売元 | (株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
---|---|
ジャンル | アクションRPG |
CERO(対象年齢) |
|
プレイヤー | 1人(オンライン:1〜5人) |
©2015 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by FromSoftware, Inc.